爺口調な男子高校生が、のじゃろりになってTSライフを送るだけの日常   作:九十九一

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日常146 色々話。まひろと凪の経験とか

「ところで、未久斗と会ったり、色々話したりしておったからすっかり忘れておったが、この空間はどういう事じゃ? なぜ、水中であるにもかかわらず呼吸ができるのじゃ? それに、視界も鮮明じゃし……」

「あ、それ僕も気になる。どういうことなのかな?」

 

 入ったばかりで謎すぎる状況に疑問を持つ儂と凪兄ぃは、目の前の未久斗と翔にどういうことか尋ねる。

 

「あぁ、これな。実はこれ、『環境創生』っていう能力を持った人がいてよ。その人が、『今回は海水浴だ! ならば、会場は水中の方がいいだろう! っしゃあ! 水中でも生きられる環境を作ってやるぜぇぇぇぇぇぇ!』と、ジェノサイドした結果、こうなった」

「「えぇぇぇぇ……」」

 

 まさか過ぎる理由と能力の存在に、儂と凪兄ぃは困惑したような声を漏らした。

 

 いやこれ、そう言う能力なの……?

 

「つまり、この中にいれば溺死することはないってわけだよ。とはいえ、これほどの規模となると、これをした人はかなりの代償があるみたいだけどね」

「じゃろうなぁ……というか、こうも大規模となると、えらい代償がありそうじゃな」

 

 絶対碌でもない奴じゃろ。どう考えても。

 

「まあ、本人が満足そうだしいいんじゃねぇかなぁ」

「そうなのか?」

「あぁ。こういう環境がテーマになる場合、間違いなくこうなるしな。過去には、温泉、というものがあったな。会場内がマジで温泉施設みたいになったぞ」

「何それすごい!」

「おおぅ、大概無法な能力じゃな……」

「まあ、ヤバい能力なんてざらだよ」

「お、おう、そうか」

「そ、そうなんだ」

 

 やっぱり儂、日が浅いんじゃなぁ……。

 

 にしても、この能力はすごいのう……もし儂がこんな能力を得ておったら、間違いなく睡眠に生かそうとしたじゃろうな。

 

 まあ儂、基本的に時間を進めたり戻したり、あとは動物の能力を得たり、色を変える程度なんじゃがなぁ……。

 

 もっとこう、なかったのか。

 

「あ、そうだ。なぁ、まひろ。お前さ、新しい旦那がいる、って言ったろ? どんな人なんだ?」

「む、聞きたいのか?」

『『『超聞きたい』』』

「おい、なんか人が増えとるんじゃが」

 

 周り、興味津々すぎんか?

 

 あと、何気に凪兄ぃも興味津々にしとらん? 順応、地味に早くね?

 

 いやまぁ、別に減るもんでもないし、いいけども。

 

「一人は儂が小学生の頃に出会ったなんと言うか……姉のような存在の人物でなぁ。正直、母性が半端ないことと、やたら甘やかそうとしてくるという性格で、儂の学園で教師しとる」

『『『教師!?』』』

「え、なに、まひろ君、禁断の関係しちゃったの!?」

 

 相手がまさかの教師と言う事で、周囲の者たちは酷く驚き、翔なんてそんなことを言って来た。

 

「それを言うたら、儂が出会った頃、小二の頃じゃぞ? しかも、相手は五つ上。つまり、中学一年生のお姉さんが、小学二年生のショタ? に惚れたわけじゃな」

「事案じゃね?」

「言うな。その辺は、その者も地味に気にしとるらしいから」

 

 以前、なんとなくで話したところ、普通に気にしてはおったみたいじゃからな、マジで。

 

 とはいえ、好きだったから仕方ない、と割り切ってはいるみたいじゃがな。

 

「で? もう一人は?」

 

 個人的に、一番言葉に詰まるのがこの質問。

 

