悪に好まれた翼無き天使は今日も今日とてロドスで動く   作:Orpheus@失踪主

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メガテン5って3の世界と繋がっているんですかね?


第3話 虚空

目が覚めると、モノクロの世界に立っていた。

すると、目の前からとある人物が車椅子を漕いで来た。

 

「やあ、()()()くん。調子はどうかね?」

 

赤い服装を見にまとい、幾度なく何処かに現れる男。

俺をこの世界に転生させた張本人である...「神」...またの名を、「スティーブン」

 

「ああ...まぁ、調子はいいかな。所で、あんたが俺に声をかけるなんて珍しいな...」

 

「ふふ、私は君を助けるために居るのだよ。どうやら、妹さんと闘ったようだね…私があげた、「悪魔召喚プログラム」が入った篭手も燃え尽きた様だ…だから、肉体に悪魔を召喚せし力を与えよう。かつて魔人と呼ばれた救世主の1人と同じ力を…さぁ、目を閉じて…力を…」

 


 

「ハッ!…ここは…?」

 

俺はいきなり、飛び上がった。

頭には少し硬い枕と足元に掛けてある薄いシーツ。

簡易的な小屋の様な場所…鼻から硝煙の匂いが立ち込める。

 

「ああ、間違いない…崩壊したチェルノボーグだ。」

 

昨日の事が頭に流れてくる。

それを考え、手を見てみると腕の線が指先まで流れ着いて居た。

 

(スティーブが言っていた…これが?)

 

左手、右手を見る。

焼き焦げたような黒と、赤のラインが入っており。

少し困惑する。

すると、目の前の扉替わりのレースが開かれる。

 

「あら、起きたわね?」

 

「ッ!」

 

いきなり入ってきたWに対し、枕の横に置いてあったマサカドの剣を引き抜く。

 

「起きて早々物騒よね〜?安心しなさい。貴方を攻撃する気は無いわ。むしろ、ココアでも持ってきてあげたのに?あ、もちろん、毒なんか入ってないわよ?」

 

剣をWに向けたが、ココアが入ったカップを左手で出てきた。

それを確認して、本当に安心かどうか見る。

 

Wは俺に嘘じゃなくて本当だと言いかけるように右手に持っていたココアを飲み込む。

…マサカドの剣をしまい、Wが出したココアを受け取る。

 

「…甘いな…懐かしい味だ。お前が一番最初に俺に出した時もこんな味だったか…」

 

彼女と初めて会った時に出したのは俺が最初で、何年間か旅をした。

甘く…苦味のない子供が好きそうな、純粋な蕩ける美味しさ…俺はそこまで甘いのがすきでは無いが、Wの味を知っているとそう言えなくなる。

 

少しの間が開き、Wがカップを置くと、俺の顔面に近づいてきた。

キスができるまで約7cm程、まで近ずいてくるW

 

「あら、ごめんなさいね…所で、貴方に少し聞きたい事があるの…」

 

「な、何だ?」

 

「ロドスに居た時、私以外の女とヤったの?」ハイライトオフ

 

あっ…(察し)

 

これは完璧なる、Wちゃん嫉妬モードに入りましたね間違いない。

 

「いや、なんでそうなるん?俺は何もしてないよ?」

 

「…ふーん、そう。まぁ、貴方が私以外に竿を突き出す訳無いわね、ごめんなさい。」

 

「いや、誰が【自主規制】だ」

 

「あの時、私が気絶するほど激しかったのも覚えてないの?」

 

「いや、それは襲ったのはお前だろ。」

 

ド直球の下ネタをぶち込んだWに態様する俺。

さすがだ。(自画自賛)

 

【そこまでかっこよくは無いと思うぞ、主。】

 

アンタァ!ダマットレェ!(某閣下感)

 

「まぁ、そんな事より。オルフェウス、タルラからコレ。」

 

「良くないんだけど…なにこれ…?封筒と、服?」

 

Wから、ある程度のお金が入った封筒とアーマープレートの様な物が入ったコートと服を貰った。

袖には少し焦げたロドスとレユニオンの紋章が合体した様な刻印のワッペンが貼られていた。

 

「…これは?」

 

「貴方の焼けた服からロドスの刻印と、タルラの焼けたレユニオンの刻印を合わせた物、貴方は味方、敵、どちらでもない存在として今を生かされてるのよ?その証。」

 

「…ありがとう。」

 

