ウマ娘 ワールドダービーDLCカサマツ編 東海ダービーレギュレーション   作:ウママママ

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N49-エゴ

 夏合宿7日目。

 おおよそ8クールある内の1クールが終わりかけ、身も心も削ぎ落され早くも佳境に入った頃。

 ほとんど短期休暇のような扱いだったようのものだが、実際は睡眠時間を削りに削りまくって過ごした別行動期間もラスト1日を迎え、最後は何をするか。

 

 まだ1クール目、かつ何も動いていない。その中で1日全てを休息に充てるというのは、全てのトレセン関係者に対しての冒涜でもあるだろう。

 別に冒涜でない可能性もあるが、1日でも多く中央に関わりたい。ただし、本当に最低限レベルの学びは6日で学び終えたため、後は2クール目以降で誤差を調整すればどうにかなる。

 

 暇だが、暇ではない。

 その暇を埋めるために、海堂はとある場所へと向かい、その部屋へと続くドアを開ける。

 

「久しぶりだね、海堂くん」

 

 ピン、と。

 来客の姿を確認出来て喜んでいるのか、三日月を象徴した白髪を揺らしながら、耳を立てて1人のウマ娘が反応する。

 

「どの口で"久しぶり"だって言ってるんだい? ほぼ毎日連絡を取ってたでしょ」

「……それでも音信不通になるよりかはいいだろう」

「心配し過ぎ。……まあ、はるばる中央に来たのに直接挨拶もしないってのもね。それは謝る」

「その程度で険悪になる仲でもないだろう?」

「それはそうだけど」

 

 【皇帝】シンボリルドルフ。

 ────そう言えば、わざわざこっちに来たのにまだ挨拶すらしてなかったな。

 今回訪れた理由は、本当にその程度。相手が中央の最高権力者であると考えるとアポ取りの理由が異常であるが、それでも非常に仲がよろしいのもあって気にしない。寧ろ、向こうから日程を合わせてきたまである。

 

 たかが1トレーナーでしかなかった海堂と、中央の最高権力者であるシンボリルドルフが出会ったのも、かれこれもう半年前となる。

 その出会いを半年前と感じさせず、既に長年の付き合いであるように感じさせるのも、彼ら同士が同じ志を抱くからか。

 

 全てのウマ娘が幸福になるように願う、シンボリルドルフの志。

 全てのウマ娘の夢が成就するよう奮闘する、海堂真の行動原理。

 

 噛み合ったどころか、噛み合い過ぎている。更に言えば、共鳴する志を持った彼らの年齢差は精々2つか3つ。

 これだけ好条件がそろっていれば、身分差は関係ない。そう言わんばかりにチャットツールを用いて近況報告を行い、お互いの理想を語り合っていたのだが。

 

 ――――付き合いたてのカップルかよ。

 断じてそうではない。そうではないが、互いに溺愛しているカップルに見えなくもない。

 その関係を揶揄うような笑い声が聞こえれば、両者共にその声が聞こえた方向へと顔を向ける。

 

「んもう、ルドルフったら。随分と入れ込んでるのね、そのコに」

「む……決してそのような関係ではないさ、マルゼンスキー。そうだろう? 海堂くん」

「2歳3歳程度しか変わらないのは事実として、中央に籍を置いてるのも事実。学生には手を出さないよ」

「あら、なら卒業したら手を出すカモ……って事? やったじゃない、ルドルフ」

「そうじゃな……いや、否定するのも疲れる」

 

 学生には手を出さない。これは事実として、問題は卒業したウマ娘に手を出すかどうか。

 これはまぁ、滅多に出さない。確率として1%前後で、ほぼ有り得ないレベルの話。

 日陰に徹する者の宿命・信念が働いて、光り輝く世界にいるウマ娘を恋愛対象として見れない。それは一種のオタクのような思考だが、3年間共に走り抜き、かつ関係がかなり良好――――具体的に言えば最初の担当、リトルプロキオンが築いたような関係を再現して卒業すれば、可能性として有り得る。

 

 逆に言えば、それ以外は有り得ない。

 一般的にヒトミミと呼ばれる種族の方が可能性としては何十倍も高く、奈瀬文乃のように視座・感性・年齢が近いような人物がいれば――――というのは置いておいて。

 

 それより何億倍も重要なのは、この場に″あの″マルゼンスキーがいる事。

 中央に疎い海堂でも知っている数少ないウマ娘の1人でもあり、同時にシンボリルドルフの右腕というポジションを保持している、本来なら雲の上の存在であるウマ娘。

 7日目――――別行動期間の最終日にシンボリルドルフと会う約束はしていたが、そもそも顔見知りではなかったのもあって、マルゼンスキーと会う約束は結んでいなかった。

 別にいても構わないのだが、おそらくマルゼンスキーが希望して来たのだろう、と。その考えに至るのは容易かった。

 

