メイドと青年のたどり着く真実の愛とは   作:ニシン

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さあさあ皆さんお馴染みのニシンです!!今回からついに咲夜さんとのデート編が始まります。この回を待ちわびた人もいることでしょう。自分もこの回を書くことを楽しみにしていたので皆さんにも喜んでもらえたら嬉しいです。では皆お待ちかねの本編へどうぞ~


咲夜さんとデート編
咲夜さんとデート!?ドキドキレミリア達のデート作戦 in 人里 一歩目


トコ トコ トコ トコ…

 

コン コン コン

 

「入りなさい」

 

「なんだよレミリア、こんな朝早くからお前が僕を呼ぶなんて…」

 

風頼は昨日寝る前にレミリアにこの時間に来るように言われたのだ。

 

「まあ、もうすぐ来ると思うから待ちなさい」

 

そして時刻が6時になると…

 

コン コン コン

っとノックがかかった。

 

「入りなさい」

 

っとレミリアが言うと入ってきた人物は…

 

「お呼びでしょうかお嬢さ…ま…」

 

「あ…咲夜さん…」

 

このとき二人とも昨夜のことを思い出した。

 

「あ~…その…」

 

「いえ…いいんですよ…昨日のあれは事故でしたので…」

 

「?二人してなに話してるのよ、それに二人供顔が赤いわよ?」

 

「い、いや!!なんでもないんだ!!」

 

「そ、それより私達を呼んだ理由はなんですのお嬢様」

 

二人は必死で話をそらし、レミリアは話を始めた。

 

「そうそう、風頼、あなたがこの幻想郷に来てどれくらいがたったかわかるかしら?」

 

「えっと…確か今日で丁度一週間じゃないか?」

 

「そうよ、それであなたもそろそろ幻想郷に馴れてきた頃だからもう外出禁止令を外そうかと思うのよ」

 

そう、風頼が幻想郷に来て、まだ良くわからない世界でいきなり外出させるのは危険だとレミリアが判断し、しばらくの間は紅魔館の庭以外は出ないようにしていたのだ。

 

「まあ…確かに色々あって馴れてきたしな」(主にフランに突撃されたりチルノに襲われたおかげで…)

 

「だからあなたには3日の休暇をあげるわ」

 

「え?でも僕いなくて大丈夫ですか?」

 

「大丈夫ですよ風頼さん、私がいますから」

 

「何を言ってるの、貴女もよ咲夜」

 

「え!?」

 

「なによ、折角の休暇なんだかは少しは喜びなさいよ」

 

「しかし…私はお嬢様のお世話をしなくては…」

 

「いくら私でも紅茶とか淹れること位は出来るわよ、それにいざとなったら妖精メイドに頼るし」

 

「でもレミリア、なんで咲夜さんまで休暇を与えるんだ?」

 

「あんた一人でこの広い幻想郷を回れるの?」

 

「………無理だな…」

 

「でしょ?だから咲夜、あんたが案内してあげなさい」

 

「しかし…」

 

「そうだよレミリア、無理に咲夜さんに案内してもらうより霊夢さんにでも」

 

「…え?」

 

「ちょっと風頼、こっち来て耳貸しなさい」

 

っとレミリアが小声でいい風頼はレミリアみ耳を貸した。

 

「ちょっとあんたこのチャンスを逃す気!?」

 

「はあ!?なんのことだよ?」

 

「だからデートよデート」

 

「で、デート!?」

 

「そうよ、これはあんたと咲夜が近づけるまたとないチャンスなのよ、だらしないあなたの変わりに私がこう言ってるのだから素直に行きなさいよ」

 

「だ、だけど…」

 

「それとも昨日の話のやつ言ってもいいの?」

 

「う…それは駄目だ…」

 

「ならさっさと行く!!」

 

(またレミリアにハメられてしまった…)

 

「じゃあ咲夜こうしましょう、あなたのこれからの仕事は風頼に幻想郷を案内すること」

 

「し、しかし…」

 

「なによ、主に逆らうのかしら?」

 

「それは………わかりました…」

 

(なんか咲夜さんに悪いことしている感じだな…ん?)

 

っとレミリアをみると手をグッと握り親指だけを立てて幸運を祈ると言わんばかりの目でレミリアがこっちを見つめていた。

 

(ハァ…)

 

っというわけで咲夜さんとデートすることになった。

 

―午前7時 ―

 

風頼は玄関の前で咲夜を待っていた。

 

(身だしなみは一応ちゃんとしてきたけど大丈夫かな…もし似合わなかったらどうしよう…)

 

とか考えている内に咲夜がきた

 

「お待たせしました」

 

風頼が咲夜に視線を向けると普段メイド服の彼女が私服を着ていたのだ。肩回りは水色に染まり、胸は白のワンピースを着ており、バックは純白の色に染まっていた。そして何よりも普段からメイド服しか見ていなかった風頼が急に変わった服装によって風頼は一瞬で咲夜のその美しい姿に釘付けになった。

 

「う……うつく…」

 

そのあまりの美しさに風頼は言葉が出なかった。

 

「どう…かしら?…普段私服なんて着ないからこんなのしかなかったけど…」

 

「凄く綺麗ですよ咲夜さん、美しすぎてそれ以外に言葉が思い付きません…」

 

「フフッ…ありがとうございます…風頼さん…でも風頼さんもかっこいいですよ」

 

「本当ですか?それを聞いてホッとしました…」

 

