マスターコウジとプリキュア   作:マスターコウジ

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フレッシュプリキュアの世界に行きます。

もちろんバトルはあります。

後にダンスも一緒にします。


フレッシュプリキュアの世界

―ここは、四ツ葉町。この町にはクローバータウンストリートと呼ばれる商店街があり、そこには写真館や美容院、動物病院などの多くの有名店が立ち並んでいる。特に有名なのが四ツ葉町公園という野外ステージがある広い公園にてよく営業している移動ドーナツ屋「KAORU'S Doughnut Cafeカオルズ ドーナツカフェ」である。

 

その公園にある野外ステージの中心部に空間の扉が現れるとそこからコウジが出てきた。

 

コウジ:ここが、四ツ葉町か。ここにフレッシュプリキュアってのがいんのか……。

 

辺りを見回してみると野外ステージの端にいるドーナツ屋をしてるワゴン車を目にした。

 

コウジ:ドーナツ屋か…。たしかのぞみが言うにはこの町で有名なドーナツ屋なんだったけか?まあ、いいや。食ってれば、タコカフェのようにすんなり会えるだろうし。

 

コウジはさっそく剃そるでそのドーナツ屋へ向かうと、サングラスを掛けた男性に声を掛けた。

 

コウジ:すいやせ~ん!ドーナツ10個下さい! ✋

 

カオル:あいよ~!ドーナツ10個ね!

 

サングラスを掛けた男性はガラスケースからドーナツを10個取り出すとそれらを袋に入れる。

 

カオル:はい、ドーナツ10個ね! 

 

コウジは袋を受け取り、傍にあるテラス席へと座る。

 

コウジ:ほぇ~、中がハートのドーナツか。結構凝ってんのな。  

 

カオル:そりゃあ、なんたってカオルちゃん特製幸せを運ぶドーナツだからな!グハッ!#(^◇^)♯

 

コウジ:へぇ~。  でもまあ、美味いからいいや。

 

ラブ:でしょでしょ?カオルちゃんのドーナツ、最っ高においしいんだから! 

 

するとそこに茶色いツインテールをした少女が声を掛けてきた。

 

コウジ:まあ、でしょうな。さっきのぞみから四ツ葉町のドーナツ屋はすンごく美味いとこだって聞いたから。

 

カオル:いやぁ~…、そこまで言われるとおじさん照れちゃうな!グハッ!#(^◇^)♯

 

美希:ん?「のぞみ」ってもしかしてプリキュア5の…?

 

コウジ:ああ、そうそうそう!その子から聞い…… って、え? ❔

 

フレッシュプリキュア一同:ん? ⁉️

 

青い髪の女の何気ない問いに答え始めたコウジだが、突如彼女の言葉が気になり出し、一旦話を辞めるとともに青い髪の女の方へと向く。それと同時に、その隣にいる仲間たちもコウジの答えが気になり一斉にコウジの方に注目が集まった。

 

コウジ:何で、のぞみがプリキュアだって知ってんだ? 

 

ラブ:そういうあなたこそ、何で知ってるの?  

 

コウジ:そりゃあ、さっきナッツハウスで聞いたから!

 

美希:さっきナッツハウスで聞いたって…。ここからナッツハウスまで随分距離あるわよ!? 

 

コウジ:そりゃあ、ドアドアの実の能力を使ったからな。

 

祈里:ドアドアの実の能力?

 

コウジ:ああ、これだよ。 ガチャ!

 

そういうとコウジは何もない空間にドアを作り出し開けてみせた。すると同時に少し離れた場所に空間のドアが開いた。

 

瞬:何もないところからドアが!?  

 

カオル:へぇ~、すごいねぇ~! 

 

コウジ:ウチは悪魔の実の能力者なんだ。つまり、悪魔の実という果物を食ってこの能力を手にしたんだ。

 

祈里:へぇ~、そうなんだ。 

 

コウジ:んで、ウチ思うんだが…。あんたらもしや、プリキュアか?

 

コウジがそう問いかけると彼女たちはギクリとした。

 

ラブ:ウォウ…!   い、いきなり何を!?

 

コウジ:いや、だってプリキュアの正体って知られちゃいけねぇんだろ?なのに何でのぞみがプリキュアだって知ってるんだ?

 

美希:あ、いや…その…。  あぁ、でもそれを知ったからって私たちがプリキュアだとは限らないんじゃないの?

 

コウジ:いや、他にも理由があるウェ?その服の色も気になるし…

 

フレッシュプリキュア一同:服の色!? 

 

コウジ:まあ、さっきナッツハウスで見た時、のぞみたちの髪と服装がなんかプリキュアの色と特徴的だったんでな。ウチの見解だと、お前らの着てる服見てるとなんかプリキュア感漂うんだが…。

 

ラブ:え?あ…、そ、そうなのかな? 

 

祈里:た、たしかに私たちのジャージ服って、かなり統一した色になってるけど…。 

 

コウジ:特にプリキュアってのはピンクを基調とする人が必ずと言っていいほどいるし。それに何故か、妙な子パンダとフェレットみたいなのがいるし。

 

フレッシュプリキュア一同:えぇっ!?  

 

みるとそこにはパンダの赤ちゃんのようなものが宙に浮かびながら、コウジが開けたエアドアの中を潜っていた。その隣には人語を喋るフェレットが同行していた。

 

シフォン:キュア~! 

 

タルト:へぇ~!こりゃ、おもろいな~!これ、ここの空間と向こうの空間が繋がいよる!

 

祈里:あははは……こ、これはもう隠しようがないわね…。 

 

せつな:そうね…、まあでも、今は平和になってることだし、隠す必要もないんじゃないかしら?

 

美希:うん。それもそうね。

 

ラブ:それにしてもすごいよね~!  私たちがプリキュアだってわかるなんて!もしかしてあなた探偵さん?

 

コウジ:いや?海賊だけど?

 

瞬:海賊?

 

コウジ:あぁ、そういやぁ、自己紹介がまだだったな。ウチの名は海賊大戦士・マスターコウジだ。

 

カオル:海賊大戦士・マスターコウジ…?なんかどっかで聞いた名だなぁ…。

 

コウジの名を聞いてカオルは意味深にコウジを見つめ始めた。

 

ラブ:へぇ~、コウジって言うんだ~!あたし、桃園ラブ。んで、こっちが妖精のシフォンとタルト。

 

タルト:どうぞ、よろしゅうな!

 

シフォン:きゅあ~! 

 

美希:私は蒼乃美希。そしてこちらがせつなとブッキー。

 

祈里:山吹祈里です。

 

せつな:東 せつなよ。よろしく。

 

隼人:ドーナツブラザーズの西 隼人だ!なんならウエスターとも呼んでいいぞ!そして同じくドーナツブラザーズの南 瞬だ!こっちもサウラーと呼んでくれても構わないぞ!

 

瞬: いやちょっと待て!勝手に決めないでくれ。百歩譲って呼び方はよくても、そんなくだらないチームに入った覚えはないぞ! 

 

隼人:くだらないとは何だ!?瞬!!   

 

タルト:兄弟の言うとおりや!全国のドーナツファンの皆様に土下座しぃや!  

 

瞬:何でだよ……?Ill  

 

コウジ:ドーナツブラザーズ?

 

隼人:そうさ!俺たちはドーナツを愛し、ドーナツのために尽くし、ドーナツとともに生きる!それがドーナツを愛して止まない者たちの宿命なのだ!!( 皿 )”✊”

 

タルト:そういうこっちゃ!!( Λ )”✊”

 

 ゴオオオォォォ~~~!!

 

隼人とタルトの背後には大きな炎が燃え上がった。

 

瞬:ふん…。本当、ばかばかしいったらありゃしない! ☕︎

 

タルト&隼人:何ぃ!? (▼皿▼) 

 

コウジ:なんかルフィたちが好きそうグループだな。(・~・) 

 

ラブ:ルフィって?

 

コウジ:ウチの船長だよ。モンキー・D・ルフィって言うんだ。

 

祈里:へぇ~、そのルフィって人もドーナツが好きなの?

 

コウジ:ん~…まあ、基本的あいつは食い物ならなんでも好きだよ。まあ、好物としては肉だけど。

 

隼人:それなら俺も肉は大好きだ。 

 

タルト:まあ、実を言うとワイもや! 

 

コウジ:いや、お前らドーナツを愛して止まないんじゃ?

 

カオル:細かいこと気にするな!グハッ! 

 

隼人:そうそう!気が合えばいいんだ、気が合えば! 

 

 

カオル&タルト&隼人:ガハハハハ! 

 

 

 

コウジは思った……

 

 

こいつら絶対気が合いそうだな……。 

 

 

 

ラブ:それにしてもすごいよね~!  ドアドアの実だっけ?

 

ラブはコウジが作ったドアを見て出たり入ったりして楽しんでいた。

 

コウジ:ああ、至る所にドアを作りどこでも移動出来る能力・ドアドアの実。壁に手を当てればドアとして開くことが出来たり、空間にドアを作ることで別のエリアや異次元へと繋いだりすることも出来る。

 

美希:へぇ~、まるで「どこでもドア」みたいなものなのね。 

 

コウジ:まあな。

 

せつな:なんかアカルンの機能と似てるわね。

 

コウジ:アカルン?

 

せつな:これのことよ。

 

せつなはハートの形をした赤い鍵のようなアイテムをコウジに見せる。

 

せつな:これをこのリンクルンっていうアイテムに繋げて使うことで好きな場所に瞬間移動することが出来るのよ。

 

コウジ:マジか!?スゲぇな!! (゜Д゜;) え?でもこれってプリキュアならではってことなのか?

 

ラブ:うん、そうだよ。ちなみにそれはせつなならではの機能なんだ。あたしのはピルンって言ってね。日用品やスポーツ用品などのアイテムを出すことが出来るんだ。ほら、こうやって…

 

そういうとラブはピルンでリンクルンを手帳のように開くとその中にある青いローラーを横にスライドさせる。

 

ポン!⚾ 

 

するとラブたちの目の前にボールが出てきた。

 

ラブ:ほら、こんなふうに!

 

コウジ:スゲぇな、それ!! ❗ 道具がタダで手に入るんか!?

 

美希:あたしのはブルンっていうのよ。自分の好みの服の着せ替えが出来るのよ。

 

コウジ:それもスゲェー!! ✨(◎□◎;)✨

 

祈里:私のはキルン。動物との会話が出来るのよ。

 

コウジ:あぁ…、それはまあ…。(・_・)

 

祈里:あ、あれ?なんか私のだけ反応薄いような…? 

 

コウジ:え?あぁ、すまん…。  そいつはウチの能力でも出来るからさ…。 でもまあ、たしかにすごいけど、な~んか戦闘向きの機能じゃない気がすんだよな?(-_-;)❔

 

タルト:う~ん…まあ、その機能に関しては戦闘用ゆーよりシフォンの子守用の機能ゆーのが正しいな~。

 

コウジ:な~る。シフォン専用育児機能っていうわけか。

 

タルト:そういうこっちゃ!

 

コウジ:ふぅ~ん。(こりゃあ、改造する余地がありそうだな…。) 

 

コウジは顎に手をやりながらそう思っていた。

 

せつな:そういえばコウジはここへ何しに来たの?

 

コウジ:え?あぁ、何しにってそりゃあ、プリキュアの技を習得するためにだよ。

 

美希:ん?プリキュアの技を…?(・_・?)

 

コウジ:ああ。ウチは違う世界を回ってその世界の技を手に入れて強くなるのがウチの趣味であり、海賊としての野望なんだ。

 

隼人:へぇ~、なるほどな!

 

瞬:だが、プリキュアの技を手に入れると言ってもそう簡単に手に入るものなのか?

 

コウジ:それは大丈夫だ。キュアキュアの実の能力さえあれば可能だ。

 

せつな:キュアキュアの実?

 

コウジ:プリキュアの能力を全て使用することが出来る能力だ。

 

祈里:プリキュアの能力を全てって…?

 

コウジ:まあ、キュアブラックやキュアホワイトを始め、ルミナス…、ブルーム…、イーグレット、ブライト、ウィンディ、ドリーム、ルージュ… まあ、なんでも…!

 

ラブ:へぇ~、そんなのもあるんだ!! 

 

美希:でも本当にプリキュアの能力ちからが全部使えるなんて出来るの?

 

コウジ:まあ、プリキュアの名前わかりさえすれば出来る。まあ、少しやってみると…

 

そういうとコウジは野外ステージの上へと向かった。

 

コウジ:“ブラック”・“ホワイト”!

 

するとコウジの両腕にキュアブラックとキュアホワイトの袖が現れた。

 

ラブ:腕がブラックとホワイトに!? 

 

そして、コウジは両腕を真上に掲げると叫んだ。

 

コウジ:ブラックサンダー!ホワイトサンダー!

 

すると黒と白の雷が現れ、コウジのそれぞれの腕に落ちた。2つの雷のエネルギーがコウジの体に溜まっていく。

 

コウジ:行くぞ!プリキュア・マーブルスクリュー!

 

コウジは両手を上斜め前に突き出す。するとコウジの掌から2つの雷が重なった螺旋状のビームが放出された。

 

コウジ:まあ、こんな感じだ!

 

ラブ:お~!!   すご~い!ねぇ?今の見た?

 

美希:ええ。本当、完璧ね!

 

ラブたちはコウジが放ったマーブルスクリューを見て一斉に拍手をした。

 

コウジ:まあ、出来る技はこれだけじゃねぇぞ?

 

その後もコウジはこれまでに習得したブルームとイーグレットの技からプリキュア5までのいろんな技をラブたちに披露した。

 

コウジ:プリキュア・レインボーストーム! 

 

 

 

 

コウジ:ルミナス・ハーティエルアンクション!

 

 

 

 

コウジ:プリキュア・ツインストリームスプラッシュ!

 

 

 

 

コウジ:プリキュア・シューティングスター!

 

 

 

 

コウジ:ミルキィローズ・ブリザード!

 

 

 

 

コウジ:プリキュア・レインボーローズ・エクスプロージョン!

 

 

 

 

美希:こ、これはもうすごいとしか言い様がないわね。どの技もほぼ完璧に出来てるわ…。 

 

祈里:しかも、エキストリーム・ルミナリオとかレインボーローズ・エクスプロージョンとかってあれ、合体技よね?それを1・人・だ・け・で出来るなんて……。 

 

コウジ:どうよ!スゲェだろ? ✴

 

ラブ:うん、もう完璧だよ!ブラックたちの技をここまで出来るなんて!

 

コウジ:まあ、このキュアキュアの実がありゃぁなんてこともねぇさ!ただ、これを使用するにはプリキュアの名前を知る必要がある。

 

タルト:せやから、ワイらに会いに来たってわけやな。

 

コウジ:そういうこった!まあ、ウチの能力はまだまだこれだけじゃねぇけどな。

 

瞬:コウジはその悪魔の実というのをいくつぐらい食べたんだ?

 

コウジ:いや、1個だけだよ。ってかそもそも悪魔の実なんて一生涯に付き1個しか食えねぇから。

 

隼人:え?そうなのか?  ってことはもう1個食べたらどうなるんだ?

 

コウジ:体が跡形もなく吹き飛んで死ぬ。

 

フレッシュプリキュア一同:し、死ぬ!? (◎Д◎;)

 

隼人:そ、そうか…。それは恐ろしいな…。  

 

カオル:まあ、欲張って食べなきゃいいことだな。

 

コウジ:まあ、そういうことだな。

 

美希:だとしたらコウジは何故2つもその能力を持ってるの?

 

コウジ:あぁ、いやまあ…、2つだけじゃねぇんだけども…。まあ、いいや…。ウチが食った実はタシュタシュの実、この世の全ての悪魔の実の能力を全て使用出来る能力なんだ。

 

ラブ:ぜ、全部!?  ❗

 

せつな:この世の全てって、悪魔の実っていくつぐらいあるの?

 

コウジ:ん~…、だいたい数百個以上かな?

 

祈里:100個以上!?そんなにあるんだ!?  ❗

 

コウジ:ああ。なんだったらこれやるよ。 

 

コウジは分厚めの本を取り出すとラブたちに差し出した。

 

ラブ:ん?「新・悪魔の実図鑑」?

 

ラブはコウジから受け取り、本を開いてみる。そこには悪魔の実と見られる果物のようなものがいくつか描かれ、そのことについて簡潔に記されいた。

 

ラブ:へぇ~、これが悪魔の実か~。 

 

せつな:どれもみんな変わった形をしているのね。 

 

美希:しかも結構いろんな種類があるのね。

 

祈里:ニキュニキュの実に、イヌイヌの実… あっ!スベスベの実っていうのもあるんだ。

 

美希:え?どこどこ?

