メイドと青年のたどり着く真実の愛とは   作:ニシン

69 / 153
こんばんは、ニシンです。今回から久々のデートとなります。そして場所は前回手に入れた券を使って地底世界へと向かいます。今回のデートはいい展開を沢山用意しますので楽しみにしていてください、では本編へどうぞ~


旧都デート編
旧都二泊三日温泉旅行!!風頼と咲夜のラブラブデート!1夜目


 

前回のあらすじ

 

風「真気功砲!!!!………名前これに改変してもいいかもな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのマラソン大会から三日後、あの日以来は岩馬も何もしていていないが今の風頼と咲夜にとってはそんなことどうでもよかった。

 

カチャカチャ…

 

咲「フンフンフ~ン…フフ~ン♪」

 

レ「咲夜のやつずいぶんとごきげんね」

 

パ「そりゃそうでしょ、なんたって明日から風頼とデートなんだから、そのお陰もあって今日は一段と作業が早いわね」

 

キッチンを除く二人が咲夜の様子をじっくり見ている。

 

咲「フフフッ♪」

 

風「咲夜さん、こっちの食器洗い終わりました」

 

咲「あ、ではそのお皿を…」

 

風「こちらの食器棚に入れときました」

 

咲「あら…もう完璧ですね」

 

風「そりゃ紅魔館に勤めてかなり経ちますから、いつまでも足を引っ張ってられませんよ」

 

咲「あら?風頼さんがいつ私の足を引っ張ったのかしら?」

 

風「それはもちろん僕がまだ勤めてばかりの頃ですよ」

 

咲「その日以来は?」

 

風「え?…え~と…その日以来は…………」

 

咲「無いでしょ?」

 

風「言われてみればそうです…」

 

咲「ね?風頼さんには家事の才能も戦いの才能も豊富なのよ、少なくとも私があなたを使えないなんて思ったことないわ」

 

風「ですが家事も戦いも教えてくれたのは咲夜さんです、僕にとって咲夜さんは好きな人であり憧れの人なんです」

 

咲「フフッ…その調子に乗らず真面目で仲間思いの風頼さんが私も大好きよ」

 

風「咲夜さん…」

 

咲「明日は楽しみましょうね」

 

風「はい!」

 

レ「信じられないわね…あの二人が最初はただの仕事仲間だったのに今じゃラブラブよ…」

 

パ「ところでレミィ、風頼を食べずに雇ったって事はこうなる運命が見えたのかしら?」

 

レ「まあ、そんなところね、でもフランまで笑顔にするとか異変については驚いたけどね」

 

パ「そう」

 

レ「さて、私達はそろそろおいとましますか」

 

パ「そうね、後は若い者だけにしましょうか」

 

レ「何よ、それだと私が老けてるみたいじゃないの」

 

パ「年齢500歳は人間から見たら老けてるってレベルじゃないと思うけど…」

 

レ「ぐっ…も、もういいわ!」

 

レミリアが去っていく。

 

パ「あらあら、じゃあ私も図書館に戻ろうかな」

 

そしてパチュリーもその場から去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―人里―

 

商人「まいどあり~」

 

風「いつもありがとうございます」

 

トコ、トコ、トコ、トコ

 

風「よし、後は食材だけか、しばらくいなくなるからできるだけ期限がもちそうの物を選ばないと」

 

その時

 

「ちょっとそこのお兄さ~ん」

 

風「え?」

 

だが周りには誰もいない

 

風「ん~…気のせいかな」

 

「気のせいじゃないわよ~まずは私のところに来てくれないかしら?」

 

風「は、はぁ…」(声のするほうからするとこの路地裏から聞こえるな…)

 

トコ、トコ、トコ、トコ

 

そしてだんだんと声が近くなってきた。

 

風(この先の角から聞こえるな)「来ましたよ、僕になにか用d…!?」

 

風頼は硬直した。目の前には壁から上半身のみ出ている女性がいたからだ。

 

「ああ、よかった気がついてもらえて」

 

風「ええ…っと…その…僕になんの用でしょうか…それにお姉さんどうしたんですか…その体…」

 

「そう、私がここから抜け出すために助けてほしいのよ」

 

風「はぁ…ですが僕通り抜けフープみたいな物なんて持ってませんよ?」

 

「大丈夫、私の下にかんざしが落ちてるでしょ?」

 

風「あ、ありますね」

 

「それを私の髪にさしてくれるだけでいいから」

 

風「あ、それだけですむなら」

 

カチャ…

 

風(綺麗なかんざしだな…おまけにこの人も美人だし、咲夜さんにかんざしか…悪くないかも、今度プレゼントしてみようかな…)

 

「どうかしましたか?」

 

風「あ、すみません、ちょっと考え事をしてしまいした、今挿しますね」

 

シュ…

 

ニュルン

 

風「うわあ!?」

 

「ふぅ…ありがとうねお兄さん」

 

風「い、いえ…助かったなら良かったです…あ、申し遅れました、自分、風頼 信世と申します」

 

「あら、自分から名乗るなんてちゃんとしていますね」

 

風「まあ、それがマナーですし」

 

「しっかり者ね、なら私も名前を言わないとね…霍 青娥、こう見えて私仙人なのよ」

 

風「仙人ですか…って事はさっきのも仙術ですか?」

 

青「いえ、あれは私の能力、壁をすり抜けられる程度の能力よ」

 

