エピローグ
―プリキュアの世界からONE PIECEの世界に帰還してから1週間が経ち、コウジは今、カマバッカ王国に訪れており、キュアキュアの実の性能を試すためイナズマと交戦していた。
コウジ:プリキュア・シューティングスター!
✂️ガツン!
イナズマは鋏に変化させた両腕でコウジの繰り出す突撃技を受け止める。ちなみにこの時のコウジの姿は全身キュアドリームの姿になっている。
イナズマ:くっ!うぅ…!
少し圧倒されかけるが、力を振り絞りコウジを押し返すイナズマ。だが、その反動のせいで少し後ろによろけてしまう。技を弾かれたコウジも後方に1回転して着地する。
イワンコフ:なかなかのパワーね。それも覇気使ってないんでしょ?
コウジ:そりゃあそうだろうよ!今、あの世界で得たプリキュア技を披露してんだから、覇気使っちゃぁプリキュアの力ってのがどんなものかわからないでしょうに!
イナズマ:それにしてはプリキュアというものは結構強い力を持っているものなのだな。どの技も浅はかな覇気では防御しきれないくらいだ。
コウジ:まあな。ただプリキュアってのは力だけじゃなくて、精神もそれなりに強ぇんだ。実際戦ったりしてみたりしたんだけどよ、見聞色で全て見極められてるってわかってんのに攻撃を辞めなかったり、ウチが自然系や武装色などを使って追い詰めたとしてもほぼ野性本能むき出しって感じで向かってくるから、もう完全に叩きのめさない限り、まあ無理だな!
イワンコフ:ふ~ん…。じゃあ、この世界に例えればあの女帝海賊にいる九邪の戦士みたいな感じかしらね?
コウジ:まあ、そんな感じかしらね?ただ、そいつらはこういうような姿にならないとその力ってのは使えねぇんだ。それにこの姿になるにはそれなりのある条件をクリアしていかないとなれねぇんだ。それで言うとまあ、そこが弱点でもあるってとこだな。
イナズマ:なるほどな。決して悪魔の実のように毎回使えるものではないてことだな。
コウジ:そういうこった!よし、そんじゃあ、次はオリジナル行ってみるとするか!んじゃ、始めはえ~っと………
コウジがそうつぶやいているその時、サンジが森の茂みから現れコウジたちの目の前を横切った。
イワンコフ:あら?サリーじゃない!
サンジ:うるせぇ!だからその名で呼ぶんじゃねぇって何度も言ってんだろ!!
コウジ:その名前、もうすっかり定着してんのな。
サンジ:うるせぇ!黙れ! ……って、ん?お前ひょっとして……コウジか?
コウジ:ああ、いかにもウチだ!
サンジ:やっぱりそうか!てめぇ、あの時はよくも変な名前を付けてくれたな! おかげでこっちは毎日毎日「サリー」呼ばわりだ!
コウジ:らしいな! だけど、素直に受け入れた方が楽じゃない?そもそも「サリー」って名前はただの愛称だと思えばいいだけなんだし。
サンジ:ふざけんな! 俺はそんな愛称付けられるくらいなら死んだ方がましだ!
コウジ:まあ、別にいいけどさ……。
サンジ:良くねぇよ! たく……! にしてもてめえはよくそんなかわいらしい格好が着られるよな。たいした野郎だぜ!
コウジ:まあ、女装するのが当たり前な国だからな。ウチだってこんなヒラヒラしたもん着たくねぇよ。でもまあ、キュアキュアの実の完全フル装備の実験をするときにはもってこいの場所だけどな。
サンジ:キュアキュアの実ってたしかプリキュアっていう女戦士の能力をそのまま使える能力だったよな?
コウジ:ああ、でもプリキュアの技ってのは一人一人単独でやる個人技とかがあれば団体やペアでやる合体技とかもあるから悪魔の実の能力でやるにはまず合体技をなんとかしなければいけねぇしな。
サンジ:なるほどな。ん?ちょっと待った。ちなみにプリキュアってのはだいたいどれくらいいるんだ?
コウジ:う~ん……今はだいたい14人くらいかな?
サンジ: なっ!?14人!?そんなにいんのか!?