 

祈里:ここ。 

 

ラブ:あ、本当だ。え~…、なになに?「スベスベの実 美肌人間 この実を食べると肌がスベスベになり、いかなる攻撃を受けても一生肌が傷つくことはない。」だって!

 

コウジ:ああ。スベスベの実は皮膚による摩擦をゼロにすることが出来て、どんな攻撃をも滑らせて無効化することが出来んだ。

 

美希:へぇ~、そんな悪魔の実もあるのね。是非試して見たい能力かもね。

 

コウジ:ただ、悪魔の実の能力者には一つしか食えない事の他にもうひとつ唯一共通するある弱点があるからな。

 

瞬:弱点?

 

コウジ:ああ。悪魔の実は能力と引き換えに一生カナヅチになってしまうんだ。

 

フレッシュプリキュア一同:カナヅチ!? 

 

ラブ:え?ってことは…

 

 

 

―ラブの脳内イメージ―

 

 

 

 

      …トン!テン!カン!トン!テン!カン!

 

 

 

 

―脳内イメージ終了―

 

 

 

美希:ちゃうちゃう!(-_-;) カナヅチっていうのは泳げない人のことよ。つまり、一生泳げなくなるってことよ。

 

ラブ:へぇ~、そうなんだ。だったら心配ないね、あたしもともと泳げないから!  

 

祈里:いや…、自慢するほどじゃないと思うけど…。 

 

コウジ:まあ、けどこれただ泳げなくなるだけじゃねぇかんな。「海に嫌われて」だから海水に手や足を入れただけでも全身から力が抜けてしまう程らしいし。

 

せつな:それじゃあ、一生海で遊べないってこと?

 

コウジ:うん。まあ、プールもだけど。

 

ラブ:う…。(-_-;Ill) それはそれでなんか嫌だな…。

 

コウジ:まあ、ウチはねぇけどな。

 

タルト:え?何で?

 

コウジ:ウチはもともと呪いや毒に強い体質だから。悪魔の実の呪いが効かないんだ。

 

祈里:へぇ~、そうなんだ。 

 

コウジ:ま、何でもありの大海賊の世界だからな。何があったって不思議じゃない。

 

ラブ:大海賊の世界か…。冒険満載の世界なんだね。

 

コウジ:そりゃ海賊ですから!

 

美希:コウジはその世界の中で1番有名な海賊って知ってるの?

 

コウジ:1番有名な海賊?伝説の海賊王なら知ってるけど?

 

せつな:伝説の海賊王?

 

コウジ:ああ。その名もゴール・D・ロジャーという海賊だ。

 

タルト:どういう人なんや?

 

コウジ:ロジャーは唯一最果ての地・ラフテルに辿り着き、全ての海を制覇した男だ。

 

ラブ:へぇ~。 

 

コウジ:そして、ひとつなぎの大秘宝・ワンピースをそこに埋め、大海賊の時代の幕開けをした男とも言われている。

 

美希:ひとつなぎの大秘宝・ワンピースか…。

 

祈里:なんだかすごそうなお宝ね。

 

コウジ:そりゃあなんせ、その価値60億ぐらいあるっていう程のものだからな。

 

ラブ:ろ、60億!?    え?ちょ、ちょっと待って!?てことはドーナツが数百個以上食べられるってこと?

 

タルト:ほんならドーナツブラザーズの名もどんどん大きゅうなるかも知れへんな。

 

隼人:そうなったら高級マンションとか建てて…

 

隼人とタルトはにんまりしながら高級マンションで優雅にジャグジーや高級食材を堪能する自分たちを思い描いている。

 

隼人&タルト:アハハハハハハ…。  あぁ、いいなぁ~…/ええなぁ~…。  

 

瞬:勝手にやってろ…! ☕

 

コウジ:プリキュアのリーダーってのはみんなこうなのか…? 

 

せつな:え?みんなって?

 

コウジ:うん。なぎさや咲、プリキュア5たちにもワンピースの話したんだが、なぎさ、咲、のぞみの発想もそれと似た考えだったんでな…。  たしか…なぎさはタコカフェ食べ放題、咲はPANPAKAパンの貸し切り、のぞみはバーベキュー食べ放題、だったかな?

 

祈里:ア…ハハハ…そ、そうなんだ…。 

 

美希:まあ、なぎさとのぞみの理想はいいとしても、咲の理想が自分の店の貸し切りって…。(-_-;)

 

瞬:それにしても大秘宝・ワンピースか…。そういえばラビリンスでそういう情報あったな。

 

コウジ:ラビリンス?

 

せつな:私やサウラーやウエスターが住んでいる並行世界のことよ。

 

コウジ:ふぅ~ん。

 

サウラー:んで、その「ワンピース」という宝は富や名声・力を手にすることが出来、もし誰かがそれを見つければ世界がひっくり返ると言われてるらしいんだ。

 

コウジ:あんた、結構詳しいこと知ってんのね。

 

サウラー:ラビリンスは街全体がコンピュータで管理されている、いわば未来都市みたいなものだ。だから、ここの世界のことはもちろん、こことは違う別世界のことなど全ての情報が詰まってるんだ。

 

コウジ:なんだか天神王国インペリスみてぇだな。

 

ラブ:へぇ~、世界をひっくり返すお宝か~…。一体どんなものなんだろう?

 

せつな:「ワンピース」っていうお宝はそのラフテルってとこに埋めたのよね?

 

コウジ:ああ、その頃のロジャーの体は不治の病に侵されていて自分の体があまり長くはもたないことを悟ったんだ。そこで次の若い世代に譲ったんだとさ。けれどワンピースが眠っているラフテルってのはいくつか条件があるらしくてな、普通の航海じゃ辿り着けねぇらしいんだ。

 

祈里:条件?

 

コウジ:さあな。ウチもラフテル行ったことないんでな。ラフテルに行ったことがあるのはロジャーとその仲間たちだけらしいし。

 

カオル:つまり、その条件っていうもんをクリアしていけばそのラフテルってのに辿り着けるってわけだな。

 

ラブ:そして、そのお宝をゲットすれば海賊王!なんかいいよね~!  

 

タルト:せやけど、さっきコウジがやったドアドアの実とかゆう悪魔の実を使えば簡単にそのラフテルっちゅうとこへ辿り着けるんやないんか?

 

コウジ:いや…、まあ、たしかに辿り着けないことはねぇが、それじゃあ海賊やってる意味ねぇだろ?

 

ラブ:そうだよ!ドーナツを富士山のようにてんこ盛りに買えちゃう程のお宝を探すのにそんなに簡単に手に入ったらつまんないじゃん!

 

祈里:ど、ドーナツをてんこ盛りって…。 

 

美希:全く…、この子の頭ん中見てみたいわ…。(-_-;) 

 

コウジ:でもまあ、ウチは海賊王ってのには興味はないけどね。

 

せつな:え?そうなの?

 

コウジ:まあ、ウチには金かねや金きんを自在に出せる能力、カネカネの実やゴルゴルの実などがあるから別にお金には困んないんだよね。

 

フレッシュプリキュア&ラビリンス一同:マジッ!?  

 

コウジ:ああ、このようにな!   

 

そういうとコウジはそれぞれの手から10枚分くらいあるお札と金塊を出してみせた。

 

隼人:うぉわっ!!スゲ~!本当に出やがった!! (゜Д゜;)

 

ラブ:うん!本当、すごいよ! 

 

瞬:一応確認なんだが、これって出せる量って決まってるのか?

 

コウジ:いや?無限だけど。

 

瞬&美希&祈里:む、無限!?  

 

ラブ&タルト&隼人:ま、マジっすか!?  

 

コウジ:そりゃあ、悪魔の実に不可能はねぇからな。ちなみにこのカネカネの実ってのはお札やコインはもちろんのこと、外貨や違う世界のお金だって出せんだ。もちろんいくらでも。

 

ラブ&祈里:ほ、ほぇ~…。(・д・;)

 

美希:なんだか経済的に完璧な能力なのね。

 

コウジ:まあ他にも自然同化能力とか動物変身能力、あと食い物系やアート系とかもあるよ。

 

ラブ:食べ物系もあるの!? ✴

 

シフォン:きゅあ~!? 

 

コウジ:ああ、このようにな!

 

そう言うとコウジはボールを手に取るとそれをスイカに変換させた。

 

祈里:ボールがスイカに!? 

 

コウジ:ほい! 

 

ラブ:おぅわっ!!  

 

コウジはラブにスイカを投げ渡した。

 

ラブ:うわ…重っ!?これもしかして本物のスイカ!?

 

美希:え?どれどれ? ✊ゴンゴン! あら本当!結構しっかりのね。

 

コウジ:今のはククククの実。どんなものでも食い物に変換することが出来る能力なんだ。

 

カオル:ほぇ~…、すごい能力だね~! ✨

 

せつな:味はどうなってるのかしらね?

 

祈里:だったら試しに食べてみない?

 

ラブ:そうだね!んじゃ、カオルちゃんお願い!

 

カオル:よし、わかった!このおじさんに任せとけ!ぐはっ!!

 

カオルはラブからスイカを受け取るとカオルはスイカをワゴン車にあるまな板の上に置いた。そしてそのスイカを包丁で真っ二つに切った。

 

カオル:ほほ~…、こりゃあ見事にしっかりとしたスイカだな。 

 

ラブ:うわ~!!おいしそう!!  

 

せつな:本当ね。身がしっかりと引き締まってるわね。 

 

カオル:ほい!出来たぞ!

 

カオルは4つのスイカ8等分を1つの皿に入れてラブたちに差し出した。ラブたちは8等分のスイカをそれぞれ手に取って食べ始める。

 

ラブ:それじゃあ、いっただきま~す!パクッ!( ̄~ ̄)モグモグ… うわ~!!甘~い! 

 

美希:本当!この甘さもこのシャキシャキ感も完璧ね!

 

祈里:うん!これがまさかあのボールだったなんて思えないわ。

 

コウジ:そう?なら良かった。ちなみにこの能力では他にも木の棒に風を巻き付ければフワフワの綿あめが出来るし、木や石なども食い物に変えることが出来んだ。まあ、これの他にも一定の食材を自在に操る能力もあるんだがな。餅を操るモチモチの実だとかビスケットを操るビスビスの実だとか…

 

タルト:なるほどな。確かにそんな能力ものがあれば食うにも困らへんってわけやな。

 

コウジ:まあ、そういうこったな。まあ、悪魔の実ってのはほぼ戦闘向きのが多いんだけども… まあ、ちと話を戻すけどロジャーってのはウチにとって父親みたいなものなんだ。

 

祈里:父親?

 

コウジ:まあ、父親っつっても血は繋がってねぇけど…。

 

ラブ:コウジのお父さんってどういう人なの?

 

コウジ:え?いや、ウチにお父さんもお母さんもいねぇけど?

 

ラブ:え?いない!?

 

コウジ:うん。まあ、ウチは天神王国インペリスにある神樹という木から生まれたからな、親がいないってのは当然かもな。

 

瞬:え!?君、天神インペリストだったのか?  

 

瞬はコウジの「天神王国インペリス」という言葉を聞いて、まるで驚いたかのように聞いた。

 

コウジ:え?あぁ、知ってるん?(・_・)

 

せつな:ええ、天神王国はラビリンスの中でも有名よ。かつてメビウスが天神王国の説をもとにしてラビリンスを支配していた。

 

美希:ふぅ~ん、メビウスが手本にするほどの国か…?

 

祈里:それってどういう所なの?

 

瞬:データによると天神王国インペリスというのはありとあらゆる世界を生み出し、それらの世界を全て管理する異世界管理国家なんだそうだ。

 

タルト:「ありとあらゆる世界を生み出し、それらの世界を全て管理する」…か。

 

ラブ:へぇ~、まるで神様みたいな国なんだね。

 

コウジ:でも、その説、ちょっと違うぞ。

 

せつな:え?違うって?

 

コウジ:たしかに天神王国あそこには様々な世界が生まれるけど、実際生み出してるのは「神樹」という木から成る「世界の宝玉」という実から勝手に世界が生まれるだけであって、それをただ単に保管してるだけだぞ?まあ、遊び半分にその世界に行って好き勝手やったり、世界と世界を勝手に合体させたりするやつもたまにいるけどな。まあ、好き勝手の方はウチもそうなんだが…。

 

隼人:ほぇ~、そうなんか。世界管理国家といっても別に世界を我が物顔で支配してるわけじゃないんだな。

 

コウジ:そりゃそうでしょうよ!まあ、ラビリンスってのがどういう所なのか知んねぇけどさ…、もし天神王国が全世界を支配なんかしてんなら「ONE PIECE」もここもそのラビリンスと同じふうになってるべ? 

 

せつな:そう言われるとそうね。

 

ラブ:あれ?ワンピースってロジャーっていう人が埋めたお宝のことだよね…?

 

コウジ:ああ。だから天神王国では「ワンピースのある世界」または、「ひとつなぎの大秘宝・ワンピースを巡る大海賊の世界」てことでその世界の名を「ONE PIECE」と名付けたんだ。

 

ラブ:へぇ~。じゃあ、ここは?

 

コウジ:そこは「プリキュア」だろ。まあ、それかここのチーム名でいうと…たしか…「フレッシュプリキュア」だっけか?そういう名がつくかもな。

 

タルト:う~んまあ、「プリキュア」ゆうても「ふたりはプリキュア」とか「プリキュア5」てのもあるからな。まあ、ひとまとめで言えばもしかすると「プリキュア」か「プリキュアオールスターズ」かになるんやも知れへんな…

 

コウジ:まあ、ウチもこの世界がこんなに拡大してるとは思わなかったからあんまカタログ見てねぇんだよな…。

 

祈里:カタログ?

 

コウジ:うん、天神王国にある聖光図書館ってとこにいろんなな世界のことが記されている百科事典みたいなもんがあるんだ。

 

美希:へぇ~、いろんな世界の大百科ね…。どんなのが載ってるの?

 

コウジ:う~んまあ…、そのある世界に存在するアイテムや場所、人物や歴史など結構きめ細かに書かれてんだ。

 

祈里:コウジはその百科事典を作ってる人が誰なのか知ってるの?

 

コウジ:いや、どうも世界の宝玉から新しい世界が生み出されると同時に勝手になるらしいよ。もしその世界が成長・発展すればそのカタログも勝手に更新されていくらしいし。

 

美希:ふぅ~ん。でもなんで「カタログ」?

 

コウジ:う~んまあ…、なんとなくかな? 

 

ラブ:へぇ~…。で、コウジはそれで調べたりとかしたことあるの?

 

コウジ:まあたまにね。実際そこの世界へ行ってもよくわかっていなかったり、覚える技の内容が短期間だけでは容易ではなさそうな時とかした場合はカタログにデタデタの実を使って調べたりはしてるよ。

 

せつな:デタデタの実?

 

コウジ:カタログなどの図鑑だとか新聞、写真、実物などのあらゆるものに触れることでそのものの情報データを得ることが出来る能力なんだ。

 

ラブ:へぇ~…。

 

コウジ:たまにこれ使って技やその知識を習得したりすることはあるけど、ほとんどはこれを使って技を得てんだ。 ️‍ ️カッ!

 

コウジは目を写輪眼に変え、ラブたちに見せる。

 

美希:それは?

 

コウジ:こいつは「写輪眼」って言って、こいつを使って相手の技を見ることで簡単に盗むことが出来んだ。

 

隼人:マジか!?❗ そいつはすげぇ能力だな!!

 

コウジ:ちなみにこいつは忍術を使った技であって、悪魔の実の能力ではねぇんだ。

 

ラブ:えっ、忍術!?忍術ってよく忍者がこう…「ニンニン!」ってやるあれ?

 

コウジ:そうそう!前に「忍界」っていう忍者の世界へ行って、修行したことあるんでな。

 

カオル:へぇ~、じゃあちょっとその忍術ってやつを俺に見せてくれるかい?

 

祈里:うん!私も見てみたいかも! 

 

シフォン:きゅあ~!! 

 

コウジ:え?ああ、わかった。んじゃあ、ウチがよくやる忍術でいいかい?

 

一同:うん!

 

コウジ:うし、わかった!それじゃあ…

 

コウジは再び席を外し、野外ステージの中央へ向かった。

 

コウジ:影分身の術!

  ボンッ!

 

ラブ:うわっ!コウジの横にもう1人のコウジが出てきた! 

 

カオル:おそらくあれは分身だな。

 

        … ボンッ!ボンッ!ボンッ!ボンッ!…

 

その後も分身増え続け、気が付けばあっという間に野外ステージを埋め尽くすほどの人数になっていた。

 

コウジ:まあ、こんなもんかな?

 

タルト:ひょえ~!!コウジがあんなに!? 

 

コウジ:まあ、出せるのはまだまだ行けるけどな。

 

と言うとコウジは術を解く。すると約100体くらいの分身はその場から消えた。

 

ラブ:うわ~!!忍術を生で見るのって初めてかも! 