 別に、美穂から結衣姉までの旦那共ならば大した問題はないんじゃが……正直、祥子姉については地味に言いにくいと言うか……そもそも、発症者であれば、確実に一度はあっているような人物じゃし……よくよく考えてみれば、ほんと何故結婚したんじゃろうなぁ。

 

 まあ、お互い好きだから、というのがもっともな理由ではあるが。

 

「あー、まぁ……絶対におぬしらなら知っとる人物、と言えばよいのか……」

「有名人ってことか?」

「有名人……じゃな。うむ。というか、今日は途中まで一緒に来たしな、そやつと」

「え、そうなの? けどたしか、送迎には発症者の人か、もしくはO3の人だけのはず……って、え、もしかして……まひろ君の六人目の旦那さんって……!」

 

 自分で言っていて、途中で答えに行きついたらしく、翔はその表情を驚愕に染める。

 

 周囲も、有名人、O3の人、というキーワードによって、同様の答えを導きだせたんじゃろう。マジで!? みたいな顔で儂を見ておった。

 

 なお、凪兄ぃはよくわかっておらず、小首を傾げておったが。

 

 愛嬌あるのう。

 

「まあ……神、じゃな」

『『『えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!?』』』

「その、あやつと儂、親戚関係だったみたいでなぁ……で、ちぃっとばかし、儂の能力関係で調査しようってことになって、一度こっちへ来て……それで、なんやかんやあって、結婚した」

『なんやかんやってなに!?』

『何があったらそうなるのよ!』

『というか、親戚!? どんな確率してん!?』

「あっ! だから、神さん、初めて会った時に指輪をしていたんだね! そっかそっか、チラッと結婚しているみたいなお話は聞いていたけど、まひろ君のことだったんだ」

「まあ……うむ……」

 

 というか祥子姉、何気に凪兄ぃとの初対面時に言ったんかい。

 

 いやまぁ、別に言うな、とか言っとらんし、それにO3の研究員の間じゃ普通に有名な話らしいからのう……。

 

 猪瓦さんから聞いた。

 

「ってか、あの人恋愛感情とかあったのか」

「本人曰く、一般人が六法全書に興味を抱く程度の物、とは言っておったぞ」

「それ絶対興味ない人のセリフじゃん……」

 

 じゃよね。

 

「そっかー、まさか教科書に載るくらいの有名人ともとはなぁ……」

「いやいや、それよりもまひろ君の人脈イカレてない? 羽衣梓グループの令嬢に、O3の研究責任者だよ? 正直、これ以外にも何かヤバい人脈持ってそうじゃん? ね、まひろ君、そこのところどうなの?」

 

 じ、人脈と来たかぁ……いやしかし……人脈、のう……。

 

「儂、というわけではないんじゃが……その、儂の婆ちゃんが、な、イカレとるというか……あと、儂の両親や、つい先ほど話した五人目の旦那とかも、その……どうも、会社の社長らしく……」

「え、じゃあ何か? まひろって令嬢なのか!?」

「一応、そう言う事にはなるらしい……」

『キャラが濃い……!』

『しかも、六人中三人が責任者とか社長令嬢って……人たらしすぎない?』

『あ、その桜花さんのお婆ちゃんはどんな?』

「婆ちゃんは……歩いて世界中を旅するような人物で」

『『『その時点でおかしくね?』』』

「最近知った情報じゃと、四葉重工の社長と知り合いと言うか、どうも創業に関わったとか言っとったし……おそらく、他にも人脈はあると思う」

 

 詳しいことは儂もよく知らんが、とりあえず、瑞姫から見ても婆ちゃんの人脈はかなりぶっ飛んでおるようで、瑞姫ですら苦笑い。

 

 あと、祥子姉もか。

 

 結衣姉は……あらあらうふふ、で済んでしまっておるので、よくわからんが、それでもかなりイカレているとのこと。

 