「どういたしまして…さて、龍門に行きなさい。その金があればたどり着けるはずよ。できる所まで私の部下が送ってあげるから…生き残りなさい。「神殺しの使命」を持って。」

 

それを聞くと、その服とパーカーを着る。

マサカドの剣を腰にかけて、胸ポケットにナイフを入れる。

顔に、あの時投げたバイザーの代わりに、バンダナを口元につけて、そのままレースから飛び出した。

 

「ああ、生きるさ。」

 


 

「済まないな、兄貴。これ以上行くと検知に発見されてしまう。」

 

「ありがとう、みんな。それじゃ行ってくる。」

 

バギーに乗って、龍門から約6kmの地点まで来た。

ここから見てもなかなかデカいものだ。

そう考えていると、部下達が走り出して行った。

その様子を手を振って返す。

 

「さてと…」

 

【ヨんダか?我が主ヨ?】

 

「ああ、頼む。ケロベロス。」

 

ケロベロスを召喚し走り出す。

その速度はバギーを超えて、顔に風が刃の様に当たる。

結構痛い()

 

【主…ソの「ロンメン」と言う場ショは、面白イのか?】

 

「ああ、凄い面白い場所だ。あのドームみたいな場所から沢山のビルや色々と立ってるんだ。中は…夜みたいなんだけど、すごく綺麗でね…お前たちも気に入るはずさ。」

 

【ナるホド】

 

そんなた話をしているが、視聴者達はここで疑問に思うだろう…「悪魔消費どうしたん」ってね。

実は、この世界には悪魔が存在する事ができる例のアレを補う奴…「原石(オリジニウム)」から発せられる物を喰らってるため問題は無い。

さすがスティーブンやりますね。

 

「ケロベロス、そろそろ歩くよ。さすがに不味い気がしてきた。」

 

【分カッタ】

 

ケロベロスは謎の電磁球となり、消えてった。

そこから本気で走る。

 

「【守護者統括】!!」

 

・自身の全ステータスが向上した。

 

そのまま…走り抜ける!!

音速を超えたスピード、それは風となり大地を駆け抜ける

 

「いやっほぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!」

 


 

「やってきたぜ、龍門!!」

 

あの後、検問から入り、色々と検査した後。

少し焦げたとあるカードを見せた後、ようやく入る事ができた。

さすが大きいだけな事もある。

 

という訳なので、久しぶりに街を歩き回る事にした。

一つ一つの屋台に見ていくと、焼き鳥のお店を見つけた。

 

「いらっしゃい!なに食べるかい?」

 

「あー、ねぎま2つ。」

 

ねぎまを受け取ると、それを食らう。

タレは甘く、こびりつかない程のとろとろ感。

肉はちゃんと汁が零れだし、ネギにかかる。

それを食べれば、さらなる甘みが広がる…

 

「うめぇ…」

 

こんな幸せでいいのか…ってか、ロドスに来てから1度もこんな休暇を味わったこと無かったし。良かったぜ…

 

そんな、龍門を楽しみつつ歩いているととある場所に辿り着く。

 

「ペンギン急便…行くか。」

 

ペンギン急便のアジトの中へ、歩き出した。

扉を開けると、赤髪の少女が居たので手を振ると。

顔を見た瞬間、飛び出してきた。

 

「!?」

 

腰にタックルされた俺は、体勢を崩す。

尻もちを付き、少女が怪我してないかよく見る。

 

「大丈夫か?エクシア?」

 

「オルだ…ヒッグッ…本物のオルフェウスがここに居る…」

 

亡霊を見るような目で俺に泣きついてくるエクシア。

それに気がついたテキサスがこちらにやって来て、同じ反応を見せる。

テキサスも俺に抱きついて耳元で

 

「...バカヤロウ...」ボソッ

 

と言ってきた。

 

「ああ、大馬鹿野郎の間違えだろ?」

 

「!?エン...じゃなくて、ボス!?クロワッサン!?ソラちゃんも!?」

 

「なんや、ウチが居るのはあかんのか?」

 

「そうですよ、オルフェウスさん」

 

その日、俺はペンギン急便に引き取られたのであった。




NEW! 「硝煙のパーカー」
半分に割れたロドスの紋章とレユニオンの紋章が組み合わさったワッペンが着いたパーカー。
Wが持っていた元々オルフェウスが愛用していたパーカーに色々と装備品やら、プレートやらつけた物。
パーカーの裏には大量の銃やナイフなど入れ込んでいる。
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