メイドと青年のたどり着く真実の愛とは   作:ニシン

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こんばんは、ニシンです。今回から洞窟探索になってます。だが今回衝撃の展開が…そしてこの章はいつもにましてラブラブしてますね、(告白したから当たり前ではあるけど)旧都ではさらにラブラブしていきますよ、では本編へどうぞ~


旧都二泊三日温泉旅行!!風頼と咲夜のラブラブデート!4夜目

 

前回のあらすじ

 

風×3「行くぞ!!ジェットストリームアタックだ!!」

 

文「だからなんなんですかー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コ…コ…コ…コ…

 

風「流石洞窟ですね、足音がよく響きますね」

 

咲「そういえばこのチケット渡されたって事は誰かに渡すのですよね」

 

風「そうですね」

 

咲「でも誰も見当たりませんが…」

 

風「あ、確かに…誰に渡せば良いのかな」

 

咲「とりあえず進んでいたら誰かに会えると思いますけどね」

 

風「それもそうですね、ん?」

 

その時風頼達は別れ道に差し掛かった。

 

咲「別れ道ですか…」

 

風「あ、でも看板がありますよ」

 

この先旧都

 

看板が右を指していた。

 

咲「じゃあ右に行きましょうか」

 

風「はい」

 

そして風頼達は右の道を選んだ。

 

 

 

 

 

 

―8時56分 旧都に続く洞窟内―

 

風「うーん…」

 

咲「どうかしたか?」

 

風「いえ…なんだかこの道旧都に向かってるにしてはあまり整備がされていないような…」

 

咲「き…気のせいですよきっと…それに火の光もありますし」

 

風「そうだといいんですが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

―9時4分 旧都に続く洞窟内の別れ道前―

 

「遅いから様子を見に来たけど…まだ来てないじゃない」

 

「なんでだろう…ちゃんとチケットには時間が書かれていたのに…本来ならもうついてもおかしくないのに…」

 

「うーん…まさか道を間違えた?」

 

「でも火の光もあるし看板もあるから普通は迷わないと思うけど…それともキスメ、あなた看板の向き間違えたとか?」

 

「そんなことはないと思うけど…」

 

「なら…これはなにかしら?」

 

看板は少女達が来た方向の反対を向いていた。

 

「あ…」

 

「どういう事かしら?」

 

「もしかしたら…この看板挿し込みがあまくて帰るとき当たって向きが反対になっちゃったのかも…」

 

「ハァ…仕方ないね………ってちょっと待って…この先って…」

 

「あ…し、しまった!私なんて事を…」

 

「こうしちゃいられない…早く助けに行かないと!あそこにはあいつが……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―9時14分 ???に続く道―

 

二人は洞窟を進んでいたが流石におかしいことに気がついてきた。

 

風(やっぱりおかしい…火の光も段々と弱くなってきているし…何よりもこの先って…いつになったら着くんだ…)

 

咲「風頼さん…やっぱりここ…」

 

風「咲夜さんも同じこと考えていましたか…」

 

咲「はい、なんだかここ気味が悪いです」

 

風(確かに…火の光は弱い上に回りには蜘蛛の巣でいっぱいだ…とても人が通る道とは思えない…)「一旦引き返しましょう」

 

咲「そうですね」

 

二人が向きを変えて戻ろうとしたその瞬間。

 

ボフッ…

 

風「火が消えた!?」

 

咲「落ち着いてください!その場を動かないでください!!」

 

風頼は咲夜に言われた通りその場にとどまった。

 

風「………………………不味いですね…下手に動くともっと道がわからなくなってしまいそうです…しかも真っ暗なので方向感覚も無くなってしまいそうです…今はとにかく考えることが優先なのでしょうか…それとも助けを呼ぶのが優先なのか…」

 

…………………………………………………

 

風「………?咲夜さん?」

 

だが咲夜から返事はない。

 

風「嘘だろおい…どうすれば…あ!僕ファイア使えたんだ!これで…」

 

ボッ…

 

風頼の指先に小さな火が灯った。だが風頼の隣に咲夜はいなかった。

 

風「咲夜さーん!!どこですかー!!咲夜さーん!!」

 

だが聞こえる声は風頼の声が反響し、むなしく返ってくるだけだった。

 

風「そんな…まさか…」

 

「風頼さん!」

 

その時誰かが風頼を呼んだ。

 

風「咲夜さん!!どこに行っていたんですか!!心配したんですよ!!」

 

咲「すみません…ですが戻り道を見つけましたよ!」

 

風「戻り道をですか?」(あんな暗闇の中で見つけられたのか?)

