―次の日の朝、なぎさとほのか、ひかりはベローネ学園に登校し、昇降口で上履きに履き替えていた。
莉奈:あ、なぎさ!
なぎさ:あ、莉奈おはよう~。
莉奈:なぎさ、なぎさ、大変だよ! 今、教室が超大盛り上がりで……
なぎさ:教室が?何で?
莉奈:実はさ、志穂が……
と、そこへ……
メグミ:なぎさ~!
ユリコ:雪城さ~ん!
なぎさ:ん?メグミ!
ほのか:ユリコも?
メグミ:ねぇねぇなぎさ、あなたたちがプリキュアって本当?
なぎさ:へ? ……て、えぇっ!?
なぎさはメグミに突拍子もないことを聞かれびっくり仰天する。
ユリコ:雪城さんも(ほのか:え…? )あなたがキュアホワイトって本当?(え、ええ!? )
と、そこに……
美羽&奈緒:ひかり~!!
ひかりのクラスメートの美羽と奈緒もひかりのもとにやって来る。
美羽:ねぇねぇひかり、あなたが光の国の女王様って本当なの?
ひかり:え……えぇ!?
なぎさ:てか、あんたたちそんなもんどっから聞いてきたのよ?
メグミ:どこって、志穂からだけど?
なぎさ: なっ!?志穂(ほのか&ひかり:志穂さん)から~!?
なぎさは莉奈に視線を向ける。すると莉奈は苦笑いした顔でコクリと頷く。
―
なぎさたちは教室に向かい、中を伺ってみる。すると教壇に何やら人集りが出来ており、その中にはMaxheartの変身ポーズを実演している志穂がいた。
志穂:光の使者、キュアブラック!……で、で、で、こっちが光の使者、キュアホワイト!、ふたりはプリキュア!闇の力の僕たちよ!とっととおうちに帰りなさい!
夏子:とっととか……!
京子:へぇ~、勉強になる!
志穂:ねえ?ねえ?ねえ?プリキュアってすごいでしょ?あとねあとねあとね、プリキュアってあの3人の他にもまだまだいて……
唯:え?他にもプリキュアっているの?
志穂:うん、数はたしかたしかたしか、13人…いや、14人…だったかな?
夏子:14人も!?すご~い!!
志穂:名前はえとえとえ~っと、たしかふたりはプリキュアスプ……( ガシッ!)て、あれ……?
なぎさ:はいはい~、今日のところはここまでにして、お開き~! ✋))
他のプリキュア名を上げている最中、人混みの中を強引に割って入ったなぎさに腕を捕まれ、そのまま強引に渡り廊下の所まで連れ出されていった。
―
なぎさ:うぉのれはあそこで何をやっとんのじゃい!!!
志穂:うぎぎぎ………!お、お許しを~~!!
なぎさ:何、壇上に上がって人前でバラしてくれとんのじゃ~!!
志穂:あ、あっしはあっしはあっしは別に悪気があってやってるのではねぇんでやんすよ~!ただ少し魔が差しただけで……!
なぎさ:えぇ~い!黙れ黙れぃ!あたしらの秘密を言いふらしたやつは生かしておけぬ!観念せい~!!(▼皿▼)
莉奈:いや、何で時代劇風?しかも成敗の仕方がプロレス技って……。
ひかり:ところで、どこまで話したんですか?
なぎさ:そうよ、一体どこまでバラしたのよ?
なぎさは志穂を解放すると壁ドン並みの体勢で問い詰めた。ほのかもひかりも真剣な眼差しで志穂に詰め寄る。
志穂:あ……いや~……、まあまあまあ、そんなたいしたこと話してないから大丈夫 (夏子:ねえ、なぎさ!!)
その時、夏子が現れ話しかけて来た。気がついてみるといつの間にかなぎさたちの所に何人かの生徒が集まっていた。
夏子:あなたって本当にプリキュアなの?
なぎさ:へ……?( _ ;)
京子:雪城さんも(ほのか:え……? )キュアホワイトっていうのになれるんでしょ?見せてよ!(え……あ、あの…… )
ユリコ:雪城さん!(ほのか:ふぇ? )たしかパートナー妖精っていうのいるんだったよね?たしか……ミップルだったっけ?(え……あ、あの……その…… )
夏子:あ、そうそう!なぎさも持ってるんだよね?
なぎさ:へぇ!?あ、いや……その……
美羽:ねぇ~、ひかりも持ってるんでしょ?(ひかり:え?……あ、あの……)1回だけでいいから見せて?
生徒たちからいろいろ質問される・お願いされるなどされ、なぎさたちはものすごく困惑していた。
メップル:なぎさ、これはいろいろヤバいメポ!なんとか手を打たないと(生徒:あれ?今、なんか聞こえなかった?)うっ………!? (゜卅゜;)
ミップル:(-.-)/ヒソヒソ(これはあまり口に出さない方がよさそうミポ…… )
なぎさ:え~い、こうなったら一か八か!
あ~!あんな所にプリキュアがいる~! お~い!
生徒一同:えぇっ!?
突然なぎさがあさっての方向に指で指し叫ぶと夏子たちは一斉に振り向きそのまま渡り廊下の反対側へとつく。
なぎさ:よし、この隙に……と!
志穂:え?あ……ちょっとちょっとちょっと、なぎさ!?
莉奈:え?あ……これ、もしかして私も一緒に逃げる感じ……?
なぎさはほのかと志穂の手を引きすたこらさっさとその場から逃げ出した。ほのか、ひかり、そして莉奈もなぎさの後を負うようにその場から離れた。
生徒一同:どこどこどこ?……て、あ~~!! (゜ロ゜;)
なぎさの指したその辺りをしばらく見渡す夏子たちだったが、ふと後ろを向いたことでなぎさの姿がないことに気づく。
なぎさ:ニシシシ!賭に勝った!
莉奈:なぎさ、それってもしかして……?
ほのか:コウジの真似?
なぎさ:フフン、どうよ! まあ、パクリと言ってもいい。
メップル:ドヤ顔して言うことかメポ……。
ひかり:ああ、お……追ってきました!
なぎさ&ほのか:え?
夏子ら一同:待て待て~~!!!
見ると後ろから夏子たちベローネ学院の生徒たちが迫り来る波のように追ってきていた。
なぎさ:うわぁ~~、こ、こっち来んな~~!!!
京子:いろいろ聞きたいの!プリキュアの技とか服装とかいろいろ~!!
唯:他のプリキュアのこととかも知ってるんでしょ~!!?
なぎさ:そ、そんなの知ってるわけないでしょ~~!!(◎Д◎;lll)))))
と、なぎさたちはダッシュのペースを上げた。だが、その後ろを追う夏子たちもスピードを上げる。
教頭:ん?(Maxheart&莉奈&志穂:わぁ~~!!(◎Д◎;lll))))))こら~!廊下走るな~!! ……て、ん?うわぁっ!?(夏子ら一同:待て待て待て~~!!!((`Д ´))))) ドドドドド……!)
廊下を走るなぎさたちは咎める米槻教頭だったがその後に来る女子生徒らの追っ手の波に仰天し、教室のドアの隅に思わず身を潜めた。
夏子:なぎさ~!雪城さ~ん!いい加減教えなさ~い!(`Д ´))))))
なぎさ:だぁ~!もう、しつこ~い!
その後、なぎさたちは休み時間中も夏子たちに校舎中ひたすら追いかけ回されるのであった。
めでたしめでたし!
なぎさ:めでたくな~い!もぅ~、こんなオチ、絶対……
ありえな~い!!
―Fin―