前回のあらすじ
次回風頼死す!!※死にません
「待てええ!!」
風頼の後ろからは白狼天狗が追ってきていた。
「待てと言われて待つやつがいるか!!」
風頼は咲夜の元に行きつつ追っ手から逃げていた。
(このままでは咲夜に敵を送ってるだけだ、戦わなくちゃ…)
そうして風頼は懐からナイフを取りだし投げた。
「そら!!」
「うわあああ!!」
ピチューン
「よし、今のうちに!!」
だが…
「そこの人待ちなさい!」
また、追っ手がやって来たようだ。
「誰だ!」
そして一人の女性が舞い降りた。
「どうも!清く正しい射命丸 文です!」
彼女もどうやら天狗らしい
「で、僕になんのようだ!僕は早く咲夜さんのところに行かなきゃいけないんだ!!邪魔するなら容赦しないぞ!!」
っと風頼はナイフを構えた。
「あややややや!!待ってください!!私はあなたの味方です!」
「味方?お前が?」
「はい、私は知ってますよ、私は昨夜紅魔館に入って、電気がついていた厨房に行ってみるとあなたとあのメイドが一緒に仕事をしていたのを見ていたのですよ、証拠にその写真も」
そこには確かに昨夜の二人の姿があった。
(でもこれって不法侵入だよな…)
っと冷静に考えていたが
(ってこんなこと考えている暇じゃないや)「本当にお前は味方なのか?」
「はい、それは勿論、」
「味方なのはわかったが何をしてくれるんだ?」
「あなたをあのメイドのところまで護衛しましょう」
「マジでか!!」
「はい、ですが私の言うことも聞いてください」
「……なんだ?」
「今度あなたとメイドの関係を取材させてください」
「な!…………わかったよ…」
「交渉成立ですね、なら私についてきて下さい」
「わかった」
そして風頼は文についていった。
―妖怪の山山頂付近―
ズドーン…
山頂付近では咲夜が戦ってた。
「かはぁ…」
だが咲夜の体力はもう底をつきかけていた。
「流石早苗、時間を止められても奇跡でなんとかしてるわね」
「ああ、やつが疲れるまで待ったかいがあったもんだ」
「くっ…外道が…」
「そろそろ諦めたらどうです?今のあなたでは私には勝てませんよ」
「ハァ…ハァ…絶対に…諦めたりするものですか…」
「往生際が悪いですよ、何故あの男の人にそこまで庇うのです」
「フフッ…そんなの私にもわからないわ…だけど…私にはあの人を守らなきゃいけない使命感が沸いてくるのよ…」
「ならそろそろ終わりにしましょうか…」
「臨むところよ…」
―妖怪の山山頂付近前―
「文様…何故…」
ピチューン
風頼と文は大分近く待で来ていた。
「お前…強いんだな…」
「こう見えて私は大天狗様の指導を受けてますからね」
そして少し進んだ先で文が足を止めて風頼に行った。
「さあ、この先に彼女がいるはずです、行ってあげなさい」
「でも文は?」
「私はここであなたの方に敵が行かないように戦っておきます」
「文…」
「さあ、行ってあげなさい…」
「ありがとう…文…」
そして風頼は奥に進んで行った。
「フフッ…あのメイドなかなか可愛い子を手に入れたじゃないですか、私もたっぷり取材させてもらいますよ」
だが文は薄々気がついていた。
「でも…彼もしかしたら…いや…ほぼ100%で死にますね…」
―妖怪の山山頂付近―
幻符「殺人ドール」
女性の回りに体力のナイフが出される
奇跡「神の風」
しかし咲夜のナイフは女性の攻撃で全て弾かれてしまった。
「くっ…まだ…」
だが咲夜は決定的なミスを犯してしまった。
(しまった!!ナイフがもう…)
攻撃を耐えるのに精一杯な咲夜はナイフを回収することがままならなかった。