コウジ:まあな。ただ別に14人一編に会ったわけじゃねぇよ?それぞれ4チームごとに分かれてんだから。でもまあ驚いたよ!最初に会ったプリキュアの数は2人だったのに次あったら一気に14人も増えてんだから!もう本~当、びっくりしちゃったよ~!
サンジ: はぁ!?てめぇ、まさかまたそこに行って来たのか!?
コウジ:ああ、あの時は偶然会っただけだったし、その世界も出来始めだったからだいたい半分くらいしか覚えてこれなかったんでな。それで新しいのも兼ねてプリキュアの技を根掘り葉掘り全部手に入れようかな?って思ってな!
サンジ:てめえ~~!!(T◇T) そんなこと言って実はレディと仲良く戯れてんじゃねぇだろうな!? 俺がどんな思いでここのオカマ地獄に耐え抜いてんのか(コウジ:プリキュア・ドリームアタック!)知ってんのか…( ドカッ!)ぐほっ!?
その話を聞いたサンジは肩を震わせ、しばらくすると急にコウジにつかみかかり、羨ましそうに泣きながら彼にありったけの怒りをぶつける。だが、コウジはそんなサンジを余所にキュアドリームの能力で蝶型の光弾を掌底の形にしてサンジの腹に叩きこむ。それを食らったサンジは森の繁みの所まで大きく吹き取ばされたのだった。
コウジ:当ったり前じゃい!でなきゃ、こんな技は撃てんわ!まあ、たしかにどのチームにも仲良くなったけど。
サンジ:やっぱりしてんじゃねぇか~!
そう言ってサンジは泣き顔でコウジに蹴りかかった。
コウジ:“ブルーム”!
ガンッ!
サンジ: なっ!!!?
しかし、コウジはすぐにバリアを展開し、サンジの攻撃を防いだ。この時のコウジの姿はキュアブルームの姿になっている。
コウジ:輝く金の花・キュアブルーム!
と、展開したバリアでサンジを押し返すコウジ。
コウジ:こいつの能力は大地の精霊の力を操り防御力、攻撃力、飛翔力を高める力を持つ。ちなみに大空の精霊の力を操る煌めく銀の翼・キュアイーグレットてのもある。
イワンコフ:でもプリキュアの戦闘服ってなんかあまり決まったものがないというか案外結構個性的なものが多いのね。
コウジ:まあ、プリキュアにもいろんなのがいるからな。っていうかお前らニューカマーの方も相当個性的だぞ?
イワンコフ:言われればそうかもね。ま、別に嫌いじゃないけど?
コウジ:んで?わかったか?ウチがただ単にプリキュアたちと戯れてるだけじゃねぇって事が。
サンジ:ああ、まあ、なんとなくな。
そう答えながらサンジはタバコを一本取り出して口に咥え、ライターで火を付ける。
サンジ:けど仲良くなったんだろ?
コウジ:まあな! ✨ 悪魔の実の能力ちからを披露したりとか、あと他にもソフトボールに、ダンス、バーベキュー…、あと大食い勝負とかもやったなぁ!
サンジ:あ~、そうかいそうかい!ケッ!お前はいいよな…。どうせプリキュアとかいうかわいこちゃんとどうせあんなこととかこんなこととかやってたんだもんな~…
!
サンジはふて腐れるように言った。
コウジ:まあ、プリキュアの他にもおジャ魔女やサクラ大戦の帝国華撃団という乙女たちにも会ってるけどね…。てかそもそも女と戯れてんのはウチだけじゃねぇかんな?
サンジ:わかってるよ!あのクソゴムやマリモ剣士もだって言いてぇんだろう?ったく、なんで俺だけこんなニ・セ・モ・ノ・なんだよ!胸クソ悪いったらありゃしねぇ!(`皿´)
コウジ:そういやぁ、サンジってこの国直伝のレシピを探しにここの国中探し回ってんだっけか?
サンジ:ん?ああ。まあ、最強オカマ軍団との戦いも兼ねてな。まあここの料理に関しては俺も興味あるからな。
コウジ:で?どんくらいいったん?
サンジ:まあ、だいたい80%ぐらいはいってるだろうぜ?
