どんなにチートでも僕は南雲ハジメ   作:排他的

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少し行き詰まってきたので息抜きに。聖剣のほうも少し悩み始めてきたので。

……RTAか?ってぐらいテンポよく進みます。長期連載しないので短編みたいにこの一話とあと一話、合計2話で終わらせますね。


IF
IF・異世界召喚イベントをハジメが潰していたら・前半


もし、ハジメがエヒトの召喚を無くそうとしたら。

 

もし、ハジメが本編より面倒くさがりだったら。

 

これはそんな転生者の意思が入ったハジメのどうやってエヒトの召喚を弾いたのか、それと高校卒業後の将来のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界線のハジメは、面倒なことを極力排除し、自分の未来をよりよくしていくタイプの人間だった。

 

そんな人間なハジメにとって、この世界においての面倒なことの筆頭とも言える異世界召喚(エヒトの遊び)は本当に迷惑でしかなかった。

 

ハジメは生まれてからすぐに別の世界線(本編)と同じユニゾンデバイス(クロトとアイン)を2人、そしてもう1人を作りだしてさらにあるものを作り出した。

 

魔法少女リリカルなのはStrikerSに登場する古代ベルカの遺産、聖王のゆりかごだ。エヒトを倒すならラスボスクラスの能力を持つものをぶつけるべきという結論に至ったためだ。

 

簡単には作れなかったが研究室に何年もこもって作れば意外と楽に作ることが出来た。

 

それを何機も量産し、ハジメは凶行に出る。面倒なことが起きる原因の大元を排除せんと、聖王のゆりかごをまずは1機トータスへと出撃させた。考え方としてはウルトラマンや仮面ライダー、スーパー戦隊などの敵の出し方と同じだ。

 

1機のみ出撃させた聖王のゆりかごはどうやらエヒトの配下である真の神の使徒と魔人族が共同で破壊したらしい。

 

だがトータス自体とその兵力は間違いなく壊滅的とは行かなくてもだいぶ削られていた。

 

ハジメの行動を非道な行いと言うものもハジメの行いを知れば出てくるだろう。だがしかし、エヒトという地球にとっても世界にとっても危険な存在を生きながらえさせるのはハジメ的にはNoだ。

 

「……全力を持ってトータスを消し飛ばす、協力しろ、クロト、アイン、()()()

 

タツヤと言われるユニゾンデバイスに誰よそれ?と思われる人もいるだろう。タツヤのモデルとなっているのは魔法科高校の劣等生に登場する主人公、司波達也だ。

 

彼の能力は分解と再生。その神のような能力は魔法を使うために存在する演算領域のほとんどを埋め、達也を魔法を満足に使えさせない人間にしてしまった。

 

その分解と再生を再現し、尚且つ魔法も使えるようにしたのがタツヤだ。何故、タツヤが3人目のユニゾンデバイスに選ばれたのか。其れは、物語の終盤に登場する魔法、『アストラル・ディスパージョン』に目をつけたからだ。

 

エヒトは原作ではユエを乗っ取ることで実体を得ていた。そのために、ハジメはエヒトが精神体であると仮定したのだ。『アストラル・ディスパージョン』は精神体を破壊して、この世界からの繋がりを離すという魔法だ。

 

これを使うためにハジメはタツヤを作り出したのだ。

 

3人は原作通りの性格をしながらハジメをサポートし、ハジメの目的を達成させるために動く。

 

ハジメが15歳になり、不老不死になるためのコードとギアスを得た頃に(高校にはまだ入ってない)、ハジメ達は動いた。

 

量産した聖王のゆりかごと、次元航行艦を再現したものでトータスへと攻め入ったのだ。

 

エヒトとその眷属が貼った防壁は次元航行艦の放つアルカンシェルによって紙を破るかのように崩れ去り、ワルキューレ達は蟻を踏み潰すかのように聖王のゆりかごが出すガジェットドローンによって倒されて行く。

 

トータス自体は破壊しないように慎重に攻撃しながら、ハジメ達はエヒト達を着々と追い詰めていく。

 

「神の御前であるぞ!控えよ!貴様ら無礼で──「うるさいぞ」」

 

