蹴球の盗賊王   作:はちみー

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毎日がサンタクロース
いつまでもサンタクロース

歌詞も違うし日も違うって?すり替えておいたのさ


クリスマス

 

「クリスマスプレゼント交換パーティ?」

 

「そうよ円堂君、年中サッカーしか興味のない貴方でもクリスマス位は知っていたようね」

 

「バカにすんなよな夏美!俺だってクリスマスは知ってるぞ!」

 

「それで、参加するの?しないの?」

 

「勿論するぜ!ほかの皆もやるんだろ?」

 

「その様子ね、貴方も誘いたい人がいれば誘って頂戴ね」

 

「おう!」

 

___

 

「って事があったんだけどさ、豪炎寺は獏良が何処にいるかわかるか?」

 

「あぁ、夕香が場所がわかるらしくてな。今多分誘いに行ってるはずだ」

 

「…何で夕香ちゃんがわかるんだ?」

 

「さぁ…な、看護婦さんによれば乙女の勘だとか」

 

「おとめのかん??」

 

「……はぁ」

 

獏良、夕香に何かあれば俺は怒るからな。

まだお前に義兄さんと言われる筋合いは…ない!!

 

「お、おい豪炎寺?炎の魔神が浮かび上がってきてるぞ!?」

 

「っ!?す、すまない円堂。ちょっと気が立っていた」

 

「何か気になることでもあるのか?」

 

「…獏良にだけは義兄さんとは呼ばれたくない、夕香はまだやらん!!」

 

「妹想いなのはいいんだけど、あまり口出すと嫌われるぞ?」

 

「キャプテンが…」

 

「まともなことを…」

 

「言ったでやんす!?」

 

「おい壁山鬼道栗松どういう意味だよそれ!?」

 

まさか円堂にそう言われてしまうとは…

俺もまだまだだな。

と思っていたら鬼道が話しかけてきた。

 

「豪炎寺」

 

「なんだ?」

 

「粛清する時は俺も共にやろう」

 

「鬼道…!」

 

やはり持つべきはお兄ちゃん同盟だな…!

 

「ねぇお兄ちゃん、私がもしも嫁ぐってなってもそうするの?嫌だなぁ」

 

「ぐぁ!?」

 

「鬼道ーー!?」

 

大ダメージを受けた鬼道に声をかけても反応せず、それを音無は一瞥した後に雷門の所に駆けていった。

夕香の前でこうなるのは我慢だ、ありがとう鬼道。

 

______

 

「あ、獏良さんいた!」

 

俺が年末セールをやっているレトロゲー専門店で物色していたら、何かと絡んでくるガキが声をかけてきた。

 

「何でこんなとこに来てんだ、夕香」

 

「そりゃあ獏良さんを探しにきたんだよ?」

 

いや可愛らしく首傾げてんだ、おかしいからな?

ここは店主も自負している程の隠れた名店、特定のルートで来なけりゃ到達出来ねぇ筈だ。

 

「どうやってここに?」

 

「獏良さんの気配がするなーって思ったらここに来たよ?」

 

は????????????????

…いつの間にか俺にGPSでもつけたか?

いや、そうなれば嫌でも気付く筈。

マジのマジにオカルト地味た事やってのけたって訳か?

 

「獏良さんは何してたの?」

 

「見てわかんだろ?レトロゲーム…つまり昔のゲームを買いに来たんだよ」

 

「ふーん、なんで新しいゲームじゃなくて昔のゲームなの?」

 

「オレ様も新しいゲームは揃えるが、昔のゲームにも良さは沢山あるって事だ。まァガキにはわから「あっ!そんな事より大事な話があるの!」

 

「………なんだよ」

 

「今度雷門の皆とクリスマスプレゼント交換パーティをやるの、勿論来てくれるよね?」

 

_

 

ビリィ!

 

「ひ、酷い…」

 

破れた招待状は風に舞い、夕香は涙を流した。

それをすっと指で拭い払うと、また笑顔を取り戻したその時。

 

「お前を殺す」

 

デデン!

テレレレテレレレ

テレレレテレレレ

デデッデン![例のBGM]

 

「何なの…この人…」

_

 

っ!?謎の電波受信した気がする…

いや心当たりはあるんだがそれはそれとしてだ。

 

「断る、別にオレ様はアイツらの味方でもねェからな」

 

「えー!ダメなの?」

 

「あぁ、ダメだね」

 

「じゃあその代わりに…」

 

「あん?」

 

「私とデートしよ!」

 

なんでそうなる、最近のガキは皆こうなのか…?

大体オレ様はロリコンじゃあない、至ってノーマルだ。

おい店主のババア、こっち見てニヤニヤするな。その両手右手を左手にするぞ。

 

「ませてんじゃねぇよ、帰りな」

 

「や!」

 

「やじゃねぇよ」

 

「お兄ちゃんに襲われたっていっちゃうよ?」

 

「どこで覚えやがったそのセリフ!」

 

どうしてこうも厄介なガキになりやがった。

今はまだ仲に亀裂を入れる時じゃねぇってのによ。

 

「目的の為なら手段を選ぶな、但し自分の矜持は捨てるな…でしょ?」

 

「けっ、物覚えのいいガキは嫌いじゃねぇが…」

 

「でしょ?じゃあ早速クリスマス前だけどクリスマスデート!」

 

「はぁ…」

 

その後オレ様は夕香に連れ回され、疲れて寝落ちした夕香を豪炎寺宅に送り届けた。

 

…豪炎寺の背後に魔神が出てたのは気のせいだと思いたい。





Q.時系列どうなっとる?

A.俺が時系列にバラバラの実を食わせた、番外編が始まる時点でな。やれやれだぜ…
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