コウジ:ふ~ん、まあ、がんばれよ。全部探し終えた暁にはご褒美あるみたいだしな。
サンジ:ご褒美だぁ?どうせオカマのキスだとかそういうんじゃねぇだろうな?そういうのは俺はゴメンだぞ?
コウジ:お前、なんか勘違いしてねぇか?たしかにここカマバッカ王国にはオカマしかいねぇけど、ただここの普段着が女性服ってだけで別に女子禁制ではねぇんだぞ?
サンジ:ん?どういうことだ? ❔
コウジ:それにこいつイワンコフには性別を自在に変えられる能力を持っている。だから時たまにここに女が現れることだってあるんだぞ?
サンジ: 何!?おい、今の話本当なのか!?(◎Д◎;)
イワンコフ:まあ、彼が言ってることはあながち間違ってないブルね。ヴァターシはこの指先から出るホルモンの力であらゆる人たちの体に様々な奇跡をお見せすることが出来るホルモン人間。免疫力の強化や体質変化はもちろんのこと性転換なんてお手のもの!
イナズマ:つまり、イワ様の能力によればここのニューカマーたちを全て女にすることぐらい可能だってことだ。
サンジ:おい、ちょっと待てよ!んな朗報聞いてねぇぞ!?何で今までそれを話さなかった!?
イワンコフ:別に隠してたわけじゃないし。
サンジ:てことは何だ?じゃあ、ここのレシピを全部揃えたらここのオカマが本物の美女へと変わるってことか?
イワンコフ:オフコース!しかもかの島にも負けない程の超絶世のね!け・れ・ど、ヴァナタが本当にここの試練の乗り越えることが出来たらの話!ヴァナタ、今レシピを8割見つけられたって言ってたブルね?まあ、この1ヶ月半にそこまで見つけられるなんて大したものよね!それは褒めてあげる。でも、ここからが正念場よ!このまま完全コンプリート達成なんて出来るのかしらね?
サンジ:当ったり前だ!そいつが本当の話だったらこんなクソ試練即刻終わらせてやる!だが、少し聞きたいことがある。もし俺がこの試練を終えてここがハーレム王国になったとしてもだ。一日経ったら元のオカマに戻ってるってなんてことねぇよな?
イワンコフ:そこはノープロブレム!ヴァターシがこの男ホルモンを注入しない限り奇跡のハーレム王国は永遠に続くッチャブル!ヒーハー!
サンジ:この地獄のようなクソオカマ王国が絶世の美女の楽園に生まれ変わるだと……!?マジかよ……? じゃ、じゃあ、てことはつまりここのレシピを全て手に入れた時俺は……
―
サンジ≪うおおおぉぉぉ~!!ついにやったぜ!!バイタルレシピ全て揃えてやったぜ!≫
???:ついにやったわね❤ サンジきゅん!❤
サンジ≪ん?≫(・_・!)
絶世の美女たち≪✨サンジきゅ~ん❤❤!✨≫
サンジ≪ぬおおおぉぉぉ~!?美女だ~!!❤❤ 正真正銘本物の美女~!!(❤Д❤)≫
絶世の美女たち≪ご褒美よ❤ 私たちと一緒に遊びましょ ❤?≫
サンジ≪ハァ~~イ!!❤(*´∀`*)✋≫
―海岸沿い―
絶世の美女たち≪待って~、サンジきゅ~ん❤ ウッフフフフフ! ≫
サンジ≪アッハハハハハハ❤ こっちだよ~ん ❤≫
サンジ(生まれ変わった夢の楽園で本物のハーレムたちと楽しい日々を過ごせるってのか……!?)
―
サンジ:夢の楽園で本物の美女たちと……デヘヘヘヘ……❤❤!(❤|▽|❤;)
岸沿いで美女に追いかけられながら戯れる光景を妄想するサンジ。その鼻からは瀧のような勢いで大量の血がドクドク流れていた。
イワンコフ:ハンパないぐらいの量ね…。
イナズマ:想像しただけでこれか……。
この時コウジは思った……
こりゃ、もう重症だな……。
サンジ:ぬおおおぉぉぉ~~!!燃えてきた~!! そうとわかりゃあ、残りのレシピ見つけ出してこんなクソ試練とっとと終わらせてやる!!うおおおぉぉぉ~!!
