メイドと青年のたどり着く真実の愛とは   作:ニシン

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こんばんは、ニシンです。秋になってもまだまだ暑い日が続いておりますが皆さんはどんな過ごし方をしているのでしょうか、学生、会社員、アルバイト、ニートなど色々あると思いますが熱中症だけではなくデング熱にも気を付けてくださいね、では本編へどうぞ~


旧都二泊三日温泉旅行!!風頼と咲夜のラブラブデート!27夜目

 

前回のあらすじ

 

風「ありの~♪ままの~♪姿見せるのよ~♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワ…ザワザワ…

 

咲「風頼さん、起きてください、風頼さん」

 

風「…………ん…うーん………どうかしましたか?」

 

咲「なんだか外が騒がしいですが」

 

風「確かに…妙にざわついていますね…着替えてちょっと出てみましょうか」

 

咲「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワ…ザワザワ…

 

外には何人の人が集まっていた。

 

燐「これは…」

 

空「うにゅ…」

 

風「皆!」

 

燐「風頼君!咲夜さん!」

 

咲「これは一体何事ですか?」

 

燐「それが………」

 

燐はうつむきながら周りの人達が見ている視線の先を指差した。

 

風「なっ……!!」

 

咲「こ………これは………」

 

燐が指差したところは風頼達が出てきたところの山でそこには………

 

風「く………蜘蛛の巣………」

 

咲「しかもそれどころじゃないですよ………あの山全てに巣が張られて山が巨大な蜘蛛の巣になっています…」

 

風「こ…こんな事が出来るのは……」

 

燐「あの女郎蜘蛛だろうね………」

 

咲「なんて事なの……昨日まで無かった蜘蛛の巣が……たった一夜にして山を…」

 

風「そ、そうだ!さとりさんは!?」

 

こ「それが…部屋をくまなく探したんだけど帰って来てないの…」

 

風「え?……咲夜さん…」

 

咲「……はい…」

 

燐「二人とも何か知っているの?」

 

風「実は昨日…」

 

風頼は皆に手紙の事を話した。

 

燐「つまり風頼さんもさとり様がどこかに行ったのはわからないわけですか…」

 

風「すみません…」

 

燐「いや大丈夫だよさとり様なら…きっと…」

 

空「さとり様…」

 

こ「大丈夫だよ!お姉ちゃんは直ぐに帰ってくるよ!」

 

咲「ですが流石にちょっと気になりますね………そうだ風頼さん!ディメンションリンクはどうですか?」

 

風「そうか!その手が有ったか!」

 

空「ディメンションリンゴ?」

 

風「ディメンションリンク、僕の技だよ、その人の気持ちが強い分力も強くなるんだけどそれだけじゃなくてその人と僕の思考や視点をお互いに見れるようになるんだ」

 

燐「それならさとり様の場所も!」

 

風「ああ、やってみるよ!…………ディメンションリンク!さとりさん!」

 

パァ~…

 

空「それで…どうなのお兄さん?さとり様は…さとり様は無事なの!?」

 

風「それが…よくわからないんだ…」

 

こ「え?ど、どういうことお兄ちゃん!?」

 

風「見えるには見えるんだが…かなりうすぐらい…何かが動いているように見えるが…よく見えない…周りの音は何かグニュグニュ聞こえる…そして本人もかなり生命力が低下している…さとりさんの思考が読めない…おそらく…こっちからの視点も見えていないだろう…」

 

こ「そ、そんな!」

 

燐「ほ、他には…他には無いのですか!?さとり様が苦しんでいる原因は…」

 

風「ちょっと待ってくれ…………この感じ…………わかったぞ!!この感じは二酸化炭素が充満しているんだ!!」

 

空「二酸化炭素?」

 

風「人間は酸素を取り込んで呼吸が出来てかわりに二酸化炭素っていう酸素が無くなった気体を吐き出すんだ!それが部屋とかに充満すると人は呼吸が出来なくなるんだ!」

 

咲「つまり…今彼女はどこかに閉じ込められているって事ですか…」

 

