蹴球の盗賊王   作:はちみー

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1度データ消えて戻したので初投稿です

お気に入りが70近いのに評価数が2…妙だな……(名探偵並感)


第7話

雷門中が順調にフットボールフロンティア予選を勝っていく中、とある少年達は闇の中にいた。

 

闇野カゲトと獏良了である。

 

とある一件で闇野と接触し、手の内に収めた獏良は役に立つ駒とすべく闇野を鍛えていた。

 

「ぐ……うぁぁぁぁ!!!」

 

「こんくらいで根をあげんなよ、テメェで決めた道なんだからよ」

 

「わか…っている…!」

 

闇野は元々闇に適性があった、バクラやマリクの様な闇の存在に。

それを見抜いた獏良は闇野を闇のゲームと同じ要領で、深淵の闇にまで引き込み精神攻撃に耐えるというものだ。

襲い来るおぞましいモンスター達とのバトル、引き裂かれるような痛みに耐えるもの、世界中に責められ味方1人となった状況にと様々な試練を進む。

闇野の心と体は既にボロボロだった、しかしどれだけ痛めつけられようとも折れることはなかった。

 

その心の奥底に、バクラが居た。

自身が例え悪党でありクズであっても、己が定めた道と信念を貫くその姿に強い憧れを抱いた。

見せられた古代の記憶、そして己の命をかけたゲームの記憶。

自分は悪党にはなりたくは無いが、それでも憧れを抱いたのはバクラのカリスマ性のせいなのだろうか。

 

こんな所で死ぬ訳にはいかない、必ず追いついてみせる。

漆黒の闇の中でも鈍く輝く存在に、手を届かせてみせるんだ。

バクラの様に!

 

「負けるかァアアアアア!!!」

 

「お?」

 

闇野は迫り来る闇を打ち消した、それは己自身に眠る力の枷を外したのと同義である。

獏良は思わず口元を歪ませ、その様子に驚嘆と歓喜を露にした。

この試練を始めて2週間程度でここまでやるとは思わなかったのだ。

 

「はっ、ハハハハハハ!おめでとうカゲト、テメェはこれで誰にも屈する事も真の負けもする事はねぇ。新たな闇の住民の誕生だな」

 

「こ……これが、俺の力なのか」

 

闇野から溢れ出る闇のオーラが禍々しくうねりを上げている。

しかし獏良から出ているのはそれよりも遥かに大きく深いオーラであるのを見た、目指す場所にはまだ至らないのだ。

 

「そうとも、お前の内に眠っていた闇の枷が無くなったんだ。手加減こそできるだろうが、敵対者には容赦なく力を振るえるだろうぜ」

 

「……感謝する、獏良。これで俺は強くなれた」

 

「構わねぇさ、自分のモンは自分で育てる主義なんでね。お前はこれからどうする?」

 

「予定通り雷門のサッカー部に入るつもりだが、その前に武者修行とする。俺の力、そして獏良から譲り受けたこの"力"も使いこなさねばならないからな」

 

そう言い残し、闇野は去っていった。

あ?そういやアイツ連絡手段持ってたか?

そう思って闇野を呼び止め、あるものを仕込んで今度こそ別れた。

 

 

_________

 

 

円堂はこの日、染岡と豪炎寺と共に円堂宅の一室に揃っていた。

理由は新しい必殺技考案と、獏良の事である。

 

「で、お前ら何か浮かんだか?」

 

「現状、俺だけの必殺技はファイアートルネードしかない。染岡もな」

 

「あぁ、だから先ずはもう1つ必殺技を自分のものにしてからになるな」

 

「そっかぁ……こんな時に獏良はなんていうかな」

 

「固定概念を何とかしろって言い出しそうだな、アイツ」

 

「……」

 

豪炎寺が何か考える様に視線を落とした、円堂は円堂で擬音ばかりの説明をするも染岡には全く伝わっていない。

 

「ググッと来てバッ!からのドカーン!!!」

 

「いや分かるか!!!」

 

「なぁ」

 

「あん?どうした豪炎寺」

 

「…今まで自分達の必殺技を重ねて協力技を生み出すってしてきたが、別にオリジナル技を編み出したって構わないんじゃないか?」

 

「言われて見りゃあ…確かに」

 

「なるほどなぁ、それは盲点っていうか」

 

「あぁ、凝り固まった考えは視点を狭めるな」

 

「それにイナズマ落としもどっちかの技の掛け合わせじゃない」

 

そして、どんな案がいいかを改めて話し合うのだった。





という事で闇野カゲト、闇陣営に仲間入り+強化入りました。
ゲームやアニメだとパッとしない彼を活躍させるんじゃ~

バクラがサッカーチームに入るとしたら?(採用するかは未定)

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