しばらくして正気を取り戻したサンジは全身からやる気の炎のようなオーラを噴き出した。そして、もと来た道を暴走列車のような勢いで声を上げながら走って行き、あっという間にサンジの姿が見えなくなった。
イワンコフ:あっという間に言っちゃったわね…。
イナズマ:ああ、話には聞いていたがまさかこれほどとはな……
コウジ:マネマネの実で久々に女の姿を見せようとか思ったんだが、やらなくて正解だったな…。
イナズマ:集合して次に向かうのはたしか魚人島だったな?
イワンコフ:ふ~ん、たしかにこのままの状態で魚人島へ行くとなるとちょっと危ないわね。わかったわ。彼の試練が終わり次第実行することにしましょう!
コウジ:お~、そっか!悪ぃな!
イワンコフ:いいわよ、それくらい!それにちゃんとした状態で送らなきゃ麦わらボーイにも悪いじゃない? あ、そうだ! そういえばヴァナタ、この修行期間の最後の日、マリージョアに乗り込むんだったわよね?
コウジ:あぁ、まあ、最後の日っていうか集結の3日前なんだけどな。ちなみに乗り込むのはウチだけじゃねぇかんな?
イワンコフ:たしかCP-Dのメンバーの人たちと一緒に行くんだったわね?
コウジ:ああ。ただ、ロビンは連れて行かねぇよ。ほら、麦わらの一味のことだってあるし。
イワンコフ:そういうヴァナタだって麦わらの一味の仲間クルーじゃない?
イナズマ:だがまあ、わからんことではないな。今の彼女の手配書からすると政府は彼女を独りの犯罪者としてではなく麦わらの仲間クルーとして認識してるからな。
コウジ:ああ。それにこのマリージョアの襲撃は前の戦争での屈辱を晴らすためのウチなりのケジメだ!そんなことにロビンはもちろん麦わら一味を巻き込みたくねぇからな!
イワンコフ:前の戦争ってたしかマリンフォード頂上決戦のことだったブルよね?
イナズマ:ああ、あの時コウジは横たわっている火拳のエースの亡骸を目にした後、彼の覇気が覚醒したんだったな。
イワンコフ:それで怒りに身を委ねた状態で暴走して、止めに入った白ひげに誤爆。
コウジ:その一撃のせいで白ひげは死亡と。本当笑っちゃうよね!白ひげとエースを死なせまいとやってきたってのにエースの死で暴走して、逆に白ひげを殺害だなんて。こんなんで懸賞金が上がったとしても全然うれしくねぇよ!
イワンコフ:でもその後、穢土転生とかいう術を使って火拳のエースと白ひげを生き返らせたじゃない!
コウジ:それはそれ。これはこれ。
イナズマ:で、その失態ケリをつけるためにマリージョアで暴れるのか。
コウジ:ああ、だが、ただそこへ行ってただ暴れるだけじゃねぇかんな?そこへ行く本来の目的は「そこにいる奴隷人を何人解放出来るか?」だかんな?
イワンコフ:ふぅ~ん、で、そこへ行く仕度とかはしてるの?
コウジ:仕度って何もそこに行く日まではまだ半年あるウェ?まあ、一応それなりに準備はしてるけど。
コウジは頭を掻きながらリンクルンを取り出す。
イワンコフ:ん?それは何?
コウジ:ああ、こいつはリンクルンつってな、フレッシュプリキュアの変身アイテムなんだ。
イワンコフ:へぇ~、結構かわいらしいアイテムね。
コウジ:まあ、形に関してはそれぞれのチームによって様々なんだけどな。ただこういうアイテムにはプリキュアに変貌させる機能とは別の機能が備え付けられてんだ。
イワンコフ:別の機能?
コウジ:プリキュアっていう戦士にはどうも妖精ていうもんが付き物らしくてな。
イワンコフ:妖精?