「ごめんなさいね、2人で会う予定だったのに。あのルドルフが"素晴らしいトレーナーがいた"って言うものだから、気になっちゃって」

「君の話はサクラチヨノオーからある程度聞いている。……あの娘に自身の姿を重ね合わせた、というのも」

 

 "日本ダービーの夢は、マルゼンスキーさんから貰ったようなもの"。

 たった一言。サクラチヨノオーが呟いたその言葉。

 サクラチヨノオーの生い立ちを知らなくとも共感してしまう、過去に自分も受けたことがある夢の継承。

 

 ―――――それが私の今の夢です。

 自らの手で夢を壊した担当に、最後の夢を託された。

 君の夢を壊したと言うのに、もし新たな夢を壊してしまったら――――その考えは、ひと時も手放したことはない。

 

 きっと、サクラチヨノオーも同じだったのだろう。

 偉大なる先輩から夢を託された重圧は、トレーナーのソレとは確実に違う。それは、トレーナーはレースを外側から見るから、とかではない。

 

 夢が朽ち果ててしまった場合、自分が無力だったと知ってしまうから。

 夢に手が届かなかった場合、またその夢を誰かに託すことはできないから。

 

(……だから、か)

 

 リトルプロキオンと姿が重なり、担当トレーナーでもないのに気を配ってしまいそうになる。

 関われる余裕はない。余裕は無いが、見過ごしてはおけない。

 なんともまあ、不思議なものだと。後方彼氏面ではないが、似た者同士なのかもしれない。マルゼンスキーとの間に結ばれた妙な絆を覚え、少し笑う。

 

「……それと、まあ」

 

 空気を割るように"重ね合わせた"ことを出せば、体の向きを変えてマルゼンスキーに向き合い、祝福の言葉を口に出す。

 

「"おめでとう"。この言葉が正しいのかはわからないし、部外者の俺が言うべきなのかと憚ろうとしたけど」

「良いのよ、そんなに遠慮しなくて。祝福の気持ちを受け取って嫌な人なんていないんだから。……こういう所はルドルフに似てないのね」

「まあ、なんだ。いる事自体は全然気にしなくていい。ルドルフと関わっていればいつかは会うだろうと思っていたから、それが今になったってだけだしな。よろしく、マルゼンスキー。……いや、マルゼンの方が良い?」

「あら、マルちゃんでいいわよ?」

「……よろぴ。マルちゃん」

「ふふ、よろぴ。イケイケバッチグーね」

 

 ――――イケイケバッチグーってなんだよ。

 そんな宇宙猫のような顔を脳内で広げる海堂を正気に戻し、シンボリルドルフが新たに背もたれのある椅子を引っ張り出す。

 

「とりあえず座ってくれ。話はよくしているとは言え、君の近況報告自体はあまり聞けていないからね」

「わかったよ。俺もここ1週間は忙しかったし、話さなくちゃならない事で沢山だし。……それでも心配性だなとは思うけれども」

「……いいだろう、それは」

 

 シンボリルドルフ、マルゼンスキー両者と向き合うように配置された椅子に腰をかけ、話を始める。

 

「凄いね、中央ってのは」

「それはレベルの話かい?」

「レベルも、だね。……カサマツをこき下ろすような言い方になるのは認めるけれど、トレーナーとして目を引いたのはウマ娘のモチベーションの違い」

 

 ────勝ちたい。

 たったそれだけのモチベーションは、全ウマ娘の中に遺伝レベルで備わっていると言っても過言ではない。

 性別が女性しか存在しないために闘争本能が備わっているからか、それとも常軌を逸した身体能力が密接に関わっているからなのか。それは未だ判明していないし、判明したところで特に関係はない。

 

 ただ、勝ちたいという気持ちのレベルが違う。

 誰かに注目されているからとか、二世ウマ娘として格式高いレースに出場したいからとか、それらのような気持ちは別として。

 中央と地方を隔てる壁のどちら側に生まれるかは、最初から決まっているのではないか。そしてそれが、覚悟の差なのか。

 

 わからない。わからないが、それが目に付く。

 その反応を見たシンボリルドルフは目を瞑り、静かに笑いながら口を開く。

 

「……楽しんでいるようで良かったよ」

「ん……?」

「顔よ、顔。少し無言の時間が続いたから心配して顔を見てみたら、幸せそうな顔してるんだもの。心配して損しちゃった」

「自然と笑顔にでもなってた?」

「君の癖みたいなものさ。君は思考の海に潜るとき、いつも多幸感に溢れた顔をしている。笑顔でなくとも、幸せそうに。……夢に関われて、嬉しいという顔だね」

 

