メイドと青年のたどり着く真実の愛とは   作:ニシン

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こんばんは、ニシンです。この章も遂に32話目…このシリーズ最長ですがこの章も段々と終わりが近づいて来ました…後何話で終わるのでしょうか、では本編へどうぞ~


旧都二泊三日温泉旅行!!地底の人の無念を晴らせ風頼!!32夜目

 

前回のあらすじ

 

風(よく考えたらなんで溶解液でドアを溶かさなかったんだろう…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………ガチャ……

 

風「ふん………よいしょ……っと…咲夜さん、掴まってください」

 

咲「はい……………ん……しょ……ふう………うっ…眩しいですね」

 

風「そりゃ二日近く太陽の光を浴びてないんですから無理も無いでしょう、これを着けてください」

 

咲「サングラス…ですか?」

 

風「はい、一昨日射的屋で手に入れていた物です、この事を予想して持っておきました」

 

咲「ありがとうございます、では…」

 

スチャ

 

風「流石咲夜さん、サングラスが似合いますね」

 

咲「フフッ…ありがとうございます」

 

風「にしてもここはどこでしょうか…」

 

咲「ここは妖怪の山ですね」

 

風「妖怪の山……確かにそんな感じはしますね…」

 

咲「それで風頼さん、ここまで来たのは良いのですがこれからどうするんですか?」

 

風「その事ですがここまで来たら作戦は成功したような物です、お空ちゃん達が足止めしてくれていなかったらかなりきつかったですけど」

 

咲「それで…何をするのですか?」

 

風「とりあえずですね…」

 

ドサ

 

風頼が地面に分厚い本を置く。

 

咲「それは…以前風頼さんが召喚をするのに使っていた本ですね」

 

風「はい、こいつを使ってこれからとある奴を呼び出します」

 

咲「誰ですか?」

 

風「咲夜さんも知っている奴ですよ」

 

咲「?」

 

風「では…始めます…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女郎蜘蛛「ふん!!」

 

ドゴン!!

 

こ「きゃあ!!」

 

ドーン!!

 

空「こいし様!!」

 

こ「いたたた…」

 

空「お前…よくもこいし様を!!くらえ!!」

 

ドゥン!!

 

空はレーザーを打ち出すが

 

女郎蜘蛛「なんなんだこのレーザーは…しっかり狙っているのか?」

 

空「チィ…うらああああああああ!!」

 

ドゥン!!ドゥン!!ドゥン!!ドゥン!!

 

空は乱れうちで攻撃をするが

 

女郎蜘蛛「数打ちゃいいってもんじゃないぞ、いくら力が強くても当たらなきゃ意味が無いんだよ、例えば…こんな風にな!!」

 

ピュ!!

 

空「しまっ…」

 

ジュウ…

 

空「…………あれ…なんともない…?」

 

こ「お空!制御棒が!!」

 

空「え?…………ああああああああああ!!!!わ…私の制御棒が…」

 

空の右手に着けているキャノン砲の半分が溶けてしまった。

 

女郎蜘蛛「どうやらどれだけ強い核エネルギーでもやはり正確に飛ぶ攻撃じゃないと意味が無いみたいだな」

 

空「くぅ…」

 

こ「なら私が…」

 

女郎蜘蛛「おっと待ちな…こいつを見てもそんな事が言えるのかい?」

 

こ「な…なに…」

 

女郎蜘蛛「クックックッ…」

 

………………………………………………

 

空「え……な…なんで…」

 

こ「そ……そんな……」

 

女郎蜘蛛「そういうことだ……消えな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―妖怪の山 間欠泉センターの出口付近―

 

……………………………………………………………………………………………ガシャーン!!!!

 

女郎蜘蛛(………………地上に出たわいいが…何故暗闇なんだ………まあいいだろう…こっちが有利だしな…だが奴等はどこだ…流石に音でバレている筈だが…奴等は私が見えない…結局あいつらが不利なのには変わらないだろう…ジワジワとなぶり殺してやる…)

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

「今だ!!」

 

女郎蜘蛛「!?」

 

その時、暗闇が振り払われ光が射す。

 

女郎蜘蛛「こ…この光はまさか…」

 

ピカー!