風「そ、そうなんですか…ところで何故あのような事に?」

 

青「実はね、私の能力はこのかんざしを着けていて出せるんだけどね、ちょっと前ね『あなたの同人誌を描きたいので協力してくれませんか?』って聞いてきた人がいてね、断ったんだけどしつこくて逃げてね、逃げ切ったわいいんだけどそこでかんざしを落としちゃって…」

 

風「そこで僕に助けを求めたんですね」

 

青「そゆこと♪」

 

風「でもなんで僕があそこにいるってわかったんですか?」

 

青「女の勘ってやつよ」

 

風「はあ…でも僕じゃなくてもよかったんじゃ…」

 

青「あらやだ、女が身動き取れないのよ?そんな状況で男の人なんて回り込んでナニをするか…」

 

風(いや…僕も男なんですが…)

 

青「それにマラソン大会で優勝をした人のうえ彼女持ちだからね、私を助けてくれると確信したのよ」

 

風「そうなんですか……あれ?なんでマラソン大会で僕が優勝したこと知ってるんですか?」

 

青「だってあのとき私も見に行っていたのよ」

 

風「じゃあ僕が誰か知っていたから僕に助けを求めたんですか…」

 

青「そうそう♪」

 

風「はあ…そうだ、僕まだ買い物の途中だったんだ、それじゃあ僕は行きますね」

 

青「待って」

 

風「なんですか?」

 

青「あなた気に入ったわ」

 

風「はい?」

 

青「お礼もしてないしこれから私といいことしない?」

 

風「………青蛾さん僕に彼女がいること知ってますよね?すみませんが僕は浮気するたちではないので」

 

青「あらそう残念…じゃあ仕方ないわね…」

 

風「?」

 

青「あなたを無理矢理連れて帰ってあげる♪」

 

ゾワッ!!

 

ダッ!!

 

風頼は悪寒を感じて走り出した。

 

風(なんだ今の悪寒は!見た目はかなり優しそうに見えるのにとんでもない人だ!何とかして人里から出ないとまずい!!捕まったらなにされるかわからないぞ!!)

 

青「あらあら鬼ごっこかしら?負けないわよ~」

 

風「ハァ…ハァ…ハァ…」

 

ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!

 

風「ここを曲がれば…」

 

だが…

 

青「はぁ~い」

 

風「うお!?くっそぉ…」

 

ダッ!!

 

風頼はUターンをして別の道を探す。

 

青「逃がさないわよ~」

 

風「くっ…これドラえもんを敵にしてるようなもんじゃねえか…」

 

ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!

 

青「また会ったわね」

 

風「うっ…」

 

ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!

 

青「私に会いに来てくれたの~?」

 

風「んが!?」

 

ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!

 

青「いっそ付き合っちゃわない?」

 

風「冗談じゃないですよ!」

 

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ!!!!

 

青「やっほー」「どこえいくんだぁ?」「ハッハッハッハッハッ!!どこえいこうとゆうのかね?」「まてー!ルパーン!!」

 

風「ふんがあああああああああああああああ!!!!」

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ…

 

 

 

 

 

 

 

 

風「ゼェ…ハァ…ゼェ…ハァ…完全に逃げ場がない…しかもちょくちょく知ってるキャラが混ざってるし…キン斗雲を呼ぶか?ダメだ…人里を出た瞬間打ち落とされる…一旦完全に撒かないと…なら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!

 

青「えい!」

 

ガッ!

 

青蛾が風頼に足をかける。

 

風「うわぁ!?」

 

ドサァ…

 

青「立て、鬼ごっこは終わりだ!」

 

風「ハァ…ハァ…ハァ…人里では…人や妖怪を襲う事はできないはずですよ…」

 

青「私がしてるのはあなたを捕まえること、暴力はしないわ」

 

風「くっ…」

 

青「さあ、後ろは壁でもう逃げ場はないわよ」

 

風「……………」

 

青「もう一度聞くけど私の物にならないかしら?」

 

風「……………」

 

青「変わらないのね…じゃあ…」

 

風「フフフッ…」

 

青「?」

 

風「フフフッ…フフフフフフッ…フハハハハハハハハ!!」

 

青「どうしたの?なにがおかしいのかしら?」

 

風「いや~すみません…まさかこんなにもあっさりと引っ掛かるとは思わなくて…」

 

青「?」

 

風「残念ですが…この僕は偽者です」

 

フワ~

 

その時風頼の体が消え始めた。

 

青「なるほどね…マラソン大会でも使っていたあれね」

 

風「はい、今頃本物の僕は既に人里を出てると思いますよ」

 

青「そう…」

 

風「青蛾さん、あなたの気持ちは嬉しいです、ですが僕には咲夜さんがいるんです、申し訳ありませんが僕の事は諦めてください、僕の咲夜さんを思う気持ちは変わりませんので…」

 

そして風頼が完全に消えた。

 

青「諦めてください…ね…悪いけど諦める気はないわ、ますますあなたが気に入ったからね、いつか絶対に手に入れてみせるわ…フフフッ…」

 




お疲れ様でした。今回は青蛾さんを登場させましたがある意味岩馬より恐ろしい敵が増えてしまいました。風頼は咲夜とずっと愛せられるのか。そして青蛾は風頼をどこまで追いかけるのか、では今回はこの辺でさよなら~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。