メイドと青年のたどり着く真実の愛とは   作:ニシン

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どうも、毎度お馴染みのニシンです。今回でやっと紅魔館の日常編が終わります。咲夜さんとの恋愛展開を期待していた方には大変お待たせしました。次回から少し咲夜さんとのイチャラブ展開が始まります。そして今回はフランと一緒に遊ぶ所から始まります。では本編へどうぞ~


紅魔館の日常 お片付け

―フランの部屋―

 

「暇だな~早くお兄様来ないかな~」

 

フランは風頼との約束をぬいぐるみで遊びながら待っていた。

 

「でもお兄様遅いな…もうすぐ四時なのに…私との約束忘れちゃったのかな…」

 

そう思っていたら手に力が入ってしまい

ビリッ!!

 

「あ!」

 

フランのお気に入りのぬいぐるみの腕が破れてしまったのだ。

 

「また壊しちゃった…お兄様も私がお兄様を壊しちゃうって思って遊びたくないのかな…」

 

っとフランの目に涙が込み上げてくると部屋にノックがかかり

 

「フランいるかい?」

 

(お兄様!!)

 

っとフランは一目散にドアを開けて風頼に飛び込んだ。

 

「オフッ!?」

 

当然油断していた風頼は廊下の壁に叩きつけられた。

だが苦しみながらも風頼はフランが泣いてる事に気がついた。

 

「ど、どうしたんだいフラン、いきなり飛び込んできて、しかも泣いてるじゃないか」

 

「だって…だって…お兄様がなかなか来ないから…ひっく…私の事怖くなって…グス…私の事嫌いになったんじゃないかって…」

 

泣きながらフランが話すと風頼はフランの頭に手を乗せ

 

「そんなわけないだろ、フランみたいな可愛くて良い子を嫌いになるなんて」

 

「私が…良い子?」

 

「ああ、そうだよ、フランは良い子じゃないか、悪いことをしたらすぐに謝ってくれるし、今まで僕と遊ぶまでずっと我満してくれてたじゃないか」

 

頭を撫でながらそう言うと

 

「お兄様…」

 

フランも泣き止み、笑顔が戻ってきた。

 

「さあ、遊ぼうか、フランは何をしたい?」

 

「お兄様!私あのねあのね!……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は過ぎ時刻は6時前、フランは遊び疲れて寝てしまった。

 

「そろそろ僕も夕飯の用意をしないと………ん?」

 

風頼はベットの下になにかあることに気がついた。それはフランのお気に入りのぬいぐるみだった。

 

「これはフランのお気に入りのぬいぐるみじゃないか…しかも腕がちぎれかけている…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―厨房―

 

「咲夜さん、夕飯の手伝いに来ましたよ」

 

「あ、風頼さんじゃあ棚から食器を出してください。」

 

「了解です」

 

食器を出していると咲夜さんの作る料理の匂いが厨房全体に広がる。

 

「今日も美味しそうですね」

 

「いつも真面目に働いてる風頼さんの為にもうんっと美味しく作りますから♪」

 

「ありがとうございます。そうだ咲夜さん少しいいですか?」

 

「なにかしら?」

 

―一方その頃食堂では…―

 

「ねえパチェ」

 

「なによレミィ」

 

「あの二人の関係をどう思う?」

 

「そうね…小悪魔、あなたはどう思う?」

 

「え!?え~と…お、お似合いだと思いますけど…」

 

「私もそう思うわレミィ」

 

「実は私もなのよね~でもそのきっかけが無いのよね~」

 

「ハァ…」

 

三人同時にため息をつくとフランが食堂にやって来た

 

「あら?フラン、寝ていたの?」

 

「うん…お兄様と遊んでいたらいつのまにか寝てたの…」

 

「本当に妹様は風頼さんが好きなんですね」

 

「ねえ?お姉さま、一つお願い事があるの」

 

「何かしらフラン」

 

……………………………………

 

「ハァ!?いくらフランが風頼になついてるからってそんなのは姉の私が認めるわけ無いでしょ!」

 