「終わりです!!」
「しまっ…」
女性の弾幕が咲夜に直撃し、咲夜は宙を舞った…
「う…くっ…ハァ…」
「まだ動けるのですか、でもその様子だと立つのがやっとの用ですね」
「まだ…私は…」
「大丈夫です、あなたの可愛いお手伝いさんは私達が可愛がってあげますから…」
そして女性は弾幕を用意した。
(ここまでか…ごめんなさい…風頼さん…私帰れないみたい…)
「お別れです!」
女性が弾幕を撃とうとした瞬間
「待てぇぇぇぇぇぇ!!」
森から姿を現したのは
「ふ…風頼…さん…なんで…」
「僕は咲夜さん一人置いて逃げることなんてできません!!」
「バカ!!早く逃げなさい!!私は大丈夫だから!!」
「そんな姿で言われて逃げる人なんていませんよ!!」
っとここで
「君が風頼君か」
「誰だお前は…」
「あなた神奈子様になんて口を!!」
「止めろ早苗」
「う…しかし…」
「私は八坂 神奈子、守矢神社の神だ」
「神…だと…」
「そしてこっちは洩矢 諏訪子」
「やあ、よろしくね」
「ハッ…咲夜さんをここまでボロボロにして」
「まあ、まて、その咲夜をボロボロにしたのが東風谷 早苗だ」
「ええ!?神奈子様!?なに人に押し付けてるんですか!?」
「だってそうだろ?」
「そうですが…」
「で、なんのようだ」
「お前に提案がある」
「僕にだと?」
「ああ、今お前が我々の神社を信仰したら咲夜は助けてやろう」
「なに?」
「駄目よ風頼さん!!私に構わないで逃げて!!」
「さあ…どうだ?」
「フフフ…フフフ…ハハハハハハハハハハ!!」
「どうした、なにがおかしい」
「ハッ…冗談言うんじゃねえよ、僕をここまで守ってくれた咲夜さんの努力を無駄にするわけにはいかねえんだよ」
「それはつまり断るのか?」
「そういうことだ」
っと風頼はナイフを手にした。
「ほう…ただの人間が神に歯向かうのか…」
っとその時神奈子のすぐ横をナイフが通りすぎる
「本当にただの人間かその目で確かめて見るがいい」
「フッ…おもしろい…早苗、諏訪子、お前らは手を出すな」
「し、しかし神奈子様」
「聞こえなかったのか?」
「……はい…わかりました…」
「というわけだ、喜ぶがいい、この私自らが冥土に送ってやるのだからな」
「ハッ…メイドは咲夜さんだけで充分なんだよ」
「駄目よ!!逃げて風頼さん!!」
「嫌だ!!」
「駄目よ!!死んでしまうわ!!あなたが敵う相手じゃないわ!!」
「そうだ、諦めて降伏したらどうだ?」
「フッ…確かに僕じゃああんたには勝てないだろうよ…だけどな…」
その時風頼の目がいつもより鋭くなった。
「相手が強くて勝てなくても、戦わなきゃ…誰も守れねえだろうがぁぁぁぁぁ!!」
その瞬間風頼はナイフを投げた。
「こんなもの…」
軽く弾幕で弾く神奈子だが
「しめた!!」
一気に神奈子に突進する風頼
「なに!?」
すかさず後ろに交わそうとするが一足早く風頼が神奈子の足を足払いする
「しまった!!」
そして風頼は神奈子ジャイアントスイングで投げた。
「そら!!」
そこからナイフの追い討ちをかける
「くっ…ハァ!!」
弾幕でナイフを相殺する神奈子
「お返しだ!!」
そうして大量の弾幕をはる神奈子
「くっ…避けれるか!!」
上手く前転をし弾幕をスレスレで交わす風頼
「ほう…少しはやるようだな…だが所詮は人間…普通の人間が神には勝てないのだよ!!」
その時風頼の後ろには弾幕がはられていた。
「ヤバッ!!交わしきれない!!」
そして…
ドーン…ドーン…ドーン…
風頼に弾幕が直撃する
「風頼さあああん!!」
そして弾幕の煙が晴れるとそこには風頼が倒れていた。