「なんか、まひろはあれだな……すんごい、属性がてんこ盛りなんだなぁ」

「それはよく言われる」

 主に、美穂とかから。

「なるほどねぇ……最初の時点で、爺口調のロリっ娘はかなり特殊だなぁ、って思ってはいたけど、ここまで特殊すぎる状況とは……しかも、日本じゃ最多だよね? 結婚人数」

「祥子姉からはそう言われたぞ。まぁ、海外にはもっとやべぇ猛者がおるようじゃが……」

「海外は別次元」

『『『うんうん』』』

 

 あ、やっぱり全員がそう思うんじゃな。

 

「ま、まあ、儂の話はよいではないか。それよりも、凪兄ぃの話じゃ。凪兄ぃの」

「僕? えっと、何が聞きたいかな?」

「そうじゃのう……あ、半同棲状態の彼女の話とか聞きたいのう。もちろん、言いたくなければ問題はないぞ! 無理矢理にでも聞こう! と思っとる人間はおらんし」

『だな。ってか、やっぱ新入りの恋愛模様とか気になるし?』

『むしろ、新人が入ってきた時の楽しみ言うたら、やっぱ恋愛系やしなぁ』

 

 恋愛系の話、そんなに人気があるのか。

 

 ……あぁ、なるほど。それで儂が初めてこの交流会に参加した際、やたら興味津々で聞かれたのか、結婚の話とか。

 

 納得。

 

「そうだね……えっと、実名は出せないけど、その二人は双子同士でね? すっごく、一途なんだぁ」

「ほほう。一途か。よいのう、よいのう! 儂の旦那共も一途じゃから、可愛いぞ! ……まあ、時たま怖いんじゃが」

「そうだね……一途なのはすごくいいことなんだけれど……その、たまに重いと言うか……そこも可愛らしいなぁ、とは思うんだけれど……ね?」

「あー、なんかわかる気がするのう。あれじゃよな。外見が良い=内面も完璧、というわけではなく、むしろ外見が良い分、一癖も二癖もあるんじゃよなぁ」

「それ、まひろが言うか?」

「いや、儂も癖があるかもしれんけど。じゃがこれ、儂が男の時からじゃぞ? 今の姿からというわけではないが」

 

 むしろ、この姿になってからこの口調じゃったらそれ、ただの痛い奴ではないが。

 

 なんか嫌なんじゃが。

 

「そりゃそうだ。あ、すんません、続きどうぞ」

「あ、うん。えーっと、そうだね……お姉さんの方は、モデルさんをしているんだけれど、すっごく綺麗な人でね? だけど、仕草も愛嬌があって可愛らしいところもあるというか……うん、とても魅力的な人だよ」

 

 そう語る凪兄ぃは、頬を赤く染めながらも、とても嬉しそうであった。

 

 これは、あれじゃな。彼女が誇らしくてたまらん、みたいな感じじゃな。

 

 わかる。儂もそうじゃから。

 

「ほうほう、モデルのう……儂もつい最近、成り行きでモデルやったのう」

 

 しかし、儂はモデル、という部分に反応し、一ヶ月ほど前のことを思い出す。

 

「え、まひろそんなことしてたのか?」

「うむ。友人と秋葉に遊びに行った際、なんでも、肝心のモデルが体調不良でおらん! となって、たまたまその場に居合わせた儂がなぜかモデルをな」

「まひろ君、巻き込まれた体質過ぎない?」

「否定できんなぁ……」

 

 考えてみれば、あれやこれやが巻き込まれた物ばかりでは?

 

 瑞姫との馴れ初めだって、あれは儂の家の前で親子喧嘩をしていたことに巻き込まれただけじゃし、モデルもたまたまで巻き込まれたし……む? 案外巻き込まれは少ない、か? 儂が憶えとらんだけで。

 

 まあ、よいか。

 

