『おパァァァァァァァィィィィい‼︎‼︎』
周囲が溶岩に埋め尽くされた校舎の敷地内で『おっぱいドラゴン』が今も暴れている。相対するは堕天使であるコカビエル。火球と光の槍の応酬が未だに続いている。
「……少々、気持ち、上部、に、盛った、からか。予想、よりも、持ち堪え、てい、る」
——……堕天使、幹部、は、強大、と聞いている。相手が、強い、か、此方が、丈夫か。まぁ、何方で、も、良い。まぁ、身体の、何処、を、破壊、されても、形状、記憶の、通りに、戻る、だけ。真正面、から、戦う、理由、は無い。
その様子をレーキュは遠目から様子を見ていた。直接介入する事無く、ただ傍観に徹するだけ。下手に介入するとお仲間が現れて滅茶苦茶にされるだけだと、過去の経験から知っていた。
——『核』と、ナイトメア、の関係、を、参考、に、した、が……、条件、の、都合、上、成り立た、ない、事が、確認、出来た。故に、古巣、から、持って、来たフリ、ガネラ、式、攻性、粘体、の、データ、で代用。別、に、メルヒェン、でも、良かった、けど、モノは試し。
しかし、ながら、あの、ナイトメア、擬きは、内部の、核、が破損、すれば、維持、出来ず、に、自壊、する、と言う、欠点を、持つ。まぁ、代用品、の、アレは、大博士、抜き、の、凡俗、の思考、じゃ、ソレガ、限界。
火炎放射で攻める『おっぱいドラゴン』、その放射を槍で薙ぎ払うコカビエル。幾ら、攻撃してもビデオを巻き戻すかの様に再生する光景を見ても尚、コカビエルは笑みを止めない。自分が幾ら攻撃しても倒れず攻めてくる相手を見て歓喜に震えていた。純粋に楽しいのだろうと思える。
「……まぁ、こんな所、か」
——大体の、データは、採取、出来た。……然程、真新しい、内容、では、無いか。もう、この場所、に、要件、は無い。ソレ、から、この、空間は、他の、空間と、隔絶、されて、いる様だ。歪み、壊れ、始めている……此の儘、だと、危険だ、ろう。
灼ける様な赤く染まった空。空に亀裂が走り始めているのが見えた。空が砕ける……普通ならばあり得ない光景だが、あり得ないと言う事があり得ない事を知っているレーキュは冷静に判断する。
「……そう、言え、ば」
——名目、は、果たして、おこう。間も無く、この、空間、は、崩壊、する。無能、の、妹、は、拾って、お。
「……こんな所で会ったが100年目、とでも言おうか?
その時、後方から声が聞こえた。聞き覚えのある声が聞こえた。懐かしい様にも思えるがそれでも嬉しい感情をお互い持つ事は無いだろう。何故なら、味方では無いのだから。
「……驚いた。いや、本当に、驚いた。よもや、
『Dr.』と呼ぶ声。この世界で自分の事を『Dr.』なんて呼ぶ存在は居ないし、そもそも名乗った相手が居ない。なら?誰? 可能性は無い訳では、無い。しかし、
「それは此方の台詞。全く成長していない所が腹立たしい限り」
「失敬。変化、は、する、モノ、だ。死んで、居ない、限り」
両者とも顔を合わせずともお互いの表情は手に取るように分かる。
「……君が、居る、と言う、事は、
——あり、得なく、無い、のが、ムカつく、限り。
「勝手に推測なり頭を捻れば? 答える義理なんて、無い」
「そうか、なら、安心、した。君以外、居ない、と、言う、事、だ。知って、いる、なら、
——人海戦術、と言う、理由、じゃない。恨み、は、程々、と、言う。恨む、理由、は、山程、ある。それに、彼に、ソックリ、な、彼を、見た。アレに、関して、嘘を、言って、は、居ない。
「…………影から、狙っているんじゃない? お前を相手に、正面から挑む真似は無謀だろう?」
「生憎、恨み、は、昔から、山程、買って、いる。でな、ければ、君を、弄り、回す、前に、死んで、いる」
——親、学友、先輩、師、大人、子供、人間、血式……。数えた、ら、キリが、無い、程に、恨み、を、買って、いる。今度は、何が、増える? 増えた、所で、誤差の範囲、だ。
レーキュは昔から周りは敵ばかりであった。実親にも恨まれ、周りからも孤立し、関係者からも裏では煙たがられる孤独の生涯を突き進んでいる。何時、友達なんて概念を理解する気を失ったか忘れてしまった。もしかしたら同類が現れたら……いや、同族嫌悪で結局、敵だろう。
「死ねば良いのに……」
「うん、何時、かは、死ぬよ。うん、死ぬ。絶対に、だ。死を、超越、したら、人間、なんか、じゃない」
「……
「君に、言わ、れたく、無い、かな。人形、の、癖に、
売り言葉に買い言葉。お互い、罵倒を贈ったがお互い言われ慣れているのか然程の反応は無い。寧ろ
「……それで? 喧嘩、を売り、に、来た、のかな? お誘い、は受けたい、所では、ある、のだ、けど、生憎、だけど、人形劇、には、付き合え、無い、よ」
「この空間が壊れる直前、と言うんでしょう? そんな状況でお前と殺し合うなんて真似を誰がするもんか」
「無視、すれば、良かった、のに?」
「後ろから攻撃されるのが癪だから。お前もご丁寧に正面から戦うなんて真似はしないだろう?なら、釘を刺した方が良い。この状況を理解出来ない程、愚かじゃないから声を掛けた」
レーキュの質問にそう答えられた。普通ならば無視してさっさと立ち退く所だが、そうは行かない理由があったから。嫌でも視界に入るし或いは邪魔される可能性がある。しかし、この空間が崩壊一歩手前ならば、相手が頭良い事を加味すれば戦闘を回避出来ると踏んだのだろう。
「それに、
そして、合理性故に、レーキュが戦闘を選択する可能性は低いとも言えた。研究者故の行動を、見据えての行動だ。
「そうか。しかし、戦闘狂、と、思われて、いる、事に、関しては、訂正を、願おう。戦闘、は、手段、だよ。フィールド、ワークも、大事、だが、過剰、は、疲れる、だけ、だよ。それに、君も、目的、が、あった、んじゃ、無いの?」
「………………身から出る錆に気を付ける事だ」
「……随分と、優しい、ね。まぁ、気を、付けて、おくよ。
その言葉に対する返答は無かった。もう立ち去ったのだろう。いきなり襲う事も出来た筈だが、しなかった。つまり、
——或いは、単なる、嫌味。言いたい事、とか、有った、ろう。まぁ、良い……どう言う、理由で、現れた、か。その、法則を、探るも、一興、か。その前、に、無能の、妹を、拾うか。
アンケートの結果、レーキュが以前居た世界である『神獄塔メアリスケルター 3』公開中。
そろそろ気になる? レーキュがこの世界に来る直前に居た世界
-
(/・w・)/
-
(ーωー)