前回のあらすじ
風「悔しい…でも感じちゃう…」(ビクン!ビクン!)
風「ふぅ…いい湯でしたね…」
咲「本当でしたね、それより風頼さん体はどうですか?」
風「そういえば見違えるように体が軽いです、こんなの初めてです」
咲「でしょう?恥ずかしい思いしてでもしてもらって良かったでしょう?」
風「うーん…でもやっぱり恥ずかしいですよ~」
咲「希望があればまたやってあげますよ」
風「ま、まあ、それはとりあえず置いといてこれで明日は完璧な状態で挑めそうです」
咲「そうですか、頑張ってくださいね」
風「はい、あ、そうだ、何を飲みますか?僕はフルーツ牛乳飲みますけど」
咲「では私はコーヒー牛乳にします」
風「わかりました」
ガチャ…
風「おばちゃん、これください」
番台のおばちゃん「いいよ、持っていきな」
風「え?」
番台のおばちゃん「あんさん女郎蜘蛛倒した人やろ?」
風「なんでわかったんですか?」
番台のおばちゃん「さっきから周りのお客さん達があんさん達を見て騒いでいるからね、何となくわかったよ」
風「もしかしておばちゃんも女郎蜘蛛に何かされたの?」
番台のおばちゃん「ああ…私がまだ若い頃旦那がいたんだけどね…一緒にこの温泉をやっていた頃の話だけどね…ある日突如温泉が流れなくなってね…じいさんが原因を見に行ったら温泉が流れている道に蜘蛛の巣が大量に貼られていてな…それで温泉が流れなかったってわかったじいさんは燃やそうとしたんだけどその時な…」
風「女郎蜘蛛が…」
番台のおばちゃん「そうだよ…やつはまずじいさんの動きを封じるためにまず両足から食べた…ジワジワと迫ってくる女郎蜘蛛にじいさんは最後の力を振り絞って持っていた松明を巣に投げて巣が燃えてパニックになっている女郎蜘蛛の隙をついて温泉に逃げ込んだのさ…そしてうちの温泉に流れてきて今の話を聞かされたのさ…」
風「源泉に!?熱くなかったんじゃないですか?」
番台のおばちゃん「もちろん身体中火傷だらけだったさ…そしてじいさんは私にこれを渡して死んじまったよ…」
おばちゃんは番台に置いてある玉を指差した。
風「これは?」
番台のおばちゃん「じいさんが普段お守りとして持っていた玉さ…」
風「結構大きいですけど…」
番台のおばちゃん「大きいから結構魔除けの効果が強かったのだよ…今はこの温泉を天国から見守ってくれているのさ…」
風「なんだろう…この石…みたこと無いですけど…」
番台のおばちゃん「これは天眼石って言ってね、とっても貴重な石なんだよ」
風「へぇ~…」
番台のおばちゃん「さあ、牛乳が温くなっちゃうよ、持っていきな」
風「わかった、ありがとうおばちゃん」
タッタッタッ…
番台のおばちゃん「……あの子達ならきっとあなたの仇をうってくれますよね……ね、じいさんや…」
ザッ…ザッ…ザッ…
咲「結構美味しかったですね」
風「風呂あがりの牛乳は非常に美味しいですからね」
咲「ところで番台の人と何を話していたのですか?」
風「それがあの人の旦那さんもまた女郎蜘蛛の被害者みたいなんです…」
咲「そうですか…本当に被害が大きいですね…」
風「はい…」
その時
ガッ!
咲「あ!」
咲夜が転びかけた。
風「危ない!」
ガシッ
咲「ありがとうございます風頼さん」
風「大丈夫ですか?咲夜さんが転びかけるなんて珍しいですね」
咲「それが言いましたけど靴がなれてなくて靴ずれをしてしまいました…」
風「立てますか?」
咲「ちょっと歩きにくいですが…大丈夫です」
風「ですが…」
咲「大丈夫ですよ…」
ヨロ…
咲「あ…」
風「おっと…」
スッ…
風頼が手を出して倒れかけた咲夜を支える。
咲「す、すみません…もう大丈夫です…」
風「………………」
その時風頼に1つの提案が思い付いた。
風「すみません咲夜さん……失礼します…」
咲「え?」
ヒョイ
咲「キャ…ふ、風頼さん?」
風頼が咲夜をお姫様抱っこをする。
風「無理しては駄目ですよ、僕がこのまま運んであげますよ」
咲「い、嫌ですよ、は、恥ずかしいです…」
風「それ咲夜さんが言いますか…今までキスとかしていたのに…」
咲「そ、それはそれです!いいから下ろしてください!」
咲夜が暴れだした。
ポコポコ
風「ちょ!危ないですって!暴れたら!……うわ!?」
咲「キャア!」
ガシッ!
バランスを崩して咲夜が落ちかけたが咲夜はしっかりと風頼の服を握っていた。
ギュウ…
風「だから言ったでしょう、危ないから暴れないで……って……」
咲夜の顔が一気に赤くなる。
咲「も、もう…………………バカ…」
咲夜が照れ隠しに呟く。
風「ごめんなさいね咲夜さん、このあといくらでも僕を好きにして良いですから」
咲「もう…えい!」
グイ
チュ…
風「んむ…」
風頼はもうわかっていたかのように落ち着いてキスをさせられた。
風「流石に段々わかってきましたよ」
咲「ではこれからは遠慮なくいかせてもらいますよ」
風「はい、咲夜さんがそれを望むなら僕はそれに従います」
咲「フフッ…風頼さん大好きです…」
風「僕もですよ…咲夜さん…」
そして二人はそのままもう一度熱いキスをした。
お疲れ様でした。今回はかなり短くなってしまいましたが切りが良かったので終わりにしました。今回もまたまた甘い展開になりました。そして最後は風頼が少し攻めましたね 、ですが基本的に風頼は受けですので、攻めるのはたまにしかないですね、では今回はこの辺でさよなら~