前回のあらすじ
デート一日目終了
―午前7時―
風頼は昨日と同じ時間に昨日と同じように咲夜を待っていた。
(今日はどこえ連れていってくれるんだろう…人里はとりあえず軽く回ったけど他にはなにがあるんだろうか)
そして昨日と同じ時間に咲夜がやってきた。
「お待たせしました」
昨日とは違うワンピースで今度は真っ白で肩回りが露出しているスカートの短いワンピースだった。
「それでは行きましょうか」
「はい、咲夜さん」
そして二人は紅魔館を出た。
「咲夜さん、今日はどこに連れていってくれるんですか?」
「今日はまず妖怪の山のところにある守矢神社にいく予定ですよ」
「妖怪の山?なんか危なさそうじゃ無いですか?」
「普通の人が行くのは少し危険ですが私がいますから大丈夫ですよ」
「そうですか…」(なんだか女性に守ってもらうのもなんかな…)
「どうしました?」
「い、いえなんでもありません、行きましょう」
「ええ…」
―妖怪の山入り口―
「ここがそうですよ」
「結構大きいんですね」
「ええそうですよ、だからこそ私とはぐれた時は見つけるのが困難ですから絶対に離れないようにしてくださいね、もしはぐれたら妖怪に食べられちゃいますよ」
「わ、わかりました」
―一方その頃博霊神社では―
「今日もお茶が美味しいわね」
「ああ、霊夢のお茶と一緒に食べるキノコは最高だぜ!」
っと魔理沙が霊夢の隣で網焼きでキノコを焼いていた。
「キノコを焼くのはいいけどまた変なキノコ食べないでよ」
「大丈夫なんだぜ、ちゃんと図鑑で調べたからな」
「それならいいんだけど…」
っとお茶をすする霊夢
「…………ん?」
「どうしたんだぜ?霊夢」
「なにからしら…この胸騒ぎ…嫌な予感がする…」
「行くのか?」
「ええ…」
「なら私も行くんだぜ、霊夢の勘はよく当たるからな、なんだか楽しそうだぜ」
「全く…呑気ねえ…」
「で、どこに行くんだぜ?」
「それは…」
―妖怪の山―
「咲夜さん、結構歩きましたけど後どれくらいで着くんですか?……………咲夜さん?」
(おかしい…普段なら一匹くらい妖怪が出てきてもいいのにそれが一匹もいないなんて…しかもなにかしら…この妙な違和感…誰かに見られている気がする…)
そう悩む咲夜だが
「咲夜さん?」
「え?ああ…どうしたんですか?」
「いえ、何回も話しかけてもちっとも返事が無くて」
「ああ…すみません…それでどうかしたんですか?」
「いや、だってこの先行き止まりですよ」
「え?」
咲夜が視線を目の前に向けると確かに木が覆い茂って道を塞いでいた。
「そんな、確かにこの道で合ってる筈なのに…」
その時、咲夜が気がつく時には遅かった。今自分達の回りが何者かによって包囲されていることに
(!!しまった!!)
そして咲夜は風頼に向かって走って
「風頼さん伏せて!!」
「え?」
風頼が振り向いたら咲夜が自分に飛び込み無理矢理伏せさせた。その時、一気に弾幕が頭上を通りすぎた。
(なんだ!?なにがおきているんだ!?)