燐「そ、そんな…」

 

空「さとり様ぁぁぁぁ…!さとり様ぁぁぁぁ!!」

 

風「落ち着け!!かなり意識はギリギリだがまだ死んではいない!直ぐに見つけるぞ!!」

 

こ「そうだよ!!お兄ちゃんのいう通りだよ!!まずはお姉ちゃんを助けないと!!」

 

燐「そ、そうだね…ごめんね…弱気になっちゃって…」

 

空「わ、私もさとり様が死んじゃうなんて嫌だ!!絶対に助けるよ!!」

 

風「よし!じゃあ行くぞ!!」

 

こ「うん!!」

 

だがその時その場にいた全員がおそれていた事が起きてしまった。

 

鬼A「た、大変だー!!」

 

咲「何かしら…」

 

風「嫌な予感がします…」

 

燐「ま、まさか…」

 

鬼A「女郎蜘蛛が………女郎蜘蛛が山から降りて旧都に入り込んで来たぞー!!!!」

 

風「な、なんだとー!!!!!????」

 

咲「こんな緊急事態に…」

 

鬼A「今勇義さん達が交戦しているがここも危ない!!避難するんだ!!」

 

鬼B「だ、だが良いのか!?俺達だけ逃げて…」

 

鬼A「勇義さんは市民の避難を優先とした!!だから早くここから離れるんだ!!」

 

鬼C「だ、だがしかし……いくら勇義さんでもあいつは………」

 

風「なら僕が行くよ…」

 

風頼が前に出る。

 

鬼B「あ!貴方は英雄様!!」

 

鬼D「英雄ってあの…」

 

鬼E「ああ…昨日勇義さんと殴り合いで戦い引き分けにしたやつ…」

 

風「元々奴の狙いは僕達だ、だから僕が行けば避難くらいいくらでも時間を稼げる筈だ」

 

こ「なら私も…」

 

風「ダメだ」

 

こ「え…?な、なんで!?」

 

風「今はここの皆をお燐ちゃん達と避難するんだ、そしてこいしちゃんもお燐ちゃんが皆を避難させるのを手伝うんだ」

 

こ「お兄ちゃん…」

 

風「大丈夫だ…さとりさんも必ず見つける…だから行くんだ」

 

こ「でも…」

 

燐「わかった」

 

こ「え!?」

 

燐「こいし様、大丈夫です、風頼君なら必ず見つけてくれますから」

 

こ「………わかった…」

 

燐「ありがとうございます………風頼君…そっちは頼んだよ…」

 

風「ああ…任せとけ…」

 

燐「うん…さあ、お空も手伝って」

 

空「わかった!」

 

燐「じゃあ皆さん、私達に着いてきてください!」

 

トコ…トコ…トコ…

 

こ「………お兄ちゃん!」

 

風「なんだい?」

 

こ「絶対に………絶対にお姉ちゃんを助けてね!!」

 

風「………ああ、約束する…」

 

こ「……うん……」

 

タッタッタッタ…

 

風「………さて…着いて行かなかったって事は…咲夜さんも覚悟は出来ているんですね」

 

咲「もちろんです、私を誰だと思っているんですか?私はお嬢様に仕える身でありながら貴方の彼女でもある紅魔館のメイド長…十六夜 咲夜ですよ」

 

風「そうでしたね、なら僕は紅魔館のメイド長、十六夜 咲夜のお手伝いでもある身でありながらその彼氏、そして紅魔館唯一の執事長…風頼 信世です」

 

咲「ほとんど私の台詞と同じじゃないですか」

 

風「細かい事は気にしない気にしない」

 

咲「全く…」

 

咲夜は呆れながらも風頼を笑う。

 

風「へへへ…では…行きますか」

 

咲「はい」




お疲れさまでした。遂に降りてきた女郎蜘蛛、次回から遂にVS女郎蜘蛛です。久しぶりの咲夜さんとの共闘、そして行方不明のさとり、一体彼女はどこに消えてしまったのか、VS女郎蜘蛛、激戦の予感です。では今回はこの辺でさよなら~
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