すいません、今後の展開とか考えてたら一年が経っていました。あと、別ゲー(7dtdとかFalloutとかSTALKERとか)にハマってました。
・リガ駅はこの旅の一歩目に過ぎなかったが、キャラバンはそこで終点だった。皆に別れを告げる前に我々の生存を祝って一杯飲んだ。独りでポリスを目指すかもしれないと考えた僕はその道中に襲いかかる驚異に恐れを抱いた。この恐怖はウォッカだけでは忘れられなかったが、予想外にも僕は、そこで悪名高い相棒と旅の終わりまで共に歩む戦友を得ることになった。
リガに着いた僕達は運んできた物資の確認と搬入を行った後、オリガはサーシャを抱き上げてエレナと診療所に向かった。残った僕とカタリナはボリス達と酒場に行って生きてこの駅に辿り着いたこと、そして僕とカタリナ達の旅路を祝うことになった。
「よし、みんな!アルチョムに乾杯だ!お陰でノサリスの群れとアノマリーを切り抜けられた!乾杯!」
「「「乾杯!」」」
そう言ってボリスやユージーン、カタリナやこの酒場の常連達はウォッカを飲む。僕も自分のコップに入ったウォッカを一口飲んだ。周りの客達からは小声ながらも感謝の言葉を送られた。
「まったく、お前さんやあんたの仲間がいなかったらノサリス共にズタズタにされてたな」
そうボリスは僕とカタリナを見ながら言う。
「いいえ、アルチョムがいなかったらあなた方を助けられなかったと思います」
「そうかもな。アルチョム、お前さんには勲章でもやりたいが変わりにこいつをやろう」
そう言ってボリスは軍用弾が収まったバスタード用の保弾板を一つテーブルに置く。
「せめてもの礼だ。ほら、受け取れ」
僕は頷いてボリスから軍用弾を受け取った。
「お前さんの健康を祈って!」
「アルチョムに乾杯!」
ボリスとユージーンがそれぞれ言うとウォッカを飲む。僕も続いてもう一口ウオッカを飲んだ。すると奥の席からセクシーな女性が僕らの前を通りすぎていった。
「アルチョム、本当にあれが平気だったのか?」
「イカれたウォッカでぶっ倒れるか見てみよう。ハッハッハッ!」
「よし、試してみるか!」
そう言ってユージーンはウォッカが入った酒瓶を持ってボリスと僕、最後に自分のコップへウォッカを注ぐ。ユージーンはカタリナのコップにも注ごうとしたがカタリナは丁重に断った。
「俺達の幸運とアルチョムに!」
「乾杯だ、アルチョム!」
そして二人はウォッカを一息に飲んだ。僕も同じようにウォッカを飲む。カタリナは苦笑いをしながらウォッカを飲んでいた。
ゲェァァプッ
一気に飲んだせいでゲップが出てしまった。
「ははッ!ウォッカならみんな卒倒だ!」
ボリスはそう言うと客がここに来るまでの話をボリスに聞いてきた。酒もほどほどにして僕はユージーンに借りていたデュプレットを返そうとしたが断られた。
「それはお前が使ってくれ。俺はこいつがあるからな!」
そう言ってユージーンはシャンブラーをテーブルの上に置いた。
「さっき、ここに来る前に武器屋で最後の一挺を買ったんだ。まぁ、それは俺からの餞別だと思って受け取ってくれ」
僕は頷くと立ち上がって弾薬の補給するために武器屋に向かうことにした。酒場から階段を降りると降りたところでオリガと会った。
「お、アルチョム。ん、もう祝杯は終わったのか」
僕は頷いて答える。
「分かった。カタリナはまだいるか」
僕は頷いて答える。
「分かった。それとアルチョム、助けてくれてありがとう。そして助かってよかった」
そう言ってオリガは笑うと階段を登っていった。僕は少しの間、呆然としていたが我に返ると武器屋に向かった。
M4 side
アルチョムが酒場を出ると入れ違いで姉さんが来た。姉さんは私を見つけるとさっきまでアルチョムが座っていた席に座る。私は姉さんにSOP達の事を聞いた。
「姉さん、サーシャ達の容態は?」
「スt……エレナの方は大丈夫そうだがもう少し休ませた方がいい。サーシャは今も魘されてる。………この状態じゃ移動は出来ないな」
「……分かりました。それとボリスさん」
私がボリスさんに声をかけるとボリスさんは姉さんにあることを話し始めた。
「アルチョムとカタリナには既に話したがこの駅の知り合いからマーケット、ポリス方面に向かうキャラバンが来るのに数日かかるようじゃ。どうもこの先の駅で夜盗の襲撃があったらしくてな」
「と、言うわけです」
「まぁ、どちらにしろしばらくサーシャ達を休ませないといけないからしょうがないさ、カタリナ。さて、ユージーン。私と飲み比べしないか?」
「おッ、いいね!受けて立ってやる!」
「………“ねぇさん”?」