「まひろ君、モデルさんをやったの?」

「うむ。そうじゃが、それがどうかしたのかの?」

「あ、うん。えっとね? 少し前に、新人のモデルさんだ! ってSNSでかなり話題になっていたんだけど、そのお姉さんがすっごく興味を持っていたの」

「ほほう。その者の髪の色は?」

「桜色だったよ? だけど、まひろ君は小さいし……あ、でもさっき大人にもなれるって言っていたよね? もしかして……」

「あー、うむ。多分それ、儂じゃな……」

「やっぱり! わぁ、すごいなぁ! そのお姉さんが興味を持っていたから、僕もちょっとだけ気になっていたんだぁ。帰ったら話してみるよ!」

「ははっ、そうか。まあ、儂は別にモデルの仕事をする気はないがな」

「そうなの? もったいないなぁ」

「いやいや、面倒なだけじゃから。もちろん、モデル業をしておる者は、尊敬するがな」

 

 儂はやらんだけで。

 

「……まひろお前、本当に色々やってんだなぁ……」

「まあ、な。というか、儂のようにドタバタな日常! というのは、普通ではないのか?」

『『『全然!』』』

「マジで!?」

 

 発症者とは、全員儂のようにドタバタとした日常を送っておるのかと思ったら、全力で否定されたんじゃが。

 

 え、儂のような例って少ないのか!?

 

「まひろ君、いくら発症者とは言っても、たしかに最初は環境の変化でドタバタするかもしれないけど……それは一ヶ月そこらですぐに収まったりするよ? 意外と、周囲の慣れも早いし」

「だなぁ。なのに、お前はこの数ヶ月間で、六人もの人数と結婚しただけでなく、モデルしたり、ほかにも色々やってたんだろ? LINNで聞いたし。いやぁ、そのレベルってなると、伊夜レベルだろー、マジで」

「なんっ、じゃとっ……」

 

 思わぬ現実に、儂は膝から崩れ落ちた。

 

 ま、まさか、儂が特殊だったとはっ…………!

 

「ま、まひろ君? 大丈夫?」

「……だ、大丈夫じゃ……ち、ちなみに、凪兄ぃは変化してから何かあったか……?」

「僕? 僕は……うーんと、双子の二人と半同棲状態になって、それからバーで、んっと、ナンパされたり……それから、ちょっと強盗に遭ったり……」

『『『ちょっと待って!?』』』

 

 指を折りながら今までにあったことを話していく凪兄ぃに、儂を含めたこの場におる者全員が待ったをかけた。

 

「えっと、何か変でしたか?」

 

 が、何故ストップをかけられたのかわからなかったようで、凪兄ぃはこてんと首を傾げた。

 

「いやいやいやいや! え、強盗? 強盗ってどういうことじゃ!?」

「え? そのままの意味だよ? あの時は焦ったなぁ。たまたま入った銀行にね? 強盗さんたちがやって来て、占拠されちゃって」

「されちゃって!? それ、そんな軽い様子で話せるようなもんじゃなくね!?」

 

 会場が水で満たされておったら困惑するのに、強盗は困惑せんの!? 基準はなんじゃ、マジで!

 

「うーん、でも解決出来ちゃったからね。すごく大変だったけど」

『やべぇよ。桜花さんでもヤバかったのに、今度新しく入った新人も、かなりぶっ飛んでやがるよ……』

『だが、強盗相手にのほほんと話せてると言うことは、結構強い能力を持ってる感じなのかな?』

『だとしても、あの精神性は異常だろー』

 

 などなど、なんてことないように話す凪兄ぃに対し、周囲の者たちはそんなことを話し合う。

 

 儂でも銀行強盗の現場に鉢合わせたら、ヤバそうじゃからのう……主に、強盗側が。

 

「ちなみにだが、どうやって助かったんだ?」

「んと、たまたま通りがかったメイドさん? が、助けてくれたよ?」

『『『メイド……?』』』

「…………」

 

 メイド、と訊いた瞬間、儂を除いた者たちはそれはもう、疑問符をこれでもか! と浮かべたが、儂は頭の痛そうな表情で押し黙った。

 

「どんな人だったの? それ」

「んーと……凛とした雰囲気の美人さん?」

『どういうことだそれ……?』

『メイドが強盗をどうにかした、と?』

『……そういや、ちょっと前にメイドがSNSでトレンド入りしてたっけ」

『もしやそれ?』

「……の、のう、凪兄ぃ」

「何かな?」

「もしや、なんじゃが……そやつ、こう、ものすごい動きをしたり、手から何かこう、不思議な弾を出したりはせんかったか?」

 

 予想が外れてくれますように! と、全力で期待しながら

 

「あ、よく知っているね! その人だよ。もしかして、お知り合い?」

 

 ………………マジかぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~っ!