 何ともまあ、それはそれとして楽しんでいる(・・・・・・)のだと。

 付き合いの短い――――何なら先程出会ったばかりのマルゼンスキーでも理解できる、海堂の感情。

 親友であるシンボリルドルフと似ているから。その姿が、親友の影と重なるように見えるから。

 

 ウマ娘に関わるということが、彼にとっての幸せなのだろう。

 その喜びがうっすらと透けて見えることに、シンボリルドルフとマルゼンスキーは嬉し気に微笑む。

 

「……それは、ね。マーチもオグリと同じチームになれて、切磋琢磨し合ってる。ここからはエクストラステージみたいなもの。俺も楽しまなきゃやってられないさ」

 

 ただ、それは程々に。

 あくまで自分は影に徹する者であり、レースに出場して勝利をもぎ取ってくるのは自分じゃない。

 光り輝く舞台で主役を惹き立てさせ、トレーナーはトレーナーで高いレベルの者とぶつかり合い下剋上を目指す。

 

 それができて、楽しくないはずがない。

 

「とにかく、なんだ。……ありがとな、ルドルフ」

「礼を言われるような事をした覚えは無いが……」

「権力を振りかざして俺とマーチを連れて来たでしょ。……とにかく、いずれこっちには来るつもりだった。トレーナーと受験生の二足の草鞋だったが、誰にも負けないという気持ちはあった。合格する気持ちもあった。ただそれはそれとして、当たり前だけど呼んだことには感謝してる」

 

 驕りでも昂りでもない、天才の本音。

 ただ先にカサマツを選んだだけで、数年積んでいればこっちに来る自信はあった。それは過去も、現在も、未来でさえも変わらない。

 

 感謝はしている。しかし、それでも――――という風に海堂は顔を曇らせる。

 

「ただ、楽しむ余裕ができたからこそ、ほんの一瞬考えることがある。中央がこんなに楽しい世界だと知っていたら、もっと早くに来れば良かった、と。……酷い話だね? 俺には2人の担当ウマ娘がいたってのに、その出会いを否定するような言い方だ」

「君自身のエゴが出てきた、という話か」

「……大まかに言えば、そうだね」

 

 カサマツでの経験が無駄になった、と言いたいのではない。

 中央に最初から来ていたら人として成長できた、というのも間違っている。

 

 迂回したことで生まれた、存在しなかった自己の思考。

 北原やフジマサマーチ、リトルプロキオン。その出会いは勿論大切だし、未来永劫忘れることはない。手放すこともない。

 

 ――――ただ、その忘れられない経験があったとしても。

 目の前に広がる中央の世界(宝の山)が、自分を誘惑する。

 

 一歩一歩踏みしめる感覚。その山を登る度に、関わる度に、見える世界が広まっていく。

 この先進み続ければ――――その答えが既に見えかけているからこそ、エゴは強まる。そして強まり、感情を増幅させる。

 

 決して、海堂はエゴイストではない。

 エゴイストでないからこそ、心の底から湧き出るエゴの感情に悩まされる。

 

「いいじゃない、それで」

 

 そんな海堂の様子を見兼ねたマルゼンスキーが、そのエゴの感情を"それでもいい"と肯定する。

 

「ルドルフから沢山君の事を聞いてるわ。他人のために奮闘し過ぎるのも、他人に優しすぎるのも、情が深すぎるのも。それは君のトレーナーとしての原動力が君自身じゃなくて、ウマ娘だから。そうでしょう?」

 

 夢もなければ、エゴもない。

 これはつまり、トレーナーの意思がウマ娘に委ねられる形になる。

 ただし金の貸し借りもなければ、デメリットになることもない。から、その関係は否定する必要もない。

 そしてそれがウマ娘にとっては理想だからこそ、月刊トウィンクルらを含めた外野は口を出すことができない。

 

「ある意味、君はトレーナーとしては理想だわ。……ただね。それはウマ娘にとって理想なだけであって、君自身の理想にはなれないのよ」

「俺自身の、理想……」

「楽しまなくちゃやってられないのなら、その理想が必要。だって、そうでしょう? 楽しむのはジ・ブ・ン。誰かのために楽しむんじゃなくて、自分が舞うために楽しむの」

 

 ――――君は()になりたいの? 