エキジビションでも飲み比べして無駄遣いをしたというのに…………姉さんはまだ懲りていないようだ。
「い、生きてこの駅まで来たんだし、な。そ、それに……」
「………はぁ、分かりました。今日くらいはいいですよ」
姉さんの言うことも一理あると思った私は渋々許すことにした。
「ありがとう!エm……カタリナ!よっしゃ、今日はとことんまで行くぞぉぉ!」
…………訂正、後で説教しましょう。
「あんたの仲間は愉快じゃな。………ここに来れない他の二人は悪いがのぉ」
私が姉さんに後で説教することを決めた時、隣にいるボリスさんはそう言ってウォッカを飲む。
「なぁ、カタリナ。お前さんら、レンジャーじゃないだろ?」
ボリスさんはコップに入っているウォッカを見ながら小声で私に言った。
「………なんで、そう思うんですか?」
「エキジビションでお前さんらの話を聞いた。だが新米レンジャーしては実戦慣れしてるし、銃の扱いが上手い。“上手すぎる”んじゃよ」
ボリスさんはすらすらと私達がレンジャーではないと考えた理由を述べる。
「これでも儂は元軍人じゃ。さっきの戦闘を見てお前さんらが手練れなのはすぐに分かった」
まさか、元軍人だったとは。それなら輸送隊の隊長をしているのも納得できる。
「図星か?なら、一つ儂から“忠告”じゃ」
「え?」
答えない私にボリスさんは図星であることを悟ると私に忠告する。
「お前さんらが使ってる銃、他の駅で見せん方がいい、特に赤の路線の駅ではな」
「それは、何故?」
「お前さんらの使ってる銃が戦前、この国と敵対していた西側の銃じゃからじゃよ。赤の路線の駅は共産主義者達の駅じゃからな、その銃を見られたら何されるか分からんぞ」
共産主義、そして西側…………確かハンターさんから戦前は東西冷戦の真っ只中だったと言う話をしていたのを私は思い出した。
「忠告、ありがとうございます。でも、なんで忠告してくれたんですか?」
「………なぁに、自分自身への償いのためじゃ。それ以上の意味はない」
そう言ってボリスさんはウォッカを飲み干して立ち上がると酒場を出ていった。私は今後の行動方針を話し合うためにアルチョムを探しに向かおうとしたがコップには半分ほどウォッカが残っていたので姉さんにコップを渡してから向かった。ちなみに姉さんとユージーンさんは四杯目のウォッカを飲んでいてユージーンさんが劣勢のようだった。
M4 side out
武器弾薬、消耗品の売買を行っている武器屋に行く。最低限の弾薬を購入した後、バスタードかデュブリットにカスタムパーツを取り付けようと思ったが手持ちの軍用弾では心許ないので断念。
投げナイフを1本だけ買って武器屋から出るとポリスに行くための方法を探すためこの駅の住人に聞いて回ろうとした時、
「お兄さん、アルチョム?」
黄色いレインコートと長靴を履いた少年に声をかけられる。僕は頷いて肯定すると少年はブラック通りという場所に僕に用がある人がいると言う。案内料として軍用弾1発を要求されたので払うと少年はこの駅の寝床の方に歩いていったので後を追った。少年の後を付いていくと小さな食堂に案内される。
「あそこに座ってる男の人だよ」
少年はそう言ってテーブルで飲み物を飲んでいる男を指さす。
「じゃあ行くね。バイバイ!」
少年が去ると残った僕は少し迷ったが僕に用があるらしい男へ近づいた。
「こっちに来な。アルチョムだろう?座りなよ」
そう言って男は向かい側にある椅子を指さす。僕は男の言う通りに椅子に座った。
「俺の名はブルボンだ。聞いてくれ、ビジネスのためにドライ駅に行きたいんだが夜盗騒ぎでこの鼠穴は封鎖されてる。だが俺は裏口、所謂呪われた通路を知っている。ここの住人は怖がって使わない道だ。まあ、トンネルじゃよくあるホラ話だ。ただ独りじゃ心許なくてな、それで目的地に向かうために手を貸してほしい。無事に着いたらAKをやろう。どうだ?」
僕はブルボンの提案に頷いて同意する。ボリスは数日待てばポリスに行けると言っていたが、僕はすぐにでもポリスへ向かいたかったし、AKを貰えるのは嬉しいことだ。
「よし!前金を払っておこう。装備や弾薬が足りなかったら使うといい。準備ができたら声を掛けてくれ」
僕は前金を受け取ると足りない弾薬を買うために武器屋に向かおうとすると来た道からカタリナがやってきた。
「アルチョム、探しましたよ!………そちらの男性は?」
「知り合いか?」
僕は頷いて答える。
「あなたは?」
「ブルボンだ。アルチョムにポリス駅までの護衛を頼んで了承をもらったとこだ」
「それは本当ですか、アルチョム?」
僕は頷いて答える。カタリナは腕を組んで片手を顎に当てて何か考え事を始めた。