 

コウジ:まあ、これの他にも覇気や六式や北斗神拳などの武術や剣術や射撃なども使えるよ。

 

瞬: ほう、その多彩な技こそがコウジの武器ってわけだな。

 

コウジ:まあ、ウチはワンピースをも上回る万能戦士になることが夢だからな。

 

ラブ:へぇ~、ワンピースを超えるかぁ…。すごい夢だね! 

 

コウジ:そりゃあ、海賊ってのは夢や野望を大きく持つもんだからな! 

 

美希:そういえば、海賊って懸賞金ってのが憑きものよね?

 

ラブ:懸賞金?

 

コウジ:ああ、そうだよ。んまあ、ウチので良かったら見る? ほい。 ✋

 

コウジは神の袋インペリスホールから自身の写真が掲載されている手配書を取り出すとテーブルの上に置いた。

 

ラブ:あぁ、これか!たしかに海賊っていったらこれだよね。

 

コウジ:いや「海賊っていったらこれ」っつったって、これだけじゃねぇかんな? ✋ 

 

ラブ:わかってるって!  海賊船とその旗もでしょ?

 

瞬:それにしてもすごい桁数だな。こりゃ億超えてるぞ。  

 

瞬がコウジの手配書を見て驚いていると、コウジを除く一同は隼人と瞬の傍に集まり手配書にある懸賞金の金額を見た。

 

美希:一、十、百、千、万、十万、百万、千万… って、よ、45億!?  

 

祈里:本当だ!私、こんな高い桁数あまり見たことないかも。 

 

ラブ:え~っと…ドーナツで計算すると一体何個分になるんだろう?

 

せつな:もう、ラブったら…。  

 

タルト:海賊っちゅうのはここまですごいものなんか? 

 

コウジ:いやまあ、億越えの海賊なんてのは当たり前のようにちらほらいるけど、そんくらい行ってるやつってのは四皇とかの新世界レベルぐらいが主流かもな。

 

祈里:四皇?

 

コウジ:うん、いくつもの縄張りを所有してまるで皇帝みたいに君臨する力を持つ大海賊のこと。まあ、いわゆる海賊の四天王みたいなもんだ。

 

ラブ:へぇ~。  じゃあコウジもその中に入ってるの?

 

コウジ:入っとらん!縄張りなんて持ってねぇし、そもそもウチ船長じゃねぇから。

 

ラブ:え?そうなの? 

 

コウジ:それにウチがデビューしたての頃は20億ベリーだったし。

 

美希:に、20億!?  で、でも、それって他にもいるんだよね?

 

コウジ:いや、ウチ初。 ✋ まあ、いきなり20億になるのもそうだけどそもそも45億ベリーの賞金首なんてのもウチしかいねぇだろうし。

 

タルト:え?あぁ、ほうなん?ちゅうことはあんさん相当強いんちゃうか?

 

コウジ:そりゃあ海賊だもん!強いに決まってるでしょ!でもまあ、ウチの強さの理由についてはこの全種類の悪魔の実が扱えるタシュタシュの実の能力のおかげかな?

 

隼人:そういえばたしか悪魔の実ってのはほとんどが戦闘向きなんだったっけっか?

 

コウジ:ああ。中には一歩間違えば大惨事になりかねない最強クラスのものもあるからな。

 

ラブ:最強クラス…?例えばどんな?

 

コウジ:うんまあ、一つ挙げるならばメラメラの実やピカピカの実といった自然系の悪魔の実だな。

 

コウジはメラメラの実で、右手からまるで手が燃え盛るかのように炎を出す。

 

 メラメラメラ……

 

ラブ:うわわっ!!   コウジの右手に火が!

 

コウジ:大丈夫だ。これはメラメラの実で炎を纏ってるだけだ。能力を解けば…(フッ!)ほら、このとおり!

 

祈里:あっ、 ❗ 本当だ!火が消えた。

 

タルト:しかもコウジの右手、なんもなってへんで!

 

せつな:それがメラメラの実なのね。

 

コウジ:ああ。これは体を炎と化して操る能力なんだ。ただ炎の能力なために能力これを使っている時に何かに触れてしまうとその触ったものまで燃えちまうんだ。

 

美希:なるほど。自然を操る能力だから周りにも影響しやすいってことね。 

 

コウジ:そういうこった!こういう系種は他にも雷を操るゴロゴロの実だとか、気体を操るガスガスの実だとか、マグマを操るマグマグの実だとか結構あんだ。

 

ラブ:マグマグの実…。なんかすごそうな能力だね…。 

 

コウジ:こういった系種の悪魔の実のことを「自然系ロギア」と呼ぶ。

 

一同:ロギア…!(・_・)

 

はコウジが言った悪魔の実の系種の名を意味深そうに復唱するラブたち。

 

カオル:ってことは他にも系種があるのか?

 

コウジ:まあ、その他には動物の体質に変身する「動物系ゾオン」と自然系にも動物系にも当てはまらない摩訶不思議な能力を扱う「超人系パラミシア」の2種類があるけどな。

 

ラブ:へぇ~。 

 

コウジ:まあ、悪魔の実ってのはこの「自然系」、「動物系」、「超人系」の3つの分野に分けられるのが一般的だ。まあ、例外もあるがね。

 

ラブ:へぇ~。で、コウジのタシュタシュの実ってのはどの分野に入ってるの?

 

コウジ:こいつの系種は「混合系ミックス」と呼ばれてる。

 

美希:ミックスか…。なるほどね。自然系、動物系、超人系の3つの系種を一編に出来るからね。

 

コウジ:まあ、よく使ってんのは自然系か超人系だけどな。けど自然系の能力以外にも相当強い方だよ。まあ、それはその能力者が使いこなせるかどうかにある。プリキュアだってそうだろ?

 

ラブ:う~ん…、そうだね。  あたしも最初はとまどってたけど慣れてくるとだんだん使いこなせるようになってたもんね。

 

コウジ:まあ、このタシュタシュの実の能力もそうだけどウチが強い理由は他にもあるんだよね。

 

瞬:それは君が余所の所から会得した多彩な技だろう。

 

隼人:剣術に、武術に、覇気に…ってそういえば覇気って何なんだ? 

 

コウジ:覇気は体に秘められた潜在能力のことだ。長期的な修行と幾多の経験で会得することが出来んだ。

 

ラブ:へぇ~。その覇気ってのも見せてもらってもいい?

 

コウジ:ん?あぁ、いいよ。んじゃ、覇気の1つ覇王色の覇気ってやつを見せてやるよ。

 

そういうとコウジは一端目を瞑り、意識を高める。

 

コウジ:ふんっ! ((( )))カッ!

 

 

 ドクン!

 

 

 

一同:!!!!? (◎Д◎;)!?

 

そして目をカッ!と開くとともにラブたちに向けて覇気を放った。すると、突然ラブたちはとてつもなく強烈な力に感覚に襲われた。ただ、それはほんの一瞬の出来事だった。

 

ラブ:え…?何、今の!? 

 

美希:なんか今…一瞬背筋が凍ったような感じがしたような気が…!? 

 

せつな:ええ…、私も今そう感じたわ…! 

 

タルト:わいもや…!なんや…闇の力とは無関係みたいやねんけども…けど、ものすごいとてつもない力を感じるわ…!

 

シフォン:びええぇぇぇ~!!  

 

祈里:あ~…、よしよし~、怖かったね~。 

 

覇気を受けて泣き出すシフォンを腕に抱いて必死にあやす祈里。

 

隼人:だが、今のはすごい力だった…!  俺も一瞬何が起きたのかわからなかった…!

 

瞬:こいつが覇気というものなのか! 

 

2人もこの覇気にはさすがに驚きを隠せないようだった。

 

コウジ:あら~…、ハハハ…。  こりゃ、赤ん坊にはちとキツすぎたかな~?  まあでも、これを受けて泣き出すだけで済むなんて結構しっかりした赤ん坊なんだな。

 

祈里:え?

 

コウジ:普通、どんな猛獣でもこの覇気これを受けたらほとんど気失うのにな。これも妖精だからなんか?

 

美希:どういうこと?

 

コウジ:ああ、覇王色の覇気ってのは王の資質があるものだけが会得できる特殊な覇気でな。全身から発せられる特殊な気迫でどんな相手でも威圧することが出来んだ。

 

せつな:なるほどね。たしかに今のはすごかったわ。

 

ラブ:うん。あたしもなんだか一瞬意識飛びそうになっちゃったよ!

 

美希:そういえばさっき「覇気の1つ」とかって言ってたけど、他にもあるの?

 

コウジ:ああ。さっきやった特殊な気迫で相手を威圧する「覇王色の覇気」の他に、回避や察知能力を重視とした「見聞色の覇気」、そして攻撃力や防御力を高める「武装色の覇気」。全部で3種類あんだ。

 

祈里:へぇ~、覇気にも3種類あるんだ~。

 

ラブ:じゃあ、その2つの覇気も見せてくれる?

 

コウジ:ああ!ん~…、けど…、覇気ってのは戦闘にて発揮するもんだからどうせならその対象となるもんがいればいいんだけどな…。(・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ…

 

コウジは辺りを見回しながら独り言のように言った。

 

祈里:あ~、そっか…。でもメビウスとかのももう倒しちゃったしなぁ…。 

 

せつな:でもまあ、ナケワメーケがほんの少しだけまだ残ってるから、取って来れないってことはないけど…。

 

美希:でもだからってここで暴れさせるわけにはいかないでしょ?   他の人が巻き込まれる恐れもあるかも知れないし…。

 

コウジ:ナケワメーケって?

 

せつな:うん、私たちがメビウスって人に支配されてた頃に使っていた怪物よ。特殊なカードで召喚するの。

 

コウジ:ん? ❔ ちょっと待て?せつなってプリキュアなんだよね?

 

せつな:ええ、そうよ。今はね。でも昔はプリキュアの敵だったの。

 

コウジ:マジかよ!? 

 

せつな:でもラブたちといっしょにいたおかげで改心することが出来たのよ。

 

ラブ:いやぁ~…、照れますな~! 

 

コウジ:ほへぇ~…、そういうことあんのな…。  敵側にいた人が仲間プリキュアになれるなんて…。

 

祈里:そういえば咲たちの所もそうだったよね?

 

せつな&コウジ:え?/ん?咲たち? ❔

 

美希:あ~。たしか満と薫も最初は咲と舞と敵対してたんだっけ?

 

コウジ:おうぇっ!? (゜Д゜;) あの2人も元々敵だったん!?

 

ラブ:うん、でも咲たちのおかげで改心してプリキュアになったって…。

 

コウジ:うそ~ん!? (°□°;) 初耳だよ!?あいつらもプリキュアだったんか!?

 

祈里:いや、あの2人はプリキュアというんじゃなくて月の力と風の力の戦士じゃなかった? 

 

ラブ:でもあの2人キュアブライトとキュアウィンディの力が使えるからプリキュアといっていいんじゃないの?

 

祈里:う、う~ん…それはそうかもだけど…。 

 

コウジ:え?てこたぁ何だ?   プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュがダブルで放てるってことか?

 

コウジは思った……

 

 

 

なんか、それスゲぇな…! 

 

 

 

 

―大空の樹付近―

 

 

 

 

SplashStar一同:へぇっくしゅっ! 

 

咲:あれ?風邪かな?

 

舞:でも私たち4人同時に風邪を引くのってなんか変じゃない?

 

フラッピ:咲でも風邪引くラピ?

 

咲:ちょっと!それどういう意味?(-_-;) 

 

チョッピ:たぶんコウジがどこかで舞たちのことを噂してるチョピ。

 

薫:う~ん、それはあるかも知れないね。

 

満:コウジは今どこにいるのかしらね?

 

舞:今はもうフレッシュの方にいるんじゃないかしら?

 

咲:じゃあ、もうドリームたちの技も手に入れたってことだね!私たちのように戦ったのかな?

 

舞:う~ん…それはわからないわ。  コウジにはなんだか底知れない力みたいなのがあるみたいだったから、例え6人いたとしても勝てるかどうか…。 

 

咲:う~ん…  たしかに大地の力や大空の力もそうだけど月の力や風の力でさえも勝てない程だったしね。そもそも不死身だし…。

 

フラッピ:例えそうだとしてもそれ以上傷付けるような感じのような人じゃないから大丈夫ラピ!

 

舞:うん、それはそうね。あのコウジならそういうことしないはずだよね!

 

咲:そうだよね!大丈夫だよ、絶対!

 

そんな話をしながら外を眺める咲たちであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

コウジ:つーか、今プリキュア何人だ? ❔

 

ラブ:う~ん…せつながプリキュアになる前は13人だったから今は…

 

美希:14人ね。

 

コウジ:ま、マジかよ…!? (本当こんだけ増えたらプリキュア100人も夢じゃねぇぜ…!  )つーか満と薫もプリキュアなんだったら合計16人じゃねぇか!

 

祈里:う~ん…まあ、そうなるかもね。  でもあの時横浜にいた時はその2人いなかったから…

 

コウジ:しょうがねぇな…。   後でカタログで調べるとするか…。んで、ナケワメーケっていうもん取ってくんの?

 

瞬:ん~…ナケワメーケはラビリンスの中心部にある保管庫に厳重に保管してあるんだが…。 ➡️

 

隼人:アッハハハハ~……。 ➡️  

 

そう言った後、瞬は冷めた目で隼人に視線を送る。その彼から出る冷たい視線を受け冷や汗を流す隼人。

 

祈里:どうしたの?

 

せつな:うん。実はその保管庫にはね、コンピューターのセキュリティによって厳重に守られていて、簡単に開かないようになってるの。

 

瞬:メビウス滅亡後、誰かがそれを悪用することがないように僕が厳重に保管しておいたんだ。保管庫を開けるにはパスワードを入力する必要があるんだ。けれど… ➡️➡️➡️

 

隼人:➡️➡️➡️ (×皿×)  うぅっ…、痛い!サウラーからの冷たい目線がナイフのように突き刺さる~…!

 

美希:ウエスター、何かやったの?

 

せつな:うん、どうもこの人セキュリティシステムを壊しちゃったみたいなのよ。  

 

瞬:ああ、こいつの馬鹿力のせいでな!   

 

隼人:あぁ…、いや…、だから…カンフー映画のノリでああなっちゃっただけだから…! 

 

瞬:それでもやったのは事実だろうが!全く 、というせいもあって残念ながら今はナケワメーケが閉じ込められた状態になってしまっている。

 

せつな:まあ、おそらくは1ヶ月くらいかかるかもね。

 

ラブ:なんだか大変だね。 

 

瞬:全くだ。  

 

隼人:はい…、すいません…。 シュン…

 

カオル:まあ、失敗は誰にでもあるもんだ!ま、ドーナツでも食べて元気出せ!

 

隼人:おお~、兄弟~!  うん!うまい! (๑TڡT๑) やっぱり兄弟の作ったドーナツは格別だ~!

 

タルト:せやで、兄弟!どんな時でもわいらドーナツブラザーズが側におるで!

 

隼人:うんうん、そうだな!ドーナツブラザーズ万歳~!  ✋

 

こうして、またさらに絆が深まるドーナツブラザーズでなのあった…。

 

 

 

       ~ドーナツブラザーズ劇場~・―完―

 

 

 

コウジ:っていうか、そもそもこの広場でやりゃあ、例え人がいたとしても、2、3人程度なら軽く守れるだろ?

 

美希:う~ん…まあ、そう言われればそうだけど…ナケワメーケが使えないんじゃね…。 

 

せつな:もし使えたとしても、ここに対象となるものがあまりないしね。 

 

祈里:まあ、ベンチとか木とかならあるけど。 

 

コウジ:(こいつらの言い分からすると、ナケワメーケっつーのはおそらくコワイナーやホシイナーと同じ要領みてぇだな…。)

 

ラブ:あ!だったらさあ、私たちがコウジの相手になればいいんじゃないかな? ✋

 

美希:えっ?それってつまり、コウジと手合わせをするってこと? 

 

ラブ:うん!だってコウジは私たちプリキュアの技を盗むためにここへ来たんでしょ?だったらお互いやった方が早いよ!私もコウジの技見たいし、一石十・鳥だよ!  

 

タルト:それを言うなら「一石二鳥」や…。 ✋  石1個で10羽も捕れんやろ…。

 

コウジ:ウチは出来るけど……?

 

タルト:へ……?

 

美希:でも、その方がいいかも知れないわね。ウォーミングアップにもなるし。

 

コウジ:まあ、ウチは構わねぇが、さっきも言ったようにウチ結構強い方よ。昨日、咲たちとやって勝ったし。

 

ラブ:え?咲たちって満と薫も入れて? ❗

 

コウジ:いや、咲と舞の2人だけだよ。満たちがプリキュアだって知ったのは今なんだし… まあ、自慢じゃねぇけどウチの覇気を纏った拳でプリキュア・ツインストリーム・スプラッシュを破ったのは事実だけどね。  

 

タルト:え?それってたしかキュアブルームとキュアイーグレットの技やったよなぁ…。もしや、それを一撃で仕留めたと言うんやないやろな…?  