 何してんの、あの人……。

 

「……知り合いと言うか、うちの屋敷のメイド長と言うか……世界観が一人だけドラゴ〇ボールみたいな婆ちゃんに、氣の使い方を教わっとる人で……クッソ強いです、ハイ」

 

 眉間を揉みながら、儂はその人物のことを話す。

 

「そうなんだ、すごいね」

「じゃろ?」

「「あはははははは!」」

『『『氣って何!?』』』

 

 デスヨネー。

 

 まあ、そこツッコミ入るよなぁ。

 

「……実は儂の婆ちゃんな、一人で戦争を止められるんじゃが」

「なんかおかしくね!?」

「なんでも、中国のとある秘境で氣を習得したとかで、気弾とか撃てるらしくてな」

「世界観違くない!? え、氣? 気弾!? 本当にドラゴン〇ールじゃん!」

「いやもう、すごいじゃろ? 儂の婆ちゃん。爺ちゃんに並ぶくらい大好きなんじゃが、これを知った時は驚いたもんじゃ……マジで気弾を撃つんじゃもん」

「えぇぇぇぇぇ? それだけぇ?」

「それ以外言いようがない」

「お、おう、そうか……」

「で、まあ、おそらくその通りすがりのメイドは儂の知り合いじゃな」

「なるほどね。すごい人がいるんだね」

「いやもう、ほんとにな……」

 

 何故適性があったんじゃ、うちのメイドたちは……。

 

「っと、話を戻して、だけどさ、その双子のお姉さんがモデル、ってのはわかったが、妹さんの方はどんな感じなんだ?」

「すっごく機械に強いよ。お姉さんみたいに、お外に出て動いたりは苦手だけど、その代わりパソコンでアプリを開発したり、ホワイトハッカーもやってるよ、って言っていたよ」

「お、おう、それはまたとんでもない特技じゃな……」

 

 うちの旦那たちも、割と濃いとは思っておったが、凪兄ぃの方もかなり濃いらしい。

 

 モデルとホワイトハッカーの双子の姉妹か……強いのう。

 

「でも、二人ともとても魅力的な女性だから、かなりドキドキしちゃって……」

 

 苦笑交じりにそう話す凪兄ぃ。

 

「あー、それはわかるのう。儂もドキドキさせられるし。……いろんな意味で」

「なんだか、すごく哀愁を感じるけど、何かあったの?」

「……草食獣が、肉食獣に襲われる時の気分を味わった」

「あ、あー……なるほど、そう言う意味、なんだね……あはは……」

 

 儂の例えで色々と察したらしい凪兄ぃは、顔を紅潮させながら乾いた笑いを零した。

 

 ……む? この反応から察するに……もしや凪兄ぃも、既に……?

 

 い、いや、そこを考えるのは無粋じゃな。止めよう。

 

「まさか、四月朔日さんも色々と経験してたとはなぁ。この調子じゃ、次の発症者も、同じような感じになってそうだぜ」

「儂はそうならないよう祈るわい」

「僕もかな。さすがに、強盗はちょっと怖かったし」

「凪兄ぃ、今更怖いと言っても、色々と手遅れな気がするぞ、儂」

「そうかな?」

「うむ」

「そっかー……」

 

 凪兄ぃ、ド天然の可能性大。




 どうも、九十九一です。
 凪のキャラ、なんか微妙に定まってない感がありますが……まあ、仕方ない。土台はあるんですがね、まだまだ煮詰まり切ってないんでしょう。どことなく、私の代表作の主人公っぽい感じになってはいますが……。
 次回も以下略です。
 では。
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