前回のあらすじ
アリスの弾幕ごっこ講座
―9時25分 白玉桜へ続く階段―
霊「……着いたわよ…」
風「これが白玉桜へ続く階段か…」
その階段は薄暗く覗いても奥に光が見えなかった。
風(こりゃかなり長そうな階段だな…)
魔「ここは階段が真っ直ぐだから不意打ちを食らわないから安心するんだぜ」
咲「風頼さん、足下気を付けて下さいね」
風「流石にそんなへましませんよ」
早「そうやって油断していたら本当に転んでしまいますよ」
風「う…た、確かに…」
霊「では行きましょうか」
そして風頼達は階段を登っていった。
―9時35分 白玉桜へ続く階段中間付近―
風「ふう…なんて長い階段なんだ…全然出口が見えない…」
咲「多分今はやっと半分ですね」
風「まだ半分ですか…なんだか戦う前にバテそうですね…」
霊「これくらいでバテてたら風頼さん本当に危ないわよ」
風「僕は大丈夫です、まだまだ余裕ですから」
魔「でもやっぱり空を飛びたくなるんだぜ…」
早「ここは結構飛びにくいですからね…」
っとここで霊夢が突然止まった。
魔「どうしたんだぜ霊夢?」
霊「そこに誰かいるんでしょ」
風「え?」
「流石霊夢さんですね…かなり離れていても私に気がつきましたか…」
っと階段の奥から少女が現れた。
霊「やっぱり最初の相手はあんたなのね…妖夢」
妖「私達の目的はその男です、渡せば皆さんに傷はつけません、どうしますか?」
霊「私達が渡すとでも?」
妖「やっぱり渡しませんか…なら仕方ありません、力ずくでつれていきます」
霊「挑むところよ」
っと霊夢は戦う気だが
魔「霊夢、妖夢は私にやらせてくれないか」
霊「あんたが?」
魔「ああ、少し準備運動したいんだぜ」
霊「準備運動ね…まあいいわ」
魔「サンキュー」
風「霊夢さん僕にもやらせてください」
霊「あんたまで?いくらなんでもいきなり妖夢はキツいじゃないかしら?」
風「このあとはもっとヤバイ奴がいるんでしょう?なら僕はまだ弱い人と戦って霊夢さん達は強敵に備えていて下さい、それに僕には相棒がいますから」
霊「……その相棒が誰か知らないけど…わかったわ、でも無理はしないように」
風「ありがとうございますって事でよろしくな魔理沙」
魔「へ、足引っ張るんじゃねえぞ」
風「ああ」
早「いいんですか霊夢さん」
霊「大丈夫よ、風頼さんは私達が思っている以上に強いわ、その強さはあんたも知ってる筈よ」
咲「そうよ早苗、風頼さんは昨日足を引っ張らないように昨日必死で修業しだから」
早「それもそうですね、ではお手並み拝見と行きましょうか!」
妖「まさかあなたが直々戦ってくれるとは夢にも思いませんでした、最悪あなたを倒せばいいですからね」
風「僕を簡単に倒せると思ったら大間違いだぞ」
ドサ
風「東勝神洲、傲来国、花果山の仙石から産まれし猿よ…天地の霊気をまといその姿を我の前に現せ………こい…孫悟空!!」
ボン
孫「よお風頼なんだ」
魔「あー!!お前は!!」
風「え?」
孫「ん?…あー!!てめえは!!」
風「ふ、二人とも知り合い?」
孫「知り合いなんてもんじゃねえ、こいつは前俺を呼び出したやつでやりたい放題やって俺を返したんだ」
風「そうなのか?」
魔「なにいってんだ!!お前が勝手に私のタンスとか開けた事が原因だろうが!!」
孫「んなこと知るか!俺は俺だ!やりたいことをするだけだ!」
魔「な、なんだとー!!」
風「まあまあ、もう昔の事だから気にしない方がいいよ、それにほら…」
魔・孫「?」
魔理沙と悟空が妖夢を見ると妖夢はもう泣きかけていた。
妖「うう…どうせ私なんて相手をしてもらえないほど弱いですよ…」
魔「あ…す、すまん…」
孫「と、とりあえず風頼、用はなんだ」
風「うん、あのな悟空俺に力を貸してくれないか?」
孫「お安いご用だぜ、でもまた旨い飯食わせてくれよな」
咲「そのときはまた私が作りますよ」
孫「へへ、楽しみだな、よし風頼目をつむりな」
風「え?どうするの?」
孫「まあ言う通りにしなって」
風「う、うん…」
孫「よし、行くぞ」
すぅ~…
早「悟空さんが風頼さんの中に入っていった?」
風「な、何が起きたんだ…」
孫(お前に憑依したんだよ)
風「ひょ、憑依?」
孫(ああ、そうだ、なにか変化は無いか?)