 

咲「どうかしたのですか?」

 

風「い、いえ…何も…」

 

咲「では行きましょうか」

 

風「はい」

 

咲―風頼さん…―

 

風(?今の声は…洞窟の奥から…)

 

咲「風頼さん?」

 

風(もしかして…)

 

咲「あの…」

 

風(やってみるか…)「ディメンションリンク」

 

風頼はディメンションを使うと驚くべき光景が見えた。

 

風(!?僕が写ってない!?じゃあ…今目の前にいる咲夜さんは一体誰だ…)

 

咲「どうかしましたか?」

 

風「すみません、ちょっと用を思い出したので…」

 

そう言うと風頼は洞窟の奥に進んだ。

 

咲「ええ!?風頼さん!?」

 

 

 

 

 

 

「………火が消えている…って事はやっぱり…」

 

「ど、どうしよう…」

 

「大丈夫よ、マラソン大会で優勝した人だから簡単にはやられないわよ……あれさえ使われなければ…」

 

「……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

―9時20分 洞窟の最深部―

 

風「な…なんだこれは…」

 

風頼の真上にはなにか蜘蛛の糸で巻かれた何かが吊り下げられていた。

 

風「嫌な予感がする…」

 

そして奥が見えてくるとそこには…

 

風「さ…咲夜さん!」

 

蜘蛛の巣に咲夜が張り付けられていた。

 

咲「風頼さん!」

 

風「なんてことを…今おろします!」

 

咲「!!逃げてください風頼さん!!」

 

だが時は既に遅かった。

 

ガブッ!!

 

風「…………………え?」

 

風頼の右腕が無くなっていた。

 

風「嘘…だろ?」

 

咲「風頼さん!!」

 

咲夜?「あ~あ…ばれちゃったな…」

 

風頼の後ろには咲夜がおり口に何かを含んでいる。

 

風「お、お前は誰だ…」

 

咲夜?「私?フフフッ…見たいなら見せてあげるわ…」

 

その時咲夜の姿が変わり巨大な蜘蛛の姿になった。

 

風「こ…こいつは…」

 

「私が誰かわかるかしら?」

 

風「聞いたことある…妖怪の中には女性に化けれる蜘蛛がいると…貴様…まさか…」

 

「気がついたようね」

 

風「お前は………女郎蜘蛛だな…」

 

女郎蜘蛛「正解」

 

風「くっそ…ここまで見てきた蜘蛛の巣は全部お前のか…」

 

女郎蜘蛛「そう、ついでに言うとあそこにはぶら下がってるのも私の食料よ、でもあなたは今から食べるわ、そこの女も一緒にね」

 

風「ふざけやがって…こんなところで食われてたまるか…」

 

女郎蜘蛛「逃げられないわよ」

 

風「なに………これは!」

 

風頼の足には糸が絡まっていた。

 

風「くっそ…足が動かねえ…」

 

咲「風頼さん!」

 

風「片手がないからバリアクラッカーも撃てねえ…」

 

女郎蜘蛛「いただきま~す」

 

風「はっ…」

 

カブリュ…

 

風頼の上半身が食べられてしまった。

 

咲「いやああああああああ!!!!」

 

女郎蜘蛛「悪くない味ね…でもやっぱりあなたの方が美味しそうね…」

 

咲「くっ…」

 

女郎蜘蛛「じゃあ、いただきま…」

 

風「なに咲夜さんを食べようとしているんだ?」

 

女郎蜘蛛「なに!?」

 

風「バリアクラッカー!!」

 

ズドドドドドドド!!

 

女郎蜘蛛「ぎゃああああああああああ!!!!」

 

風「どうだ!!」

 

女郎蜘蛛「な、何故生きている!!」

 

風「あれは偽物だ、気がつかなかったのか?右腕と上半身を食べたのに血が一滴も出なかったことに?」

 

女郎蜘蛛「なに!?」

 

風頼の偽物が消えていく。

 

風「体には僕の体に合わせたバリアを張って僕が偽物だとバレないようにして後は食われた部分をわざと消してしまえば完璧だ」

 

女郎蜘蛛「だったら…もう一度食ってやる!!!!」

 

風「それは無理だ」

 

幻符「殺人ドール」

 

ザクザクザクザクザクザクザクザク!!!!

 

女郎蜘蛛「ぎにゃあああああああああああ!!!!」

 

咲「ふぅ…私があの程度の蜘蛛の巣から自力で逃げられないと思ったのかしら?」

 

女郎蜘蛛「貴様ら…まさか…」

 

風「そう、全て計画通りだ、僕がここに向かっている間に咲夜さんに作戦を話していたんだ」

 

女郎蜘蛛「このクソガキが…」

 

咲「風頼さん」

 

風「はい、見せてやりましょう、僕達の必殺技を」

 

協力符「トリック殺人ブロウ」

 

風頼が反射バリアで女郎蜘蛛を囲むと咲夜が殺人ドールを発動して隙間に入れる。

 

風「その体じゃ逃げられないだろ!!」

 

ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク!!!!!!!!

