爺口調な男子高校生が、のじゃろりになってTSライフを送るだけの日常   作:九十九一

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日常39 招待状。久々の男同士での昼食

「うぐぅ……か、体が痛い……」

 

 翌朝。

 

 さすがの猛攻により、儂は体が痛くてほとんど動けなくなっておった。

 

 儂の周囲を見れば、四人の美少女が裸で眠っておった。

 

 ……くっ、気持ちよさそうに寝よって。しかも、なんか妙にツヤツヤしておるのがなんかムカつく。儂なんて、昨日のあれこれのせいで、本当に体が痛いと言うのに……。

 

「……まあ、文句を言っても仕方がない、か」

 

 アリアとましろんの方の提出はまだとはいえ、実質的には旦那じゃからのう……。

 

 なんか、散々儂が嫁嫁言われたからか、もうそれを受け入れておるな、これ。ついでに、向こうが旦那、という風に矯正されておるような気もする。

 

 ……儂が男じゃったら、四人がかりはで襲われる、何てこともなかったんじゃろうなぁ……。

 

 おのれ『TSF症候群』。

 

「……とりあえず、新聞や手紙を回収してくるかの」

 

 体の至る所に走る痛みをこらえながら、儂は一度ポストへと向かった。

 

 

「んー……む? なんじゃ、このやけに装飾が施された、特別感が半端ない手紙は」

 

 ポストと開けると、そこにはいつもの新聞と、いくつかの手紙、それからよくわからん洋封筒が入っておった。

 

 差出人を確認すると『OnsetOfOrganization 日本支部』と書かれておった。

 

 ふむ、聞いたこともない場所じゃな。

 これはあれか? いたずら手紙的な? それとも、詐欺とか……。

 

 しかし、それにしてはやけに装飾が凝っておるしのう。

 

「んー、ま、調べてみればわかることじゃな」

 

 とりあえず、新聞と手紙類を回収すると、儂は家の中へと戻って行った。

 

 

 朝食を作る傍ら、よくわからん差出人からの洋封筒を開けると、その中には手紙らしきものと折り返し用の書類らしきものが入っておった。

 

 ふむ、どれどれ。

 

『桜花まひろ様へ。突然のお手紙、申し訳ありません。この度、『TSF症候群』を発症させた桜花まひろ様は、『O3(OnsetOfOrganization)』への所属が確定しましたので、そのご連絡をさせて頂きました。つきましては、四月二十四日に開かれます、交流会へご招待させていただきたくございます。もちろん、強制参加ではありませんので、ご自由にどうぞ。なお、交流会は月に一度の開催となっており、更には発症者の方々には好評なため、皆様極力参加しております。堅苦しいことはなく、同じ境遇の人同士での愚痴大会や情報交換の場ともなっており、さらには美味しい食事もご用意させていただいておりますので、よろしければご参加してみてください。封筒の中に、もう一枚の紙があると思いますので、そちらに参加・不参加の旨を記入し、本日中にポストに投函していただければと思います。桜花まひろ様のご参加、お待ちしております』

 

「なるほどのう……」

 

 つまりこの手紙の送り主は、発症者のみが所属する組織の運営、ということか。

 日本支部、ということは、他の国にもあるというわけじゃな。

 

「しかし……ほほう。儂と同じ境遇の者もおる、か」

 

 それはちと、会ってみたいものじゃな。

 

 儂以外の者たちがどのように生活しておるのか気になるし、もしかすると儂と同じような状況になっておる者もおるやもしれぬ。

 

 しかも、愚痴大会の意味合いもあると考えれば、いる可能性があるかもしれぬな。

 

 というか、一人で行けると思えば、かなりいいかもしれぬ。

 

 今でこそ、家に最低でも三人で暮らしてはおるが、儂とて一人になりたい時くらいある。というか、儂は基本的に一人で自由気ままなだらだらライフを送りたいからのう。

 

 一日くらい、羽目を外しても罰は当たらんじゃろう。

 

「どれ、細かい日時は、と」

 

 もう一枚の紙を見れば、交流会の開催は手紙に書かれておった通り、四月二十五日。時間は十九時からで、場所は……ふむ、東京とな。まあ、妥当と言えば妥当じゃな。

 