 

女郎蜘蛛「た…太陽ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

女郎蜘蛛が悶え苦しむ中森の茂みから誰かが出てくる。

 

風「作戦大成功だ」

 

咲「やりましたね」

 

女郎蜘蛛「き…貴様らぁぁぁぁぁぁ…」

 

風「洞窟に住んでいた鬼ですら太陽を嫌っていたからな、ずっと暗い旧都に住んでいるお前には辛いだろうな」

 

女郎蜘蛛「うぐ…ぐがあああああ!!!!な…何故…どうやって暗闇を…」

 

風「それはな…こいつのお陰だ」

 

風頼の隣に一人の少女がやってくる。

 

ル「私なのだ~」

 

風「こいつはルーミア、闇を操る程度の能力が使えるんだ」

 

女郎蜘蛛「闇…だと!?」

 

風「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

風―暗闇を操りし腹ペコ妖怪よ…我の食糧と引き換えに我に力を貸したまえ…………こい…ルーミア!!―

 

ボン!

 

ル―呼ばれたのか~―

 

風―頼むルーミア、力を貸してくれ!―

 

ル―そーなのかー、だけどお腹空いたからなんか食べさせて欲しいのだ~―

 

風―う、うーん…じゃあちょっと軽く木の実取ってくるから咲夜さん見張っていてください―

 

咲―はい―

 

 

 

 

―数分後…―

 

風―持ってきたよ―

 

ル―わーい!いただきまーす―

 

パクパク…ジュルジュル…ゴクン…

 

風―これでどうだ?―

 

ル―うーん…まあいいや―

 

風―じゃあこの辺を真っ暗闇にしてくれ―

 

ル―は~い―

 

 

 

 

 

 

風「ってことだ」

 

女郎蜘蛛「この人間が…」

 

風「ありがとなルーミア、ここからは危ないからルーミアは帰ってるんだ」

 

ル「わかった~」

 

咲「さあ…これで貴方のお得意のかくれんぼは出来なくなったわね」

 

風「降参しても許さないぞ」

 

女郎蜘蛛「降参?………………クックックッ…ククク…」

 

風「なんだ…急に…」

 

女郎蜘蛛「フフフフフフ……ウフフフフフフフフフフフフ…」

 

咲「一体…」

 

女郎蜘蛛「ンフフ…アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

風「なんだよ!!一体何が可笑しい!!」

 

女郎蜘蛛「この私が降参?笑わせてくれるわ…貴様らが暗闇を無くそうと…貴様らに勝ち目が無いのが分かってないなぁ!!」

 

咲「なんですって!!」

 

風「どういうことだ!!」

 

女郎蜘蛛「気が付かないのか?あの二人がどうなったのか…」

 

風「そういえば…」

 

女郎蜘蛛「貴様らがあいつを置いていったのは間違いだったなぁ…奴等は今感動とは言わないが懐かしの奴と再開しているところだ…」

 

風「なんだと…」

 

女郎蜘蛛「見せてやろう………ふぅ…!………ぼぶぉ…」

 

グチグチ…ピキピキ…カパァ…

 

咲「な…!!」

 

風「体が割れて…」

 

だが驚いた二人に更なる驚愕の光景が風頼達を待ち受けていた。

 

風「奥に何かいますが…あれは…ま、まさか!!」

 

女郎蜘蛛「そうさ…さっきまで貴様らの為に戦ってくれていた二人さ」

 

女郎蜘蛛の体内には粘液のようなもので捕らえられていた。

 

風「お空ちゃん!!こいしちゃん!!」

 

女郎蜘蛛「無駄だ…こいつらは気を失っている…ま、起きていようが声を出せれないだろうがな」

 

風「なんだと…!!」

 

女郎蜘蛛「それに、早く助けなくて大丈夫か?」

 

風「どういうことだ…」

 

咲「風頼さん………どうやら捕まっているのはあの二人だけじゃないみたいですよ…」

 

風「え…?」

 

咲「あの二人がいる更に奥を見てください…」

 

風「奥…………!!!!………………そういうことかよ…こりゃ確かに早く助けないと不味いですね…………彼女を…」

 

二人よりも奥にいる人物…それは…

 

風「………さとりさん…」

 

女郎蜘蛛「さあ、面会は終わりだ」

 

カパン

 

風「皆!!」

 

咲「風頼さんが言った通り…あの中だとかなり酸素濃度が低いでしょうね…」

 

風「一気に終わらせますよ!!」

 

咲「はい!!」

 

女郎蜘蛛「殺れるもんなら殺ってみろよ…」

 

風(なんだ…あの妙な自信は…)「殺ってやるよ…バリアメイク!ソード!!」

 

シャキン!!