眷属神がハジメ達に向かって礼儀を説いたことがあったが、羽虫を潰すかのように聖王のゆりかごの餌食となった。

 

「おいお前、俺のところに来ないか?強いやつは歓迎するんだが!」

 

とある帝国の皇帝が聖王のゆりかごに向かって大声で叫んで勧誘の言葉を投げかけたが、それらを無視してハジメはエヒトの眷属神と使徒を消し飛ばしにそのまま突き進む。

 

皇帝はその後聖王のゆりかごに飛び乗ろうとしたが、アンチマジックフィールドと呼ばれる聖王のゆりかご全体に貼られた結界によって魔法発動を阻害され、風魔法が消されてそのまま地面に向かって落ちていっていた。

 

「神敵よ!貴様らは降伏すべきである!そして我らに隷属しろ!聞こえぬのか、神敵よ!」

 

聖職者のような服装をしたお爺さんがハジメ達に向かって警告していたが、そのまま無視されていた。

 

仕方ないとばかりにお爺さんとその周りの取り巻きが攻撃を仕掛けると、皇帝と同じようにアンチマジックフィールドに阻害され、魔力の無駄使いに終わった。

 

だがまだ性懲りも無く攻撃してくるので、試し打ちと言って、スターライトブレイカーの亜種、ブラックスターブレイカーを放ってちょっとほかの山より大きい、建物が頂上にある山を無に帰した。

 

その後は攻撃されることも無く、エヒト撲滅のためそのまま違う場所へと向かうのだった。去り際にお爺さんの叫びを聞いたが、別に気にしない一行だった。

 

「おのれ神敵ぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

時には攻撃されないこともある。外の異変を察知したのか、とある渓谷からロボット……というよりゴーレムが現れた。

 

「やほ~、はじめまして~、みんな大好きミレディ・ライセンだよぉ~」

 

「いや知らねぇよ」「誰だ君は」「邪魔だ」「消すか」

 

ハジメ達一行はそのセリフを聞いた途端少し苛立ちながらツッコミを入れ、ガジェットドローンを出撃させようとする。

 

それを慌てて止めたミレディ(ゴーレム)は解放者とエヒトの因縁を伝え、関係の無い者、危害を加えない者へ攻撃しないことを約束させてそのまま自分の住処へと戻って行った。

 

「あのクソ野郎、絶対に倒してね☆」

 

「無論だ。任せておけミレディ」

 

少しの友情が芽生えたのか、ハジメはミレディのことを呼び捨てで呼び、そのまま次の攻撃先へと飛んだのだった。

 

「我々も貴方がやっているその神殺しに参加させて欲しい。頼む……!」

 

竜人族と呼ばれる種族の住むところにやってきたハジメ一行、そこでアドゥルと呼ばれている竜人の長と話していた。

 

どうやら昔、神によって多くの仲間が殺されたらしく、アドゥルはエヒト討伐に参加させて欲しいと言ってきたのだ。

 

ハジメはその頼みを快く了承し、聖王のゆりかごと次元航行艦を取り巻くように精鋭の竜人族達は竜化して飛び、残りは次元航行艦の中で戦いに備えて暮らし始めたのだった。

 

リスタスとか言う竜人が若手?と思われる竜人達を引き連れて難癖をつけて喧嘩を売ってきたが、タツヤとアインによってひねり潰された。

 

「我々は干渉せん。神の討伐など好きにやってくれ」

 

獣人達が住む森、フェアベルゲンに来たハジメ達だったが獣人は攻撃などしないで、不干渉の意志をハジメ達に伝えた。

 

その言葉を聞いたハジメはその意志を了承し、そのままフェアベルゲンを飛び去った。

 

そんなこんなでトータスを一周しそうになっていたハジメ一行はついに魔人族の国へとたどり着いた。

 

「我々の神の敵を滅ぼせ、灰竜よ!」

 

赤髪褐色の豪奢な服を着た男が灰色のドラゴンをけしかけて聖王のゆりかごと次元航行艦に向かって攻撃を仕掛けたが、その攻撃はハジメの味方となった竜人達の手によって弾かれ、そのまま本物の竜のブレスによって男ごと消し飛ばされた。

