悪に好まれた翼無き天使は今日も今日とてロドスで動く 作:Orpheus@失踪主
「オラオラオラァ!!」ババババッ
「ギャァァァァア!!」
マシンガンを撃ち込みながら走る俺達。
球は睡眠弾な為、できるだけ相手が死なない様に効果が高い首元を狙う。
やはり、近代武器は偉大ってこれ1番言われてる。
今、俺達はミッドタウンを通り、広場の出入口まで走っている状況だ。
「不味いな...天災が来るのに後数時間も無いぞ。」
ドーベルマン教官曰く、天災が来る前に予報が発令されるはずだったのだが、レユニオンの野郎が
…ん?ちょっと待て?
「なあ…ドーベルマン教官…もしかして、自分達の身ごとこのチェルノボーグを天災にぶち込もうとしてるのか?」
「多分有り得るな…だとすると、とんでもない
「ああ…その精神異常者たちが目の名前に壁を作ってやがる。」
だろうな、あのクソガキが監視してるんだから。
とりあえず…
「全面突破と行こうか!【緋色の弾丸】!!」
異様な右腕からとてつもない高エネルギーの
緋色の弾丸は、自身の肉体が追いつかないほどの力を出す為、 あまり使える物じゃない。
「ドクター、なんか悪い予感がする。」
この「緋色の弾丸」の反動により、すごく手がえぐれて、少し悶えるが、俺はドクターに少し嫌な勘を言う。
「もしかしたら…ラスボス…何か、ヤバい奴がいるかもしれない」
「…でも、進むしかない…」
「わかった…とりあえず、行こうか。」
その感が当たる事になるとは、誰も思いやしなかった…
俺以外。
「知ってたさ…でも、これはマズイって!!」
予定より、早めに移動が出来たけど…天災の1波が流れてくる。
それは、隕石。
宇宙のゴミが俺達…いや、チェルノボーグ全体を襲っていた。
街は赤く燃え上がり、至る所から声が上がる。
まるで、前世で言う原爆の跡地の様な物だった。
グロいものはいくらでも見たが、これ程酷い物は無い。
そんな、街から逃げる為に走る。
「…」
すると、倒れていたレユニオンの兵士が立ち上がってきた。瓦礫の中、ゾンビのように動く彼ら。
…は?何千万のレユニオンの兵士が瓦礫から出てきたぞ?おいおい…
「戦闘班!!防衛体制に入れ!」
「E3小隊!!固めろ!!」
こりゃ、まるで…
「…L○FT4DE○Dじゃねぇか…」
そんな、某ゾンビゲーの名前を口走ると、何やら騒がしい音が聞こえてきた。
後ろからレユニオンの兵士が次々ぶっ飛んでいく。
逆流に抗う、鯉のような感じでどんどんこちらへ、進んでくる何か。
あっ、このパワーは…間違いないっすね。
「二アールさん!」
「すまない!合流地点から遅れてしまった!!E4小隊!!ただいま到着した!!」
元
その右手に持つメイスが中々にいかつい…ん?そんなに?いや、ゴツイだろ()
そんな事を言っていると、いきなり兵士が止まった。
「…遅いぞ?ラスボスの目の前だってのに…」
和やかな状況から、一変して緊迫した状況が空気を走る。
煉獄の世界に、ゆっくりと歩いてくる少女が居た。
レユニオンの暴君 タルラ が俺たちに現れる。
彼女が歩く場所は周りの金属が溶け、道が切り開かれていた。
それを見た俺はバイザーを閉め、戦闘態勢に入る。
「来たな…アーミヤ、直ぐにドクターを連れて逃げろ。」
「今すぐに…」
俺と二アールは、アーミヤ達に逃げる様に言う。
あれは正しく…「化け物」だ。
仲魔を召喚しないと行けないほどの何か…
「出来ません!私には出来ません…」
「あなたも分かっているはずだ!あの女は…このままだと救援チーム全員が墓送りになる!」
アーミヤは暗い顔をして、俺達を見つめるが。
俺は言う。
「アイツは、化け物だぞ?」
「皆さんと一緒に戦えば勝てるはずです!」
「じゃあ、ドクターの安全はどうなる!?」
「…あぅ…」
強く言いすぎたが、二アールと俺は前線に立ち構える。
「E4小隊!!私達はここに残り援護する!」
そう二アールが言うが、Aceが前に出てくる。
「いや、俺達のチームに任せてくれ。」
「Ace!!今はそんな話をしている場合ではない!!」
「俺はいつも冷静だ」
「あなたはアレをみなかったのか!?あの女の周りは既に全て融解してしまっているのだぞ!」
口論になる二アールとAce、そりゃそうだろ。
チート野郎が居るのに。
あんな奴を相手にするだけ無駄と言うのに…
「私はあなた達だけを残して戦わせるつもりはありません。ロドスアイランドは…あなた達を決して置き去りにすることはありません!」