そして弾幕が一旦止み咲夜と風頼が顔をあげた。
「そこにいるのは誰!!」
そして咲夜はナイフを取りだし戦闘体勢をとった。
「まさかあの状態で交わされるとは思いませんでした」
っと茂みから一人の女性が姿を現した。
「あなたは…犬走椛!!」
「誰ですか?咲夜さん」
「……彼女はこの山の戦闘員…その後ろにいるのは彼女の部下よ…」
「その通り、あなた達が来たのは私の能力で最初からお見通しです」
「なにが目的なの!!」
「私達はその男に用があります」
「ぼ、僕?」
「風頼さんは関係ない!!風頼さんになんの用なの!?」
「彼は昨夜この妖怪の山を襲った容疑がかかってます」
「はあ!?ちょ、ちょっと待ってよ!!僕にはこんなところ来たことないし、それにこんな大きな山を襲えるような力なんて無いよ!!」
「そうよ!!それに風頼さんは昨夜は私と一緒に仕事をしていたのよ!!風頼さんは関係ない!!」
「しかし、昨夜彼に襲われた物が描いた似顔絵がこれよ」
そこには風頼と全く同じ顔の人物が描かれていた。
「な…!」
「そんな…」
「さあ、これでわかったでしょう、その男を渡したら咲夜、あなただけは見逃してあげましょう」
(僕が奴等に従えば咲夜さんは…なら…)
「わかった…素直にしたが…」
っと自分を犠牲に咲夜を助けようとしたが咲夜は
「ふざけないで!!」
「咲夜さん!?」
「風頼さんはそんなことするような人じゃない!!私の知っている風頼さんは優しくて、真面目で、そんな人を襲うような人じゃない!!」
「さ、咲夜さん…」
「風頼さん、あなたは逃げなさい…」
「え!?でもそれだと咲夜さんは…」
「私は大丈夫…後から追いかけるから…」
「咲夜さん…」
「入り口まで逃げれば追ってこれない筈よ、さあ…」
「そうですか…なら仕方ないわね…力ずくでも連れていくわ!!」
っと一斉に襲ってきた。
「行きなさい!!風頼さん!!」
「くっ…咲夜さん…どうか無事で!!」
そう言うと風頼は真っ直ぐ山をかけ降りた。
「ここから先は行かせない!!」
交戦する咲夜を走りながら見届けながら風頼はとにかく走った。
「待て!!」
その時前から白狼天狗が現れた。
「くっ…正当防衛だ!!許してくれよ!!」
っと風頼はナイフを投げた。
「ぐああああ!!」
ピチューン
ナイフは見事に刺さり一気に残滅させた。
「よし、今だ!!」
再び風頼は走り出した。
(くっそ…まだか…)
その時
「おおおおお!!」
また白狼天狗が現れ今度は切りかかってきた。
(この距離じゃナイフが間に合わない…でもすぐ後ろには別のやつが…)
追い詰められた風頼だったが学校の授業で習った事を思いだし一つの手が思い付いた。
「もうこれしかねえ!!」
っと言うと風頼は白狼天狗をひらりと交わし、その腕を掴み背後の奴等に向かって背負い投げをした
「うりゃあああああああああああ!!」
そして背後の白狼天狗にぶつけてその間に逃げた。
(体育の授業で柔道やっていて助かった…)
―一方その頃咲夜では―
「ハアアアア!!」
「ぐはああああ!!」
ピチューン
「ハァ…ハァ…一体こいつらどんだけいるのよ…」
「たあああああ!!」
っと椛が襲ってきた。
「くっ…」
ギリギリのところで交わす咲夜
「くっ…」
「もう諦めたらどうです、息が上がってますよ」
「諦めるのはどっちからしらね…」
っと椛の後ろには既にナイフが用意されていた。
「しまっ…」
ザクッ…
ピチューン
「ハァ…ハァ…ハァ…不味いわね…もう戦う力がほとんどない…時間も…あまり止められないわね…」
っと一段落した咲夜
「さあ…早く風頼のところに行かないと…」
だが…
「そうはさせません!!」
「なに!?」
咲夜が後ろを振り替えるとそこには…
―妖怪の山入り口―
追っ手から逃れた風頼だった…
「ハァ…ハァ…ハァ…なんとか…逃げ切れたみたいだな…」
っと安堵する風頼
「咲夜さん大丈夫かな…」
咲夜の心配をする風頼、妖怪の山のほうでは弾幕がとんでいる。
「………………僕はなにをしてるんだ…女の人にばっか守られて…」
ここで自分のしていることを考え直す風頼
「……………………やっぱり咲夜さんを放っておけない!!戻らなきゃ!!」
っと再び風頼は妖怪の山に入っていった。
はい、お疲れ様です。今回から急展開にはいり着いていけてない人もいるかもしれません、ですがなにか問題がありましたら訂正しますので遠慮なく感想欄にて教えてください。そして次回風頼に異変が!?そしてテストでやはり短くなってしまいました…しばらくはこんな感じが続くかもしれません…どうかお許しを!!では今回はこの辺で皆さんさよなら~