「でも…お姉さま、お願い!」

 

「駄目よ!いくらなんでも一緒に…」

 

「待ちなさいレミィ」

 

「なによパチェ」

 

「良いこと考えたわ、ちょっと耳を貸しなさい」

 

「なによ」

 

―少女達悪巧み中―

 

「そういうことなら…よし、良いわよフラン、許可するわ」

 

「本当!やったー!お姉さま大好き!」

 

「さて、後は頼んだわよレミィ」

 

「わかってるわよ」

 

っとここで咲夜と風頼が料理を持ってやって来た。

 

「お待たせしました」

 

「あれ?パチュリー実験はいいの?」

 

「ええ、あなたが魔理沙を捕まえてくれたからね」

 

「風頼さんが捕まえたんですか?」

 

「そうですよ、まあ初めて見る人だったので最初はお客さんかと思いましたが」

 

(ってことは美鈴またサボってたわね、後でお仕置きしないと…)

 

「じゃあそろそろ夕飯にしよう、ああそうそう風頼は後で私の部屋に来るように」

 

「?わかった」

 

 

 

 

 

 

夕飯が済み風頼はレミリアの部屋に向かった

 

「ふう…なんとか着いた…」

 

コン、コン、コンっとノックをした。

 

「入りなさい」

 

っと言われるがままに風頼は部屋に入った。

 

「あなたに用事は他でもないわ」

 

(なにかへまをしちゃったかな…でもそんな覚えないし…)

 

「それは…」

 

(ゴクリ…)

 

「フランと一緒にお風呂に入ってちょうだい」

 

「…………………はい?」

 

その言葉を聞いた瞬間呆気に取られた。

 

「だからフランと一緒お風呂に入ってちょうだいっと言ったのよ」

 

「嫌々、まてまて、なんでそんなこと言う?いくらなんでももう少し姉としての自覚を…」

 

「知ってるわよそんなことは、でもあの子があなたと入りたいって言うことを聞かないのよ」

 

「でもだからってそれは」

 

「あなたも知ってるでしょ、普段風呂嫌いのあの子が自分から入るって言ってるんだから」

 

「まあ、確かにそうだが…」

 

「それにあんたなら大丈夫だろうしね」

 

「え?どう言うことだ?」

 

「あんた咲夜の事好きなんでしょ」

 

「ブフッ!?い、いきなりなんだよ!!」

 

「だってあなた咲夜の前で明らかに態度違うし」

 

「そ、それは仕事の上司だから…」

 

「ふ~ん、ってことは咲夜は好きじゃないんでしょ?」

 

「な!?誰もそんな事いってないだろ!!」

 

「あら?なら好きなの?」

 

「う…そ、それは…」

 

「ん~?」

 

(くっ…あのドヤ顔がムカつく…)

 

「そうだよ、好きだよ、それがどうしたんだよ」

 

「へ~そうなの、ならこの事咲夜に言おうかしら」

 

「なに!?それは止めてくれ!!」

 

「あら?告白の勇気もないあなたの変わりに言ってあげるのよ?」

 

「………僕の気持ちは僕から伝えたいんだ、それだけは止めてくれ…」

 

「そう、なら変わりに何をしてくれるの?」

 

「そ、それは…」

 

(そろそろ仕上げね…)

 

「ならさっきの話を受けてくれるならいいわ、言わないであげる」

 

「な!?」(まさかレミリアの奴最初からこのつもりで…)

 

「ハァ…わかったよ…」

 

「フフ…交渉成立ね…なら早速行ってきてちょうだい、フランはもういると思うから」

 

「わかったよ」

 

っといい部屋を出ていく風頼

 

「上手く言ったわねレミィ」

 

「ええ…この状態なら明日の作戦も上手くいきそうね」

 

「咲夜はまだ気づいてないらしいけどあいつには徐々に攻めて行かせてもらうわよ…フフフフフ…」

 

そして浴場に着いた風頼

 

「あ、ちゃんと言っといてくれたのねお姉さま」

 