風「そ、そう言えば確かになんだか体が軽い…」
孫(だろ、俺が憑依すればお前に俺の力が加算されるんだ、だけど活動限界もある、俺の場合今のお前の力なら精々15分だな、それを過ぎるともう今日は俺を呼べないぜ)
風「15分か…15分もあれば十分だ」
妖「もういいですか?では…いきます!」
そして妖夢が突っ込んできた。
魔「来るぞ風頼!私の弾幕ちゃんと避けろよ!」
風「わかってる!」
魔「ハァ!!」
パパン
魔理沙が軽く弾幕を撃つ。
「当たりませんよそんな弾幕!」
魔理沙に対抗し妖夢も剣を振って弾幕を出した。
魔「風頼ちゃんと避けろよ!」
風「ああ、キン斗雲!」
風頼はキン斗雲を呼んだ。
ププププ…
風「流石キン斗雲、あの長い階段をものともせずこんなにも早くきたか、よっと」
風頼はキン斗雲にのり弾幕を回避した。
魔「今度はこっちの番だ!うらぁ!」
魔理沙が少し多目に弾幕を出す。
妖「ですからそんな攻撃は当たりません!」
妖夢は弾幕を避けて魔理沙に接近する
妖「この距離ならいくらあなたでもかわしきれないでしょう!」
魔「だったら撃たせなければいいだけだぜ」
魔理沙が上昇すると後ろには風頼がいた。
妖(なに!?だけどやつは弾幕を撃てない…このまま突進して倒す!!)
だが妖夢は完全に油断していた。
ニヤッ…
妖「?」
風「伸びろ如意棒ー!!」
ぐいーん!
妖「なに!?くっ…」
ガキィン…
妖夢はギリギリのところでガードしたが如意棒は伸び続ける。
妖「この棒どこまで伸びるのよ」
そして妖夢は階段に押し付けられた。
ドガーン…
風「凄い…如意棒のパワーが上がってる…」
孫(俺の愛用の武器だから使いなれてるんだよ)
妖「くっ…油断した…」
魔「隙ありだぜ!」
妖夢の真上には魔理沙がいた。
妖「しまった!」
パパンパパン
妖「ハッ!」
ギリギリかわす妖夢
風「ファイア!」
風頼も大量のファイアを撃つ。
妖夢(この男…魔法が使えるのか…だが…)「この白楼剣に斬れぬものなど、あんまり無い!」
そして妖夢は風頼が撃ったファイアを斬った。
人符「現世斬」
魔「風頼避けろ!!」
風(駄目だ、この距離じゃ避けきれない…となると…)
風頼は避けるどころか突進していった。
風「このままつばぜり合いに持ち込む!」
ガキィン!!
妖「これをまともに受けて耐えるとは…なかなかやりますね、ですがその様子だとかなり無理してるようですね」
風「くっ…」(なんてパワーだ…このままだと押し負ける…)
魔「風頼今助けるぞ!」
だが
パン
魔「うわ!?どこから弾幕が」
妖「それは私があらかじめ用意した弾幕です、その弾幕は反射するので抜けるのは困難ですよ」
魔「くっそ…妖夢いつの間にこんな弾幕を…」
風「しゃべってる暇があったらこっちに集中したらどうだ…」
妖「あら、随分と強気ですね」
風「フッ…そうでもねえさ…」
妖「なら一気に終わらせます!」
風「そう簡単に終わるかよ!伸びろ如意棒!」
ぐいーん!
だが如意棒は下に伸びた。
妖「それがどうしたのです!」
風「まだ分からねえか!」
妖「…ハッ!まさか!」
如意棒が一番下まで伸びると今度逆に風頼が押し上げられ中心はキン斗雲が支えており、一番上まで伸びると風頼が体を真横にしそのまま遠心力で回り始めそのまま徐々に降り始めた。
妖(まさかあの状態で私にキックを当てるつもりか!でもこの距離じゃ余裕にかわせるわね)
だが妖夢は気がついた。自分の回りにサンダーのトラップが貼られてる事に。
妖(な!いつの間にこんな物を…まさかさっき魔理沙さんと話していた時!これじゃあ動けない!)
風「くらええええええ!」
ドガッ
妖「ガハァ…」
風頼のキックは妖夢にまともに当てて妖夢を吹っ飛ばしさらにサンダートラップのダメージもあたえた。
魔「やっと抜けられた…」
その頃魔理沙も弾幕の中を脱出していた。
風「魔理沙!」
魔「わかってるぜ!」
恋符「マスタースパーク」
魔理沙が妖夢にマスタースパークを放った。
ドガーン…
魔理沙の放ったマスタースパークは妖夢に直撃した。
風「やったか!?」
魔「いや…まだだ…」
妖「くっ…今のは少し危なかったですよ…」
風「魔理沙のマスタースパークをまともに受けて耐えてるなんて…」
早「風頼さん大丈夫でしょうか…」
咲「心配ないわ、風頼さんは絶対に勝つ、私は信じてる」
早(咲夜さんには風頼さんの絶対的な信頼があるからあそこまで安心出来てるんだ…)
霊「風頼さんは今まで色んな所を潜り抜けて来たわ、そう簡単にやられはしないわよ」
妖「魔理沙さんはともかく風頼さん…あなたは完全に見くびっていました」
風「で、どうするんだ?」
妖「これからは私も全力で行かせてもらいます、これまでとは甘くないですよ」
風「やって見ろよ、僕はそう簡単にはやられないぜ」
妖「では…覚悟!!」
遂に見せる妖夢の本気、これまでの戦いとは一味違う戦いが始まろうとしている。風頼はこの戦いを切り抜けられるのか!?後編に続く…
お疲れ様でした。今回のVS妖夢いかがでしたか?次回から妖夢が本気を出すことでとにかくスペルカードを使いまくります。そのなか風頼は妖夢を倒せるのか、風頼と魔理沙はどうする!では今回はこの辺でさよなら~