 しかし、どうやって行けば……って、あぁ、なるほど。迎えに来てくれるのじゃな。

 

 その上、二次会のようなこともあるので、それに合わせて個人個人に宿泊場所も用意してある、か。至れり尽くせりのようじゃな。

 

 うむ。不参加にする理由もないし、行くとするか。

 

「どれ、先に記入でもしておくかのう」

 

 たしか、学園へ向かう途中にポストがあったはずじゃな。

 ついでに投函してくるとしよう。

 

 っと、そう言えば服装か。

 

 服装は……ふむ、自由、か。どうやら、ドレスやらスーツなんかが用意されておるようじゃな。会場ではそれを着ればよいわけか。

 

 理解した。

 

「ちと、楽しみじゃな」

 

 口元に笑みを浮かべながら、儂は呟いた。

 

 

 と、そんなわけなので、土曜日に出かけてくる上に、それが泊りがけになることを伝えると、

 

「浮気?」

「浮気ですか?」

「浮気なの?」

「……浮気?」

「浮気ではないわ! というか、なぜ浮気になる!」

 

 四人がジト目をしながら、浮気なのかと疑ってきおった。

 

 すでに旦那が四人おる時点で、浮気もへったくれもない気がするのじゃが!

 

「じゃあ、なんで泊りがけでお出かけするの?」

「うむ。何でも、発症者だけが所属する組織で、交流会なるものがあるそうでな。ちと面白そうなので、参加してみようと思った次第じゃ」

「へぇ、そんな組織があるのね。まあ、いいんじゃない? 発症者なんて、あまり身近にいないものだし、同じ境遇の人と話せるだけでかなり気が楽になりそうだし」

「そうじゃろうそうじゃろう! なんで、儂も愚痴ってこようと思うのじゃよ! それに、他の発症者に会ってみたい、という気持ちもあるからのう」

「……『TSF症候群』を発症して困る、という話はよく聞く。勝手の違う生活でストレスも溜まる。だから、そう言う場も必要。まひろんも愚痴って来ればいい、と思う」

「なんじゃ、意外と寛容なのじゃな、おぬしら。儂はてっきり、『行かせない!』くらい言うかと思っとったのじゃが」

 

 何せ、全員が癖者じゃからのう。

 それに、やけに儂を好いておるし、そう思っても不思議ではない気がするのじゃが。

 特に、瑞姫とか。

 

「そこまで鬼じゃないわよ」

「うん、まひろ君だって羽を伸ばしたいでしょ?」

「まあ、そうじゃな」

 

 旦那がいる生活、と言うのも決して悪くはないのじゃが、それでも一人で過ごしたい時もある。

 別に、こやつらが邪魔とは絶対に思わんわけじゃが。

 

「瑞姫はよいのか? おぬしは何と言うか……反対しそうなのじゃが」

「心外ですよ、まひろちゃん!」

「いや、だっておぬし、儂大好きじゃん」

「確かにそうですが! その代わり、まひろちゃんがいない間は、真白さんを可愛がりますので!」

「……!?」

 

 瑞姫のとんでも発言に、ましろんが珍しく驚愕したような表情でバッと振り返った。

 こやつ……やはり、ましろんも守備範囲じゃったのか!

 

「ましろん、悪いことは言わん。その日は実家に避難した方が良いぞ」

「…………昨日のあれを知ってる。だから、逃げる」

「そんな! 大丈夫ですよ! 優しく、それでいて激しく可愛がりますから!」

「……拒否! するのはいいけど、されるのは違う! なので、まひろんを襲う!」

「支離滅裂すぎるんじゃが!?」

 

 というか、なんで儂襲われるの!?

 なんか違くね!?

 

「うぅ……真白さんも可愛がり甲斐がありそうでしたのに……」

「……無理。襲うならまひろん。私はダメ」

「いや、儂は許可してはおらぬからな!?」

「ということは……まひろ君は無理矢理がご所望なんだね!」

「何を言っておるのじゃアリア!?」

 

 なぜそうなる!

 

 やはり、こやつらの中で『儂=ドM』という図式が成り立っておるのか!? そう言うことなのか!? だとしたら、相当酷いのじゃが!