 

美希:いやいやいや、あの2人の技をそう簡単に打ち破るなんてねぇ~…!  いくらなんでもまさかそんな完璧すぎたことそうそうあるわけ…

 

コウジ:いや、あるけど…?

 

 

タルト&美希:あんのかい!✋ 

 

 

 

祈里:なんか一気に不安が押し寄せて来ちゃったような気が…。  

 

コウジ:まあ、他の手段なら一つあるけどね。

 

タルト:え?どんなのや?

 

コウジ:うん、この写輪眼による瞳術には他人の瞳から記憶のデータを読み取ることも可能なんだ。

 

タルト:ほぇ~、そんなのがあるんか。

 

祈里:でも記憶を見られるっていうのはちょっとね…。 

 

せつな:それにそれを使って私たちの技や強さがわかっても、コウジの覇気とかの技が見られないとなるのもね…。なんか残念というか…。 

 

ラブ:となればやっぱりぶつかっていった方がいいよ!だってあたしたち何度もぶつかって頑張って来たじゃない!

 

美希:そうね。いくら勝てない相手だからって怖じ気づいてたら、完璧とは言えないものね! 

 

祈里:そうだね。メビウスだって、フュージョンだってやっつけたんだから、コウジでも負けないって、私信じてる! 

 

せつな:私もコウジに負けないように精一杯がんばるわ! 

 

ラブ:そういうわけで、コウジ!あたしたちと手合わせを頼む! 

 

ラブたちはコウジに挑戦状を叩きつける。

 

コウジ:OK!その挑戦状呑んだ!ただし、挑戦状を呑んだからには全力でやってやるから覚悟しろよ? 

 

美希:のぞむところよ!  

 

コウジ:よし!んじゃあ、ここではなんだから場所を変えようや!

 

コウジとラブたちは席を離れ、野外ステージの中心部へと移る。

 

コウジ:ほいじゃ、お前らのプリキュア姿、見せて貰おうかな?

 

ラブ:よ~し!いくよ、美希たん!ブッキー!せつな!

 

ラブはそう言ってリンクルンを構える。

 

美希&祈里&せつな:ええ!!/うん!!

 

他のメンバーもリンクルンを構え、答える。

 

4人はそれぞれリンクルンにクローバー型の鍵を差し込み展開させるとその中にあるローラーを回した。するとリンクルンの画面がそれぞれの色へと光るとともに4人のヘアスタイルが解かれた。

 

ラブ&美希&祈里&せつな:チェインジ・プリキュア・ビートアップ!

 

ラブたちは超空間の中をそれぞれ走る・滑る・飛ぶ・泳ぐなどの動作をしながら飛び上がると髪やコスチュームなどが次々に変化していった。そして4人はそれぞれ地上へ降り立ち名乗り始めた。

 

ピーチ:ピンクのハートは愛ある印!  パンッ! もぎたてフレッシュ キュアピーチ!

 

ベリー:ブルーのハートは希望の印!  パンッ! 摘みたてフレッシュ キュアベリー!

 

パイン:イエローハートは祈りの印!  パンッ! 採れたてフレッシュ キュアパイン!

 

パッション:真っ赤なハートは幸せの証!  パンッ! 熟れたてフレッシュ キュアパッション!

 

ピーチ:Let's !

 

フレッシュ一同:プリキュア!

 

そして最後にチーム名を名乗ると、4人で一斉にポーズを決めた。

 

コウジはその4人を見て感想を述べた。。

 

コウジ:なるほど…。これがフレッシュプリキュアか…。…にしても、なんかスンゲェ~露出度の高いフレッシュな服装だな。 

 

ピーチ:え…!?あぁ…、いや…、そ、そう見える? 

 

パイン:なんだか改めて言われるとちょっと恥ずかしいような…。 

 

ベリー:そう?別にあたしは平気だけど…?

 

パッション:そうね。私も別に普通な気がするけど…。

 

パイン:いや、ベリーは元々モデルやってるし、パッションは黒いタイツ履いてるから平気なんだと思うけど… 

 

コウジ:んで…、お前ら一応聞くけど、「フレッシュプリキュア」で合ってんだよなぁ? 

 

ピーチ:え?うん…、そうだけど? 

 

コウジ:な~んかさっき聞いてたら「Let's プリキュア」って言ってた気がするけど…?

 

ピーチ:あ、あれ?そうだっけ?  あぁ…で、でも一応、あたしたちのプリキュア名は「フレッシュプリキュア」で間違いないよ! 

 

コウジ:ふぅ~ん、そうなのか!まあ、プリキュアの名前の方もちと気になるけどいちいち気にしてたら埒明かねぇからもう、いっか…! んじゃ、始めるとするとしよう!まあ、ルールとしてはウチ1人対フレッシュプリキュアの4人の無制限タイマン勝負。どっちかがKO負けしたり降参すれば試合終了。ただし、そちら側の変身が解除された場合も試合終了となり、ウチの勝ちとなる。異議はねぇか?

 

ピーチ:ううん、全然OKだよ!   

 

コウジ:よっしゃ!んじゃあ、お前らの実力、ウチに見せてくれ! 

 

コウジは親指で口と鼻のあたりをフッといじりながらそう言い放つ。

 

ピーチ:よ~し!みんな、行くよ!

 

ベリー&パイン&パッション:OK!

 

タルト:ピーチはん!みんな!がんばりや!  

 

シフォン:きゅあ~!!  

 

タルトや瞬たちはコウジとの戦いの様子をカフェの席から見ていた。

 

フレッシュ一同:はあああぁぁぁ~~!! 

 

ピーチたちはさっそくコウジのところへと向かい、パンチやキックなどの攻撃を繰り出した。それらの攻撃をすんでのところで躱すコウジ。

 

カオル:お~、やってるやってる! 

 

隼人:あいつら、戦いが終わったっていうのに相変わらずキレいいな!

 

タルト:そりゃあなんたってプリキュアやからな!  ダンスもそうやけど…。

 

瞬:ただ、あいつも底が知れないな…。

 

タルト&隼人:へ? 

 

瞬:よく見てみろ。あいつらがあんなに攻撃しているのに対し、やつは顔色1つ変えずに余裕で躱しているぞ。

 

隼人:そう言われればあいつ、あの場所からそれほど動いていないような…?

 

瞬:まあ、どういう能力を使ってるのかは知らないが、おそらく、やつは僕たちの想像をはるかに超える戦い方をするのだろうな…。

 

カオル:ほう…?未知なる戦いになるってわけかい…。こりゃあ、見応えのある戦いになりそうだ。

 

タルト:ピーチはん、みんな、ファイトや! 

 

余裕の表情で躱すコウジに対し、攻撃を続けるピーチたちを固唾に見守るタルトたち。

 

ピーチ:たぁっ! 

 

ベリー:はぁっ! 

 

パイン:やぁっ! 

 

パッション:えいっ! 

 

ピーチたちはその後も腕を休ませることなく、跳び蹴りやラリアット、かかと落としなどの攻撃が続いていく。一方、コウジはただしゃがんだり、少し横に移動したり、首を少し動かしたりするだけで攻撃をしたり返したりすることはなかった。だが、ピーチたち4人がどんなに様々な攻撃を仕掛けたとしても、攻撃が当たるすんでのところで全て・・躱されてしまい、戦闘が開始されてからここまでコウジの体に攻撃するどころか体に触れてさえも出来ていない。

 

ピーチ&パイン:プリキュア・ダブルキック!  

 

ピーチとパインの息を合わせた跳び蹴りを披露するが、またもやすんでのところでしゃがまれてしまい、不発に終わる。

 

ピーチ:くっ…、ダメだ…!!全然、攻撃が当たらない!

 

パイン:攻撃が当たらないどころか触れてさえもいないわ!?

 

ピーチ:くぅ~…!!  あともう一線行きそうなのにな~…!!

 

パッション:でも、これまでの攻撃も全部彼に読まれてしまってるわ…。 

 

ベリー:こうなったら…、一か八かよ!

 

そう言うとベリーはリンクルンからベリーソードを出した。

 

ベリー:それっ!

 

そして、それを真上に放り投げる。コウジはそれに吊られてベリーソードを見る。

 

ベリー:今よ!

 

ピーチ:OK!

 

ベリーの掛け声に返答したピーチはパインやパッションとともに後方へと回る。

 

ピーチ&パイン&パッション:プリキュア・トリプルパンチ!   

 

そしてピーチたち3人はコウジの背後から同時にパンチを繰り出した。

 

  ✋ゴ~ン!

 

だが、とっさにその後ろを振り向くと同時に掌で同時パンチを受け止められた。そしてその直後に彼の掌から衝撃波が解き放たれる。

 

ピーチ&パイン&パッション:うわぁ~!! 

 

ピーチたちはふっ飛ばされるが、空中で体勢を立て直し着地する。

 

ピーチ:な、何!?何が起きたの!? 

 

コウジ:あんたたちのやり方はわかってるよ! あのアイテムを囮に使って、背後から攻撃を仕掛けようって魂胆だろ?

 

パイン:えっ!?  

 

パッション:なっ!?  

 

コウジ:そんで、最後に「ベリーソードは囮だ!」とか言うんだろ?

 

と、コウジは得意げになってフレッシュたちの戦法を語り出した。

 

ベリー:あたしたちの完璧な作戦が全部筒抜けだったって事!?  

 

攻撃のシナリオを全部見透かされ、ベリーもこれにはさすがに驚きを隠せないようだった。

 

コウジ:言っておくが、今使ってるのは能力じゃねぇぞ? 

 

ピーチ:え?今のって悪魔の実じゃないの? 

 

パイン:ってことはこれってまさか…?

 

パッション:覇気?

 

コウジ:オフコース! ✨  ちなみに、開始直後からお前らの攻撃を回避出来たのは「見聞色の覇気」ってのを使ってたからなんだ。

 

ピーチ:見聞色の覇気…?

 

コウジ:見聞色の覇気っつーのは相手の気配を感じ取ることで、その行動を事前に先読み出来る力のことだ。まあ、いわゆる未来予知っつーやつ?

 

ベリー:なるほどね…。だから、あたしたちの作戦も事前に把握出来たってわけね。しかも完璧に…

 

コウジ:まあ、未来予知っつってもほんの10分程度が限界なんだけどな…。ちなみにこいつの特徴は他にも心を読んだり、敵の気配をいくつか感じ取ったり、命中率が上がったりと気配に関することなら何でも出来んだ。

 

パッション:へぇ~、意外と便利なのね。

 

コウジ:そんで、さっきのピーチたちによる同時パンチを返り討ちにしたのは、この「武装色の覇気」さ。こいつを使えば攻撃力や防御力を格段に向上させることが出来る。

 

ピーチ:へぇ~、そうだったんだ!

 

コウジ:よし、覇気も見せたことだし!ウチも行くとすっか!

 

ピーチ:来るよ、みんな!

 

ベリー&パイン&パッション:OK!/うん!/ええ!

 

ピーチたちは気を強く引き締めた。

 

コウジ:剃! シュン!

 

ピーチ:  !? (  ドッ…!)うわぁ!?

 

コウジは剃で加速し、ピーチに蹴りを放つ。いきなりの加速に反応が遅れたピーチは、コウジの強い蹴りを受け、客席の方まで吹っ飛ばされた。

 

 ドゴーン!

 

ベリー:ピーチ! (シュン!) はっ!?

 

コウジ:獣厳!

 

背後から来るコウジに気付いたベリーはとっさに振り向くと迫り来る彼のパンチを両腕でガードするが、思いのほかパンチの威力が重く、腕を交差したまま大きく吹っ飛ばされてしまう。

 

パイン:プリキュア・ヒーリングプレアー!

 

すると今度はパインがコウジに向けて、ダイヤ型の黄色い光線を放つ。

 

コウジ:鉄塊!

 

 どーん!

 

その黄色い光線はコウジに命中する。

 

パイン:やった!当たったわ! 

 

だがその直後、コウジは煙の中から真上に飛び上がる。

 

コウジ:嵐脚!

 

そして、足を素早く振り、パインに向けて真空波を放つ。

 

 ドーン!

 

パイン:きゃあ! 

 

真空波をまともに食らい、ダメージを受けるパイン。

 

パッション:だったら、これならどう?

 

パッションは自身の持つスピードを活かして間合いを取り、アカルンの瞬間移動でコウジの背後に回り、パンチを放つ。

 

パッション:はあっ!

 

シュン!

 

パッション: なっ!? 

 

シュン! 

 

パッション: ハッ!?

 

だが、彼の剃により攻撃は避けられ、逆に背後に突かれてしまった。

 

コウジ:一気にいくぜっ!六王銃!

 

   ドゴーン!

 

パッション:ぐはぁっ!?

 

コウジは両腕の拳を彼女の背中に押しつけると、その2つ拳から強烈な衝撃を放つ。背中から突き抜けるような強い衝撃を受けたパッションは地面に崩れ落ちた。

 

タルト:パッションはん!?

 

隼人:おいおいおいおい…!いきなりピンチかよ!?コウジが反撃に出てから1分ぐらいしか経ってねぇぞ!? 

 

野外ステージの外で見ていたタルトたちはその桁違いなコウジのパワーに唖然となっていた。

 

カオル:まさか、一筋縄ではいかないとは思ってはいたが、ここまで強いとはな…。

 

瞬:ああ、あのプリキュアをあそこまで追い詰めるとはな…。やはり、やつの強さは底が知れんな!

 

するとそこに赤い衣装を着た女の人が声を掛けてきた。

 

???:ねえ、ラブたちと闘ってるあいつって誰なの? 

 

タルト:あぁ、あいつはマスターコウジと言って…て、 ミユキはん!?いつの間に!? ❗

 

???:あぁ、今来たところよ?でも、なんか闘ってるから新たな敵でも現れたのかな?って…。

 

この女の人は巷で有名なダンスユニット「トリニティ」のリーダー、知念ミユキという人物である。

 

カオル:あぁ…、実はな、かくかくしかじか…

 

カオルたちはミユキに今までのことを話した。

 

ミユキ:そういうことだったのね。海賊大戦士・マスターコウジねぇ…。たしか特番であったわよね?

 

タルト:特番?

 

カオル:あ~!  ❗ 思い出した!たしか、都市伝説の特集だったかな?

 

瞬:あぁ、あれか!僕もそれテレビで観たことがあるぞ!

 

タルト:都市伝説…?あ~!はいはい!たしか…、あれは一昨日の夜やったっけか?

 

ミユキからの「特集」という言葉に何かを思い出すカオルたち。ただし、1人除いて…

 

隼人:と、都市伝説…?そんなのやってたか? 

 

瞬:お前はジム行って筋トレしてたから観てなかったんだっけな?

 

隼人:あ~、あの時か。 ❗ そんな情報番組やってたのか。

 

タルト:せやけど、その「都市伝説」の特番にマスターコウジのことなんてやってたかな?

 

カオル:おや?兄弟、あんたもその特番観てたんじゃなかったのかい?

 

タルト:いや~…、途中、シフォンが泣き出しよった事もあってあんまり見れへんかったんや…。 

 

ミユキ:あら、そうなの? 実はね…

 

ミユキはタルトたちにその特番でやってた「マスターコウジ」に関することを話し出した。

 

 

 

 

―一方、野外ステージ内では…

 

 

 

ピーチ:あ痛たた…。  みんな大丈夫?

 

美希:う、うん…、なんとかね…。

 

コウジの攻撃により倒れていたピーチたちだったがなんとか立ち上がる。

 

パイン:でも、あのコウジって人、これまでのよりもすごく強いわ…! 

 

パッション:ええ。スピードもパワーも桁違いだわ…。

 

コウジ:そう?でもこれウチ、実力の半分しか出してないべ?

 

ベリー:え!?実力の半分!? 

 

コウジ:うん。一応本気でやってるけど、まだ能力使ってねえしな。

 

ピーチ:えぇ!?   悪魔の実の力使ってなくてこれ!?

 

コウジ:まあ、今お前ら使ってんのは六式という体術だよ。目にも止まらぬ速さで俊足に移動する「剃」、まるでピストルのように速く、そして弾丸のように突く「獣厳」、んで、パインに放ったのが素早く空中を蹴ることで発生する真空波を放つ「嵐脚」、そしてパッションに使ったのは、大気を蹴ることで空中を移動する「月歩」と六式の最終奥義、「六王銃」さ。でもまあ、ウチにとったらこんなもんただのウォーミングアップに過ぎんけどな!

