前回のあらすじ
風(もうちょっと協力技の名前かっこよくしたかったな…)
フッ…フッ…フッ…
次々と周りの電気が消えていく。
風「な、なんだ一体…」
ヤ「真っ暗で何も見えないよ~」
咲「風頼さんいますか?」
風「はい、ここに…………あれ?なんか咲夜さん硬くなりましたか?」
咲「風頼さん……それ私じゃなくて狸の置物ですよ…」
風「はえ!?」
ヤ「その距離で普通間違えるかな…」
勇「お前ら呑気にしてる場合じゃないみたいだぞ…」
ヤ「どうかしたの?」
勇「こいつ…糸で出来てやがる…」
咲「糸……ですか…」
風「まさかそれって…」
勇「ああ…蜘蛛の糸で出来た本物そっくりの人形だ…」
風「ば…バカな!!奴にはそんな人形を作る暇なんて無かった筈ですよ!」
勇「こいつはおそらく私達が会った時から既に人形だったんだろう、この人形がどんな仕組みで喋らせたり溶解液を出せたりしたのかわからんが…今言えるのはただ1つ…」
咲「奴はまだ生きている…」
勇「そういうことだ」
風「だ、だけどまた力を合わせれば…」
ヤ「無理だよ…」
風「な、何故だ!?」
ヤ「暗闇は奴の世界…あいつは私達が糸人形に気を取られている隙に奴は停電を起こしたんだ…そして今直ぐここに来るだろう…」
風「で、でも暗闇でも目が慣れれば…」
勇「そう簡単にはいかないよ」
咲「何かあるのかしら?」
勇「……見えないんだ…」
風「見えない…?」
勇「この前…私達が倒しに行ったとき…奴が目の前にいたにも関わらず…私は気が付かなかったんだ…」
風「目の前にいても…」
勇「その時はギリギリかわせれたが…力をつけてきた奴はどうなるか…もしかしたら今も目の前に…」
風「…………なんて奴だ…」
咲「見えない…って事は保護色かしら?」
勇「わからない…だが奴は……………っ!!」
風「…………?勇義さん?」
プシィィィィィ…
ピト…
勇義が突如話を止めると何かの音と共に風頼の頬に何かが付いた。
風「なんだこの音は…」
ヤ「…………まさか!!」
風「どうした?」
ヤ「灯り!!早く灯りを!!」
風「ど、どうしたんだ?」
ヤ「良いから早く!!」
咲「風頼さん、貴方のメガフレアを使えばある程度は灯りが出来るのでは?」
風「あ、その手がありましたか、では早速」
上級魔法「メガフレア」
ドン!
風頼は空にメガフレアを打ち上げると空で爆発し周りが見えるようになるが風頼達は直ぐに驚愕の顔を出す。そこには………
ヤ「そ…そんな……嘘…」
腹部に巨大な穴が空いて血を流しながら倒れている勇義がいた。
ヤ「勇義ィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!」
風「ば…バカな!!物音1つしなかったぞ!!」
咲「しかも女郎蜘蛛が見当たらない処か気配すら感じません…」
風「と、とにかく今は勇義さんを…咲夜さん!仙豆はまだありますか!?」
咲「はい、あと二粒だけ…」
風「一粒ください!!」
咲「どうぞ」
風「よし…ちょっと強引だけど無理矢理飲み込ませるしかないか…」
ゴクン…
ヤ「ど…どうなったの?」
風「多分これで命の心配は無くなったと思うけど…この傷でまた戦うと今度こそ死んでしまいそうだ…」
ヤ「じゃ…じゃあどうすれば…」
風「……ヤマメ、お前は勇義さんを連れて逃げるんだ」
ヤ「え!?」
風「あいつの目的は僕達だ、きっとあいつは僕達を追ってくる筈だ」
ヤ「だ、駄目だよ!!私も戦う!!」
風「だったら勇義が死ぬことになるぞ!!」
ヤ「うっ…」
風「今現状…この三人でも勇義さんを守りながら戦うのは無理だ!」
咲「確かに…物音1つ立てずに近づけれる位ですからね…下手したら私達まで…」
風「だから行くんだヤマメ、今僕達のどちらかが行って勇義さんを狙われたら間違いなくカバー出来ない…頼む…」
ヤ「…………わかった…だけど絶対に女郎蜘蛛を倒してよ」
風「ああ、当たり前だ」
ヤ「じゃあ…後は頼んだよ…」
風「任せときな」
ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…
風「…………」
咲「作戦はあるのですか?」
風「一応無いことは無いですが…かなり厳しいですね…」
咲「神頼みですか」
風「一応神様に知り合いはいますけどね」
ヒュ~………
風「…………とりあえず…変身しておくか………」
―変身シーン長いのでカット―
「覚醒」
ドーーーン!!!!
風「よし…とりあえずデメンションリンクで作戦は伝えます、どこで聴かれるかわかりませんからね」
咲「わかりました」
風「いいですか?」
咲「本当になかなか厳しいですね…」
風「これしか思い付かなかったので…」
咲「とりあえずやれるだけやってみますね」
風「お願いします……………そろそろ灯りが消える頃だな…」
ボフッ…
メガフレアの花火が消えると周りは再び闇に染まる。そして残るのは無音だけだった。
風「……………………………………」
咲「……………………………………」
…………………………………………………………ガキィン!!
風、咲「正面!!」
二人の周りは風頼のバリアが張られて女郎蜘蛛の位置を探り出していた。そして二人は振り替えって飛んだ。
風「まず第一関門は突破ですね」
咲「ですがまだ追ってきてますよ」
上空から地上を見ると微かに黒い物体が動いている物が見えた。
風「かなり見にくいですね…」
咲「ほら、飛んできましたよ」
地上から女郎蜘蛛から出された糸らしき物が飛んできた。
風「バリアメイク!ソード!」
シャキン!
風「はああ!!」
スパン!!
咲「はっ!」
シャ!!シャ!!シャ!!
スパン!!スパン!!スパン!!
風「流石咲夜さん!こんな暗闇でもしっかり狙いを定められるなんて…」
咲「風頼さんも素早い対応素晴らしかったですよ」
風「ありがとうございます、ムッ…」
今度は溶解液が飛んできた。
風「ここは僕に任せてください」
咲「お願いします」
風「バリア!!」
パーン! ジュワァ…
風頼はバリアを張って防ぐが
ピュッ!
風「う、後ろにもう1つ!!」(かわせられない!!)
そして溶解液は当たる
ジュワァ…
咲「大丈夫ですか?風頼さん」
風「…………危なかった……」
……先程女郎蜘蛛の位置を確認するために使われたバリアに…
咲「常にバリアは張っておいた方がいいみたいですね」
風「はい、一体何が起きるかわかりませんね…」
咲「さあ…気を引き締めて行きますよ」
風「はい!」
お疲れ様でした。終わりかと思われた女郎蜘蛛の正体はただの人形でした。勇義がやられて風頼と咲夜さんだけになったが風頼の作戦とは一体なんなのか、そして作戦は成功するのか、後前書きにも書きましたが体育祭の準備と言いますか練習で体力が持つかわからないので今週の投稿ペースは未定です。どうかご了承ください、では今回はこの辺でさよなら~