前回のあらすじ
捕食♀×2
―朝6:00 守矢神社 台所―
台所には早苗が朝食を用意していた。
「おはようございます」
咲夜も台所にやって来た。
「あ、おはようございます咲夜さん」
「なにか手伝うことはありませんか?」
「あ、じゃあそちらの味噌汁の味噌の濃さを見てくれますか?」
「わかりました………………………いい感じですね」
「ありがとうございます」
しばらく普通に調理を進めていたが早苗が突然
「咲夜さん」
「なにかしら?」
「咲夜さんって風頼さんの事好きですよね」
「な!?なにを言ってるのよ!!」
「だって周りから見たらどう見てもお似合いカップルですよ」
「そんな…」
「咲夜さんは気がついてないらしいですが風頼さんはあなたの事好きですよ」
「風頼さんが私を…好き…」
「はい、まあ逆に風頼さんも咲夜さんの気持ちにはあまり気がついてないですけど」
「……そんなことないわ…私は風頼さんを守るどころか逆に守られてしまった…私が風頼さんを好きになる資格なんてないわ…」
「でもやっぱり好きなんでしょ?」
「それは…わかりません…本当に私は風頼さんが好きなのかも…」
そう複雑な気持ちになる咲夜に早苗は
「咲夜さん、人を好きになるのに資格なんていりません、咲夜にはその優しさがあるじゃないですか」
「でも…やっぱり私は…」
「咲夜さん、あなた言いましたよね、風頼さんは優しくて、真面目で、人を傷つけない人ですって、風頼さんならきっと咲夜さんを受け入れてくれますよ」
「私は…」
っとしばらく考える咲夜
「さて、そろそろ皆さんが起きる頃なので仕上げましょうか」
「そうね…」
そう言い二人は料理を終えた。
―朝6:50 守矢神社 風頼の部屋―
その頃風頼も起きていた。
「うーん…朝か…」
っと一回体が動くか確認する風頼
「よし、これなら動けそうだ」
そして居間に向かう風頼
―守矢神社 居間―
風頼が居間に着くと既に霊夢と諏訪子がいた。
「おはよう、風頼」
「はい、おはようございます」
「やあ、おはよう、とりあえず洗面所はあっちだから顔洗ってきなよ」
「ああ、わかった」
そして洗面所に着くと魔理沙が顔を洗い終わっていた。
「ん?あ、よお風頼」
「やあ、おはよう魔理沙」
「私は先に居間に向かってるからな」
「ああ、わかった」
そして風頼が顔を洗ってると神奈子がやって来た。
「やあ、神奈子、おはよう」
「ああ…おはよう…」
っと力なく言った。
「大丈夫か?」
「さっき早苗に叩き起こされたんだ…」
(なんかレミリアみたいだな…)
「じゃあ僕先に行ってるから」
「ああ…」
っと風頼は再び居間に向かった。
風頼が居間に着くと朝食が用意されていた。
「おはようございます、風頼さん」
「おはようございます、咲夜さん」
「よかった…体動けるようになったんですね」
「はい、なんとか」
っとここで神奈子が来た。
「じゃあ神奈子様も来たので朝食にしましょうか」
「いただきます」
っと全員が朝食を食べ始めた。
「あ、そうだ風頼」
「なんだ魔理沙」
「こーりんが今日その石を持って来てくれだとよ」
「そうか、わかった、とりあえず妖怪の山をまわったら行くよ」
そうして朝食が終わり神社を出る時が来た。
「とりあえず今日はお別れですね」
「ああ、また来るがいいよ、その時はまた歓迎しよう」
「はい、お世話になりました」
「咲夜さん、風頼さんとの関係がんばってくださいね」
「余計なお世話よ」
「では、さよなら」
「さよならだ」
お礼を言って風頼達は神社を出た。
「とりあえずどこに行くんですか?」
「まあ、とりあえずついてきなさい」
そう咲夜に着いていくと1つの川に着いた。
「ここになにかあるんですか?」
「ええ、調度来たみたいね」
「あれ?紅魔館のメイドじゃん」
っと一人の少女が現れた。
「咲夜さん、この子は?」
「彼女は河城にとり、技術系なら彼女に聞くといいわ、基本的に機械をいじるのが日課のような子だし」
(それって完全に僕の世界にあるニ○リのホームセンターじゃん…)
「君は?」
「ああ、僕は風頼 信世 紅魔館で咲夜さんの手伝いをしてるんだ」
「そうなのか、もし機械でなにかあったら何でも聞いてくれ」
「うん、わかった」
「で、今日は何のご用で?」
「今日は風頼さんをあなたを見せる為に来たから特に用はないわ」
「そうなのか?まあ、別にいいけどね」
「ところで咲夜さん、このあとはどこに行くんですか?」
「妖怪の山はこれで終わりね」
「え?もうですか?」
「ええ、他にもいるはいるけど今のあなたにはあまり関係が無いところね」
「そうですか、ってことはこのあとは香霧堂に向かうんですか?」
「ええ、そうですよ」
「香霧堂ならこれから私も行こうかと思っていたから着いていってもいいか?」
「僕は構わないけど咲夜さんは?」
「別にいいですよ」
「ならお供させてもらいます」
そうしてにとりが一緒に来ることになった。
「しかし皆は飛べるけど僕が飛べないから完全に足手まといですね」
