前回のあらすじ
…………っと思っていたのか!?
前回のオマケ
咲「そうだ、面白い食べ方がありますよ」
風「なんですか?」
咲「それはですね…」
風「ほ…本当にやるんですか?」
咲「はい、ここまで来たらやりますよ、ちゃんと食べられましたら後で膝枕してあげますから」\ゴソゴソ…/
風「ま、まあ…膝枕のためなら…」
咲「さあ、出来ましたよ、まず何から食べますか?」
風「じゃあ…白菜をお願いします」
咲「はい♪」
スッ…
咲「じゃあ口を開けてください」
風「はい」
咲「では行きますよ」
風「いただきます」
ピト…
風「 あちちちちちちちちち!!!!咲夜さんそこは鼻です!!」
咲「あ、すみません、この辺ですか?」
ピト…
風「熱い熱い熱い熱い!!!!!今度は顎です!!」
二人は今何をしているかと言うと二人は二人羽織してすき焼きを食べていた。(もちろん風頼は食べさせられる方)
咲「すみません、さあどうぞ」
パク
風「熱!!フーフーするの忘れてあふあふ!!」
咲「さあ、まだ行きますよ」
風「は…はい…」
ここら本当に本編
カラン、コロン、カラン、コロン
風「下駄って音が気持ちいいですよね」
咲「本当ですね~心が癒されます」
浴衣に着替えた風頼は折角なので下駄に履き替えた。
風「僕の世界のアニメにはゲゲゲの鬼太郎っていうキャラがいるんですけど服装がちゃんちゃんこに下駄なんですけどね、そのちゃんちゃんこは纏うと無敵のうえに下駄はリモコン式なんですよ」
咲「へぇ~ずいぶんと変わった方なんですね」
風「普段はのんびりと自宅で過ごしているんですけどね、妖怪ポストっていう人間からの手紙を読むと毎回助けてくれるんですよ」
咲「フフッ…なんだか風頼さんみたいですね」
風「ええ!?僕はちゃんと働いてるじゃないですか!」
咲「いえいえ、そこじゃなくて助けてくれるところですよ」
風「あ…そっちでしたか…」
咲「それでどんな敵なんですか?」
風「はい、僕も年代が年代ですのであまり知りませんがライバルとしてはぬらりひょんですかね」
咲「ぬらりひょんって結構強い妖怪じゃないでしたか?」
風「はい、ですがその上にさらに強いのが作者のオリジナルの妖怪でバックベアードっていう空中に浮かぶ巨大な目なんですよ」
咲「バックベアード…確かに聞いたことないですね」
風「それと女郎蜘蛛ではないんですが似たようなやつも出てきたんですが牛鬼ってのが出てきたんですよ」
咲「牛鬼…聞いたことあります…」
風「それで必死に抵抗するんですが牛鬼は無敵なんですよ」
咲「それでどうしたんですか?」
風「はい、名前は忘れちゃったんですが確か祠か何かに封印したような気がします」
咲「そうなんですか、女郎蜘蛛も封印出来たらいいですよね」
風「本当ですよ…」
咲「あら?風頼さん、射的がありますよ」
風「おや?本当ですね、ちょっと入ってみましょう」
咲「はい」
カラララ…
店主「いらっしゃい」
風「一回で」
店主「あいよ」
風頼はお金を渡して店主から銃と弾をもらった。
風「さあ、何がほしいですか?」
咲「じゃあ…あれが欲しいです」
咲夜が指を指した先にあったものはナイフの詰め合わせだった。
風「別にかまいませんけど…なんであんな物が…」
店主「お姉さんお目が高いね、あれは一流の職人が造り上げたナイフなんですよ」
風「う…胡散臭いな…」
咲「いえ風頼さん、あれはすべて本物ですよ」
風「箱に包まれているのに透明な部分からだけで判断出来るんですか!?」
咲「はい、私くらいの人なら見分けられるようになります」
風「すごいですね…」
咲「これくらい大したことないですよ」
風「じゃあ落としますね」
店主「でも兄ちゃん、あれは結構重量があるぜ~プロでも1発で仕留めるのは…」
パン! ドサ…
店主「…………え?」
風「軽い軽い♪」
咲「流石風頼さんですね」
風「さて、次はあれにしますか」
店主(あれも難しい…まぐれは連続には起きな…)
パン! ドサ…
店主「!?」
風「咲夜さん他に何がほしいですか?」
咲「ではあれをお願いします」
風「よし!」
風頼は次々と難しい景品を落としていき、風頼のその腕前に他のお客も風頼の周りに集まって見ていた。
風「よし、撃ち終わったな」
咲「かなり落としましたね」
風「これくらい簡単ですよ」
店主「あ…」
風、咲「ん?」
店主「あんた達なにもんだ…全ての弾を百発百中で当てたうえにどれも1発で落とすなんて…」
風「ん~そうだな~強いていうならただの射的好きかな?」
店主(そんなわけねえ、ただ射的が好きなだけでこんな上手くなるなんて…)
客A「あ、もしかしてあんたら英雄さんか?」
客B「英雄って…あの女郎蜘蛛を倒したやつらか!?」