 

女郎蜘蛛「あがあああああああああああああああ!!!!」

 

咲夜のナイフが刺さっても反射バリアで威力が上がったナイフが何万回と刺さり続ける。

 

咲「風頼さん」

 

風「はい!止めだ!!」

 

風頼が止めにバリアで作った槍を投げ入れた。そしてすぐには攻撃せず反射バリアで何回も反射させて威力をあげていく。

 

女郎蜘蛛「こんな…こんな…人間の若僧共にぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」

 

咲「ただの若僧じゃなくて」

 

風頼がくいっと人指し指を下げて槍を女郎蜘蛛に急降下させる。

 

風「幻想1ラブラブなカップルなんだよ」

 

ザシュウウウウウウウウウウウウ!!!!

 

女郎蜘蛛「が…あ…」

 

ドサッ…

 

風「ふぅ…」

 

咲「やりましたね」

 

風「はい、咲夜さんの演技すごかったですよ、悲鳴とか」

 

咲「これくらい出来て当然ですから」

 

風「それにしても一発で成功するとは思いませんでしたよ、僕のトリックファイナルブロウと咲夜さんの殺人ドールの合わせ技」

 

咲「あら?私なら必ず成功すると思いましたよ、私と風頼さんならね?」

 

風「そうですね」

 

咲「フフフッ…」

 

風「ハハハ…」

 

咲、風「フフフフフフフフッ…、ハハハハハハハハハ!」

 

その時誰かがやって来た。

 

「こ、これは…」

 

風「おや?誰か来ましたよ」

 

咲「あら?ヤマメにキスメじゃないのよ」

 

風「誰ですか?」

 

咲「簡単に言うなら地底の案内人ですね」

 

ヤ「これ…あなた達がやったの?」

 

風「そうだけど」

 

キ「あの女郎蜘蛛を倒すなんて…」

 

咲「あら?あなた達の実力ならあんなやつ倒せたのじゃないかしら?」

 

ヤ「最初の頃はね…」

 

風「最初?」

 

ヤ「ええ、最初はまだ追い払えたんだけど…あいつが人間を食べていくうちに段々と力をつけて…いつの日か私達では歯がたたなかったわ…」

 

風「でもあまり強くなかったけど」

 

ヤ「当然よ、あいつは子供よ」

 

風「こ、子供!?」

 

キ「ねえヤマメちゃん…早くここを去った方がいいんじゃないかな…」

 

ヤ「そうね…奴が戻ってくる前に…」

 

咲「もしかして、親の事かしら?」

 

ヤ「ええ、さあ早く」

 

咲「風頼さん、ここは一旦戻りましょう」

 

風「そうですね」

 

トコ、トコ、トコ

 

ヤ「1つ忠告しておくわ」

 

風「なんだ?」

 

ヤ「おそらく近いうちにあなた達を襲いにくるわよ」

 

咲「何故私達が殺したとわかるのかしら?」

 

ヤ「奴が残したフェロモンでわかるのよ」

 

風「蜂と同じような感じか…」

 

ヤ「だから引き返すなら今のうちよ、奴は地上の光が苦手だから地上までは追ってこれないわよ」

 

風「とんでもない、折角のデートなんだ、帰るわけにはいかないよ」

 

咲「私もよ」

 

ヤ「そう、ならいいのだけど」

 

風「それにそんな奴がいるなら見放してはおけないしな」

 

キ「き、君まさか女郎蜘蛛と戦うつもり!?」

 

風「ああ、いつ来るのか知らないが来たときは倒してみせるよ、後僕は君じゃなくて風頼 信世って名前がある」

 

咲「その時は私も戦いますよ」

 

風「はい、頼りにしてますよ」

 

ヤ「無茶よ!あいつはここでは無敵よ!!闇はやつの最高の舞台なのよ!」

 

風「なら地上に引き上げれば良いだけだろ?」

 

ヤ「た、確かに地上に連れていけば奴はかなり弱体化すると思うけど…」

 

風「なんとかしてみせるよ」

 

ヤ「………なんとなくあなたならやってくれそうな気がするわ…さあ、着いたわよ」

 

風「お、やっとのんびりできる…」

 

咲「そうですね」

 

ヤ「ではチケットの拝見を」

 

風「ああ、これ?」

 

風頼はチケットを差し出す。

 

ヤ「ふむ…確かにこのチケットで間違いないね……では……ようこそ!地底世界へ!!」




お疲れ様でした。今回の敵はまさかの女郎蜘蛛です。そして新たな技、協力符、これからまだ別のキャラ共やる予定がなくはないです。まあ、多分やりますがね
そして明日は先週言っていたコラボの締切ですが明日から富士急に一泊二日の旅行なのでもしかしたら投稿できないかもしれません、暇がありましたらホテルで書きますので、では今回はこの辺でさよなら~
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