マスター1級試験   作:マスターコウジ

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プロローグ  試験開始

ここは天神王国(インペリス)という全ての世界を管理する神の王国。そこにはそれぞれの天神たちが優雅に暮らしてる。

 

 だが、その中には多彩溢れる能力を持つ1人の少年がいた。その名はマスターコウジ。かつては、海賊の世界で麦わらの一味という海賊の仲間と暮らしていたが、とある事情で、2年間修行することになった。

 

 現在は万能戦士になるためということで天神王国の中心部にある大きな木「神樹」の幹にある異世界を繋ぐ「神樹路」の扉であらゆる技や能力を得るため異世界を冒険している。さあ、今日はどんなところへ旅立つのか?

 

 

 

 

 

 コウジは結構と言っていいほど、いろんな技を身に付け、友達も出来た。トリコの世界では食義を習得しこの世界のグルメを堪能した、NARUTOの世界ではナルトたちと仲良くなり穢土転生や須佐能乎(スサノオ)などを習得、サクラ大戦の世界では、帝国華撃団の隊長代理を務めたほか、写輪眼で帝国歌劇団や巴里華撃団の花組たちの技を習得したり、ブルーメール家の戦斧や魔神器を手に入れたりしたりと、とても楽しい時を過ごしていた。

 

 そんなこんなで1年の時が流れたある日のこと、コウジはリリスに呼び出され、神樹から少し離れたトレーニングルームへ来ていた。そこにはテーブルに目盛りがついているブレスレットが何個か置いてあり、その隣にダーツの的が2つ置かれてあった。

 

コウジ:なぁ、リリス。これは何だ?

 

リリス:うん、ちょっと思いついたことがあるからやってみない?

 

そう言って、リリスは各異世界の図鑑が置かれている施設・聖光図書館から借りてきた「おジャ魔女どれみ図鑑」という図鑑を持ってきた。

 

リリス:この「おジャ魔女どれみ」の世界に魔女界っていうのは知ってるわよね?

 

コウジ:ああ、知ってるよ。

 

リリス:その中で人間から魔女になるための試験、魔女試験があることは?

 

コウジ:ああ、知ってるけど、まさか、それを全部やろうってのか?

 

リリス:ううん。その魔女試験の中の1級試験ってのが気になっててね。これをやろうと思ってるの。

 

コウジ:それって、どんなのなん?

 

リリス:うん、この魔女試験の1級試験っていうのはね、全て培った魔法を使って人間を助け、感謝の言葉を言わせるという試験なんだって。

 

コウジ:なんか結構簡単に見えるけど、魔女見習いにしてみればハンデがありそうだな。なんせ、人に見られちゃいけねぇんだから。で?その試験みたいなのをやろうってのか?

 

リリス:オフコース!✨    あぁ、でもルールは変更してあるわよ?

 

コウジ:ふぅ~ん。まあ、おもしろそうだからやってみるか。で、ルールはどんなのだ?

 

リリス:まあまあ、慌てなさんなって  

 

そう言ってリリスは各世界の名前が書かれた的と日数と数字が書かれた的を持ってきた。

 

リリス:まずは行く先を決めるところから始めましょ。

 

コウジ:え?いや、ダーツで決めるのか? 

 

リリス:どうせだったらランダムで決めた方がいいじゃない!その方が私としても楽だし

 

コウジ:んで、「東堂いづみ」とか「尾田栄一郎」とかって、これ本当に世界なのか❔ 

 

リリス:ええ、そうよ。人名みたいだけど、それにあった世界をひとまとめにした、いわば「世界の集大成グループ」よ。「おジャ魔女どれみ」の世界とかは「東堂いづみ」のグループに入っていて、あなたが暮らしていた海賊の世界は「ONE PIECE」と呼ばれていて、グループは「尾田栄一郎」なのよ。

 

コウジ:なるほど…。初めて聞いた…! 

 

リリス:んじゃ、始めるわよ?

 

コウジ:ああ、わかった。

 

リリスは的を回し始めた。コウジはダーツの矢を投げ、その矢は「東堂いづみ」に当てた。

 

リリス:あなた見物色の覇気でも使った?

 

コウジ:だって、その試験やるんだったら普通、その世界でやったほうがいいだろう!

 

リリス:まあ、いいわ。その世界に新しい世界が出来始めたらしいし。

 

コウジ:新しい世界?

 

リリス:ま、行って見ればわかるわ。んじゃ、次行きましょ。次は助ける人の数とその期間を決めるわよ。

 

コウジ:助ける人数って、5人とか10人ならいいけど、20人とか100人っていうのは、いくらウチでも助けた人数は覚えられんぞ?

 

リリス:ああ、それなら大丈夫よ?もし助ける人数が決まったらそれ用のサンクスブレスを渡すから。

 

コウジ:サンクスブレス?

 

リリス:これよ!

 

と言ってリリスは目盛りのついたブレスレットを見せた。

 

リリス:これは人から「ありがとう」の言葉を掛けられたときに目盛りの数が増えるようになっているのよ。

 

コウジ:ほう?

 

リリス:ま、全部溜まったクリアしたときはご褒美として素敵な音楽が流れるから。

 

コウジ:素敵な音楽って?

 

リリス:それはクリアしてからのお楽しみ!さあさあ、始めましょ。

 

と言ってリリスはダーツの的を回し始めた。コウジは矢を投げた。矢が当たったのは…

 

     助ける人数:30人

 

     制限時間:2日間 

      

               だった。

 

リリス:決まったわね?それじゃ改めてルールを説明します。場所は東堂いづみグループの各世界。助ける人の数は30人で制限時間は2日の日没時。人に見つからないようにするなどというハンデはないので、これまでに培った全ての能力を活かして人に感謝の言葉を言わせます。ただし、1人1回なので、同じ人に感謝の言葉を言わせても効果はありません。ルールは以上です。

 

コウジ:よし、わかった。んじゃ、始めるぞ。

 

そう言ってコウジは右腕にサンクスブレスを付け、神樹路の扉へ向かい、その横にある機械に行き先を「東堂いづみグループ」を入力した。次の瞬間、扉が開き中から虹色の輝きを放つ、進路樹が現れた。

 

リリス:それじゃ、行ってらっしゃい。もしクリア出来たら素晴らしい音楽が待ってるからね。

 

コウジ:ああ、わかった。んじゃ、行ってくる。

 

そう言うとコウジは神樹路に飛び込んだ。こうしてコウジのチャレンジが始まったのだ。

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