とあるオタク女の受難(ゴブリンスレイヤー編)。 作:SUN'S
Ш月Р日
今日は最悪の目覚めだ。ボーボボという世界の法則すら捕らえる事の出来ない謎の男、その出生と功績など本当なのか嘘なのか知る事も不可能だ。
彼は鼻毛を自在に操る変態だ。
彼を一言で例えるなら変態だ。
その思考を読み取ろうとした偉大なるイス人は頭領パッチの手下であるパッチに変貌し、ただの馬鹿な生き物になった。その程度の事なら問題ないって言ったヤツもいたが、そいつも次の日には頭領パッチの手下になっている。
そう言った理由を踏まえた上で考えて欲しい。あの変態と馬鹿を冒険なんかに連れていけば街一つどころか大陸の一部が壊れる可能性だってあるんだ。今現在、冒険者のギルドだって彼らの遊び場だ。
あれを見てなさい。
いつもクールを気取ってる槍使いさんがバスケットボールの代わりに弄ばれ、机の角にダンクされてるだろ。いずれは君たちもボールの代わりに遊ばれるかもしれない訳だ。
Ш月●日
なにやら指名依頼を受けるという話で盛り上がる一党に混じっているボーボボと頭領パッチを蹴り飛ばし、さっさと地元に帰れと言ったら「俺達はマンボーを捕獲するために来たのだ。お前の話す街など毛ほども、ワキ毛ほども興味ないわぁっ!」と怒鳴られた。
あと頭領パッチに脛を蹴られたけど、逆に蹴り方が下手すぎたのか足を押さえながら溝に落ちて、下水道に流されていった。
これが「はぁーい、じょーじぃ」なのだろうかと考えながら雨合羽を着て紙船を流そうとするボーボボを溝に突き落とす。
私が地元に帰った方が早い気がしてきた。いや、その方が絶対に早いはずだ。そう森人弓手さんに問えば「貴女が帰ったら誰がアレの面倒を見ることになると思ってるのよ」とお怒りの言葉を返された。
まあ、確かに事実だけれど。
私は普通に人間の行く末を見たいだけで、あんな変態の仲間にはなりたくないんだ。もっと言えばボーボボを送り返して、私は安全な場所で人間たちを延々と観測していたい。
Ш月†日
あの変態と比べればソフトンは比較的に真面目で誠実な男の人だ。ただ、欠点と言えば森人弓手さん並みに整ったフェイスをソフトクリームで隠していることだ。あれさえ脱げばモテるのは確実だ。
むしろ、あれは確定事項だ。
そう神官ちゃんに話したら不安そうに「私って臭いですか?」と聞かれた。神官ちゃんはお花の香りだから臭くはないよ。
えっ、また変態に言われたの?と聞けばソフトンに「お前は俺と同じ臭いがする」と言われたそうだ。確かに見た目があれなヤツに同じ臭いなんて言われたら泣きたくなるわね。
私が言えるのは神官ちゃんは臭くない。それどころか毎日のように嗅いでいたいぐらい美味しそうな香りを出してるよ。
いや、私は人間を食べないよ。