今日の勝利の女神は、横っ面を引っ叩く(更新停止中) 作:R主任
原作でもチェスに理解を示すハドラー様(や魔王軍)であれば、競馬にもそれなりの理解を示すだろうと想定。
「歓迎!よもやキサラギ家のご令嬢が、我がトレセン学園に入学してくれるとは!」
「こちらこそ、わざわざ理事長様がお時間をとってまでこのような機会を設けていただき、大変恐縮です。」
入学試験の合格通知が届き、よっしゃあと大喜びする火丸と、どちらかと言えば安堵の表情を浮かべるシグマ。
その様子を見て、この子達ならば心配することもありませんでしたね…と思いながら、娘宛てだけでなく自分宛てにも学園からの親展が届いていることに気付き、有美は封筒を開ける。
中には、秋川理事長自らの直筆で、
「依頼!シグマ嬢の入学にあたり、一度お時間をいただきたい!」
との内容が書かれていた。
「光栄!キサラギの方々からは、以前より並々ならぬ学園への出資を受けているだけに、今回挨拶と感謝の意をお伝えできて本当に嬉しく思う!」
「あれは、私よりもむしろ夫のハドラーによる力添えですので……」
「そんなことはない!この度入学していただくシグマ嬢に留まらず、今後も末長く学園の発展に貢献して貰えれば幸い!」
ウマ娘であるシグマの誕生後、国内において最も勢力のあるトレセン学園への出資をキサラギ家は続けていた。
「あの、ところでハドラー様は入学式にはいらっしゃるのでしょうか?」
入学式に出席して貰えるのであれば、ぜひ来賓として紹介の場を設けたい。その確認も兼ねての挨拶でもあった。
秘書役を務める駿川たづなが有美に訪ねる。
「入学式の日程を伝えたところ、『確定するのは前日になりそうだが、できる限り調整の上で善処させてもらう。』とのことです。」
「吉報っ!それでは有美殿共々、来賓として紹介の準備を進めさせてもらう!」
「式の詳細につきましては、また郵送させていただきますね。」
「分かりました。……それと、」
和やかな空気になったところで、有美が続ける。
「娘をくれぐれも特別扱いはしないよう、お願いいたします。」
「承知!一応理由も聞かせていただけるだろうか!」
「我々キサラギの者は、己を高めることこそが何よりの目標。そこに周囲の必要外の手助けは、あってはならないことです。」
「理解!但しあの娘の力であれば、自然と周囲を巻き込み、特別な空間を形成していくに違いないっ!」
厳しくも優しい、母親としてのお願いを理解し、言葉を返す理事長と、笑みを浮かべるたづな。
「……それと、もう1つだけお願いがあります。」
「む?」「何でしょう?」
これまでの雰囲気とは異なる、深刻な様子で続ける有美に、咄嗟の返答ができないやよい。代わってたづなが聞き返す。
「……門限を破ったり、予定を破って外出した時には、こちらにご連絡ください。特に、行き先が野球場だった場合は。」
「「え?」」
困惑する二人に、娘の筋金入りの野球好きを、これまでの苦労混じりに語り出す有美。
『これがこの人の素かあ……』と、苦笑しつつも少し微笑ましい気持ちになる理事長と秘書であった。
まだ入学すらしていねえじゃねえか
……いや、正直当初はテイオーとマックイーンだけであればアニメやグレイの知識でも本編書けるだろうと思っていたんですが、入学後の展開を考えていく内に、メインとなるキャラが1名新たに浮上。
そのキャラが、とてもじゃないけどアプリでしっかり理解しないと描けねえって娘だったので、先日よりアプリダウンロードしてゲームやってます。
サーセン