 

「撃てー!神敵を滅ぼすのだー!」

 

魔人族が大勢ハジメ達に攻撃を仕掛けるが、ハジメの作り出した聖王のゆりかごと次元航行艦の敵ではなく、そのままアルカンシェルによって消し飛ばされた。

 

「ふっふっふ、ようやく来たなイレギュラー、これを見よ!」

 

神域と呼ばれるエヒトの住処、そこでハジメたちの前に出されるのは金髪の幼女。ハジメは原作知識からその少女がメインヒロインのユエであることを知る。

 

「……それがどうした」

 

「……ふ、これからこの少女を乗っ取って貴様を、貴様らをひねりつぶしてくれるわぁぁぁ!!」

 

「タツヤ」

 

「あぁ」

 

「「ユニゾン・イン」」

 

ハジメとタツヤの身体が一体化し、1つの姿となる。エヒトの目の前には白い制服をまとった少年があらわれる。

 

「それがどうした、今ここでこの少女を乗っ取れば──「遅い」」

 

ハジメの持つCADと呼ばれる魔法科高校の劣等生の主要武器から高温度のレーザーが放たれ、ユエの首を焼き切った。

 

ここに来るまでに抵抗していたのか、魔力は尽きており、首が焼ききれたらそのまま絶命した。

 

「貴様ァァァァァァァァァァァァァ!!?」

 

エヒトは絶叫しながらハジメに向かって魔法を放つが、ハジメはそれを分解して相殺し、エヒトを殺すための魔法を発動する。

 

ハジメが説明する暇もなく、エヒトはそのままアストラル・ディスパージョンによって身体が消えていき、そのままこの世界から消えていった。

 

「妾たちの勝利じゃあ!!」

 

ティオと呼ばれていた竜人の姫が勝鬨を上げると、これまで着いてきた竜人達が一斉に歓声を上げる。

 

だがそんな歓声の裏でエヒトの住処である神域は音を立てて崩壊しそうになっていた。

 

それを察知したハジメは竜人達に別れを告げて外へと放り出し、トータスの破壊を防ぐために神域全体を結界で包む。

 

「な、ハジメ殿!」

 

「じゃあ、さよならだ、アドゥルさん」

 

焦るアドゥルを見ながら結界をとじる。そしてハジメは3人のユニゾンデバイスに命じて、聖王のゆりかご全てを自爆させることにした。

 

次元航行艦でトータスという世界の外に出て、ハジメは聖王のゆりかご全てを爆発させる。

 

「少し名残惜しい感じもするけど……帰るぞ、皆」

 

「「「了解」」」

 

唯一協力してくれた種族に別れを告げているために、ハジメは次元航行艦の取り舵を回して地球への帰路へ着いた。

 

「……次は何をしますかね〜」

 

「高校生活、忘れてないか」

 

トータスでの戦いで自分が高校生になることを忘れていたハジメはタツヤに思い出させてくれたことに対してありがとうと言い、早く2度目の高校生活を楽しもうと思って次元航行艦のスピードを上げるのだった。

 

 




ミニイベント的なものが沢山重なってできた物語ですね。聖王のゆりかごを採用したのはリリカルなのは、魔法科、ハイスクールDxD、仮面ライダーからある程度の無効化能力とたくさんの戦闘用の駒を出せるものを探したからですね。

この世界線のハジメはイベントに備えておくタイプではなく、イベントそのものを潰すタイプです。面倒くさいことを無くすタイプですね。後々面倒くさいことをしないために、どんな犠牲を払っても。

ユエを殺したのもこの世界線では情なんてものもないからですね。いくら原作でメインヒロインであってもこの世界では関わりないですし。

本編と同じ作品の力を使うだけで他の作品は使ってません。魔法科もちょびっと出てますので探してみてくださいね!

ちょっとエヒト弱すぎじゃない?と思われるかもですが、本編はちゃんと書きますし、霊体状態はこんなもんだと思うんですよね……。ユエと合体してからハジメと戦ってましたし、実体のあるなしだと結構変わってくると思うんです。

これからもよろしくお願いします。
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