「まあな」(少し強引にやらされたが…)

 

「じゃあ早速入りましょ♪」

 

「まてまて、まずは頭と体を洗わないと、洗ってやるから座りな」

 

「はーい」

 

フランがイスに座ると風頼は手にシャンプーを浸けて優しく洗い出した。

 

「えへへ~気持ちい♪」

 

「ほら、流すから目を瞑りな」

 

シャンプーを全て洗い流し

 

「次はリンスだ」

 

「え~まだあるの~?」

 

「これをつけたらフランの髪がサラサラになるんだよ?僕はそんなフランの髪を見てみたいな~」

 

「お兄様がそう思うなら…良いよ!」

 

「じゃあ始めるぞ」

 

そうすると再びフランはうっとりした表情になった。

 

「じゃあ流すぞ」

 

泡を洗い流しフランの髪は少しサラサラになったような気がする。

 

「最後はボディソープだ、背中は洗ってあげるから前は自分で洗いな」

 

「はーい」

 

そうして背中を洗いフランは前を洗い体を洗い流してあげた。

 

「さあ、風呂に浸かりな」

 

っとフランはゆっくり風呂に入り始めた。

 

「温かくて気持ち~このお風呂お兄様が沸かしてくれたんだよね」

 

「まあな、皆にはいつも気持ち良く風呂に入ってほしいからな」

 

「私お兄様のお風呂ならいつも入っちゃう!」

 

「ははは、それは嬉しいな、じゃあ体が温まったら出てくるんだぞ」

 

「え~お兄様も入りましょうよ」

 

「悪いけど僕はやることがあるから駄目なんだ」

 

「そうなの…」

 

「フラン」

 

「なにお兄様?」

 

「お風呂上がったら後で僕の部屋に来てくれないか?」

 

「?うん、わかった」

 

それだけ言い残し風頼は浴場から去って行った。

 

「さて、フランがくる前に仕上げないと」

 

 

 

 

―午後9時頃…―

 

フランは言われた通り風頼の部屋までやって来た。

 

「お兄様~いる~?」

 

っと言うとトビラが開き

 

「やあ、来たかフラン」

 

「それで私になにか用があるの?」

 

「ああ、それはだな…」

 

っと一旦部屋に入って戻ってくると

 

「これだよ」

 

「あ!私のぬいぐるみ!」

 

そう、風頼はあの後ぬいぐるみを部屋に持ち帰り先ほど修理したのだ。

 

「ぬいぐるみの腕がとれかけていたのを見つけて咲夜さんから裁縫道具を借りたんだ」

 

「お兄様…わざわざ私の為に?」

 

「だってそれはフランのお気に入りのぬいぐるみなんだろ?だったらもっと大事にして、もっともっと可愛がってあげな」

 

「お兄様…大好き!」

 

っと飛び付いてきた。

 

「うわ!?………たく…今日は良く飛び付かれたな…」

 

その後フランと別れて風頼は風呂に向かってた。

 

「今日は大分遅くなっちゃったな、早く入って寝るか」

 

っと風呂に着き、服を脱いで、頭と体を洗い風呂に浸かって数分たった…

 

「さて、そろそろ上がるか」

 

っと風呂から上がり扉を開けようとしたら…

 

ガラララ…

 

(………え?)

 

扉が勝手に開き恐る恐る顔をあげると…

 

「は…はわ…は…」

 

「さ、咲夜…さ…」

 

「き…」

 

「キャアアアアアアアアアア!!、うおおおおおおおおおお!!」

 

その後風頼は土下座して謝りに行った…




はい、お疲れ様です。今回でついに日常編は完結しました。次回は皆さん楽しみのイチャラブ編が始まります。日常編の中で脱字や文字が多い所がありましたら感想欄にて教えてください。これからも読んでる皆さんの為にも頑張りますので応援をよろしくお願いします。後一日1話っという形で更新してますがもしかしたら更新が遅くなる恐れもありますのでその辺はご了承下さい。では本日はこの辺で、さよなら~
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