 

 心外過ぎる!

 

「言っておくがな、儂は別にMなどではない。至ってノーマルなのじゃ。むしろ、アブノーマルなのはおぬしらじゃろ。ドS旦那共め!」

「「「「『もっと……もっと、お願いしますぅ……』って言ってたのはどこのどなた?」」」」

「あ、あれは違わい! というかあれ、美穂が言わせた奴じゃろ! わ、儂は別に言いたくて言ったわけじゃないわい!」

「……その割には、ちょっと興奮してた」

「しとらん!」

 

 くそぅ、なんかましろんがすっごいぐいぐい来る!

 

「……まったく、おぬしらがケダモノすぎるだけじゃろ……。元の性別を考えれば、逆ではないか?」

「草食動物よりなまひろに言われてもねぇ」

「まひろちゃんは兎さんで、わたしたちが狼さんなだけです」

「肉食動物の方が強いよね!」

「……ごちそうさまです」

「…………儂、なんでおぬしらのことが好きなんじゃろうなぁ……」

「「「「いやぁ~、照れるな~」」」」

「…………はぁ」

 

 もしかすると、人生最大の謎かもしれん……。

 何故、こやつらに惚れているのじゃろうか、儂は。

 ふぅむ……人とはわからぬものじゃな。

 

 

「うぅ、くそぅ……体が痛い……」

 

 昼休み。

 

 朝食を食べ終えた後、普通に五人で学園へ登校し、何事もなくなんとか昼休みまでこぎつけた。

 

 しかし、儂の体は既にボロボロ。

 それ故に、昼休みになると同時に、儂は机に突っ伏した。

 

「おいおい、大丈夫かよまひろ」

「どうしたんですか? まひろさん。そんなにぐったりして」

「おー、二人かー……いやなに、ちと昨日色々あってのう……」

「色々って、何があったんだよ」

「……色々じゃ」

 

 なんじゃろう、健吾と優弥と話すだけじゃなのに、なんだか心が安らぐのじゃが……。

 あれか。バイオレンスがないからか。

 

 男の友情とは、やはり良いものじゃったんじゃな……。

 

 健吾が『男友達とバカやってる方が楽しいし、気楽』と言っていたのが、心の底から理解できたぞ、儂。

 

「……のう、せっかくじゃし、儂ら三人で飯を食わぬか?」

「俺たちは別にいいけどよ、お前の旦那たちが許さないんじゃねーの?」

「知らぬ! 儂とて、たまには男友達と昼飯を食いたいのじゃ!」

「そこまで大変な生活なんですね」

「……まあのう。ともかくじゃ。儂はあやつらに話してくる」

「あぁ、まあ、頑張れ」

 

 健吾の応援を受けて、美穂、瑞姫、アリアの三人に今日は健吾たちと飯を食う、と言うと、

 

「ええ、いいわよ」

「いいですよ」

「いってらっしゃい!」

 

 普通に許可が出た。

 

「よ、よいのか?」

 

 普通に許可が出てなんだか拍子抜けなのじゃが……。

 

「元男だしね。それに、中身的にも男寄りだし、そりゃ同性の友達とご飯だって食べたくなるでしょ」

「そうですね。あまりベタベタしていると、熱がすぐ冷めるそうですし」

「うんうん。倦怠期にならないようにするための予防だね!」

「お、おう、それならばそうさせてもらうとするわい。ではな」

 

 むぅ、なにか裏があるような気がしてならんが……まあ、ここは厚意に甘えるとしよう。

 

(((今の内に、次の打ち合わせを四人で)))

 

 ぞくっ!