「人間にしてはよく頑張ったほうだな…だが…神には勝てなかったようだな…」
そして神奈子が風頼を拾おうとしたら…
「………………………………!!」
「なに!?」
風頼が再び目を開いたのだ
「はぁぁ!!」
そして風頼は神奈子に向けてナイフを投げそのナイフは神奈子の左肩を刺した。
「ぐはぁ…」
「神奈子様!!」
「来るな早苗!!」
「は、はい…」
「うぐ…おおおおお…」
そして風頼が再び立った。
「何故だ…弾幕は直撃したはずなのに何故立てる…」
「ヘッ…こちとらフランのタックルを毎日受けてんだ…自分でも恐ろしいくらい体が頑丈になってんだよ…」
「ほう…なるほど…あの吸血鬼の妹のか…」
「そしてこっちもお前の左肩に刺した…これで左肩は使えねえ…」
「まあ、まずはここまでよくやったと褒めてやろう…だが…これはどうかな!!」
っと1つの大きな弾を撃つ神奈子
(大丈夫だ…このスピードでなら交わせる…)
だが弾は急に気道を変えた。
「なに!?」
そしてその弾は咲夜に向けられた。
「しまった!!咲夜さん逃げて!!」
「だ、駄目…体が動かない…」
「さあ…終わりだ!!」
そして…
ズドーン…
弾が直撃した…そして咲夜の白いワンピースに血がかかる…だが…その血は咲夜のではなく…
「…………………………!」
咲夜の目の前には風頼が口から血を吐いていた…
「ガハァ…」
「風頼さん!!」
「さあ、今のをまともに受けたらいくらお前でもかなりのダメージだろう」
「くっ…」(ヤバイ…もう力が…)
「さあ…どうする…」
(…こうなったら…)
風頼は咲夜の目の前に立ち咲夜を庇う体勢になった。
「ほう…あくまでその女を守るか」
「駄目よ!!逃げて風頼さん!!」
「嫌だ!!今ここで逃げたら…ゲホッ…絶対に後悔する…そんなの嫌だ!!」
「嫌…逃げて!!」
「なんと言おうと逃げません!!」
そして神奈子が弾幕の準備をし
「死ぬ覚悟はできたか?」
その時風頼は香霧堂で買った石を握り締めた。
(頼む…せめて…咲夜さんだけでも助けたいんだ…)
「なら…消えな…」
そして神奈子が弾幕を撃った。
(すみません…咲夜さん…守ってあげられなくて…でも…咲夜さんだけでも助かるなら…僕はそうしてあげたい…)
だんだん近付く弾幕
(もし本当に僕に能力があるなら…今この場で守ってあげたかった…)
そして目の前に弾幕が来ていた。
(…………さようなら…咲夜さん…)
目を閉じ風頼は死を覚悟しそのまま弾幕を受けようとした。だが…彼の手の中でなにかが光った。そしてその光が出た瞬間風頼に当たりそうだった弾幕が突然爆発した。
「なに!?」(結界か!?だがやつにはそんな力がないはず…)
なにが起きたのかわからない風頼は呆然としていた。
「くっ…もう一度!!」
っとその時
「待ちなさい!!」
そこで霊夢達が文を連れてやって来た。
「彼は無実よ」
「ちょっと霊夢さん!?なにを根拠に言って…」
っと早苗が聞くが
「証拠ならこれよ」
っと文が先程風頼にも見せた写真を出した。
「これは…」
「さあ、これでわかったでしょ」
「僕達は助かったのか?」
「そうよ風頼さん…」
「咲夜さん無事ですか!?」
「は、はい…私は…」
「そうですか…それは…よかっ…た…」
バタン
「風頼さん!?しっかりしてください!!風頼さん!!」
意識が遠くなる中、僕には咲夜さんの声だけが響いていた…
お疲れ様です。今回は頑張って長めに書いてみました。危機を越えられた風頼達だったが意識を失ってしまう、風頼は無事なのか!?それはまた次回、後書きが短くなりましたが今回はこの辺でさよなら~