前回のあらすじ
翔(って言うかもう僕ってあいつの眼中にすら入ってなかったの?)
妹「………………………んぐ…」
咲「目が覚めましたか」
妹「咲夜……私は一体…それにここはどこだ…」
咲「ここは霧の湖の近くの森、そして貴方は今まで操られていたんですよ」
妹「操られて……」
咲「覚えてないのですか?」
妹「ああ…最後に見たのは妙な男にいきなり変な黒い石がついたネックレスをかけされた事だ…」
咲「妙な男?」
妹「ああ、少なくともあんなやつ見たことなかったな」
咲「何を言っているのよ、あなたは…」(…ってちょっと待ちなさい…もしかしてこの妹紅……あっちの世界の人かしら…)
妹「どうした?いきなり黙り混んで」
咲「ねえ、貴方そいつに出会う前に何かなかったかしら?」
妹「そういえばいつも通り竹林を散歩していたら急に気を失ったな、何も起きなかったけど」
咲「やっぱり……ねえ、一つお願い出来るかしら?」
妹「ん?なんだ?」
咲「それは…………」
妹「ハァ?お前正気か?何を言ってるんだよ」
咲「私は大真面目よ」
妹「だからって今お前は…」
咲「良いから、あいつに勝つには…あの人の力が必要なのよ…」
妹「……………………………」
咲「お願いよ……妹紅………」
妹「…………………………………あーもう!!わかったよ!!行けば良いんだろ行けば!!」
咲「本当に?」
妹「ああ、だけど今回は特別だからな、こんな訳もわからない事に力を貸すのは」
咲「………ありがとう…」
妹「じゃあ、早速行ってくるよ」
咲「ええ、頼んだわよ」
妹「ああ…」
ギューン…
咲「じゃあ…私も早く戻らないと…」
バババババババババ!!!!!!
霊1「ハァァァァァァァァァ!!!!!!」
四「遅い遅い、ナメクジと同じくらい遅い」
秦「だったらこのスピードならどうだ!!紫電一閃!!」
ギュン!!!!!!
風「速い!!このスピードなら!!」
四「ほう、さっきよりは速いな」
秦「はっ!!」
四「肉体強化!!5倍アーム!!」
ガキィン!!
秦「なっ!?刃が通らない!!」
四「ふん!」
四王天は腕を振り払う。
秦「くっ…なんて強度だ…」
翔「ならこれでどうだ、エクスキャリバー!!」
翔聖は二刀流で四王天に突進する。
四「当てられるか?」
翔「当てられるかじゃない…当てて見せる!!」
四「いい面だ…」
翔「おりゃ!!」
ガキィン!!
だがやはり翔聖の剣も四王天には通じなかった。
翔「くっそぉ…」
四「当てられたが刀はなまくら刀だったみたいだな」
風「翔聖の剣はなまくらなんかじゃない…」
四「あん?」
ピシュン!!
四王天が振り向く瞬間に風頼は瞬間移動をする。
風「皆の思いがつまった…希望の剣だ!!」
バガン!!!!
四「ぐぉ!!」
ヒューン………ドーン!!!!
翔「風頼……」
風「大丈夫だ…翔聖君の剣は……誰よりも強い力だ…」
四「クックックックッ……」
霊2「な、何よ…」
四「クフフフ…」
秦「なんだ…」
四「クハハハハ…」
翔「な…なんだ?」
四「キヒヒヒヒ…」
風「………………」
四「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!ウヒヒヒヒヒヒ!!!!!!!ウヒヒヒヒヒヒウヒウヒ!!!!!!グハハハハハハハハハ!!!!!!」
霊1「な…何よこいつ…」
四「最高だ!!!!最高だよ風頼 信世!!!!やっぱり貴様は最高だ!!!!」
風「何を言っている…」
四「やはり…お前は俺の部下にふさわしい…他人からの信頼…その強さ…そしてお前のその純粋過ぎる心…完璧だ…」
風「お前は……何が言いたい…」
四「そうだな………一つ良いことを教えてやろう……この石についてだ…」
秦「魔石について…」
四「こいつは俺がちょっと落ちていたやつをくすねて研究に兼ねて完成させた魔石だ」
秦「な、なんだと!?」
霊2「それってまさか…人工的に魔石を作ったってこと!?」
翔「で、でもどうやって!!」
四「それは企業秘密だ、そして完成した魔石を俺の能力でさらに力を倍増させた、言わば魔王石か…」
霊2「魔王石…」
秦「なるほど…だからかなり強力だったのか…」
四「だが…こいつは失敗作だった…」
風「失敗作?」
四「確かにこいつは強大な力を手に入れられる…だが元々は俺が操れるようにする筈だった…だがあまりにも強力過ぎる力で石はその力に耐えられず姿を変えて…人の知能を失い…命令を聞かなくなってしまった」
翔「じゃあ…あの妹紅も…」
四「あいつも失敗作だ」
秦「妖怪でも強すぎる力…なら誰が…」
四「強いのは力だけじゃダメだ、人としての全てだ、人としての全てがあってこそ、魔王石はそいつの全てを食らい付くし、支配出来るのだ…」
翔「人としての………全て?」
四「そうだ……例えるならそうだな…」
霊1「…まさか!!」
秦「ま…まさか!!!!」
四「風頼 信世……貴様だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
ビュ!!!!