風「ありゃ?バレちゃいましたね、色々めんどくさくなりそうだから黙っていたのに」
咲「まあ、何となくバレるような気はしてましたけどね」
店主「あ、あんたらがあの英雄さんか?…たまげたな…そりゃ射的の腕前も納得だな…」
風(半分は本当にただの射的好きだけどね…)
咲「そろそろ行きませんか?」
風「そうですね」
店主「あ!ちょいと待ちな!」
風「なんですか?」
店主「こいつはおまけだ、持ってきな」
店主が風頼に渡した物はひょうたんだった。
風「ひょう…たん?」
店主「ああ、まあ余り物だがな、大切に使ってくれや」
風「ああ、ありがとう店主さん」
そして風頼はひょうたんを腰にぶら下げて店を出た。
カラン、コロン、カラン、コロン
外に出た風頼達は再びぶらついていた。
風「どこにいきますか?」
咲「そうですね…」
その時角の奥がやけに騒がしいことに気がついた。
風「なんでしょう、皆あっちの方に行ってますが」
咲「私達もいってみましょう」
風「はい」
カラン!コロン!カラン!コロン!
二人は走って角を曲がると…
ワー!ワー!
ヤ「イエーイ!!皆盛り上がってる~?」
オー!!!!
ヤ「今日は私とキスメのライブに来てくれてありがとー!!!!私達どんどん歌っちゃうからねー!!!!」
フー!!!!フー!!!!いいぞー!!!!梨汁ブシャアアアアア!!!!
風「ヤマメにキスメじゃないか、なにしているんだろう」
咲「まあ、コンサートですかね、あの人達は地底のアイドルって呼ばれているくらいですから」
風「そ、そうだったんですか!?」
咲「はい、折角ですし少し聴いていきますか?」
風「折角ですしそうですね、ちょっと聴いていきましょう」
そして風頼達はステージから少し離れた場所で歌を聴いていた。もっともキスメはあまり乗り気ではないが…
風「うーんなんだか元いた世界でよく友達と歌を歌っていた頃を思い出します」
咲「風頼さんなんの歌が好きなんですか?」
風「僕ですか?僕はそうですね、とりあえずテンションが上がるような歌ですね、ロックもたまに聴きますね、咲夜さんは歌ったことあるんですか?」
咲「あるはあるのですが…その…」
風「その?」
咲「……実は人前では歌ったことがなくて…上手なのかもわからないのです…」
風「あ、そうなんですか、でも機会があれば聴いてみたいですね」
咲「気が向いたら聴かせてあげますよ、さあそろそろ行きましょう」
風「そうですね」
っと二人がその場を去ろうとした瞬間。
ヤ「おおっと!ここでサプライズです!なんと女郎蜘蛛を倒した二人がいるではないですか!」
風「ダニィ!?ヤマメのやつ…タイミングを計らっていたな…」
そしてお客が一斉に風頼達を見つめる。
咲「なんだか厄介な事になってしまいましたね…」
ザワザワ…ザワザワ…
ヤ「よっと…」
ヤマメがステージから降りてきて風頼達のところに来た。
ヤ「さあ!折角ですしこの二人にも歌ってもらいましょう!!」
オー!!いいぞー!!
風「ちょ!?ヤマメ!?」
ヤ「まあいいじゃないかお客さんもこう言ってるし」
咲「そうですよ、折角ですし歌いましょうよ」
風「咲夜さんまで!?」
咲「じゃあまず私から歌いますよ、そのあと風頼さんが歌ってくれるのなら」
風「うーん…………わかりました」
咲「フフッ…では…」
トコ…トコ…トコ…
ヤ「では歌ってもらいます!十六夜 咲夜さん!曲名は?」
咲「はい、曲は終わりへ向かう始まりの歌です」
ヤ「では歌ってもらいましょう!ミュージックスタート!!」
~♪~
ステージに流れ始める曲、その曲を聞くと会場は静かになった。風頼は特等席で咲夜の目の前に案内された。
風(咲夜さん大丈夫かな…今まで人前で歌ったことが無いのにいきなりこんな大人数の前で歌うなんて…)
だが風頼のその気持ちはすぐに消えた。咲夜の顔はとても落ち着いていた。
風(…………余計な心配だったみたいですね…)
その時咲夜が歌い始める。
咲「♪」
先程熱くなっていた会場が咲夜の歌によって冷めていく。咲夜の歌声はとても綺麗なものだった。その歌声はプロも顔負けだった。
風「咲夜さん……」
風頼は目頭が熱くなってきた。だがまだ耐える。会場も静かで先程のうるささは影も形もなかった。
咲(すごい…今まで人前で歌うなんて恥ずかしいと思っていましたが…人前で歌うのがこんなにも楽しいなんて…)
咲夜は今とても気持ちがスッキリしている。風頼に聴いてもらえているだけではなく自分の歌声が今皆を満足させている事にも。
咲(ああ…いいですね…)
そして曲が終った。
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!