コウジ:まあ、妖精っつってもこれもチームによっては結構様々だけどな。変身アイテムに変化するものとか、プリキュアをパワーアップさせるキーアイテムだとか。
イワンコフ:つまり彼女たちにとってかかせないパートナーのような存在ってなわけなのね。
イナズマ:だとするとその別の機能というのはその妖精の世話をする機能ってことか。
コウジ:ピンポ~ン!その通りだ。まあ、世話をする機能にあたってもアイテムによって様々だからな。場合によっては日常的便利アイテムとして役立つのもあるんだ。
イワンコフ:てことは今ヴァナタが持ってるそれが日常的に使える便利アイテムってこと?
コウジ:ああ!まあただ、それ使うにはこのピックルンっていうやつが必要なんだがな。
コウジはポケットから4つのピックルンを取り出すとそれを掌に乗せて2人に見せた。
コウジ:名は右からピルン、ブルン、キルン、アカルンて言うんだ。これらにはスゲェ機能が備え付けられていてな。ピルンは道具の召喚でブルンは服の着せ替え、キルンは言語翻訳でアカルンは瞬間移動。
イワンコフ:瞬間移動!そんなことも出来るのね?
コウジ:けどこのアイテムで世話する妖精ってのがパンダの赤ん坊なんだ。そのためこのピックルンの機能もほぼ育児用のレベルなんだ。
イワンコフ:見た目がパンダの赤ん坊ね…。コウジの言うプリキュアの妖精ってミンク族のような感じなのかしらね?
コウジ:ん~…、今んとこはトンタッタサイズのミンク族って感じの妖精が多いかな?でもまあ、その妖精の能力も結構すごいのよ?変身アイテムの他にも人間やプリキュアに変身したりだとか、サイコキネシスや飛行能力といったまるで悪魔の実のようなスキルが使えたりだとかな。んで、この機能の事なんだが、内容はあくまでその赤子妖精に適したもんばっかなんだ。ピルンには育児に関するアイテムしかなかったりだとか、キルンには動物の言語翻訳しかなかったりとかな。まあ、アカルンとブルンは別に大したことはなかったがな……。まあ、今はウチなりに改良したからあれだけど……。
イナズマ:改良って……イメイメの実でか?
コウジ:あぁ、そうそうそう!
イワンコフ:ふぅ~ん。して、どんな感じに?
コウジ:まあ何、リンクルンにスキャン機能を搭載してインペリスにある聖光図書館のカタログのバーコードを片っ端からスキャンしただけだよ。まあ、ピックルンの方も一手間加えたけど……。
イワンコフ:聖光図書館のカタログって各世界でのことが載っている記録書みたいなものよね?
コウジ:ああ。まあ、写真や図鑑のバーコードなどでも出来るけどそれの方が早い気がしてな!
イナズマ:だが、その記録書の数はたしかだいたい数億冊以上あるらしいが……?
コウジ:ああ、それなら心配いらねぇよ。聖光図書館のカウンターにリストみたいなもんがあってな、そこにいろんなカタログのバーコードがあったんでなそれ使ったんだ。そんおかげで結構いろんなもん出せるようになったんだ。まあ、やってみると…
クルン! ポン!
コウジはピルンを捻りリンクルンを展開するとアイテムの名前を言いながら同時にローラーを人差し指で転がす。するとコウジたちの目の前に骨付き肉が現れた。
イワンコフ:あら、肉が!
コウジ:まあその他にも火薬に海楼石、ウェイバー、貝ダイアル、記録方針ログ・ポース…
その後もコウジは武器や食料、船など様々なアイテムをリンクルンから出して見せた。
イワンコフ:本当、何でも出てくるブルね。
イナズマ:ああ、記録方針や海楼石、普通の武器ならまだしも、まさか鷹の目やワノ国の名刀までもが出てくるとはな…。
イワンコフ:ええ…。 しかもあれ、かつて海賊王が乗っていたオーロジャクソン号よ!?
コウジ:まあ、カタログでやったからな。ただまだ存在してる能力者の悪魔の実とか古代兵器の設計図などの前に破棄・封印されていたものまでもが登録インプットされちまっててな……。
イワンコフ:あ、そうなの。え?てことはひとつなぎのアレもここに……?