 

ザザザザザザザ!!

 

女郎蜘蛛「………………………」

 

風(スピードはかなり落ちている筈だ…ジャンプからの串刺しにしてやる!)

 

ピョン!!

 

風「ハァ!!」

 

女郎蜘蛛「残念」

 

スイ…

 

風「!?」

 

ズン!!

 

風(避けられた?)

 

女郎蜘蛛「どうした?殺すんじゃなかったのか?」

 

風「くっ…」(なら今度は切り刻んでやる!)

 

ザザザザザザザザザザザザザザ!!!!

 

咲(私も風頼さんの援護を…)

 

シャ!!シャ!!シャ!!シャ!!シャ!!

 

女郎蜘蛛「甘いな…」

 

スイ…

 

咲「な!?」(完全に死角だった筈!!)

 

風「んの野郎…うりゃりゃりゃりゃ!!!!」

 

女郎蜘蛛「遅い遅い…止まって見えるな」

 

風「うりゃあ!!」

 

スカ…

 

風「消えた!?」

 

咲「ど…どこに…」

 

女郎蜘蛛「おいおい、気が付かないのか?」

 

風「ど、どこだ!!どこにいる!!」

 

女郎蜘蛛「なら教えてやるよ、今私は…」

 

風(なんだこの嫌な予感は…)

 

女郎蜘蛛「お前の隣にいるんだよ…」

 

風「!!………………………なっ!?」

 

女郎蜘蛛が言った通り風頼の隣に女郎蜘蛛がいた。

 

女郎蜘蛛「ふん!!」

 

ドス!!

 

女郎蜘蛛の尖った脚が風頼に突き刺さる。

 

風「ゴハァ…」

 

ヒューン…………ドカーン!!

 

そのまま飛ばされ木に激突する。

 

咲「風頼さん!!………許さない!!」

 

ザザザザザザザ!!

 

女郎蜘蛛「お前も吹き飛んじまいな」

 

カパ

 

咲(何かしら…口を空けて…)

 

その時だった。

 

キュイイイイイイイイイイイイ…

 

咲「な!?」

 

女郎蜘蛛の口の中に高エネルギーが出来る。

 

女郎蜘蛛「吹き飛べ!!」

 

ドゥオオオン!!!!

 

咲「ザ・ワールド!!」

 

ピキーン!!

 

咲「熱っ…」

 

間一髪で時を止めたが目の前に来たレーザーはかなり熱かった。

 

咲「そして時は動き出す…」

 

………………………ドォォォォォン!!!!!!

 

咲「な…なんて火力…」

 

風「うう…」

 

咲「はっ!風頼さん!!」

 

咲夜は風頼の側に駆け寄る。

 

咲「大丈夫ですか!」

 

風「はい…なんとか…ですがなんなんだ奴の力は…今まで奴はあんな力を使っては…」

 

咲「風頼さん…多分…あいつ自分の体内取り込んだ生物の力を吸収しているんじゃ…」

 

風「な、なんですって…」

 

咲「奴はこっちが攻撃すると心を読んでいるかのように避けます…そしてあの巨体で私も風頼の隣にいるなんて全然気が付きませんでした…そしてあのレーザー…かなりの火力ですね…」

 

風「それって…全部皆の能力じゃないですか!!」

 

咲「あいつはさっき起きていても声を出せないって言っていました…っとなるとやっぱり力を吸収していると考えるのが自然です…」

 

風「……なんてことだ…こんな化け物に…勝てるのでしょうか…」

 

咲「とにかく今は戦いましょう…」

 

風「はい」

 

女郎蜘蛛「話は済んだか?なら…殺してやろう!!」




お疲れ様でした。最近はあまり投稿出来たり内容が短かったので今回はちょっと長目にしました。火曜日に体育祭ですがに台風で体育祭が中止になれば投稿出来ると思います。まあ、今の所天気は曇りですが、まあ、早くても水曜日には投稿したいです。そして女郎蜘蛛の真の力、人質を盗られ、人の心を読み、人に気づかれずに近づけ、あっという間に蒸発させれるパワー、この絶望的な状況で風頼達は勝てるのか、では今回はこの辺でさよなら~
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