 

ベリー:これでウォーミングアップなの…!?  

 

パイン:覇気ならまだしも…体術だけでもこんなに手強いなんて思ってもみなかったわ…。 

 

パッション:けど私たちだって、こんなことくらいじゃ負けないわ!

 

ピーチ:うん!私たちの本当の強さ見せてあげる!

 

そういうとピーチはダッシュを仕掛ける。

 

ピーチ:やあ! 

 

そしてコウジに向かってパンチを放つ。しかし、…

 

ピタッ!   

 

コウジは中指1本でそのパンチを受け止めた。

 

ベリー:ピーチのパンチを中指で!?  

 

ピーチ:せい!やあ!たあ!     

 

その後もピーチのパンチやキックなどの連続攻撃は。だが、全て見聞色で見切られているため、どの攻撃も全てコウジに難なく躱されてしまう。それでも攻撃を辞めないピーチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

タルト:小泉学園ゆうたらなぎさたちがいる所やないか! 

 

隼人:しかも、そこでそんなことしてたなんてまるでヒーローじゃねぇか! ❗

 

瞬:ただ、人を救ったとはいえ、彼がしてきたことはとてもじゃないけど人間技ではないな。

 

カオル:そりゃあそうだろう!強盗が発砲した拳銃の弾を素手で掴んだりとか、走っているトラックを素手で止めるとかだなんて離れ業、ありゃあ、普通じゃ到底出来るもんじゃねぇよ!

 

隼人:まあ、あれを見れば誰だって納得するだろ。あのプリキュアを開始早々あんだけ追い詰めるやつなんてノーザかクライン以来だぜ?

 

ミユキ:まさか、私もあのマスターコウジと戦うなんて思ってもみなかったわ。でも、あの彼も各世界を回って修行してるのよね。だったら…!

 

ミユキは野外ステージにいるピーチたちに向かってこう叫んだ。

 

ミユキ:みんな!がんばって! 

 

ピーチ:ミユキさん?

 

ピーチはコウジに対する攻撃を辞めミユキの方を見る。

 

ミユキ:そのマスターコウジって人にプリキュアの実力がどんなものか教えてやるのよ!

 

ベリー:ミユキさん…。

 

コウジ:あれ、誰なん?

 

パイン:あの人はミユキさんって言って、トリニティっていうグループをやっているダンサーさんなんだよ。いつも私たちにダンスを教えてくれるの! 

 

コウジ:ふぅ~ん、ん?  待てよ、もしかしてだけど、ここに来てたのはまさかダンスの練習をするためなのか?

 

ピーチ:うん!  明日、ダンスの大会に出場するんだ。今日はそのための練習なの。 

 

コウジ:マジでか!?  

 

コウジはそれを聞いて驚いた。

 

コウジ:え?そんな大事な日に本気でやり合っちゃって大丈夫なのか? 

 

ピーチ:大丈夫、大丈夫!例えケガしたとしてもカオルちゃんのドーナツで元気回復ゲットだよ!  

 

コウジ:え?  あのドーナツ、仙豆のような万能薬みたいなもんなのか? 

 

パッション:ピーチの言ってることは少し大袈裟かも知れないけど…  ダンスの時とか大事な日でも突然、ナケワメーケが襲ってきて、急遽それと戦うなんてことしょっちゅうあるのよ。

 

コウジ:へぇ~、なんだか大変なんだな。 

 

ベリー:そりゃあね、遊園地やショッピングで楽しんでる時だって、何のお構いなしに来て台無しにしてくるんだから溜まったもんじゃないわよ…。   でもあたしたちは完璧だから例え敵の攻撃でダメージを喰らったとしてもそれが終われば、その後普通に踊れるし、普通に楽しめるわ。

 

コウジ:ほう、意外とタフなんだな!  …にしても結構攻めてくんのね!ウチがいくらぶっとばしても向かってくっからきりがない!

 

ピーチ:そりゃあそうだよ!だってあたしたちはプリキュアだよ?例えどんなに強い相手だってあきらめるなんて絶対にないんだから! 

 

パイン:私たちプリキュアならどんなにやられても絶対勝てるって信じてるから!

 

コウジ:まあ、たしかにブラックやブルーム、プリキュア5とかも敵を倒すまで刃向かってたな…。ふぅ~…!  こりゃあ、完全にKO負けさせない限り勝つことは無理ってことか。

 

ベリー:当たり前よ!完璧なあたしたちに「降参」なんて言葉はないんだからね! 

 

ピーチたちの強い姿勢を見たコウジは深くため息を吐いた。

 

コウジ:ふぅ~…  しょうがねぇ。こうなりゃ全力でやるしかねぇな!ただ、やるからにはお前らに1つ言っておくことがある!

 

フレッシュ一同:ん?

 

ピーチ:言っておくこと?

 

 

コウジ:ウチの能力(ちから)ナメんなよ? ❇

 

 

 

コウジはピーチたちに睨みを利かせる。

 

ピーチ:その言葉、そっくり返してあげる!

 

ベリー:あなたこそ、あたしたちの力ナメないでよね!

 

ピーチたちも負けじと言い返す。

 

タルト:せやで、ピーチはん!みんな!コウジにプリキュアの力見せたってぇや!

 

コウジ:ニヒヒヒヒヒ!  そうこなくっちゃな!

 

そういうとコウジはバック転で少し後ろへと下がる。

 

コウジ:んじゃ、やってやるぜ!“キュアブラック”!

 

コウジは両腕をキュアブラックに変換させると、助走をつけながら大きくジャンプをし、ピーチたちの真上に躍り出ると伸びるパンチの雨を降らせる。

 

コウジ:プリキュア・ブラック銃乱打!

 

        ドガガガガガ……!

 

だが、4人はそれぞれ分散し、降り掛かる拳の雨を躱す。それぞれの拳は地面に激突し、その衝撃で地面が剔られる。

 

ピーチ:やあっ!  

 

 ビシッ!

 

その隙を突いてピーチがコウジに横からパンチを放つ。コウジは避ける間もなく、ピーチの攻撃を食らう。

 

コウジ:うわぁっ!?

 

コウジは体勢を立て直すと地面へと降り立つ。するとパッションが後頭部に蹴りを放った。

 

パッション:はあっ!!

 

 ドゴッ!!

 

コウジ:うおっ!?

 

パッションの攻撃を受け、コウジは大きく吹き飛ぶ。

 

ベリー:よし!…って……ん!?  ❔

 

パッションの攻撃が当たったのを見てガッツポーズをしようとするベリーだったが、その束の間、驚きの攻撃が目に浮かぶ。それは、吹っ飛んでいるのは頭だけで体だけがその場に残っているのだ。しかも、首はまるでゴムのような感じにビヨ~ンと伸びている。

 

ベリー:え?こ、コウジの首が伸びて…!? 

 

すると首を前に長く伸ばしたままのコウジはニヤリと笑った。

 

コウジ:効かないね~!ゴムだから! 

 

そういうと次の瞬間、首がものすごいスピードで戻った。その時、戻ったときの反動で頭がのけ反り、コウジの後頭部がパッションの顔面を直撃する。

 

 ガンッ!

 

パッション:うっ!?  

 

パッションはよろめきながら後退していった。

 

ピーチ:パッション、大丈夫?

 

パッション:ええ、なんとか…。 

 

心配そうに問い掛けるピーチに顔をおさえながら答えるパッション。

 

パイン:なんか今の、まるでゴムみたい…。 

 

コウジ:そりゃあ、ゴムゴムの実だからな。伸縮性・弾力性・絶縁性を兼ね備えた全身ゴム体質になる能力なんだ。ちなみにさっきウチに放ったパンチとキックだけど、あれ今のウチにゃ全然効いてねぇぞ?

 

ピーチ:え?全然効いてない? 

 

コウジ:この能力はさっきも言ったとおり伸縮性・弾力性・絶縁性が兼ね備えている完全ゴム性なんだ。そのため、パンチやキック、ハンマーなどの打撃技、格闘技、雷、銃弾などの物理技などはこの体・には通用しねぇんだ。まあ、武装色の覇気で纏えば話は別だが…。

 

パイン:そんな…!?2人のパンチとキックが効いていないだなんて…!? 

 

コウジ:まあ、この能力はウチがよく使っているいわば十八番のみてぇなもんだ! 

 

ベリー:でも、よく使う能力っていうのはそれだけじゃないでしょ?

 

コウジ:ん?いやまあ、そうだけど…?

 

ピーチ:例え、今それが効かないとしても隙は出来るし、また別の能力であればダメージを与えることだって出来る!

 

コウジ:まあ、与えられればな! 

 

そういうとコウジは腕を捻りながら後ろへと伸ばす。腕はツイスト状になりながら後ろへと伸びていく。

 

コウジ:マスターズ・回転銃!   

 

そして、ベリーに向かいゴムの反動で高速回転した拳を放つ。拳はベリーの腹を回転したまま捉え、そのまま客席に叩きつける。

 

 ドゴーン!

 

ベリー:ぐはぁっ!?  

 

パイン:ベリー!? 

 

パッション:たあ~っ!

 

すかさずパッションがキックをお見舞いするが、コウジは剃で上空へと逃げる。すると今度はキュアブラックに変換した両足をツイスト状に捻り、その捻った先の両足でパッションの頭を挟み、そのまま持ち上げた。

 

パッション:きゃあ~!? 

 

ピーチ:パッション!?

 

パッションはゴムの反動で回転する足に振り回される。

 

コウジ:プリキュア・ブラック大槌ハンマー!

 

コウジは足で挟んだパッションをまるでハンマーのようにピーチとパイン目掛けて振り下ろす。

 

ピーチ&パイン:う、うわぁ~!!

 

 ドッゴ~ン!

 

ピーチとパインは頭から降ってくるパッションになすすべなく、衝突する。地面には砂埃が舞う。コウジは空中で足を戻し、地面へと着地する。

 

ベリー:悪いの悪いの飛んでいけ!プリキュア・エスポワールシャワー!

 

今度はベリーが客席から青いスペード型の光線を発射した。コウジはそれを避けず鉄塊で受けた。

 

コウジ:(これが、キュアベリーの攻撃か…?さっきのキュアパインの攻撃とそう変わらない感じがするんだが…?(・_・?))

 

コウジはキュアベリーの攻撃の威力に違和感を感じたが、そうこうしてる暇もなく、パッションがまた攻撃を仕掛けて来た。コウジはそれをジャンプで躱す。

 

コウジ:技自体はそんな早くねぇんだが、いちいち躱してたらきりねぇな!しょうがねぇ、楽な方法で切り抜けるとするか!

 

攻撃を躱されたパッションは瞬間移動でその場から消える。それを見たコウジは見聞色で探ると、なんといつの間にコウジの更に上の上空からピーチたち4人がキックを仕掛けていた。

 

ピーチ:あたしたちの絆の力!受けてみなさい!

 

フレッシュ一同:プリキュア・クアドラプルキック!

 

 ドカ~ン!

 

4人のキックはコウジの体を貫いた。

 

タルト:よっしゃ、やったで!

 

フレッシュ一同:ん? ❔

 

しかしこの時、フレッシュの4人は何か不思議な違和感を感じた。

 

ピーチ:あれ?なんか手応えが感じられない…!? 

 

パッション:ええ、私もそう思ったわ…。 

 

パイン:なんかまるで空気中の気体にでも攻撃したような感じ…。でもなんかコウジの体を攻撃した時、それと同時になんか熱く感じたような…。

 

ベリー:それは私も感じた。なんか火のような熱さだっ…。っ!?  

 

ベリーがふとコウジを見るとその不思議な違和感の正体がすぐにわかった。コウジの体は炎に包まれていたのだ。しかも、その体には自分たちが攻撃したとされる大きな穴が空いていた。

 

ミユキ:コウジが燃えてる!?  

 

カオル:いや、あれはたぶんメラメラの実だろう。

 

ミユキ:メラメラの実?

 

カオル:ああ、どうも体を炎と化す能力だそうだ。

 

ミユキ:そんな能力が…? 

 

隼人:おい、見ろ!あれを!  

 

隼人が何かを見つけ指を指した。すると驚くことにコウジの体にある大きな穴が炎によってみるみる塞がれているのだ。

 

タルト:穴が塞がれていっとるで!? 

 

シフォン:きゅあ~!!

 

ミユキ:一体、何が!?

 

コウジ:悪ぃな。あんたらの猛攻が激しくってな、楽に避ける方法ってのがこれしかなかったんだ。

 

ピーチ:これしかなかった? 

 

コウジ:自然系は自然と同化する能力。そのため体を自然物と化すことで、あらゆる物理攻撃を無効化させることが可能なんだ。

 

ベリー:物理攻撃を無効化ですって!?  

 

瞬:そうか!自然系が悪魔の実最強種とされる最大の理由はそこにあったんだな!

 

瞬は確信したかのように言った。

 

ピーチ:物理攻撃…って?

 

パイン:物理攻撃っていうのはね、パンチやキック、飛び道具などのことを言うのよ。

 

隼人:てことはほぼ無敵じゃねぇか!

 

コウジ:たしかに自然における弱点とか武装色による攻撃を除けば、まあ、ほとんどの攻撃が効くことはない。まあ、ちなみに見聞色じゃ追い着けない素早い技とか、連続攻撃などの面倒な攻撃を使ってきた相手に対してよく使ってんだ。てなわけで、このメラメラの力受けてみろ!  火拳! 

 

 ゴオオオォォォ……!!

 

コウジは炎と化した右腕でパンチを放つ。コウジの拳は巨大な炎と化し、ピーチたちはその巨大な炎に呑まれた。

 

フレッシュ一同:きゃああぁぁ~~!? 

 

そのままステージに当たり、炎はステージ全体に広がる。

 

瞬:くっ!なんて威力だ! 

 

タルト:ピーチはん!みんな!

 

ドーナツカフェにいる者たちはその炎による衝撃の風圧を受け、手で顔を防いだ。

 

しばらく経つと、炎が消えそこにはダメージを負ったピーチたちが倒れていた。一方、その上空にはメラメラと燃え盛る炎を身に纏うコウジの姿があった。体中のダメージに耐えながらなんとか立ち上がるピーチたち。

 

コウジ:すげぇな!これほどの炎を受けといて立ってられるとは!

 

ピーチ:……なんのこれしき!こんな傷、痛くもかゆくもないわ!

 

コウジ:だろうな!ま、ウチの技もまだこんなもんじゃねぇしな!んじゃ、( パシッ!)こっから本領発揮で行くぜ!( パキッ!)

 

そう言って両手で指を関節を鳴らすと、キュアルージュの能力で必殺技を放った。

 

コウジ:プリキュア・バーニングストライク・銃乱打!

 

フレッシュ一同:うわぁっ!?

 

蹴り放たれた無数の炎の弾はメラメラの実により次第に大きくなり、ピーチたちに向かってまるで隕石のように降り注いだ。ピーチたちは瞬時に横に移動して回避するが、地面に当たった衝撃により吹っ飛ばされる。

 

コウジ:八尺瓊勾玉!

 

続いてコウジはピカピカの実を発動し、両手の指で輪っかを作ると光輝く無数の弾を放った。

 

 ドドドド…!

 

パイン:きゃあっ!! 

 

光弾はマシンガンのように無数に降り注いだ。パインはとっさに頭を抱え、紙一重に躱す。

 

コウジ:プリキュア・エメラルドソーサー!(ヒュン!)

 

ピーチ&ベリー:うわわっ!? 

 

続いて今度はキュアミントの能力で楕円型の緑の光弾を放つ。ピーチとベリーは向かってくる緑の光弾に焦りながらも二手に分かれて避ける。

 

コウジ:プリキュア・サファイアショット!

 

今度はハナハナの実で両肩にそれぞれ腕を生やし、キュアアクアの能力で水の弓を2つボウガンのように構え、水の矢を10本射出する。

 

➡️ ➡️ ➡️ ドカカカカカカ……!

 

パイン&パッション:きゃああぁぁ~~!?  

 

パインとパッションは水の矢に当たりダメージを受ける。

 

ピーチ:パイン!パッション!

 

コウジ:そうはさせっかよ!プリキュア・プリズムウィップ!

 

ピーチとベリーはパインとパッションのもとへと駆けつけるが、鞭のように振るうプリズムチェーンに阻まれ薙ぎ払われる。

 

 ビシィッ!

 

ピーチ&ベリー:うわぁ~!?

 

 ドコッ!

 

ピーチとベリーはそのまま吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。

 

その様子を見ながら、コウジはふとこう思っていた。

 

コウジ:(そういやぁ、ベリーとパインのはわかったけど、ピーチとパッションのはまだだな…。まあでも、一応やっとくべきかな?)

 

ピーチたち4人もコウジの猛攻に息を切らしていた。

 

ピーチ:はぁ…、はぁ…、やっぱコウジは強いね…。全然、隙がない!

