赤城さんと加賀さんと一人の女性の話   作:how-kyou

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いや、ごめん

忙しかったんだ


赤城さんと加賀さんと一人の女性の話 3

「提督、いいかげんに使ってくださいよ、泣きますよ」

 

「泣き顔の加賀さんもいいと思うんだ」

 

「・・・は?(威圧」

 

「・・・普段の俺ならなぁ!ここで引くぅ、しかぁしぃ!!」

 

「ちょ、ちょっと・・・何キャラですか、こっち来ないで下さい!」

 

「君が、泣くまで、近寄るのをやめない!」ギシッ・・・ダキッ

 

「ひぅっ!?」

 

「(やっべ・・・みなぎってきたーー)ふふふ・・・」

 

「あぅ・・・、やめて、下さい」

 

「(・・・これってよく考えたら、後に引けなくなってね?・・・)・・・」

 

「ん、あっ・・・///」

 

「(あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

 

「おれは 加賀さんをおちょくっていたと

思ったら いつのまにか俺がやばくなっていた」

 

な・・・ 何を言っているのかわからねーと思うが 

 

俺も 何をしたかったのかわけがわからないよ… 

 

頭がパーンだ・・・誠だとか圭一だとか

 

そんなチャチな終わり方は 断じてねえ

 

もっと恐ろしい終末を 味わうのだろう・・・)・・・」汗ダラダラ

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

今、目の前にいるのは、顔見知り

 

「これはこれは、ようこそおいで下さいました」

 

「気持ち悪いよ、君のその口調」

 

学生時代と何一つ本質は変わってないのだろうが

 

「・・・茶は出ませんので、悪しからず」

 

「うわっ、酷いねぇ・・・遥々とやって来たのに」

 

事実冷たいと思う、喉が渇いた

 

何か飲ませろ、色々と晒しちゃうぞ

 

りんご100%を所望する

 

「・・・さっさと、演習を始めましょう」

 

・・・せっかちだな、急いだところで何一つ良い事はない、と私は思うんだ

 

「昔話をするつもりは?」

 

「ないです」

 

「あら、残念・・・顔合わせは、する?」

 

「っ、そうですね、一応しときましょうか」

 

おお、焦ってる

 

少し意味深な事を言っただけでボロを出しそうになるとは

 

加賀ちゃんに近く、わかりやすい物がある

 

「じゃあ、呼んでくるわ、貴方も連れてきておいて、おーい、加賀ちゃーん赤城さーん」タッタッタ・・・

 

多分、今振り返れば、彼は安堵の表情をしているんだろう

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

「加賀ちゃん、赤城さん、かもーんっ!」

 

「・・・戦闘開始ですか?」

 

「いや、まだ始まらないよ・・・敵を見といてもらおうと思ってね」

 

無論、私は敵になりたくはない

 

向こうさんがどう思っているかは、知らないが

 

・・・私に非は無いよね?

 

「・・・あれ?赤城さんは?」

 

「『空母がいないんだったら、ボーキサイトは余るっ!』って言いながら、食堂に向かってましたよ」

 

「・・・私の予想の上にいかれたよ」

 

まぁ、ばれなければ・・・いいだろう

 

「連れてきます」

 

「頼むね、顔合わせだから少し急いで」

 

「了解です」

 

彼より先に着いていたい、先の方が威張れるだろ?

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

「連れて来ました」

 

「遅いっ、罰金・・・とでも言えばいいかい?」

 

ふふんー♩

 

「すいません」

 

「かったいなぁ、もう・・・気を楽に気を楽に」

 

ありゃりゃ・・・強張っておられる

 

・・・こりゃ、なかなか奴さん出してくれないかも

 

「・・・提督、大丈夫デス?」

 

「・・・ああ」

 

「どうした?具合でも悪いのかい?」

 

わざとらしい程、他愛もなく、言う

 

「いえ、大丈夫ですよ、・・・こちらの艦は、戦艦『金剛』と」

 

「・・・よろしくお願いシマース」

 

この娘は前からいた、それは知っている、だが・・・

 

「駆逐艦『電』だ」

 

「電です、あの・・・よろしくお願いします」

 

この娘は知らない、建造で新たに出来た娘か、もしくは・・・

 

・・・いや、この娘の事は後でいいだろう

 

今は、ただ見てみたい

 

