メイドと青年のたどり着く真実の愛とは   作:ニシン

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こんばんは、ニシンです。今回二回目の投稿です。今回は説明回となります。そして行方不明になった咲夜さん達は一体どうなったのでしょうか、そしてまさかの秦羅登場でかなり強い戦力を手に入れました。この先どうなるのでしょうか、では本編へどうぞ~


特別コラボ!!交わる二つの世界と四人の出会い 十四人目

 

前回のあらすじ

 

翔「まるで咲夜さんはピ○チ姫で風頼はマ○オだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「なるほど…じゃあ秦羅もこっちの世界に飛ばされたんだね」

 

秦「そうだ、だが気を失う直前、何かとんでもない気配を感じた」

 

風「そいつが四王天…」

 

秦「多分な、だが幸いにも僕には気がつかなかったみたいだ、もしこっちの世界に来ていなかったら戦闘は避けられなかっただろうな」

 

翔「なあ、一つ聞いていいか?」

 

秦「なんだ」

 

翔「四王天は秦羅が戦ったとしても勝てないのか?」

 

秦「……確信ではないが…多分…勝てない…」

 

翔「秦羅でも!?」

 

霊2「まあ、翔聖はともかく覚醒をしていなかったとはいえ風頼さんですらあの有り様になったんだから秦羅でもかなりきついでしょうね」

 

翔「霊夢酷い…」

 

風「ところで秦羅君って一体どんな戦い方をするの?」

 

秦「ああ、僕の能力は神速で移動する程度の能力なんだ」

 

風「し、神速?」

 

翔「これが凄い速さなんだよな~」

 

秦「まあ、エネルギーの制限があるけどね、それと僕も神力を使えるんだ」

 

風「秦羅も神力を使えるのか~」

 

秦「まあ、後はスペルカードを少々や、その他だね」

 

風「神速か~」

 

霊1「ところでそろそろ話を戻していいかしら?」

 

風「ああ、すみません霊夢さん、どうぞ」

 

霊1「じゃあ作戦開始の時間だけど、作戦開始は明日よ」

 

翔「明日なの?」

 

霊1「そうよ、もう今日は日が沈みかけているからね」

 

風「本当だ…っていうか僕は一体あれからどれくらい気を失っていたの?」

 

レ1「ざっと四時間程度ね、翔聖は30分くらい前に起きたみたいだけど」

 

風「四時間か………その間咲夜さんは無事だろうか…もしかしたらもう岩馬に捕まって!」

 

パ1「岩馬?」

 

風「ああ、夢に出てきたんだ、あいつは咲夜さんを狙っている!」

 

秦「岩馬?」

 

霊1「そうか、秦羅は知らなかったわね、岩馬 邪道、まだ正式な能力はわかってないけど奴は夢を見せたり幻術を見せたりするわ」

 

秦「ふむ…なかなか厄介だな…それでなんであいつは咲夜を狙っているんだ?」

 

霊1「それは……」

 

風「霊夢、ここからは僕が話す」

 

霊1「………大丈夫なの…」

 

風「はい…」

 

秦「………」

 

風「咲夜さんは……過去岩馬の奴隷だったんです…」

 

秦「奴隷か……それで…その岩馬が咲夜を狙っている訳は…」

 

風「…………また…咲夜さんを奴隷にする為だと思う…」

 

秦「そうか……すまなかった、なんか悪いことを聞いてしまったみたいで」

 

風「いや、いつか話すときが来るとは思っていたから」

 

秦「……君は聞いた話通り優しいのだな」

 

風「へへ…」

 

レ2「それで霊夢、明日のいつ出発なの」

 

霊1「時間は明日の9時出発よ、結界の中心に紫が準備して待っているわ」

 

パ1「そういえば風頼、小悪魔や妹様は召喚して呼び出せないのかしら」

 

風「うーん…出来ないことは無いと思うけど…あの強力な結界を越えてまで呼び出すから…下手したら命が危ないかも…」

 

霊2「そうね、無理に呼び出すと存在が消えてしまう可能性があるわ」

 

パ2「存在すら…って事は妹様は私達の記憶から消えるって事ね」

 

レ2「ちょっと待ちなさい、って事は私の世界のフランも…」

 

咲「消えてしまうかもしれませんね…」

 

霊1「でもあっちの世界に行けば多分大丈夫だとは思うけど」

 

風「…いや…でも止めておくよ」

 

翔「え?なんで?」

 

風「だってフラン達を呼び出したら咲夜さんはひとりぼっちになっちゃうだろ?もう…咲夜さんに辛い思いはさせないんだ」

 

咲「風頼……さん…」

 

レ2「フッ…」

 

パ2「どうしたのレミィ」

 

レ2「いや…なんだかこっちの咲夜があの男を好きになった理由がわかったような気がするわ…」

 

パ「確かに…でも、ちょっと心配しすぎじゃないかしら」

 

霊1「そこが風頼さんの良いところよ」

 

レ2「霊夢」

 

霊1「確かに言葉ではかなり心配しているけど、心の奥底からはいつも無事だと確信しているのよ」

 

レ2「なるほどね…」

 