 

ベリー:ええ、そうね…。でもさっきコウジが放ってたレモネードやアクアとかの技、おそらくコウジ自身が考えたオリジナル技のようね。

 

コウジ:ほう、よくわかったな!まあ、ウチの使ってるプリキュア技ってのはあくまで能力技だからね。タシュタシュの実はすべての悪魔の実が使える能力だから別々の悪魔の実を同時に複数使うなんてこと可能なんだ。まあ、他にもイメイメの実使って悪魔の実の能力改造もやってるんだけどな。

 

パイン:能力改造?

 

コウジ:イメイメの実。自分の理想としたものを創造したり具現化したり出来る能力。そのため自分オリジナルの悪魔の実を作成したり、超人系の幅を広げるなどのあらゆる能力の改造したりすることも可能なんだ。

 

パッション:そんな能力が…?

 

コウジ:まあ、ウチの技は人の技を盗んでそれをそのまま使うか、自分好みに改造したりするパクリ技ってのが基本だからな。プリキュアの技もウチの考え次第によっちゃあ、ウチオリジナルに改造するつもりだ。さて、おしゃべりはここまでにして、あれ・・でもやるか!

 

ピーチ:あれ・・?

 

ピーチとベリーはパッションたちの所へと集まる。するとコウジはキュアベリーの呪文を唱え、両腕をベリーの腕に変換させる。

 

パイン:あの腕、もしかして…!? 

 

そしてコウジは必殺技を放つポーズと呪文を唱えると技を放った。

 

コウジ:悪いの悪いの飛んでいけ!

 

タルト:あの呪文は…!?まさか…!?(◎Д◎;)

 

コウジ:プリキュア・エスポワールシャワー!

 

 ドーン!

 

ピーチたちはコウジが放つ青い光線に当たり、ダメージを受ける。

 

ピーチ:あ痛たた…。あ~、効いた~!  

 

パイン:っていうか、まさかベリーの技が放てるなんて…!? 

 

コウジ:そりゃあ、さっき見たから見様見真似で…。

 

ベリー:み、見様見真似で!?   それで完璧に出来たってわけ!?

 

コウジ:まあ、いつもそうして来たからね。 

 

隼人:マジかよ!?もうあのプリキュアの技覚えたってのかよ!?  

 

ドーナツカフェ側にいる隼人たちもベリーの技を放つコウジを見て驚いていた。

 

ミユキ:彼って、一体何者なの? 

 

タルト:コウジはどうも天神王国インペリス出身らしいのや。

 

ミユキ:インペリス?

 

隼人:ああ、ありとあらゆる世界を生み出し管理する神のような王国なんだ。ラビリンスでは有名なんだ。

 

瞬:まあ、実際は神樹の実から生まれた世界をただ保管するだけの国らしいけどな。まあ、たまにその世界を訪れる者もいるらしいが…。

 

ミユキ:へぇ~、すごい所から来た人なのね!  でもそれとあの強さと何か関係があるの?

 

カオル:う、う~ん…、それはだなぁ~…。 

 

 

 

 

 

 

ピーチ:へぇ~!じゃあ、これも出来る?

 

ピーチはリンクルンをピルンで展開すると指でローラーを回し、ピーチロッドを取り出し構える。

 

ピーチ:届け!愛のメロディー!キュアスティック・ピーチロッド!

 

コウジ:キュアスティック・ピーチロッドか…。

 

ピーチがピーチロッドにある8つのボタンを指でスライドさせながらなぞり、ロッドから端から順に音階のメロディーが流れた。

 

ピーチ:悪いの悪いの飛んでいけ!プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!

 

ピーチはピーチロッドを構え、先端でハートを描いた。そしてそれを光弾にして打ち出した。ピンク色のハートの光弾はコウジに向かって飛んでいく。

 

コウジ:鉄塊!

 

コウジはピーチの必殺技の威力を測るため、鉄塊でハートの光弾を体に受ける。

 

ピーチの放った技の威力はベリーとパインの技よりも少し強かったが、その効果の辺はそれほど変わりはなかった。

 

コウジ:(これって、まさか…? )

 

コウジは徐にピーチの名を唱える。コウジの両腕にはキュアピーチのリストバンドが装着された。

 

ピーチ:お~!来た来た!!✨(◎▽◎)✨

 

コウジ:悪いの悪いの飛んでいけ!

 

ピーチ:あ、あれ? 

 

コウジ:プリキュア・ラブサンシャイン!

 

ところが、ピーチの予想とは裏腹にコウジはピンク色の光線を放った。

 

 ドガ~ン!!

 

ピンクの光線はピーチたちに命中し、土煙が舞った。

 

ピーチ:うう…。  でもラブサンシャイン・フレッシュを放ったのにラブサンシャインで返すなんてすごいね!✨ ✨

 

ベリー:いや…、どこ感心してんのよ…? ✋ 

 

コウジは確信した。

 

 

 

やっぱ…、同じだな。  

 

 

 

 

コウジ:この3人こいつら、色とトレードマークがただ違うだけでそれほどあんまり変わんねぇんだな。こりゃあ改良する余地ありありだな!  んじゃ、さっきのやってみっとすっか!

 

そういうとコウジは右手からピーチロッドを取り出した。

 

パッション:あれは、ピーチのキュアスティック! 

 

パイン:しかも右手からいきなり!? (・д・;)

 

ピーチ:おお~!!✨ ✨

 

ピーチロッドのボタンを下の方から上の方へとなぞる。それぞれのボタンからはドレミファソラシドの音が鳴る。

 

コウジ:悪いの悪いの飛んでいけ!プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!

 

コウジはピーチロッドの先からハートを出すとそれを光弾として打ち出す。ハートの光弾はピーチたちがいる柱の方へ飛んでいく。

 

ピーチ:来たー!!(≧∀≦)

 

 ドゴ~ン!

 

ピーチたちはハートの光弾を飛んで避ける。ハートの光弾は柱に命中し、柱は崩壊した。

 

ピーチ:いやぁ~!コウジって本当すごいね~!✨ ✨

 

ベリー:そうね。あたしたちの技をあそこまで完璧に出来るなんて、あたしでも驚きだわ!

 

パイン:プリキュア技といい、能力といい、覇気といい…、私たち本当に彼に勝てるのかな? 

 

ピーチ:大丈夫大丈夫!あたしたちが力合わせればなんとかなるって! ❗

 

パッション:そうね。まだまだ油断は出来ないけどあたしたちが精一杯力を合わせればなんとかなるかも知れないものね。

 

ベリー:そうよね!これまでにだってあたしたちみんなでどんな壁だって完璧に乗り越えてきたんだもの、こんなところであきらめるわけにはいかないわよ!

 

パイン:うん、そうだよね。私、みんなで力を合わせればなんとかなるって信じてる!

 

ピーチ:よ~し!それじゃあみんな、行くよ! 

 

ベリー&パイン&パッション:OK!

 

ピーチたちはコウジたちを見てお互い確認し合った。

 

コウジ:どうやら総攻撃仕掛けるみてぇだな。よし!んじゃ、あれ使うとするか!“ブラック”・“ホワイト”!

 

コウジは両腕をキュアブラックとキュアホワイトに変え、それぞれの腕に合った色のスパークルブレスを装着する。

 

コウジ:ブラックサンダー!ホワイトサンダー!

 

呼び出された2色の雷がコウジのそれぞれの手に当たり蓄積されていった。

 

ピーチ:届け!愛のメロディー!キュアスティック・ピーチロッド!

 

ベリー:響け!希望のリズム!キュアスティック・ベリーソード!

 

パイン:癒せ!祈りのハーモニー!キュアスティック・パインフルート!

 

ピーチ、ベリー、パインはそれぞれのリンクルンからそれぞれのキュアスティックを取り出し、七色のボタンをスライドさせる。

 

 ドレミファソラシド

 

パッション:歌え!幸せのラプソディー!パッションハープ!

 

ポン  ポロン  ポン  ポロリロロン 

 

続いてパッションもリンクルンからパッションハープを取り出し、ハープを鳴らす。

 

コウジ:プリキュアの美しき魂が!邪悪な心を打ち砕く!

 

詠唱を唱え、マーブルスクリューを放つ準備が完了したコウジはピーチたちが少し小さく見える程度に高く跳び上がる。

 

コウジ:プリキュア・マーブルスクリュー・マ~ックス!

 

そして、それぞれの雷を纏った両手で前に突き出し、強力な螺旋光線を放った。

 

ピーチ:プリキュア・ラブサンシャイン…

 

ベリー:プリキュア・エスポワールシャワー…

 

パイン:プリキュア・ヒーリングプレアー…

 

ピーチ&ベリー&パイン:フレッ~シュ!

 

パッション:吹き荒れよ幸せの嵐!プリキュア・ハピネスハリケーン!

 

同時に4人もそれぞれの専用アイテムからそれぞれの技を一斉に放つ。

 

4人から放たれたハート、スペード、ダイヤの3つの光弾と赤い旋風がそれぞれ合わさり、1つの光線となった。そして、コウジの放ったマーブルスクリューとフレッシュプリキュア4人の力が結集された1つ光線の両者の攻撃がそれぞれぶつかり合う。

 

フレッシュ一同:はあああぁぁぁ~~~!!!!

 

ピーチたちは声をハモらせながらその光線に力を込める。対するコウジもマーブルスクリューをそのまま放ち続け、弱めることはしなかった。

 

瞬:今のところ両者とも互角だな。

 

タルト:頼むで~、みんな!  コウジにプリキュアの強さを見せつけるんや!

 

フレッシュ一同:はあああぁぁぁ~~~!!!!

 

コウジ:(やっぱあいつらピーチ ベリー パインの技、ほぼ同じなんだな。写輪眼で見てもただ形と色が違うだけで特殊効果的みたいなものが全然ない。まあ、パッションの方は他のとは違うみたいなんだが…、う~ん…、あれもな…。)

 

そして、考え抜いた末コウジはこう導き出した。

 

 

 

うん。こりゃ改造する余地ありありだな!(-_-)

 

 

 

 

コウジ:ま、どうせリンクルンの方もする気まんまんだったし。

 

その時、プリキュア側の光線がコウジのマーブルスクリューを押し始める。

 

コウジ:うおっ!?力がいつの間に!?

 

その後もプリキュア側の力は徐々にコウジを圧倒されていった。

 

コウジ:すげぇな!  覇気なしでここまで持ってくなんてな。

 

ベリー:覇気が使えないからってナメないでよね!

 

パイン:私たちはコウジみたく悪魔の実とか忍術とか使えないけど、私たちは私たちに頑張れるって信じてるから!

 

コウジ:ニヒヒヒ!  そうこなくっちゃな!んじゃなきゃ、スパークルブレスを装備した意味がねぇからな。

 

フレッシュ一同:え? ❔

 

コウジ:んじゃ、思っきしいくぜ!

 

すると左右のスパークルブレスが発動され、バチバチとそれぞれ色の火花を上げる。

 

コウジ:行っくぜ!スパーク!

 

コウジは力を解放するかのように叫ぶ。すると虹色の光が黒と白の螺旋光線を包み込むようにして放たれる。すると今度はコウジ側の光線がプリキュア側の光線を押し返し、そのまま圧倒していていく。

 

コウジ:はあああぁぁぁ~~~!!!!

 

パイン:うっ!?力が押される…っ!

 

ベリー:ぐっ…!コウジも結構やるわね…!

 

パッション:だけど私たちだって負けてられない!

 

ピーチ:あたしたちは強い絆で結ばれている限り、無敵なんだからああぁぁ~~!!!!

 

コウジ:ほう、押してくるか?

 

フレッシュ一同:はあああぁぁぁ~~~!!!!

 

コウジの予想通り…いや、見聞色通りにピーチたちは更に力を込めて持ち直した。

 

コウジ:なら…、これはどうだ!武装全開!

 

 

はあっ!! 

 

 

 

コウジは両手を黒く硬化させるとありったけの覇気を注ぎ込む。すると途端に威力が高まり出し、一気に距離を縮めていった。

 

コウジ:うおおおぉぉぉ~~~!!!!

 

フレッシュ一同:んぐっ…、く…!  

 

ピーチたちも徐々に追い詰められながらもなんとか持ち堪えようと必死になっていた。

 

コウジ:はあああぁぁぁ~~~!!!!(さ~て、これが吉とでるか凶と出るか…。まあ、こいつが決まればあとはクライマックスを決めるだけだし、もしまだ追い上げてくるようなら、またなんか策を考えねぇといけねぇしな…。)

 

タルト:あ、あかん!  ピーチはんたちが徐々に追い詰められていっとるで!

 

瞬:まさか、ここまで力の差が大きいとはな…。

 

ドーナツカフェにいるタルトたちはコウジの強さに驚きながらもピーチたちの様子に心配していた。

 

ミユキ:大丈夫!ラブたちなら出来る!!みんな、私たちも全力で応援するのよ!!

 

カオル:そうさ!俺たちが今やれることは、あいつらの勝利を祈ることだけだ。

 

タルト:せやな。プリキュアたちがあんなに頑張っとるんや。わいらが全力で応援せんでどないすんねん!ピーチはん、みんな!わいらが付いてるさかい全力で頑張りや!

 

シフォン:ぷりっぷ~! 

 

すると、シフォンの額にある四つ葉のクローバーが光る。するとピーチたち4人の体は光に包まれ、それと同時に苦痛の表情を浮かべている4人の表情も穏やかになった。

 

ピーチ:ん?あれ? 

 

ベリー:力があふれてくる…?

 

パイン:これってもしかして…?

 

パッション:あ!あれ見て! ❗

 

パッションの声に一同はシフォンやタルトたちの方を見る。

 

ベリー:やっぱりシフォンだったのね!

 

パイン:それにタルトもミユキさんたちも応援してくれてる!

 

パッション:だったら、タルトたちのためにも絶対負けるわけにはいかないわね!

 

ピーチ:よ~し!みんな、一気にいくよ! 

 

シフォンたちの力を受けたピーチたちは、一気に巻き返す。

 

コウジ:やっぱ、持ち直したか…。にしてもあいつの力すげぇもんなんだな!プリキュアの妖精ってこんなのもいんのか!

 

この時、コウジは思った……

 

 

 

妖精って本当スゲぇ…! 

 

 

 

 

コウジ:まあ、それは置いといて…。さ~て、こっからが正念場だ。ただこっからどうするかが問題だ。まあ、今の状況からするとモアモアの実で今のこの力をさらに100%パー引き上げれば楽に行けんのだが、それじゃな~んか面白くねぇんだよな~…。う~ん…しょうがねぇ!  やっぱあいつらを拍子抜けさせるにはあれ・・をやるしかねぇな?

 

コウジは呪文を唱えると、そのままマーブルスクリューを放ち続ける。しかし、シフォンによってパワーアップしたピーチたちの光線によりどんどん劣勢になっていってしまっていた。

 

カオル:お!どうやらプリキュアの方がみたいだぞ?

 

ミユキ:みんな、頑張って! 

 

すると突然、隼人は瞬にふとこんな話題を持ち掛けてきた。

 

隼人:そういえば、コウジって天神人なんだよな?

 

瞬:ああ、そうだったな?それが何か?

 

隼人:俺、前どっかで聞いたんだが…。たしか、天神人ってのはみんな不死身なんだよな?

 

タルト:はい?不死身?(・_・?)

 

瞬:あぁ。ただ、脳をやられると死んでしまうみたいだから完全な不死身っていうものではないらしいぞ?

 

瞬:そうなのか?だとしても、その脳を守る頭蓋骨も結構頑丈なんだろ?

 

瞬:ああ、たしかそうだったな…。たしか剣や銃弾を受けても無傷だとか…

 

タルト:ちょいちょいちょい、待て待て待て!?✋  え?天神ゆう人てんなすごい体持っとるんか? 

 

瞬:ああ、あと他にも異次元空間から出し入れ出来る力も持ってるとか。

 

ミユキ:へぇ~、天神の人ってなんか本当に神様のような人たちなのね。

 

瞬:まあ、データによる仮説だからな。本当のことは本人でしかわからない。

 

そう言うと瞬はコウジとプリキュアの激戦を見る。

 

カオル:だな。まあ、この戦いの決着はもう着きそうだけどな。

 

カオルは両者の戦況を見てそう言った。傍観側からみてもフレッシュ側の攻撃がコウジ側よりもあきらかに勝っている。

 

フレッシュ一同:はあああぁぁぁ~~~!!!!

 

コウジ:んぐっ…!ぐぐぐ…!(もうちょっとだ…、あともうちょっと!)

 

コウジも必死な表情で食い止めてはいるが、ピーチたちの放つ光線がわずかながらに縮まっていた。

 

ベリー:よし、あともうちょっとよ!