「それなら私が今度なにか作ってあげようか?」
「え?本当に?いいのか?」
「うん、任せなよ」
そうして一行は香霧堂に向かった。
―香霧堂―
「やあ、来たか」
「お待たせ、こーりん」
「うん、にとりはどうしたの?」
「私はちょっと部品がほしくてね」
「そうか、ならいいのが見つかったから見ていきなよ」
「うん、わかったよ」
っとにとりは奥に入って行った。
「…さてと、じゃあ始めるか」
「でも僕はどうすれば?」
「風頼君はとりあえず石を持ってじっとしていてくれ」
「わかった」
そしてこーりんが能力を使うこと数分…
「うーん…やっぱり君の強い思いが無いと駄目みたいだ…」
「そうか…」
「なにかきっかけがあれば…」
「きっかけですか…とりあえず私を思って見てはどうです?」
「そえだね、じゃあ風頼君、が咲夜さんの事何でもいいから考えてくれ」
「わかった」
そして再び作業が始められた。
―数分後…―
「やっぱり駄目か…」
「風頼さんの強い思いがないと駄目なんですね…」
「風頼君、君はなにか無いのかい?してもらいことでもいいから」
「うーん…」(強いて言うなら昨日されたくすぐり…どうせなら咲夜さんにしてもらいたいな…)
っとその時
「ん?」
「どうしたした?」
「今一瞬見えた…」
「え!?」
「風頼君、今考えた事を続けてくれ」
「お、おう…」
―青年妄想タイム―
(うう…咲夜さん駄目ですって…)
(あら?いいじゃないの風頼さん、してほしいんでししょ?)
(それは…)
(ほらほら…首筋がいいんでしょ…)
(くはぁ…止め…フフ…くすぐったいですよ…咲夜…さん…)
(風頼さんが悪いのよ…あなたがこんなにも反応が可愛くて自然と苛めたくなっちゃうんのよ…)
(あふぅ…お腹を指で焦らさないで…)
(焦らさないで?)
(あ…)
(そう…なら一気にくすぐってあげる…)
(いや…その…それは…)
(さあ…いくわよ…)
(だ、駄目…止めて下さい…)
(駄目☆)
(ふわああ…そこは…)
(ほらほら!もっと鳴いてみなさいよ!)
(う…ふぁ…もうだめ…)
(ああ…可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い…もっと私にあなたの声聞かせて…)
(きぃぃぃぃん!!)
(随分変わった声ね…だからこそ可愛いんだけど)
(もう…駄目…)
(あら?まだ終わりじゃないわよ、これからもっと聞かせてもらうんだから)
(ら、らめぇ…)
(さっきよりもっと激しくくすぐっちゃうわよ、くすぐった過ぎて今度は体が浮いちゃうかもね)
(そ、そんな姿見られた僕は…僕は…)
(うるさい、おとなしくくすぐらせなさい!)
(ら、らめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
―…くん―
―ら…くん…―
―風頼君!―
「ハッ!」
「終わったよ」
「そ、そうか」(危なかった…もう少しで逝ってしまうところだった…)
「で、この石の能力なんだけどね、どうやら人の潜在能力を限界まで引き出す事らしいんだ」
「ってことは昨日出したのは風頼さんの能力…」
「そういうことになるね」
「僕にそんな力が…」
「でも風頼君の潜在能力まではわからなかったよ…」
「いや、これだけわかっただけでも充分だよ、ありがとうこーりん」
「いや、僕は大した事はしてないよ、あ、そうだ、少しこれ借りていいかい?」
「?いいけど」
「じゃあちょっと借りるね」
っとこーりんは店の奥に行った。
―数分後―
「こーりんなにしてるんですかね」
「そうですね…」
ここでにとりが戻ってきた。
「あれ?香霧どこ行った?」
「ちょっと店の奥にいるよ」
「参ったな…お会計してもらおうと思ったのに…」
そうこうしてるうちにこーりんが戻ってきた。
「やあ、お待たせ」
「なにしてたんだい?」
「ああ、これだよ」
っとこーりんは石に紐が通ったものを渡した。
「なんだい?これは?」
「これは風頼君にこのまえあげたんだ、それで手に持つのは大変だろうからネックレスにしてみたんだ」
「本当か!!ありがとう!」
「喜んでもらえて嬉しいよ、お代は要らないからね、僕が勝手にやった事だから」
「ありがとう、こーりん」
そして風頼は早速首にかけてみた。
「似合ってますよ風頼さん」
「本当ですか?」
「うん、よく似合ってるよ」
「エヘヘ~」
「ところでこーりんお会計いいかな?」
「ああ、いいよ」
「じゃあ私たちはこれで」
「うん、じゃあね咲夜さん、風頼君」
「ああ、またな」
そして二人は香霧堂をあとにした。
お疲れ様でした。今回はくすぐられる表現がありましたが完全健全ですから勘違いしないでくださいね。さてさて今回で遂にわかった石の能力、この石が風頼にどんな力を与えるのか、お楽しみに!そしてデート編ももうすぐ終わりです。楽しかったデートももう終わりです。次回のストーリは既に考えているのでご安心を、では今回はこの辺で、さよなら~