「おっ、よろしくー、新顔だね・・・じゃあこっちはニューフェイスから紹介!・・・加賀ちゃーん!」

 

「聞こえてます、五月蝿いです、煩わしいです」

 

・・・いつも通りの反応を、期待通りにしてくれる

 

本当に、わかりやすい娘だよ・・・今も

 

「ガビーン(´・ω・`)・・・まぁ、こんな娘だけど、アレだ、うん・・・情熱はあるぜ!」

 

「・・・私は正規空母『加賀』よ・・・赤城さん、お呼びですよ」

 

「はいはーい」

 

「・・・え、それだけ?なんかこう、もっと・・・」

 

あっさりし過ぎじゃない!?

 

「正規空母『赤城』です、よろしくお願いしますね」

 

赤城さんもあさっり終わってしまうのね・・・

 

フレンドリィを期待してたんだけどなぁ

 

逆効果かな?

 

「ああ、よろしく頼む」

 

・・・よし!サイズハング(鎌掛け)してみよう!

 

「・・・その二人だけなの?」

 

さぁ、どう出るよ?

 

「そうだが?」

 

・・・まだ尻尾出さないのね

 

「・・・ふーん、まぁ、いいわ・・・始めましょう」

 

「ああ、そうだな」

 

問題、大ありだけど

 

・・・強行手段で行っちゃいましょう

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

「二人とも、落ち着いていけ・・・開幕は躱す事だけを考えるんだ」

 

「「了解(なのです!)デース!」

 

距離をつめたら、こっちのモンだ

 

こっちは戦艦、駆逐艦なんだ

 

殴り合いなら、夜戦なら

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

「~なんて普通の事を考えていると思うわ」

 

大方当たっているだろう、どうせ勝てばよかろうとか思っているに違いない・・・

 

「はぁ・・・」

 

「だから、ね・・・加賀、貴女は初っ端から全機発艦しちゃって頂戴」

 

そんなに私は甘くないよ、残念ながら

 

「・・・は?」

 

ま、そうなるわね

 

「いーの、考えがあるんだから、私を信じられない?」

 

「いえ、あの・・・」

 

「大丈夫よ、大丈夫、ちゃんとした戦略だから、あ・・・赤城ちょっとかもーん」

 

「?、どうしました?」

 

「あのね・・・」

 

加賀ちゃんには聞こえないように、静かに言う

 

「貴女は、『彼』を狙って欲しいの」

 

「・・・はい?」

 

おっ、レアな顔だ

 

「・・・おっしゃっている意味が、よくわかりませんが」

 

「あ、勘違いしないで、あくまで『狙う』だけだから」

 

もしかしたら、・・・いや、絶対出てくるだろう

 

彼女達の拠り所になっているんだったら

 

「何故、そのような事を?」

 

普段は見せない、真面目な顔

 

・・・私を訝しむ顔だ

 

「詳しくは、言えない・・・多分言っても分かりづらい、・・・理解してもらうのは難しいと思う」

 

「・・・それでも聞きたいです」

 

ヒント位は出してもいいだろう、『私』を悟られないように

 

「・・・深海棲艦の、一つの可能性が、見つかるかもしれないんだ・・・言えるのは、これだけ」

 

「それは、どういう事ですか?・・・意味が分かりません」

 

「だから、理解するのは難しいと言ったじゃないか、・・・どう解釈してくれても構わないよ」

 

「・・・」

 

・・・ここで後一押し、か

 

「私を信じて、みてくれないか?」

 

ずるいな、私は

 

この言い方をしたら、多分『赤城』は断れない

 

それを、私は理解しているんだから

 

「・・・攻撃、するフリをすればいいんですね」

 

多分、本質は理解しているのだろう

 

私の

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「はーい、こちら25キロ地点、準備できましたよー、ドーゾ」

 

「大丈夫ですか、赤城さん?顔色が・・・」

 

「大丈夫よ、加賀・・・少し緊張しているだけです」

 

『こちらも準備できましたよ、じゃあ・・・』

 

「はい、始めましょう☆」

 

加賀には、何も伝えてない

 

理解は、してもらえないだろうから・・・

 

祝砲が向こうから聞こえる

 

さぁ・・・

 

「奴さんを、炙り出しましょうか・・・」

 

敵なら滅す

 

希望なら・・・

 

 

考えてなかったわ

 




ほのえり学派です
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