 

パッション:このまま精一杯頑張ればコウジに勝てる!

 

ピーチ:よ~し!いっけぇ~!

 

ピーチたちはスパートをかけるように最後の力を振り絞り、パワーを上げる。

 

タルト:よっしゃ~!いったれ~! 

 

コウジはフレッシュ側に押され、直撃するまでわずか数センチだった。この時、誰もがプリキュアの勝利を確信していた。ところが、ピンチを迎えているはずのコウジがここで何故かは不適な笑みを浮かべる。

 

コウジ:フッ!かかったな! 

 

ピーチ:え?

 

と、ここでピーチ側の攻撃がコウジの手に触れた直後、あることが起こった。

 

✋ ぷにっ!

 

ピーチたちの攻撃の向きが何故かいきなり逆方向へと変わり出したのだ。

 

フレッシュ一同:えぇっ!?   うわあああぁぁぁ~~!!!? 

 

ピーチたちも驚きのあまり一瞬動きが止まり、自分達の光線を受けてしまう。

 

タルト:ピーチはん、みんな!? 

 

隼人:何っ!?急にあいつらの攻撃の向きが真逆に変わったぞ!? 

 

ミユキ:えぇっ!?   一体、どういうことなの!?

 

タルトたちも予想だにしてない出来事に驚いていた。

 

コウジ:いょっしゃ~!いっけぇ~!

 

そして、コウジは力負けしていたはずプリキュア・マーブルスクリュー・マックス・スパークを一気に浴びせた。

 

 ドカ~ン!

 

ピーチたちは大きなクレーターの中で倒れていた。しかし、まだ変身は解除されておらず、体もわずかながらに動ける気力も残っていた。

 

コウジ:さあ!クライマックスと行こうぜ!

 

そう言うとコウジは影分身の術で分身体を作り出す。

 

ピーチ:んぐ…、痛つつ…。

 

ピーチたちは少しずつ立ち上がろうとするものの、自分達の攻撃とコウジの攻撃を立て続けに受けたダメージは大きく、倒れた体を起こすのに精一杯だった。だが、やっと上体を起こしたその時…

 

コウジ:プリキュア・ハピネスハリケーン!

 

地面に着地したコウジがキュアパッションの能力でハピネスハープを出すとハープの弦をギターのように弾き赤い竜巻を放つ。

 

フレッシュ一同:うわあああぁぁぁ~~!!!? 

 

ピーチたちは赤い竜巻の中に閉じ込められダメージを受ける。しばらくすると上から声のようなものが聞こえてきた。

 

コウジ:うおおおぉぉぉ~~~!!!!

 

見ると上空からなんと回転しながらもう1人コウジが降って来ていた。その両腕にはキュアブラックとキュアホワイトの衣服を付けていた。

 

コウジ:プリキュア・マーブルストーム!

 

        ズドドドド……!

 

コウジは回転している状態で怒涛の連続ラッシュ攻撃を放った。コウジから放たれた拳はフレッシュプリキュア目掛けてまるで流星群のように振り注ぐ。

 

フレッシュ一同:うわわわわわわわ……!!!?

 

ピーチたちは次々と来るコウジの拳に押し潰されるように地面ごと叩き込まれる。ピーチたちは赤い竜巻と拳の流星群との同時攻撃により思うように動けず手も足も出なかった。

 

コウジ:よし、トドメだ!ギア3!

 

コウジは親指に空気を入れ腕をふくらませると、空気を片方の腕に流し込み巨大させる。

 

コウジ:ピーチ!ベリー!パイン!パッション!

 

そして巨大化させた腕を後ろに捻りながら、名前を唱える。するとそれぞれの4つのパワーが一緒に入れ混じるようにコウジの腕に纏わり付く。

 

タルト:みんな、逃げるんや!!

 

コウジ:食らえ!プリキュア・クアドラプル・回転銃!

 

  ド~ン!   ドカ~ン!

 

タルトの必死の叫びを余所に、コウジはピーチたちがいるクレーター目掛けて技を放った。4つのパワーを含んた巨大回転パンチはそのクレーターの地面に勢いよく放たれ、大爆発を起こした。

 

タルト:ピーチはん!みんな! 

 

コウジは地面へと降り立つと、その現場へと向かった。

 

コウジが向かった現場には煙が立ち上っていたがしばらくすると煙が消え、その中には力なく倒れているピーチ、ベリー、パイン、パッションの4人の姿が現れた。すると煙が晴れた途端に効果が切れたように4人の変身が解除され、元の服装へと戻った。

 

コウジ:ふぅ~…  お~い、起きてるか?

 

コウジは仰向けに倒れているラブに近寄り顔を叩きながら声を掛ける。

 

ラブ:う、う~ん…。ん?(-.・)!

 

コウジ:よっ!✋

 

ラブ:あ、コウジ。うっ…!あ痛ててて… 

 

ラブは上体を起こすが、ダメージの痛みに顔をしかめる。

 

コウジ:大丈夫か? 

 

ラブ:あ~大丈夫、大丈夫!アハハハ… ✋

 

その後、美希たちも苦痛そうな顔をしながらゆっくりと起き上がる。

 

シフォン:ラブ!

 

するとそこへシフォンがラブたちのいるところへ飛んできていた。

 

ラブ:シフォン!

 

ラブが両手を広げるとシフォンはラブの胸に飛び込み甘えだす。

 

タルト:お~い、みんな~!大丈夫か~?

 

タルトたちもラブたちの様子を見に側へと駆け寄った。

 

ラブ:タルト!みんな!

 

ミユキ:あなたがマスターコウジね。私は知念ミユキ。よろしくね! ✋

 

コウジ:ああ、こちらこそよろしく!  

 

と、握手を交わすミユキとコウジ。

 

瞬:どうやら無事のようだな。

 

タルト:ふぅ~  よかった~…。もう、最後の最後でコウジにやられてたから、もう大丈夫なんかとホンマ心配やったわ~。 

 

ラブ:心配させてゴメンね。でも大丈夫だよ!こんな傷大したことな……あ痛った~! 

 

元気な素振りを見せようと勢いよく肩を回すラブだったが、突如痛みが襲い、腕を押さえる。

 

ミユキ:あぁ、ホラホラ!無理しないの!

 

ラブ:あぁ~…えへへへ…、面目ない…。 

 

隼人:それにしても何があったんだ?(・_・?) あんなに順調だったのに、突然こんなことになるなんて。

 

祈里:う~ん…、それについては私たちも何がなんだか…? 

 

美希:うん、私も「よし、行けた~!」と思った矢先にこうなっちゃったからね…。

 

コウジ:その秘密はこれさ!✋

 

コウジはみんなに掌を見せて言った。

 

隼人:何だ?これ。 ❔

 

祈里:掌に肉球?

 

コウジ:ニキュニキュの実の能力。あらゆるものを弾き飛ばす肉球の能力さ。

 

ラブ:あらゆるものを弾き飛ばす?

 

コウジ:ああ、この能力はこの肉球に触れた物を一瞬でどこかに飛ばしたり反射させたり出来んだ。

 

タルト:なるほどな。だからあの時、ピーチはんたちの攻撃が逆転したんやな。

 

コウジ:まあ、防御性の高い能力ってのは他にもあるけど反射性の高い能力ってのはこいつがトップレベルと言ってもいいほどだ。

 

それにしてもこの3人ラブ&美希&祈里の技ってどれもあんま変わんねぇんだな。

 

ラブ:え?そう? 

 

祈里:まあ、たしかに私たちのって技のスタイルとか形が違うってだけで威力はそれほど変わらないものね。 

 

コウジ:でもまあ、お前らの同時攻撃結構強かったよ。

 

美希:そりゃそうよ!  あたしたちは強い絆で結ばれているからね。絆が深まれば深まるほどあたしたちはもっともっと完璧に強くなっていくのよ。

 

コウジ:なるほど。絆のプリキュアね。それにしてもこの子シフォンもすごいのね!ウチが覇気全開にしてやってたら、こいつの頭が光り出して………

 

タルト:おぉ…、なんや、気付いてたんか? 

 

瞬:まあ、こいつは元々無限のメモリー・インフィニティの存在として生まれてきたからな。

 

コウジ:インフィニティ?

 

瞬:ああ、今は抑えてはいるが、ある条件が揃えばその力が解放され、絶大な超能力を発揮するんだ。

 

せつな:ちょっと、サウラー!

 

瞬がインフィニティについて詳しく説明するが、せつなは彼をたしなめる。

 

コウジ:へぇ~、まるで無意識で放つ覇王色みたいなもんなんだな。やっぱ、考えてて成功だったよ!

 

祈里:成功って?

 

コウジ:ああ、長引くのもあれだから覇気を全開する前に考えてたんだ。覇気を全開にして成功した場合とあんたらがそれにも打ち勝ってそのまま勝負が長引いた場合とね。

 

ラブ:えぇっ!?  それやってる時そんなこと考えてたの?  

 

コウジ:うん、だってやってる時暇だったんだもん…!(・_・)

 

美希:いやいやいや、暇って……。  

 

コウジ:それに技のレパートリーは腐る程あるしな。んで、その後も挽回するもんだからこりゃキリねぇなって思ってな。んで、考えた末にニキュニキュの実でやることにしたからマーブルスクリューの威力をちょっとずつ緩めていって……

 

ラブ:え!?緩めてって……あれわざとやってたの!?❗(゜Д゜;)

 

せつな:てっきり、私たちの力に押されたのかと……。 

 

コウジ:そりゃあまあ、いきなりやるのもあれだから少しずつ調整しながらやってたよ。これが結構大変なのよ!でもまあ、いけそうな感じはあっただろ?

 

祈里:ってことは、私たちってコウジの手のひらで踊らされてたってこと? 

 

コウジ:いや、そういうもんじゃねぇよ。まあ、あからさまに押し返すよりもニキュニキュで2~3倍にして返す方がいいかなと思っただけだし。

 

ラブ:はぁ~…  やっぱ、コウジって強いね~。  私たちの力でも全然敵わないよ。

 

美希:そうね。あたしたちよりもはるかに超える強さだったわね。

 

祈里:あと、私たちの技もあっという間に覚えちゃうし…。 

 

コウジ:まあ、ほぼ言われるよ。咲やのぞみたちにもそう言われたし…。けどまあ、こっからだ!こっからウチ的な感じに改造していくつもりだ。まあ、あんたらの場合は改造する余地ありありなんだけどね。

 

ラブ:え?あ、そう? 

 

コウジ:まあ、ウチ的にだけど。 

 

せつな:コウジって天神人インペリストなのよね?

 

コウジ:ああ、そうだけど?

 

せつな:たしか天神人の体って不死不老だっていうのを聞いたことがあるんだけど。

 

ラブ&美希&祈里:え?( ・д・)

 

せつなの言葉に気になるラブたち。

 

コウジ:いや、たしかにウチの体は不死不老だけど、それはウチだけであって、他のやつらには寿命ってのがちゃんとあるウェ?

 

せつな:あ、そうなの?

 

コウジ:まあ、たしかに腕が吹き飛んだり、内臓が吹き飛ぶなどしても脳が無事なら深呼吸一発で瞬時に治るし、毒や呪いといった体に害があるものでも効くことはねぇから、不死って言えば不死なんだろうけどもさぁ…。

 

タルト:あぁ…、やっぱ、不死身なんか。

 

コウジ:あり?タルトたちも天神体質のこと知ってるん?

 

タルト:いや~、さっき兄弟隼人たちからそのことを聞いててなぁ。

 

コウジ:やっぱラビリンスのとこでも天神王国のこと精通しているんだな。

 

隼人:そりゃあかつてのメビウスが天神王国をもとにして作った世界だからな。まあ、間違った解釈でああなってしまってっけど。まあ、そもそもシフォンの持つインフィニティっていうのもそこを題材にしたようなものだしな(瞬&せつな:ウエスター!)

 

ラブ&美希&祈里&タルト:ふえっ!? (゜Д゜;)

 

せつな:もう!いちいちインフィニティのことを話題にしないの!  

 

瞬:全く、ラビリンスの秘密を口に出すとは…  

 

隼人: いやぁ~、ついだよつ・い・!

 

タルト:天神王国にもインフィニティってなもんなんてあるんか?

 

コウジ:ああ、創生なる全能の神・インフィニティのことだろ?でもそれ伝説として語り継がれているだけで実際に存在してるかどうかわかんねぇんだ。

 

タルト:はぇ~…、ほうなんか。(・δ・;)

 

コウジ:まあ、一説によるとそのインフィニティってのは天神人が1度死んでどこかの世界に転生されるとその全能神になれるみたいなんだらしいんだけどさ。

 

せつな:死ぬ?天神人って不死身なんじゃ…?

 

コウジ:体・はな?頭脳だけはそうはいかねぇんだ。脳は全体を操る臓器だからな。まあ、この体は肺と皮膚の2つによって呼吸できるけど全ては脳によって活動してるからな。脳をやられると全ての再生機能が発達しなくなって死んじまうんだ。

 

カオル:なるほどな。つまり天神人にとって脳ってのは本当の心臓みたいなものだな。

 

コウジ:そういうこった!

 

隼人:へぇ~、でもその脳ってたしか結構頑丈な頭に守られてるんだろ?

 

コウジ:ああ、たしかに天神人の頭蓋骨にはダイヤモンド並みの硬度を持っている。けど限度もあんだ。つまりダイヤモンドをも上回るほどの力には耐えられないってことだ。

 

タルト:ほうか。でも、そんなすごいやつなんているんやろか?

 

カオル:たぶんいるだろうな。そういう悪魔の実の能力とかがあれば…。

 

コウジ:まあ、能力者じゃなくても覇気が強ければダイヤモンドを粉々にすることなんて造作もないことよ?実際、ウチ、それに油断して頭ぶち抜かれて1回死んだことあるんだから。

 

それを聞いて一同は仰天する。

 

タルト:何やて!?頭を撃ち抜かれて死んだ!?(゜Д゜;)

 

せつな:ってことはまさかインフィニティに…? 

 

コウジ:それはねぇよ。ウチのはただ単にヨミヨミの実で生き返っただけなんだから。

 

隼人:ヨミヨミの実?まさかそれって何度死んでも生き返れる不死身の能力っていうんじゃねぇだろうな? 

 

コウジ:いや、死んで蘇れるのは1度だけだよ。まあ、生き返るってことには間違ってねぇけど。

 

隼人:マジでか!? 

 

コウジ:けどこの能力の実態は身体と魂を分離する能力、つまり魂だけでもこの世で生きていられる能力なんだ。ちなみにウチはこいつのおかげで再生能力の性能が上がってな、例え脳をやられる、肉体全部吹っ飛ばされるなどしても魂が無事であれば再生可能になったんだ。

 

タルト:それ、完全に不死身やん! 

 

コウジ:まあ、そうなるな!でもまあ、あくまでも魂・が・無事・・で・あ・れ・ば・だからそれやられれば終わりだけど。

 

瞬:いや…、魂がやられるってことはそうそうないんじゃないかな? 

 

コウジ:まあ、それもそうだな!アハハハハハハ!#(^□^)♯

 

話が盛り上がっている中、ラブたち3人は呆然としながらその話をなんとなく聞いていた。

 

ラブ:え~っとつまり…、どういうこと? 

 

祈里:う~ん、話からするとなんかコウジの体が不死身のような体質だって言ってるみたい……。

 

ラブ:不死身!?   じゃあ、コウジ初めっから無敵じゃん!!

 

コウジ:いや、不死身だからって無敵とは違ぇよ!この体でもダメージを受けりゃ痛ぇし、血も出る。それに気を失うことだってある。

 

美希:なるほどね。不死身とはいっても痛みとかはちゃんとあるのね…。

 

コウジ:まあ、それ全部克服さえすれば完全に無敵のような感じになるけどね。

 

隼人:え?痛みを克服?出来るのか、それ? 

 

コウジ:うん、まあな。ギロチン使って手足を切るとかぐらぐら煮えたぎった油の中に入浴するとかを何回かやれば次第に慣れてくるよ!

 

隼人:え…!?あ……そ、そうなのか…? 

 

タルト:ぎ、ギロチンって… 

 

せつな:その油の温度って、だいたい何度くらいなの?

 

コウジ:う~ん…だいたい1000度くらいかな?

 

せつな:せ、1000度!?  

 

コウジ:まあ、最初はかなり熱くて悲鳴上げるほどだったけど、何回か入っているうちに慣れてきてな、今となったらもう普通の温泉並みだよ。

 

せつな:そうなの? ❔

 

美希:いや、あたしに聞かれてもわかるわけないでしょ!?それにしても結構スパルタなトレーニングなのね。 

 

コウジ:そりゃあ不死身にとって痛覚ってのは邪魔な存在だからね。

 

祈里:まあ、た、たしかにそうだけど……。 

 

コウジ:それはそうと、お前らこの後ダンスの練習なんだよな?大丈夫なん、その体で?