「フフッ…では行きましょうか」

 

っと玄関を出て門のところまで行くと美鈴がいた。

 

「あれ?咲夜さん仕事は?」

 

「今日から三日間は風頼さんに幻想郷を案内することが仕事になったのよ」

 

「ってことは風頼さん外出許可が出たんですね、おめでとうございます!」

 

「ありがとう美鈴」

 

「でもいいな~私も行きたいですよ」

 

「あなたは門番だからだめよ」

 

「はーい…風頼さん」

 

「ん?なんだい?」

 

「頑張って咲夜さんと仲良くなってくださいね」

 

っと耳元で言うと

 

「う…美鈴まで言わないでよ…」

 

「行きましょうか風頼さん」

 

「はい、じゃあ行ってくるよ」

 

「いってらっしゃい、咲夜さん、風頼さん」

 

そして紅魔館を出た…

 

「さて、まずは人里に行きましょうか」

 

「わかりました、人里には何があるんですか?」

 

「とりあえず基本的に日常品や食品、道具屋があるわ」

 

「そんなにもあるんですか、早く行ってみたいです」

 

そうして時刻は8時になった。

 

「つきましたよ」

 

「おお~」

 

そこにはたくさんの人々がたくさんいた。

 

「まだ8時くらいなのに人がたくさんいますね」

 

「基本的にここの人たちは早起きですからね、寺子屋に通う子もいますし」

 

「寺子屋があるんですか?」

 

「ありますよ、後で行ってみますか?」

 

「じゃあお願いします」

 

そして二人は人里を歩き始めた。雑貨屋を見たり、洋服店にも行ったりした。そして風頼の提案でフラワーショップに行くことにした。

 

「ここがそうですか」

 

「はい、でもここに来てなにをするんですか?」

 

「少しガーデニングを僕の部屋でしようかと考えまして」

 

「そうなんですか、なら咲いたら見せてください」

 

「わかりました、咲いたら一番最初に咲夜さんに見せますよ」

 

「じゃあ期待してますね」

 

そんな会話をしながら二人ら店に入っていった。

 

「う~ん…なんの種がいいかな…できるだけリラックスできるような花がいいけど…」

 

っと悩んでいたら

 

「なにをお探しで?」

 

「え?」

 

振り向いたらそこには緑色の髪をした女性がおり、何よりもその女性からは花の匂いがした。

 

(この店の店員さんかな…)「ああ…ガーデニングがしたくて仕事の疲れを見ていると癒してくれるような花の種が欲しくて…」

 

「あなた、ガーデニングは初めてで?」

 

「え?あ、はいそうです」

 

「ならこの種がいいわ」

 

「これは?」

 

「この種は初心者にも簡単に育てることができてあなたの望んでる花の種よ」

 

「そうなんですか?じゃあこれをいただきます」

 

「レジはあっちだから」

 

「え?あ、はあ…」

 

っと言い残し彼女は去って行った。

 

「あの人店員じゃなかったんだ…」

 

っとここで咲夜がやってきた。

 

「風頼さん決まりましたか?」

 

「え?ああ、はい…」

 

「どうしたんですか?」

 

「いや…あの人にこれを薦められたんですけどあの人店員じゃなかったらしくて…」

 

その女性を見た瞬間咲夜は顔を厳しくした。

 

「あれは…」

 

「知ってるんですか?」

 

「ええ…彼女は風見 幽香、四季のフラワーマスターと呼ばれているかなり危険な妖怪よ」

 

「妖怪?どうみても人にしか見えませんでしたが…」

 

「そんな考えじゃいつか妖怪に呑まれてしまうわよ」

 

「………すみません…今後気を付けます」

 

「さて、お会計を済ませましょうか」

 

「はい…」

 

お会計のお金はレミリアから貰っていたのでそれを使った。そして二人は団子屋で休憩していた。

 

「うん!美味しい!こんな美味しい団子初めて食べたよ!」

 

「お口に合ってよかったです、これを食べましたら寺子屋に行きますか?」

 

「あ、じゃあお願いします」

 

っと呑気に団子を食べていたが…

 

「ねえ…風頼さん…」

 

「なんですか?」

 

「あのね…さっき霊夢に案内してもらったほうが良いって言っていたけど…私じゃあ嫌でしたか?」

 

「ふぐむ!?」

 

っと風頼は団子を喉に詰まらせた。

 

「ちょ、ちょっと大丈夫!?はいお茶」

 

慌ててお茶を飲むとふう…っと一息ついた。

 

「で、いきなりなんですか?」

 

「だってなんか私悪いような気がして…それとも…私みたいな人は嫌い?」

 

っと咲夜がいきなり深刻な顔で聞いてきた。

 

「咲夜さん………むしろ僕は咲夜さんみたいな人が好きですよ」

 

「そう…なの?」

 

「はい、だからこそ僕はあまり迷惑はかけたくなかくて…」

 

「………やさしいのね……でも…私もあなたのそういうところ好きですよ」

 

「フフッ…」

 

「ウフフッ…」

 

「ハハハハハ…、フフフフフ…」

 

っと二人で笑いあった。

 

「さて、そろそろ寺子屋に行きますか」

 

「そうですね、じゃあ案内お願いします」

 




お疲れ様です。今回から始まったデート編ですがこの話で咲夜さんとの恋愛が進みますので楽しみにしていてください。そして続々とキャラも登場する予定です。そして新たな展開の予感も?では今回はこの辺でさよなら~
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