「………まぁ、なんだ。アルチョムがポリス駅に急ぎの用があることを耳にして頼んだんだ。それにドライ駅はポリス駅に近いから都合がいいだろう?」
「………その依頼、私も受けても構いませんか?」
M4 side
「ああ、いいぞ。だが連れてるのはアルチョムとあんたかあんたのお仲間の内、一人だけだ。あまり大勢だと目立っちまうからな」
一人だけ……、となるとSTARとSOPは無理で姉さんはお酒を(大量に)飲んでるから行けるのは私だけ。
「私が行きます」
「分かった。ただ、すぐに出発するから何かやることがあるなら済ませてこい、手短にな」
「分かりました」
そう言うと私はアルチョムと共に姉さん達の所へ向かった。アルチョムとは武器屋の近くで分かれ、SOP達のいる診療所へ行き、そこでSTARに私がアルチョムと共に先にポリスに向かうことを話した。
「分かったわ。私たちは別ルートで向かうから気を付けて」
「ありがとうSTAR。それと、これ預かってて」
そう言って私は肩に懸けていたM4A1をSTARに差し出す。
「M4……これはどういうこと?」
「ボリスさんに忠告を受けたの。これを持って赤の路線に入ったら共産主義者に捕まるかも知れないって。一応サイドアームだけは持ってくよ?」
「……それは分かったけど、武器はどうするの?サイドアームだけでどうにかできる程、甘い道のりじゃないでしょ」
「武器は現地調達で凌いでいくつもり」
「現地調達って、私達は専用の武器以外じゃまともに戦えないのよ!」
私の言い分に納得できないSTARは私に怒鳴る。しかし、引き下がるわけにはいかない。
「それでも彼を危険に晒す可能性は排除したい」
「…っ!………分かったわ。でも、必ずポリスに着くのよ」
「ありがとうSTAR。姉さんとSOPのこと、お願いね」
私は未だに魘されているSOPの頭を優しく撫でてからブルボンさんのいる場所へ向かった。
M4 side out
武器屋で再度弾薬を補給してブルボンのいる食堂の近くでカタリナを待つことにした。少しするとカタリナがやって来たが先程まで肩に懸けていた銃が見当たらない。
「アルチョム、待っててくれたんですか?」
僕は頷いて答えると、肩に指を指して武器がないことを問いかける。
「実はさっきの戦闘で故障してしまって。でも、サイドアームがあるので大丈夫です」
そう言ってレッグホルスターに納めている銃を見せてきた。その銃は僕が使っているリボルバーとは違う銃だった。
「ブルボンさんを待たせていますし、行きましょう」
僕は頷いてカタリナと共にブルボンの元へ向かった。ブラック通りに戻るとブルボンはタバコを吸っていた。こちらに気付くと体ごとこちらに向けて話しかけてくる。
「準備はいいか?」
僕は頷いて答える。
「いつでも大丈夫です」
「よし!こんな場所に長居は無用だ」
そう言って立ち上がると吸いっていたタバコを地面に捨て、踏みにじって火を消す。そして、僕とカタリナの間を通りすぎていく。僕達は先に進むブルボンについていった。
少し歩くと、ブルボンは砂利が敷き詰められた通路にライトを付けて入っていく。陽気な歌を歌いながら歩いていくと大きな木箱に塞がれた入り口にたどり着く。ブルボンは木箱に近付くと、木箱を押して退かそうとするが思いのほか重かったらしい。
「アルチョム、手伝ってくれ」
僕はブルボンの隣に行くとブルボンと共に木箱を押して退かせる。退かし終わると、ブルボンはAKを取り出して入り口に入る。僕も同じように肩に掛けていたバスタードを手に取り、そしてカタリナは見たことのない銃を取り出してブルボンのあとを追った。
今後はさらに不定期になると思いますが一応、ラストライトまで頑張ろうと思ってます。ただ、今後の戦闘シーン(対人戦闘時)はアンケートを取っていきたいと思います。
ただ、作者(私)の力量ではノーキルノーアラートはできないのであしからず。
それでは今後ともよろしくお願いいたします!
追記
2022/12/3
誤字修正
T2ヘリウム さん、誤字脱字報告ありがとうございます。
次回、敵(人)との戦闘ですがどんな感じで進めましょうか?
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1.積極的に気絶(原作遵守、隠密重視)
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2.積極的にキル(暗殺重視)
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3.ランボースタイル(戦闘重視)