四王天は風頼に向けて魔王石を投げつけた。
風「しまっ……」
翔「風頼!!」
風「バリ…」
風頼は直ぐ様バリアを張ろうとしたが既に時は遅かった…
スポン…
魔王石は風頼のダイヤモンドに取り込まれ…
風「!!!!!!!!!!!!!!」
ドクン……
風頼の体に変化が起きた…
ビリビリビリビリビリ!!!!!!!!!!!!
風「ぐああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
風頼に激しいスパークが起きる。
翔「風頼!!」
翔聖は風頼を助けようと近づくが…
風「くっ……来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
翔「ふ…風頼!?」
風「ふっ…ぐっ…今僕に近づいたら………何をするか………わからない!!!!…だから……来るんじゃねぇ!!!!」
翔「だ…だけど…」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!!!!!!!!!!!!!
風「うぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
秦「風頼!!」
バッ!!
秦羅が風頼に近づくが…
ズバーン!!!!!!!!!!!!!!
秦「ぐああ!!!!」
激しい力によって押し返されてしまった。
翔「秦羅!!大丈夫か!?」
秦「ああ…だが……触れるどころが…近づくさえままならない…」
風「あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
咲「何事ですか!?」
翔「咲夜さん!!」
咲「ふ、風頼さん!!」
咲夜が風頼に近づこうとする。
霊1「ダメよ咲夜!!今の風頼さんは危険よ!!」
咲「し…しかし…」
風「うがあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
遂に風頼は暴れだした。
ドカーン!!!!!!バババババババババ!!!!!!!!!!
風「うぎいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!」
四「良いぞ!!!!その調子だ!!!!どんどん食らいつくせ!!!!!!!!そして我が下部となるのだ!!」
風「うおおおおおおおおおおあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
四「フハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!」
咲「やっぱり…私は見ていられません!!!!」
霊2「止めなさい!!咲夜!!」
咲夜が風頼に向かおうとしたその時
ドカーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
風頼を包むように巨大な爆発が起きた。
ゴォォォォ………
黒煙が晴れて風頼が見えるようになる。
風「フゥー………フゥー………」
咲「…………………………風頼…………さん……?」
風「フゥー……フゥ…」
クル…
風頼が咲夜の方をみる。
ニヤッ…
その時瞬間、咲夜は今まで感じたことのなかった恐怖、絶望、背筋が凍る気持ちを一度に感じた。
四「…………………………完璧だ…」
バッ!!
ドカーン!!!!!!!!!!!!
翔「…………………え?今…何が起きたの?」
霊1「咲夜は!?」
秦「大丈夫だ、かなりギリギリだったが僕が助けた」
霊2「何が起きたの!?」
咲「私にもわかりません…しかし…あれはもう…既にいつもの優しくて…暖かい光を放ってる風頼さんでは…」
ザッ…
一同「!!!!!!」
その周りには極寒の何倍も酷い凍えるような冷たい視線が360°から感じられた。
霊1「足音だけで…ここまで…」
秦「ヤバイな…これは…」
翔「やるしか………無いのか…」
霊2「それしか………方法は無いわ…」
咲「…………………必ず……助けますから………」
お疲れ様でした。はい……かなり絶望的な状況です…今回…新たな刺客は…主人公である風頼君でした…彼の性格が逆に利用されてしまいました…最後に見せた風頼君の攻撃…皆は…風頼君を倒せれるのでしょうか…では今回はこの辺でさよなら~