 

 な、なんじゃ、今、背筋がぞわっとしたのじゃが……。

 き、気のせい、じゃよな? うむ、気のせいじゃな。

 

 

「ふぅ、やはり男友達で飯を食うのは、なんか……リラックスできるな……」

「お前、どんだけ普段やべー生活してんだよ」

「…………まあ、ちと、な」

「今までに見たことがないくらいの遠い目ですね」

「……はは」

 

 屋上にて、儂らは三人で飯を食っておった。

 

 去年はこの三人でこうして基本屋上で飯を食っておったのじゃが、儂が結婚した途端にあやつらと食べるようになったからのう……。

 

 少し申し訳なく思っておった。

 

「んで、お前新婚生活はどうなん? 旦那三人とか、大変じゃねーの?」

「……三人ではない。今は、四人じゃ」

「……え、もしかしてまひろさん、増えたんですか?」

「うむ……。昨日、な」

「うっそだろお前。どんだけフラグを建てたんだよ」

「……あれは、想像できんよ」

 

 ましろんとか、いつも無表情じゃから好意を抱かれているとかわかりにくいんじゃよ。

 現にわからんかったし。

 スロバキア語とかモロッコ語で告白するんじゃぞ? わかるわけなかろう。

 

「ちなみに、その四人目はどなたで?」

「生徒会長」

「「うわぁ……」」

「引くでないわ」

 

 四人目が生徒会長だと知った途端、二人はドン引きした。

 

 なぜじゃ。

 

「お前、あの生徒会長とも結婚したのかよ」

「信じられませんね。あの人は、他人に関心がない人で『氷の人形姫』とか言われていたのですが」

「なんじゃ、そのラブコメ作品や、エロゲに出て来るキャラのような二つ名は」

 

 現実にいるんかい。

 

「ほら、あの生徒会長って無表情じゃん? んでもって、会話がなかなか成立しないし、してもすっげえ素っ気ないしで、そう呼ばれてんだよ」

「あとは、背は低くはありますが、それでも美少女と称されるような容姿ですからね。結構告白されていたみたいですが……そのどれもが、撃沈しています」

「ほう、ましろんはモテてたのじゃな」

 

 たしかに、ましろんは可愛いからのう。

 モテても不思議ではない。

 

 ……もっとも、あやつの中身はあんなんなんじゃがな。

 

「ましろんて。お前、あの人と仲良かったのかよ?」

「うむ。ちと去年、行き倒れておったところを助けてな。それ以来の仲じゃ」

「このご時世に行き倒れですか。一体なぜ」

「あやつ、割とポンコツな面があってな、まあ、財布を忘れておってな。それで、儂が飯を奢ったら仲良くなった」

 

 ま、正確に言えば、今のような仲になるまでは、もう少し時間がかかったんじゃがな。

 

「行き倒れた生徒会長もそうだけどよ、赤の他人に飯を奢るまひろもまひろだよな」

「お人好しと言われるだけはありますね」

「いや、学園の廊下にうつぶせでぶっ倒れてる女子がおったら、普通助けるじゃろ」

「「……あぁ、それは助ける(ますね)」」

「じゃろ?」

 

 なので、あれはお人好し云々というわけではない。

 

「ってか、何があったら結婚なんてことになるんだよ?」

「…………なんか、押さえつけられた状態でディープキスされた」

「「は?」」

「じゃから、昨日儂が結婚したことがバレそうになって逃げ回っておったら、ソファーに押し倒されてな。しかも、両手を押さえつけられたもんで……。さらに、そこに瑞姫まで来る始末。で、紆余曲折あってディープキスされた」

「「なんで!?」」

「二回もされた」

「「二回!?」」

「うむ、二回……」

 

 あれは、なかなかに酷かった……と遠い目をしながら言うと、二人は哀れみが籠った目で儂を見てきた。

 

「そうか……なんて言うか……あの人、強いんだな」

「個性が、な。……で、瑞姫が持ち歩いていた婚姻届けに十秒程度で自身が書く項目を書き、強制的に儂が書かされ、儂が失言したので、そのまま逃げだそうとしたら……まあ、生徒会室前でスタンバってた美穂とアリアに出くわし、足が止まった瞬間を見計らってましろんに捕獲され……その後は、儂の家で、な。四人がかりで……襲われた」

「「うわぁ……」」

「おかげで、体中痛くて痛くて……。儂、本当に死ぬかと思ったぞ、いやマジで」

「そりゃ……死ねるな」

「生々しい話ですが、たしかにそれは、僕たちと食事をしたくもなりますね」

「じゃろ……。もうね、早速これと思うと、儂、今後もあの攻めを受けるのかと……。快楽で死ぬとか、マジで勘弁してほしい」

 

