今日の勝利の女神は、横っ面を引っ叩く(更新停止中) 作:R主任
長距離走れるBランク以下のキャラ確認していたら、フクが「8201ポイント」だった時の俺の気持ちったら
「……それにしても、一体何を考えているのだ、あのたわけ共は……」
「魑魅魍魎……といっては流石に失礼かもしれないが、流石にな……」
プールでの報告を受けて、頭を抱えたのが生徒会の面々。
今回特に頭を痛めた原因が、『リギル』のメンバーが当事者だったことである。
「ドーベルの措置はどうします?」
「まあ、初犯であることも含め、口頭の注意に済ませよう。……誰が『漫画の技を一挙一動模倣して、結果技をかけた側もかけられた側も死にかけた』なんて事案を想像できる?」
「正直、見てみたかった気もするが……」「「やめてくれ。」」
まあ、流石に今回のようなことは、今後起こらないだろう、とルドルフが呟く。
「これでオペラオーが皐月賞を辞退……なんてことになったら、つくづく笑えない冗談だ。冗談は笑えてこそのもの、そうだろう?」
『私のようにな!』としたり顔になるルドルフを見て、微妙な表情を浮かべる二人。
「……ええ。ですが……」
「そもそも冗談というのは、無理矢理捻り出すようなものではない。」
「うーむ、難しいなあ。」
エアグルーヴもブライアンも、ルドルフの駄洒落は東条から『コミュニケーションの手段』として発案されたものであることを知っている。その為、基本的には寛容であるものの、博識故の突飛な言い回しに戸惑うことも少なくなかった。
……一部のウマ娘には毎回好評ではあるが。
と、生徒会室の扉がノックされる。
「どうぞ。」「たのもー!」「失礼します。」
勢い良く入ってきたのは、先日と同様にツインターボ。また、ツインターボの案内役をどこかでかって出たのか、今回はフジキセキが同伴していた。
「先日も伝えたと思うが、トレーナーの契約やチームの申請は、ここでは行えないぞ?」
「うん!今日は別の用事があってきました!じゃーん!」
ツインターボが、丸めた紙を広げる。
「これ、ターボが書いたんだよ!『覇王華撃団』!」
非常に達筆な字で、記されていた。
「報告がしたかった……というので。私としては、迷えるポニーちゃんを放っておくわけにもいかず……ね。」
「ふうむ……確かに字は綺麗だ。だが、先日の君の先輩がやってしまった行いなど、言うならば華撃というよりも……
……!!!」
『過激といったところかな』。そう言おうとしたルドルフの目の前に書かれていたもの、それは……
『覇王【過激】団』
それはもう、見事なまでの誤字。それも、見事なまでにルドルフの行動を先読みしたかのような。
「本当に……本当に……」
「本当に……本当に……?」
俯いて呟きだしたルドルフに聞き返すフジキセキ。
「ライオン(レグルス)はー!!!」
「近すぎだって!」「どうしよう……?」
絶叫するルドルフ。詰め寄られて戸惑うフジキセキと、壊れ気味のルドルフを心配するエアグルーヴ。
「本当に本当に!」「本当に本当に?」
「(レグルスに)行きたくなった!?」
再度のルドルフとフジキセキの問答後、当初から『レグルス行きたくなったんじゃないか?』という懸念をフジキセキにぶつけるルドルフ。
最後に、
「フジーーー!!!」
会長が叫んだのだった。
ーーー
「……会長のご乱心は置いといて、折角だから皆にも報告しておこうかな。」
「既におハナさんには話したのか?」
会長が突っ込んだついで、とばかりに、エアグルーヴとブライアンがフジキセキにチーム移籍について訪ねる。
「うん。やっぱり『新人トレーナーと可愛い後輩が年間無敗を目指す』なんて、こんな凄いキセキはそうそう見られないだろうからね。
どうしても私も噛みたい!と思ってしまって……」
「おハナさんの様子はどうだった?まあ、今我々にこうして話してくれているのであれば、特に心配は要らなそうだが……」
「『たまには自分のやりたいことを存分にやってみなさい。いつでも戻ってきて良いから』だって。」
「……概ね予想通りだな。そして我々も同じ意見だ。このツインターボくんとやらもまとめて、面倒見てやると良い。」
「みんな……」
「本音を言えば、お前がレグルスに入ってくれると、トラブルの報告も減るだろう……という考えも少なくないのでな。」
「ははは。あまりそこは期待しないでほしいね。」
「いや、頼むぞそこは……」
エアグルーヴがこめかみに手を当てて、心からの願いを吐き出した。
ルドルフ会長の駄洒落のくだりとか、あるいは趣味がチェスとか、やっぱ実際に引いてストーリー見ないと掘り下げられんこと多いっすね……(SSR確定チケットで来てくれました)
※ライブラ坏で初日ボコられて慌てて3人作り直したり、クラシック三冠とトリプルティアラの比較や陣営別選択を書いては直し書いては直しで更新停滞中。サーセン
再開時にはペース戻したい