コウジ:おそらくな。まあ、こいつにはあらゆる世界のデータが登録されてるから、ここ以外のアイテムも出せるんだけどな。
イナズマ:それがピルンの力ってことか。
コウジ:ああ、そうだ。
その後、コウジはブルン、キルン、アカルンのことなども説明した。
コウジ:まあ、今はこんなもんかな?また何か閃いたら更新するつもりだし。ちなみに聖光図書館のカタログから登録インプットしたものだからそのカタログの情報がまた新しく更新されればこいつも自然的に更新されんだ。
イワンコフ:なるほどね。それにしてもものすごいもの作ったブルね。これ1つあったら何でも出来ちゃいそう!!
コウジ:まあ、ウチは万能戦士を第一に目指してるからな。
イナズマ:もしこれが政府や海軍の耳に入れば間違いなくやつらはこれを手に入れたがるかも知れんな。
コウジ:まあ、こいつはあくまでもフレッシュプリキュア専用アイテムだからな。キュアキュアの能力を解けばこいつも消えるから心配いらねぇよ!
イナズマ:ふむ、そうか。安心した。
コウジ:まあ、一応ウチCP-Dのメンバーとかには配ってっけど……
イワンコフ&イナズマ: 配っとんのかい!?
コウジ:あとサボたちやドラゴンとかにもやってある。
イナズマ:ドラゴンにもか……。
コウジ:まあ、そもそもこいつは基本的に信用出来るやつにしか渡さねぇし、万が一海軍や政府の連中の手に渡ったとして使い方がわからなければ意味ねぇし……。
イワンコフ:まあ、大丈夫なんじゃない?当の本人がああ言ってるんだからヴァターシたちがどうこう心配することとかじゃないでしょ?
イナズマ:ふむ、それもそうか。
コウジ:あ、そうだ。もし良かったお前らにもやるよ。
と言ってコウジは自身のリンクルンでリンクルンとピックルンのセットを2つ出すと、それぞれを2人に差し出す。
イワンコフ:あら、ヴァターシたちにもくれるの?
イナズマ:まさか、これが目的でここへ……?
コウジ:まあ、ぶっちゃけ言えばオフコース! ✨ って感じだな!
イワンコフ:でもまあ、ありがたく受け取っておくわ。ヴァターシもぶっちゃけて言えばこれの便利さにちょっと興味が湧いてきたところだったし!!
イナズマ:まあ、実はというと私もだ……。
コウジ:表情わかりづれぇな!?
イナズマ:ほっとけ!!
イワンコフ:ンフフフフ それじゃ続きやりましょうか?
コウジ:ん?続きってキュアキュアの実の?
イワンコフ:ええ、そうよ!たしかプリキュアと悪魔の実を組み合わせたコラボ技があるのよね?
コウジ:え?あ、まだ見てなかったっけか?あぁ、そうか……途中サンジが来て一時中断したんだったっけか……。よし、わかった!そんなら見せてやる!かのプリキュアも驚くウチの開講傑作をな!
―
コウジ:ぬおおおお!!!!
イワンコフ:ヒーハー!!!!
ガッ!!!!
コウジの黒い稲妻を纏わせた拳とイワンコフの手刀の両者の攻撃がぶつかり合い激しく火花を散らした。その後、両者とも互いに間合いを取った。
イワンコフ:ふぅ~ん、それが本家には真似できないヴァナタオリジナルの技なのね!
コウジ:ああ、そうだ。でもこれだけじゃねぇべ!!ブラックサンダー・チャージ!!!!
キュアブラックの腕をそれぞれ黒い稲妻で覆うと、まるで怪物の爪のような形に成形されていく。
イワンコフ:ンフフフ、面白い形ね。まるで竜ドラゴンの蹄のよう……。
コウジ:面白いのこっからだ!行くぞ!!プリキュア・ブラックドラゴンクロー!!!!
その後もコウジはプリキュアの力を使ったコウジ独自のオリジナル技をいくつか披露し、2人を驚かせるのだった。
―ちなみに、コウジとイワンコフの発破によって奮起したサンジがコウジがカマバッカ王国を出た3日後に見事レシピを揃え終えたことにより、オカマの国・カマバッカ王国は見事本物の美女がいる王国・ビジョバッカ王国へと生まれ変わった。しかし、それを唯一望んでいたサンジはある不慮の事故によって意識を失ってしまい、目が覚めた頃には既に麦わらの一味集結の前日だったという……