 女の子が可愛くて優しくて、そっち方面にはあまりがつがつしない、とか妄想しておった中学時代の友人がいたが……そやつに言いたい。

 

 女子は、好きな相手に対してはとことん肉食獣になると。

 

「……世の中には、『TSF症候群』を発症して美少女になって、そんで複数の美少女とエロいことしたい、とか言う奴がいるが……まひろの状況を見る限りじゃ、自分の寿命を縮めるようなもんだな」

「ですね」

 

 この二人も、儂の境遇を知ってか同情しておるらしい。

 持つべきものは、男友達……。

 

「んでよ、変なことを聞くけどさ、実際どうなん? 女の体って」

「…………簡単に言えば、男の時の快楽など、可愛いもんじゃと思ったな」

「そ、そこまでですか」

「……おぬしらも、発症すればわかるぞ。賢者タイムがあることが、いかに素晴らしい事じゃったか」

「な、生々しいな」

「健吾さんが言い始めたことでは?」

 

 儂、男の体がいかによかった実感したぞ。

 

「……しっかしあれだな。まひろが望む『だらだらできる、自堕落ライフ』とは正反対の生活になってんな」

「本当にな」

 

 儂のあのそれなりにだらだらできた生活はいずこへ……。

 

「本来、まひろさんはボケ担当ですからね。まひろさんが結婚してからと言うもの、ツッコミ担当になっているようですし」

「そういやそうだな。ボケの時はまあ……男絡みの時だしなぁ。教室で平然と着替えだしたり、男子トイレで用を足そうとしたり……まあ、酷かったよな」

「仕方なかろう。儂とて、まだ完璧ではないのじゃ。というか、十数年も男で生活していたというのに、三週間やそこらで女としての習慣に慣れろ、と言うのも無茶な話じゃろ」

「それもそうだな」

 

 なので、儂が男子トイレに入ったり、教室で着替えたのも別段悪いわけではない。悪いのは、病気の方じゃ。

 

「しっかしまあ、俺たちの中じゃ優弥が先にゴールインするかと思ったんだがなぁ。まさか、まひろがゴールインするとは」

「僕としましては、まひろさんが一番速くゴールインすると思ってましたよ。ただ、ここまで早いとは思いませんでしたが……」

「……それは、儂が一番思っておる。しかも、旦那が四人、じゃからのう……」

「四人は強いよなー」

「この国では、本来であれば多重婚は認められていませんからね。発症者の特典ですね」

「いらん特典じゃ……」

 

 正直、そんなあほのようなことさえなければ、儂がこのようなことになることはなかったんじゃろうなぁ……。

 

 おのれ、国。

 

「まあまあ、気分変えて、もっと楽しい話をしようぜ!」

「ですね」

「……じゃな。儂も、今だけは男同士で出来る語り合いがしたいしのう」

「その姿で男同士って言うのも、変な話だな」

「中身は男じゃから別にええじゃろ」

「そうですね。……ですがまひろさん」

「む、なんじゃ」

「パンツ、見えてます」

「おっとすまん。なんか、おぬしらと一緒だと、ついつい前の感覚に戻ってしまうものでな。まあほれ、優弥はともかく、モテない健吾にはサービスということで」

「余計なお世話だよ! ってか、やっぱ男同士だとボケるのな!」

「ははは。いやなに、やはり儂はボケの方が向いておるな、と」

「よっぽど、ツッコミだらけの日々なんですね」

「うむ。正直、ツッコミは性に合わないんじゃがな」

 

 できることなら、ボケとして過ごしたいのじゃよ、儂は。

 

 この後は、他愛のない話をしながら、楽しい昼食となった。

 うむうむ。やはりこう、男同士のこの謎の安心感よ。

 やはり、バカやる男友達と言うのは、いいものじゃな。

 普通にリラックスできたわい。




 どうも、九十九一です。
 うん、下ネタ多いね! メインの方ではそんなに出さなかったんですけど、こっちでは本当に好き勝手してます。やはり、息抜きは大事。まあ、最近は息抜きの方が捗りすぎて、メインが全然書けてないんですが……。そろそろ、書かないと。
 明日も10時だと思いますので、よろしくお願いします。
 では。
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