 探るような目をして、マルゼンスキーが海堂にそう訊ねる。

 

「……俺は」

 

 シンボリルドルフは自身を含めた幸福を求め、海堂は自身を除いた幸福を求める。

 最初は、たったこれだけだった。

 

 誰かのため、というのは良いものだと思った。

 いくら迷おうと、その誰かを思い浮かべれば視界がクリアになる。自分が苦しむのならそれでいいが、他人が苦しむことになるのだから。

 意識的に抑えられるエゴは強制的に責任を共にするために、体を楽にする。

 

 今も昔も、未来においても。この思考の根幹は変わらないと言えるし、最初の信念だけは折り曲げないと思っている。

 

 その中で、理想を見つけるとしたら。

 その中で、エゴを抱くとすれば。

 ――――俺がなるべき姿を見つけるとすれば。

 

 孤独に考える力を強める度に、部屋で鳴る扇風機の音が消えていく。

 "答え"に近づこうとする度に、目に映る姿がだんだんと消えていく。

 思考の海に自ら飛び込む度に、うっすらとした五感が失われていく。

 

(それは、つまり――――)

 

 そして、答えを出そうとした瞬間に。

 

「……っ!」

 

 ナニカ、がピークに達したのか、それとも許容量の限界地まで到達してしまったのか。

 急激に引き戻される感覚を覚えて、失いかけていた五感全てが取り戻される。

 

 一瞬。

 一瞬、遠い世界にいた気がした(・・・・・・・・・・・)

 

 思考の渦の、先の先。

 一面に張られたガラスを突き破り、粉々にするような感覚。

 世界が割れて、透明な世界が広がるような感覚。

 

 全て、感覚の世界でしかない。実際に身を以て体験してはいないし、もうその世界の事すら記憶にはない。

 未だ掌の上に残っているのは、その先の先へ突入した感覚のみ。

 決して息苦しくはないし、その不思議な体験も一瞬だった。後遺症のような感覚も存在していない。

 

 酸欠のようなモノ。思考力が極限まで高まったが故に、視界がクリアになってしまう程に集中して酸素の供給が間に合わなくなったか。

 ────いいや、違う。あの世界は。

 

「海堂くん」

 

 再び深入りしそうになった思考を、シンボリルドルフが止める。

 外から見れば動悸を起こしたように見えただろうに、心配するような素振りは一切ない。寧ろ、期待していたような表情で海堂に聴く。

 

「……見えたかい?」

「見えた……?」

 

 進む道、開けた世界、到達点。

 シンボリルドルフが言っている事と、海堂真が想像している事。それが同一かどうかは、互いの脳を覗いてみないとわからない。

 しかし、それでも。

 

「……おそらく」

 

 思い浮かべている事は、間違いない。

 それを断言できる程に確信しているから、肯定の意味で答える。

 

 壁を破るには、見えた世界へと到達しなければならない。

 その世界に到達するには、きっと――――己の理想やエゴ、己の在るべき姿を見つければならないのだろうという想像も容易くできる。

 

「殻を破れ、海堂くん。君の見えた世界は、私にはわからない。だが、それでも【皇帝】としてアドバイスはできる」

「……【領域】みたいなものか。これも」

 

 ――――その世界自体が、才能(・・)を示すのか。

 領域と似ているのであれば、おそらくこういう事なのだろう。

 

「いいのよ、エゴをマシマシで。せっかく夢の舞台に来れたんだから、君が楽しまないとダメじゃない。その過程で、理想を見つければいいの。君もウマ娘も含めた、本当の理想をね」

「皆平等に幸せに、か」

 

 己もフジマサマーチもそれ以外も、皆平等に幸せになれる理想。

 他人に気を配りすぎたトレーナーが見つける、己を幸せにする理想。難しい難しくないかだったら、それは確実に難しい。

 

「……わかった。やってみせるよ」

 

 ただし、それが止まる理由にはならない。

 止まらない。その先に、トレーナーとしての到達点が存在しているのであれば。

 手段も選ばない。その先に存在する到達点に、最速で辿り着けるのであれば。

 

「良ければ、またこういう話の機会を用意して欲しい。俺自身のレベルアップを図ってだから、メリットはない。それでも、1週間に一度できれば最高なんだが……」

「構わない」

 

 ――――即答したな、ルドルフ。

 ゆらゆらと軽く尻尾が揺れているのを見るに、少しは嬉しそうではある。

 しかし、シンボリルドルフの感情は読み取りにくい。そのため、あの程度の揺れでも相当嬉しいというのは、海堂の知らない話であるが。

 それはそれとして即答に驚き、マルゼンスキーの方を見る。

 

「モチのロンでオッケーよ! ナタデココとティラミスでも食べながらだとバッチグーね!」

 

 ――――モチのロンってなんだよ。

 ――――ナタデココとティラミス? 逆行してないか?

 ――――だからバッチグーは古いだろ。

 数秒程宇宙猫になったが、なんとか意図は読み取れる。これ以上難しいのが飛んで来れば古語と同等になるが。

 

 ともかく、約束は取れた。

 

(……俺自身の理想を見つける、か)

 

 気づかれない程度に不敵な笑みを浮かべ、心の中で静かに呟く。

 長旅になりそうだな、と。




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閑話

  • オグフジベルノのお遊び回
  • 海堂がプロキオンを府中エスコートする回
  • 海堂奈瀬の雑誌撮影回
  • 海堂フジのお出かけ回
  • 海堂ベルノが視察しに行く回
  • その他
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