「アーミヤ!!早く撤退しろ!!」
そう言うと、謎の声が聞こえ始めた。
いや、仲魔達の声だ。
【この世界を救う、力が欲しいか?】
欲しいさ、マサカド。
「俺達を信じてくれ」
【この者たちを救う、勇気が欲しいか?】
欲しいさ、コガサブロウ。
「私はロドスアイランドからどうであろうと、犠牲者は1人も出したくありません!!」
【あの者を止める、考えが欲しいか?】
…ああ、欲しいさ。ヤマトタケル。
【なら、私達の剣を抜け。】
「任務の目標を思い出せ。私達の目的を考えるんだ!」
「それは今、言うべきことではありません!!」
【我ら守護者の力を。本当の「神殺し」の力を】
声を聞き、太刀を抜く。
そして…
「…【神魔滅殺】」
争っていた所、彼が剣を振った。
タルラが放とうとした
「ほう?」
「…アーミヤ、 Ace、ドーベルマン教官、二アールさん…ドクター。行ってくれ。」
「で、でもあ「行ってくれ!!」」
少年が声を荒らげる。
温暖な彼が、急に声を荒らげると思ってなかったロドスのオペレーター達は、ビックリしていた。
「俺の分までな…」
彼はタルラにどんどんと近づいて行く。
口に付けていたバイザーをオペレーターに投げつけた後、彼とオペレーターの間に謎の壁が現れたのだ。
「邪魔者は居なくなったぞ?タルラ…」
「えぇ…
「お前を今」「貴方を今」
『倒す!!』
一方、オペレーター達は…
「へぇ?Dr.━…貴方は彼の事を覚えていないのね。」
レユニオンの幹部Wと対面していたのであった。
「貴方に…オルフェウスさんの何が「私は、彼に育てられたの。」え?」
「いや、育てられた…、そう言えばそうなるけど、実際はもっと違う。【恋人】?【結婚を誓い合った中】?まぁ、そんな存在よ彼から見たら「相棒」って所かしらね?彼は、元々はレユニオンの一員で彼の事をみんな兄として慕っていた。そんなある日、彼は私にロドスに就職すると、私達を養う為に入ったのよ。まぁ、それがこのザマ。彼は彼で扱き使われて、あのザマでしょ?ドクターの護衛。彼はよく手紙を私にくれたけど、あのお嬢様は、気が狂い。狂気的に彼を求めている…まぁ、あの戦いなんて、彼が本気を出せば終わる話なんだけどね。」
その事を聞いて、アーミヤが少し疑問に思ったのだ。
「…本気?、オルフェウスさんはいつも本気でやってると…」
「あら?知らないの?彼の本気。凄いわよ?何せ。「化け物」を出して、身体中、線がびっしりと流れる…、彼が「神殺し」と呼ばれているけど、彼は「
「何が言いたい…?彼が本当の神殺しと言うのなら、なぜ彼は本気を…」
「彼は甘いからね?まぁ、話は終わり…。それじゃ私は帰るわね〜♪」
Wは軽い挨拶をしたあと、戦闘もせずにレユニオンを連れて帰って言った。
その場のオペレーター達はオルフェウスの「本気」…いや、彼の実力を考えた時、地鳴りが響く。
「…行きましょう…帰るんです、ロドスへ」
「ああ…。彼は…帰ってくるよな?」
「帰ってくるはずさ。アイツなら。」
天災の後の夕焼けが彼らを照らす。
目の前にあるロドス・アイランドへと、足を進めたのであった。
「まだ…私は…ハァ…ハァ…」
「…何日。何年。何千億。何時になってもお前は俺に勝てやしないよ…タルラ…」
天災が通り、彼の服は焼かれ、肉体に線が描かれた上半身が露出していた。
最終的な勝者として、彼はタルラに剣を向けたが。
彼の剣、「マサカドの剣」を鞘に戻してしまう。
タルラはゆったりと倒れた。
「あら?もう終わったのかしら?容赦ないわねぇ〜?」
すると、後ろからWが現れ。
彼の背中へ抱きついてきた。
「W…?」
「お久しぶり…ああ…この匂い…あの兎…今度はどう調理するかしら…」ハイライトオフ
「W…済まない…離して貰えないだろうか?」
「…嫌…って?」
「…少し…眠たいんだ…」バタンッ
「えぇ…そうね。眠りなさい。今は…」
スキル解説
【???】→【神魔滅殺】
消費MP90
全体に即死、全属性特大ダメージを与える。
自身のステータスの上限を20%無くす。
自身の全ステータス上昇。
【緋色の弾丸】
消費MP60
自身のHP20%削り、敵全体に万能属性ダメージ+プレスターン点滅アイコン3個増加
あとがき
どうも、真・女神転生を初代から4Finalまで走っている投稿者です。
投稿色々と遅くなり、申し訳ありません。
他の作品を書くと同時にこちらの作品も進めていきますので何卒、評価等をつけてもらえる嬉しいです。