会場からは大きな拍手が咲夜に向けられた。
咲「ハァ…ハァ…」
風「咲夜さん」
いつのまにかステージに上がってきていた。
咲「風頼さん…」
風「とっても上手でしたよ…」
咲「フフッ…ありがとうございます…」
ヤ「さあ!次は風頼君です!」
オー!!
風「やれやれ…ここまでやられたらやるしかないじゃないか…」
ヤ「では風頼君、曲は?」
風「ああ、僕が歌うのはHERO ~希望の歌です」
ヤ「では歌ってもらいましょう!」
~♪~
先程とは異なって再び会場が熱くなる。
風「時には現実は神様のように♪様々な試練をくれる♪All day♪」
観客「All day♪」
風「そりゃたまに 嫌んなっちゃうけれど♪」
風頼はノリノリで歌うと会場の人達も風頼に合わせる。
風「勇気 Gimme Gimme パワー♪Power Up Power Up パワー♪今呼び覚ませ♪何度打ちのめされようと♪熱くたち上がれ♪だからバリ☆バリパワー♪小さな夢を守り抜くために走る背中はまるで…」
会場全体「HERO~♪」
その時会場にいる人全員が風頼に合わせた。
咲「フフッ…つい私まで歌ってしまいました…」
ヤ「キスメ、あんたも珍しく歌ったじゃないの~」
キ「な、なんだか自然と声が出ちゃって…でもなんだかスッキリしたよ」
ヤ「にしても風頼君結構上手いじゃん」
咲「ノリノリで歌っていますね…」
キ「ねえねえヤマメちゃん」
ヤ「ん?なにキスメ」
キ「なんだか人増えていない?」
ヤ「あれ?本当だ」
咲「これだけ大きな声で歌えば周りに聞こえやすくなるでしょうね」
ヤ「いや~あたしも何回かライブやってるけどここまで集まるのは滅多にないよ」
風「届け信じる力…満たして今…光さす方へ…何度打ちのめされようと…熱く立ち上がれ!勇気 Gimme Gimme パワー♪Power Up Power Upパワー♪目もくらむ程♪走る背中はまるで…」
ヤ「もういっちょ行くよ!」
会場全体「HERO~♪」
風「涙を越えて♪」
会場全体「胸は高鳴り♪」
風「想い溢れて♪」
会場全体「響くは遠く♪」
風「憧れの空♪」
会場全体「願いは叶う♪」
会場全体「明日へ続いて行く~♪」
風「涙を越えて♪」
会場全体「胸は高鳴り♪」
風「想い溢れて♪」
会場全体「響くは遠く♪」
風「憧れの空♪」
会場全体「願いは叶う♪」
会場全体「君に贈る希望の歌~♪」
~間奏~
観客「FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!」
風「ありがとう!!皆ありがとう!!」
咲「お疲れ様でした風頼さん、とっても上手でしたよ」
風「ありがとうございます、咲夜さんもとっても良かったですよ」
咲「ありがとうございます♪」
観客「アンコール!!アンコール!!アンコール!!」
風「え?」
ヤ「おいおいアンコールとはやるじゃないか」
咲「どうしますか?」
風「フフッ…もちろん行きますよ」
咲「では私も歌います」
風「でも今から歌うのペアじゃないですよ?」
咲「大丈夫です、風頼さんに合わせます」
風「咲夜さん…わかりました、行きましょう!」
咲「はい!」
風「よっしゃああああああ!!!!じゃあもう一曲行くぜえええええええ!!!!」
観客「オオオオオオオ!!!!」
風「曲は夏祭りだ!!行くぜえええ!!!!」
その日の夜、旧都は今までにないくらい騒がしい日になったそうだ。
お疲れ様でした。最近投稿出来てなかったので今日はかなり長くしました。そして咲夜さんの曲ですが本来なら咲夜さんも歌詞を着けようか考えてましたがこれはMMDで見つけたので良ければそちらを見てください、とても良かったです。終わりへ向かう始まりの歌(咲夜)と検索すれば出ると思いますので、そして風頼はどうしようもないので歌詞を書きました。こちらも聴きながら読むといいかもしれませんね。そして次回やっと1日目が終わります!では今回はこの辺でさよなら~