 

ラブ:大丈夫大丈夫!カオルちゃんのドーナツ食べれば元気になるから!  

 

コウジ:本当か? ❔ なんだったら、今ここでケガ治してやるけど?

 

フレッシュ一同:え?

 

コウジ:水遁・霧吹きの術! 

 

そう言うとコウジは印を結び、口から霧状の水を空に向けて噴いた。すると突然辺りが霧に覆われた。

 

せつな:これは、霧?

 

祈里:辺りみんな霧に覆われちゃった!

 

コウジ:いや、覆われてるのここだけだよ?濃い霧のせいで見えないだけ。

 

カオル:こいつは、忍術を使ったのか?

 

コウジ:ああ、チャクラという気のエネルギーを水に変えて霧状に噴く、水遁・霧吹きの術さ。

 

ラブ:へぇ~、これも忍術なんだ~!

 

美希:でも何故霧を?

 

すると祈里が何かに気付き美希に伝える。

 

祈里: ❗美希ちゃん!見て!体の傷が!!

 

美希:体の傷?………うん!?(・_・❗)

 

不思議なことに自身にある体中の傷がみるみるうちに消えていっているのだ。

 

美希:傷が、消えてく!? 

 

せつな:本当、不思議ね!! 霧の中にいるだけなのにでどんどん痛みが引いていってるみたい!!

 

コウジ:そりゃそうだ!この霧にはチユチユの実の成分が入ってんだから。

 

祈里:チユチユの実?

 

コウジ:ああ、あらゆるものを治癒出来る能力なんだ。普通はじょうろでやるんだが、水遁でやった方が効率いいと思ってな。

 

タルト:へぇ~。そうやったんか!

 

ラブ:う~ん!なんか今の霧浴びたらなんだか元気になっちゃった!┗(≧∇≦)┛

 

ラブは準備体操のように体を捻ったり、腕をブンブンブンブン振り回しながら言った。

 

コウジ:そっか、それはよかった!

 

コウジは印を結んで術を解く。すると今まで辺りを覆っていた霧が瞬く間に晴れた。

 

ミユキ:へぇ~!マスターコウジって本当にすごい人なのね!まさに都市伝説に出てたスーパーヒーローって感じ!

 

美希:え? 

 

祈里:スーパーヒーロー?(・_・?)

 

コウジ:あ…やっぱそこでもウチがなぎさたちのいる所で人助けやってた件くだりやってたか…。

 

タルト:ん?ってことはホンマにやってたんか?

 

コウジ:ああ、でもあれは修行としてやってただけだからね。腕に「サンクスブレス」っていう装置を着けてな。

 

タルト:サンクスブレスって何や?

 

コウジ:サンクスブレスってのは人の口から出た「ありがとう」の言葉を1つのエネルギーに変換させる装置のことだ。それを人助けをしてサンクスブレスのゲージを満タンにすればクリアってわけだ。

 

隼人:へぇ~  なんだか俺たちみたいなことやってるんだな。

 

瞬:まあ、僕たちがやってたのは人の不幸をエネルギーに変換させる装置を満タンにすることだけどな。

 

ミユキ:それでその町でやってたって訳ね。

 

ラブ:あ、じゃあなぎささんたちにはもう会ってたんだ。

 

コウジ:ああ。途中でそいつらの敵との激戦に遭遇して一緒に戦ったけどまあ、あのザケンナーっていう怪物とそいつを指揮してたやつ、あんま大したことなかったな。

 

美希:そりゃあ化け物以上の力を持ってるあんたにしてみれば、大したことないっていうのも無理ないだろうよ…。  

 

祈里:それを見てなぎささんたち結構驚いてたんじゃないかしら? 

 

コウジ:そりゃあな!ウチが怪物とその指揮してたやつをぶっとばした後のあの2人の顔、すごかったべ?本当、ポカンとすっとぼけてたぜ。

 

 

 

 

―タコカフェ

 

 

 

 

なぎさ&ほのか:へっくしゅ!( > 3 <) 

 

ひかり:あ、大丈夫ですか?

 

なぎさ:あぁ……うん、大丈夫大丈夫!たぶんコウジの噂だと思うから。

 

ほのか:おそらく今はラブさんたちの所かしらね。

 

なぎさ:はぁ~…、あそこでも私のこと話してんだろうな~…。  

 

メップル:まぁだ、そんなこと気にしてるのかメポ?  

 

なぎさ:だって~……あんな大失態、咲やのぞみたちならまだしもくるみとかだったら絶対馬鹿にされるよ~。あ゛~あ~…、あんなことしなきゃよかった…。  

 

ミップル:そんなに気にすることじゃないミポ。コウジとの思い出はそれだけじゃないミポ。

 

ほのか:ミップルの言う通りよ!私たちにはそれの他にも去年に会った事とかがあるじゃない!

 

ひかり:そうですよ!それにラブさんたちも私たちの事の他にも悪魔の実の事とか海賊の事とかの話題の方が聞きたいと思いますし。

 

なぎさ:ん~……そっか、それもそうだよね!よ~し、なんか元気出てきた!アカネさ~ん!たこ焼きおかわり~! ☝

 

アカネ:あいよ~!

 

メップル:全く…、調子いいメポ。  

 

 

 

 

―四ツ葉公園・野外コンサート内―

 

 

 

 

コウジ:あぁ、でも共闘っていうのかな?あれ。ただ最初あの2人の戦いを見物して、そのうちに2人が追い詰められた所で勝手に参戦しウチ独断で追い詰め、最後プリキュアの技が見たかったから2人にトドメを任せただけなんだが…。

 

美希:いや、充分完璧な共闘だからそれ! ✋ 

 

祈里:なぎささんたちもコウジが参戦してくれたおかげで助かったと思ってると思うよ?

 

ラブ:そうだよ!だってコウジってこんなに強いんだもん!コウジが味方になってくれたらもう千人力だよ!

 

コウジ:まあ、たしかにその後あとお礼言われたし、その後も最後の最後で付き合ってもらったしな。まあ、そのおかげで後にキュアキュアの実を作るきっかけにもなったしな!

 

タルト:へぇ~。 

 

コウジ:まあ、その時はマーブルスクリューしか見てなかったからその実が出来てからはブラックとホワイトの能力だけしか使えなかったけどな。

 

ラブ:あれ?ルミナスは?

 

コウジ:いや?その時はひかりには会ってねぇから。っていうかひかりのことは当時のカタログには載ってねかったから、なぎさたちもひかりに会ったのはつい最近だと思うよ?

 

ラブ:あ、そうなんだ。

 

コウジ:まあ、そこから3ヶ月経って、なぎさたちにキュアキュアの実の力を見せつけようとしたんだが、まさか逆にプリキュアの数が一気に13人も増えたなんてな!

 

せつな:ん?3ヶ月?1年じゃなくて? ❔

 

コウジ:うん。まあ、世界によっては時間の経ち方違うからね。でもまあ、この期間で2人から14人も増えるんだからこの先行けばたぶんプリキュア100人ぐらい行けるなんてことも可能だろうね?

 

ラブ:へぇ~、プリキュア100人か~…。なんかすごいよね~!

 

美希:そうね。私たちフレッシュプリキュアの他にもふたりはプリキュアだとかプリキュア5とかがいるんだもんね!この先にだって私たちの知らないプリキュアがいないとは限らないものね。

 

祈里:まあでも、さすがに一気に100人はちょっと無理かもね…。 

 

せつな:でも、もし私たちの知らないプリキュアや新しいプリキュアがいたとなったら是非会ってみたいわね。

 

タルト:ワイもや~。もし、会えるとなったらどんなプリキュアなのか会うてみたいわ~!

 

シフォン:ぷりっぷ~! 

 

カオル:新しいプリキュアか。どんなやつがいるんだろうなぁ…。 

 

せつな:ん~…、ダンスを武器に戦うプリキュアとか? 

 

美希:う~ん…、それだったら歌や音楽とかもありそうね。名前は、ん~、そうね…キュアメロディとかキュアソングってとこかしら?

 

ラブ:あ、じゃあじゃあ!  料理のプリキュアともあるんじゃない?キュアハンバーグとかキュアケーキだとか!

 

隼人:おぉ!  なんだったらキュアシフォンとかキュアドーナツとかもありそうだな!

 

瞬:いや、ドーナツはまだしもシフォンはないだろう。こいつシフォンと被る。 

 

コウジ:ていうか、もしいたとしても何と戦うんだ?まさか敵と料理対決でもするっていうんか?  まあ、どんなプリキュアが出て来るかは知らねぇが、もし出て来たならそいつらの技もウチのもんにしてみせるさ!なんせ、ウチは海賊だからな! 

 

美希:あぁ~、あんたたしか海賊なんだったっけか? 

 

ミユキ:さてと!お話はこれくらいにしてダンスのレッスン始めるとしようかしらね!

 

ラブ:あ~! ❗ そうだったそうだった!あたしたち明日のダンスのための練習しに来てるんだった!

 

祈里:コウジの話でつい盛り上がりすぎてダンスのことなんかすっかり忘れてたわね…。 

 

コウジ:なんか悪ぃな?あんたらの事情も知らずに押しかけちまって…。 

 

せつな:大丈夫よ。気にしないで。

 

ラブ:そうそう!  コウジのおかげで体も元気になったし。時間だってまだまだたっぷりあるし!いつだって準備万端だよ!

 

ラブは屈伸や三脚などの準備体操をして言った。他の3人もラブと同じく準備運動をしている。

 

ミユキ:それじゃあ、さっそくレッスン始めましょう!

 

ラブ:よ~し!みんな、行っくよ~!

 

こうしてラブ、美希、祈里、せつなの4人とミユキとのダンスのレッスンが始まった。

 

 

♪H@ppy Together!!!のイントロ~… 

 

 

ラジカセから流れる音楽に合わせて躍るラブたち。それを目の前で見守るミユキ。そして、ステージの席ではドーナツを食べたりしながらその様子を見ているタルトたちがいた。そして曲が終わり、4人のダンスも決めポーズで終わるとステージの外から拍手が聞こえた。

 

    パチパチパチパチパチ………!

 

タルト:みんな~、めっちゃいけてたで~!  

 

シフォン:きゅあ~! 

 

ミユキ:うん!あなたたち、今日もイケてたわよ! 

 

美希:そりゃああたしたち毎日完璧ですものね! 

 

ラブ:コウジどうだった? 

 

コウジ:ああ、結構いいキレだったよ。 

 

ラブ:本当?良かった~! 

 

コウジ:んじゃ、ウチも踊ってみっとすっか!

 

祈里:え?踊ってみるって、今の? ❔

 

何気なく言ったコウジの言葉に祈里は少し驚いた。

 

コウジ:うん、今の見てたらなんか踊れそうな感じしたな!

 

せつな:私は別に構わないわよ。 

 

美希:そうね!あたしたちの技を完璧に覚えられるんだもの、ダンスだって完璧に踊れるわよ! 

 

ラブ:よ~し!それじゃ行くよ!コウジも一緒にレッツ、ダンシング! ☝

 

こうしてラブたちはコウジも仲間に入れ、再びダンスを踊り始めた。

 

 

♪sun! sun! 太陽の下 みんなが集まれば  jump! jump! ステップ踏んで 未来へハイタッチ!… 

 

 

コウジのダンスはラブたちの動きと見事に一致していて少しもぶれることなく完璧に踊れていた。

 

ラブ:うわ!コウジってダンスも踊れるんだ! 

 

美希:本当、しかも動きのキレもほぼ完璧ね! 

 

♪シアワセ 一緒にGET! キミと願い叶えてく〜 扉の向こうに GOODサプライズが待ってる~ 世界で 一番今日を 輝く日にしたいから~ 一生懸命Action! きっと いいこと ある~ もっと 笑顔になる~ P・R・E・C・U・R・E song for you Let's dance フレッシュプリキュア 

 

そして曲が終わると同時にラブたちもフィニッシュを決めた。すると客席のタルトたちの方から拍手が送られた。

 

ミユキ:うん、みんな上出来よ!   それにしてもコウジってダンスも踊れるのね!

 

ラブ:うん!本当、びっくりするくらい完璧だったよ!  

 

祈里:コウジってこのダンスって踊ったことあるの?

 

コウジ:いや?初だけど?

 

祈里:え、初!?   でもなんかまるで踊りなれてるようだったけど…。 

 

コウジ:まあそりゃあ、相手の動きを正確に読み取れる写輪眼を使えば完コピ出来っからな!

 

せつな:じゃあ、私たちのダンスを写輪眼を使って見てたって事?

 

コウジ:まあな。あぁ、でもお前らのダンスを普通に見たいのもあったんでな。仕方がねぇから、身体の部分を花のように咲かすことが出来るハナハナの実で手に写輪眼の目を生やして見てたんだ。✋ 

 

そう言うと掌にある写輪眼を見せるコウジ。

 

タルト:道理で見てるときなんやピーチはんたちに向けて手を振ってるな~と思うたらそういうわけなんか。

 

美希:う~む…、やっぱりかと思ったけどここまで完璧さを見せつけられるとなんだかちょっと悔しいわね…。 

 

祈里:美希ちゃん、完璧主義者だもんね…。 

 

コウジ:さてと、そろそろ行くとすっか…!

 

と、コウジは背伸びをして言った。

 

ラブ:あ、もう行くの?

 

コウジ:ああ。お前らの技も見れたことだしな!まあ、まだ全部とは言えねえがこれでプリキュアの技は何となく覚えられたはずだ。後はカタログとか少しおさらいしてみたり少しいじったりしたりして、ウチの技に持っていくだけだ。

 

祈里:そういえばコウジってそのルフィの他にも仲間っているの?

 

コウジ:まあ、ウチとルフィを合わせればざっと10人くらいになるかな?

 

ラブ:へぇ~。で、今は何してるの?

 

コウジ:今はみんな、次に出る海域・新世界に立ち向かえるようにそれぞれの島で修行しているんだ。ちなみに修行期間は2年。でもまあ、今からの期間で言うとあと半年程だな。

 

美希:ふぅ~ん、そういうこと。だからコウジも色んな世界へ行って修行してるってわけね?

 

コウジ:そういうこった!  “ドアドア”

 

そう言うとコウジは何もない空間にドアを開けた。

 

コウジ:それじゃウチもう行くわ!お前らも明日のダンス頑張れよ!

 

せつな:うん、ありがとう。そっちも修行頑張ってね!

 

コウジ:ああ。まあ、またこっちの世界に訪れることあるかも知れないけどそん時は今よりももっとスゲェのを見してやるからな!

 

美希:ええ、楽しみに待ってるわ!その時はまたあなたのこと聞かせてね。

 

コウジ:ああ。ん~…、でも、なぎさやのぞみたちにも色々話してるからそっちに聞いた方が早いかも知れんぞ?

 

祈里:あれ?これはいいの?  ❔

 

祈里は悪魔の実の図鑑を見つけるとコウジに見せて言った。

 

コウジ:あぁ、別にいいよ。あげる!まぁ、ぶっちゃけ、ウチよく世界に訪れる際、よく図鑑をあげてんだ!

 

隼人:そういやぁコウジ!海賊ってのは毎回宴やるんだったよな!(コウジ:ん?)もし良かったら俺たちドーナツブラザーズの宴やろうぜ!  

 

タルト:せや!コウジが来てくれたら盛り上がるわ~! 

 

シフォン:きゅあっきゅあ~! 

 

瞬:こ、こら!僕を入れるな! 

 

コウジ:ああ! 

 

ラブ:コウジ!

 

コウジ:ん?

 

ラブ:コウジも幸せ、GETだよ!  

 

コウジ:おう!  

 

親指を立てて言うラブに親指を立てて返すとコウジはドアの中へと入っていった。閉じられたエアドアは消え、元の空間に戻った。

 

祈里:行っちゃったね…。

 

美希:そうね。でもまたいつか会えるわよ!当の本人もああ言ってるし。

 

せつな:そうね!でも次会うときは今よりもすごいみたいよ?

 

ラブ:だったら、あたしたちだって負けてらんないよ!美希たん!ブッキー!せつな!明日のダンス頑張ろうね! 

 

せつな:そうね。私もコウジに負けないよう、精一杯頑張るわ!

 

祈里:うん!私、みんなで頑張れば絶対出来るって信じてる!

 

美希:それじゃ、明日のダンスに向けて練習しましょ!コウジの完璧さにはさすがのあたしでもびっくりしたけどあたしたちはあたしたちなりの完璧さがあるしね! 

 

ミユキ:よ~し!それじゃ、明日のダンスに向けて猛特訓よ!

 

フレッシュ一同:お~!✊ 

 

こうしてラブたちはその後もダンスの練習に辺りが暗くなるまで励むのだった。

 

 

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