風「あれ?」

 

秦「どうかしたかい?」

 

風「いや…美鈴を見かけないな~って」

 

翔「そういえばそうだね、もしかして美鈴もあっちに…」

 

レ1「美鈴ならあっちの世界の美鈴と一緒に今買い物ついでに人里の様子を見に行っているわ」

 

翔(そっちがついでなんだ…)

 

風(っていうか美鈴も結構怪我してたよね…)

 

霊1「そろそろ帰ってくるんじゃないかしら」

 

ガチャ

 

美1「ただいま戻りました」

 

レ1「噂をすれば」

 

美1「あ、風頼さん目を覚ましましたか、よかったです」

 

美2「翔聖さんも無事でよかったです」

 

風「まあ…死にかけたけどね」

 

レ1「それで美鈴、人里はどうだった?」

 

美「それがもう皆さんパニックしまくりでしたよ、自分がいきなり現れて喧嘩している人や、子供が消えたって大慌てで探し回っている人や、買い物が出来たのはごく一部のところでしたよ」

 

霊2「まあ、そうなるでしょうね」

 

美2「霊夢さんがなんとかするだろうって言って落ち着いてる人もいましたけどね」

 

霊1「荷が重いわね…」

 

秦「ともかく今は明日に備えてゆっくりしよう」

 

翔「そうだね、まだ疲れもとれていないしね」

 

霊1「じゃあご飯を作るわ」

 

咲「では私も」

 

霊2「私もいるわよ」

 

レ1「じゃあここで一回解散ね」

 

翔「じゃあ僕は部屋で休んでいるよ」

 

パ1「じゃあ私もちょっとやることあるから」

 

パ2「手伝う事があったら手伝うわよ」

 

パ1「じゃあお願いするわ」

 

そして皆が去っていく。

 

秦「じゃあ僕は剣を研いでおこうかな………ん?」

 

部屋に一人、風頼だけが窓から見える紅魔館を見つめながら呟いた。

 

風「咲夜さん……もう少しだけ待っていてください…………かならず……迎えに行きますから……」

 

秦「……………………フッ…」

 

ザッ…ザッ…ザッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして各自で休息をとり、時間は過ぎていき食事の時間となった。

 

カチャカチャ…

 

翔「うん、美味しい!」

 

霊2「翔聖、口にソース付いてるよ」

 

翔「え?」

 

霊2「吹いてあげるからこっち向いて」

 

翔「大丈夫だよ自分で出来るから」

 

霊2「いいから」

 

翔「うん…」

 

ゴシゴシ…

 

霊「ほら綺麗になった」

 

翔「ありがとう霊夢」

 

霊「フフッ…」

 

風(やっぱり夫婦だな…)

 

咲「あの…」

 

風「ん?」

 

咲「手が進んでいないようですが…お口に合いませんでしたか?」

 

風「え?あ!いえいえ!!そんな事ないですよ!!とっても美味しいです!!ハム!!ハム!!」

 

咲「あ…そんな急いで食べますと…」

 

風「ふぐむ!?」

 

咲「ああ…やっぱり…はい、お茶です」

 

風「ん…ゴク…ゴク…ゴク…ハァ…ありがとうございます、助かりました」

 

咲「フフッ…」

 

風「?何か僕の顔に付いていますか?」

 

咲「いえ…風頼さん…私は十六夜 咲夜で貴方とは全く縁がないのに…風頼さん…そんな私にもとっても優しいので…」

 

風「いや~なんだかやっぱり同一人物ですから…」

 

咲「…こっちの私にも…普段からこんな感じなんですか?」

 

風「はい、そうですよ」

 

咲「そうですか…」

 

風「?」

 

レ2「ねえ…あの二人初対面なのにやけに親しくない?」

 

パ2「ええ、何でかしら」

 

霊1「初対面でも誰とも仲良くなれる、そこが風頼さんの良いところなのよ」

 

レ2「やるわね…」

 

レ1「なんだか懐かしいわ~私達もまだ風頼達の距離が遠い時にこんな風にパチェと作戦立てていたわね~」

 

パ1「ま、今では何もしなくてもラブラブで見てる方が恥ずかしいけどね」

 

レ2「そ、そうだったのね…」

 

パ2「流石私達ね」

 

秦「僕も妖夢とあんな風になるのかな…」

 

翔「そういえば秦羅、妖夢は?」

 

秦「こっちの世界では見かけなかったから多分妖夢はあっちにいると思う」

 

翔「そっか…残念だったね、妖夢と離ればなれになっちゃって」

 

秦「いや…むしろ良かったよ、こっちに飛ばされたのが僕で」

 

翔「なんで?」

 

秦「妖夢だけだとちょっと心配だからね、でもまああっちは幽々子もいるだろうし多分大丈夫だと思うけどね」

 

翔「妖夢も強いしな」

 

秦「ああ…」

 

美1「しかし今頃あっちでは何をしているでしょうか…」

 

レ1「さあね、だけど咲夜もいるからなんとかやっているでしょ」

 

美2「そうだといいんですが…」

 

風「………大丈夫だよ…きっと…」

 

咲「風頼さん…」

 

そして食事の時間は終わる。

 

霊2「じゃあ洗ってくるわね」

 

翔「うん、わかった」

 

レ1「じゃああんたらも早く寝なさいよ」

 

翔「は~い……じゃあお先に寝ようかn…」

 

秦「ちょっとまて」

 

翔「なに秦羅?」

 

秦「ちょっとこっちこい」

 

翔「なんで?」

 

秦「いいから!」

 

翔「?」

 

トコ、トコ、トコ

 

秦「お前もちょっとはその鈍感の性格を治したらどうだ」

 

翔「だから一体…」

 

秦「シッ!」

 

秦羅がたどり着いた先にはバルコニーに風頼がいた。

 

風「……………ハァ…」

 

翔「風頼?」

 

秦「まだだ…」

 

そしてその後ろから咲夜が風頼に近づく。

 

翔「咲夜さん?」

 

風「……………………」

 

咲「風頼さん」

 

風「え?……あ、咲夜さん…」

 

咲「隣…良いですか?」

 

風「はい、どうぞ」

 

コツ…コツ…コツ…

 

咲「……星空が綺麗ですね」

 

風「…そうですね…」

 

咲「皆さん…無事だといいですね」

 

風「はい…」

 

咲「風頼さんは…今の暮らし…楽しいですか?」

 

風「…はい…」

 

咲「……………風頼さん…やっぱり…私じゃ…風頼さんを元気に…出来ませんか?」

 

風「え…」

 

咲「この世界の私なら…どうやったら元気を出してあげられるか考えたんです…」

 

秦「……やっぱり彼のオーラはどんな人でも惹き付けるのだな…」

 

翔「?」

 

↑これが状況を理解している人としてない人の図である。

 

風「そんな事ないですよ…咲夜さんがいるだけで僕は…」

 

咲「いえ…最初はあまり気にならなかったのですが…風頼さんの話を聞いていたり…風頼さんの優しさを見ていたら…なんだか…何かしてあげたくなってしまい…」

 

風「咲夜さん…」

 

咲「やっぱり……本人でないと……ダメですよね…」

 

風「…………そんな事ない…」

 

咲「え?」

 

風「そんな事ないですよ!たとえ今僕の目の前にいる咲夜さんが赤の他人でも、咲夜さんは咲夜さんです!」

 

秦「言うじゃないか…」

 

翔「??」

 

咲「風頼さん……」

 

ツゥー…

 

風「咲夜さん……それ……」

 

咲「え……やだ…私なんで…涙なんか…」

 

風「………ありがとうございます」

 

咲「え…」

 

風「僕の為に泣いてくれて…」

 

咲「あ…や…その…」

 

風「なんだか元気が出ました、ですが…」

 

ゴソ…

 

風「これで涙を吹いてください、それでやっと僕は元気になれます」

 

風頼は咲夜にハンカチを渡す。

 

咲「あ…どうも…」

 

風「…………さて、元気が出ましたし僕はそろそろ部屋に戻ります…改めてありがとうございます…咲夜さん…」

 

っと風頼が部屋に戻ろうとした瞬間。

 

咲「待っていてください!」

 

ギュ…

 

風「え…………咲夜……さん?」

 

咲「この世界の私なら……こうしますか?」

 

風「え……あ…………はい…とても暖かいです…」

 

咲「風頼さんも…とても暖かいですよ…」

 

風「フフッ…」

 

秦「おお……まさかここまでなるとは…」

 

翔(あれ?もしかして今かなりいい雰囲気?)

 

風「………………あの…咲夜さん?」

 

咲「はい?」

 

風「もう…離していいですよ」

 

咲「あ…す、すみません!」

 

風「いえ、いいんですよ、では今度こそ戻ります」

 

咲「はい、お休みなさいませ…」

 

風「お休みなさい、咲夜さん…」

 

秦「さて…これ以上いるのも野暮だな、帰るか」

 

翔「何となくわかったけど…結局なんだったの?」

 

秦「翔聖でも何となくまでわからせるとは…本当に…色んな意味で彼は強いな…」

 

翔「ねえ?なんなの?」

 

秦「自分で考えな」

 

翔「え~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲「ダメよ十六夜 咲夜……風頼さんはこの世界の私の者……なのに……なのに………ダメじゃないの…好きになったら………………………でも……あんな風にされたら……好きになってしまいます…」

 

咲夜は部屋の隅で泣いているととあることを思い出す。

 

咲「あ…ハンカチ…返すの忘れていました……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊1「さて……準備はいいかしら?」

 

風「はい、いつでもどうぞ」

 

翔「僕もだ」

 

秦「僕も問題ない」

 

霊2「皆大丈夫みたいね、じゃあ紫が待っているわ」

 

秦「ああ、行こう」

 

そして5人はいざ結界に向けて飛び始めた。

 

風(咲夜さん…今迎えに行きますよ…)




お疲れ様でした。次回から遂にもう1つの幻想郷に行きますが咲夜さんに変化がありましたね、風頼の優しさは一体どこまで人を魅力にしてしまうのか、そして咲夜さん達は無事なのか、では今回はこの辺でさよなら~
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