闇を駆けるヒーローアカデミア   作:シロロ少尉

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わぁ~い遂に十話だ〜………………言うことねぇ〜
第十話始まるよ☆


雄英体育祭編
第十話:始まる体育祭


結局あのあとヴィラン達には逃げられてしまった。飯田が呼びに言った事により、

オールマイトや他の教師陣のみんなが来たが誰も怪我なく無事に事が終わっていたので

拍子抜けしていた。

一方そのころ……………

 

 

ーーーー敵連合側ーーーー

 

 

「危うかった…もしあと少し逃げるのが遅れていたら…」

 

 

「なんなんだよ…最高傑作じゃなかったのかよ!?ざっけんな!!オールマイトには負けるし、あの狩迅とか言うガキにまで押されやがった!!」

 

 

「そうかい、脳無がやられてしまったか……でもめげてはいけないよ弔。今回は運が悪かっただけさ、チャンスはまだある、やり直して行けばいいんだよ………」

 

 

バーのような暗い空間にあるテレビから謎の男の声が聞こえてくる。

どうやら真の悪夢は、ここからのようだ…………

 

 

ーーーー

 

 

その後、1−A組の全員は一度教室に戻り、起こった出来事を説明し、解散することになった。

 

 

「おい、狩迅…俺が何言いたいかわかるな?」

 

 

『…………』

 

 

「えぇ、分かっています。勝手な行動をしてしまい、すみませんでした。」

 

 

相澤は狩迅に対しての静かな怒りを向けていた。

 

 

「お前は敵が未知数なのにも関わらず、単独で突っ込んでいった。個性の相性が悪ければ、お前が死んでいた可能性もあったんだ。」

 

 

「………」

 

 

「で…でもよぉ先生!狩迅は俺たちを守るために戦ってくれたんすよ?何もそこまで…、」

 

 

上鳴以外にもそのようなことを言う者も多数いたが、相澤は立て続けに言葉を放った。

 

 

「お前らはつくづく合理性に欠ける。もし俺のように個性を無効化する奴がいたらどうする?それこそ集団リンチにされて終わりだ。」

 

 

『……………』

 

 

「まぁいい…今日は解散しろ。」

 

 

A組のみんなはそう言われると、バッグを持って解散した。

その中の数人は帰る途中、狩迅に話を持ちかけた。

 

 

「なぁ狩迅、先生はああ言ったけどさ…俺達お前に感謝してんだぜ?」

 

 

「あぁ、お前がいなかったらと思うとヒヤヒヤしたぜ!」

 

 

「あんまさ、別に気にせんくてもいいんだよ?」

 

 

みんなそう言ってくれているが、狩迅は相澤の言うことに納得をしていた。

狩迅は護身術は身につけて入るが、大方個性に頼っている節がある。

相澤に言われ、その事を痛感していた。

 

 

「ありがとよ…だが先生の言った事も事実…俺も今一度個性と向き合う必要がある。」

 

 

狩迅はそう言うと、一人でそそくさと帰ってしまった。その後ろをA組のみんなはみつめていた。

 

 

(狩迅君…………)

 

 

校門の近くにまで行くと、とある人物が立っていた。

 

 

「今日は大変だっね…君が無事でよかったのさ!」

 

 

「校長……」

 

 

「二人のときは"父さん"と読んでくれたまえ!」

 

 

「あぁ……」

 

 

「あまり無茶はしてはいけないよ。命は一つなんだから…」

 

 

「ありがとう…心配はいらないよ。自愛する。」

 

 

根津校長は雄英高校の教師であり、狩迅の養父でもある。今から約10年前、父と母を失った小さい少年は心の底からヴィランを憎み、それと同時に自分と同じような人を増やしたくない…そう思うようになった。根津と会うのはそこから約1年後、ヴィランに親を殺され、個性のせいで怖がられ、挙句の果て彼自身が殺ったのではないかと噂になっている事を偶然聞いた根津は、事情を聞いたあとすぐに行動をとり、周りの意見も聞かないで引き取った。

狩迅も根津には頭が上がらない。雄英の事を根津に聞いたのはそこから約一週間後。

 

 

狩迅はそう言うと校門をくぐり抜け、自分の家へ帰っていった。

そして数日の時がたった。

 

 

「みんなーーーーー!!!朝のHRが始まるぞ!!席につけーーー!!」 

 

 

「ついてるよ、ついてねーのおめーだけだ。」

 

 

瀬呂が飯田にツッコむ。そんなやりとりをし、飯田は渋々席についた。そして教室の扉が開かれ、相澤が教室に入ってくる。

 

 

「おはよう」

 

 

『おはようございます!』

 

 

相澤は教卓に立つと周りを見渡す。

 

 

「まだ戦いは終わってねぇ。」

 

 

「戦い?」

 

 

「まさか………」

 

 

「またヴィランが!?」

 

 

そして相澤から告げられたその戦いとは……………

 

 

「雄英体育祭が迫ってる。」

 

 

『クソ学校ぽいの来たぁぁぁ!!!!』

 

 

「待って待って!ヴィランに侵入されたばっかなのにも大丈夫なんですか!?」

 

 

「だからこそだ。逆に開催する事によって雄英の危機管理体制が盤石だと示す…って考えらしい。警備は例年の5倍に強化するそうだ。何より雄英の体育祭は…最大のチャンス、ヴィラン如きで中止していい物じゃねぇ。」

 

 

雄英高校の体育祭は日本のビッグイベントの一つ。かつてのオリンピックに変わるのが、この雄英体育祭である。ほかにもスカウト目的でプロヒーローが観に来るぞ。

 

 

「時間は有限、プロに見込まれればその場で将来が拓けるわけだ。年に一回、計三回だけのチャンス、ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ。」

 

 

『おおおおお!!』

 

 

みんながみんな、自分なりに気合をいれ、燃え盛っている。一方狩迅はというと…

 

 

(腹…減ったな)

 

 

そんな事を考えている狩迅であった。

そうして放課後、みんなが帰る準備をしていると教室の前に人集りができていた。

 

 

「何事だぁ!?」

 

 

「出れねーじゃん!何しに来たんだよ!」

 

 

「敵情視察だろ雑魚。ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だから体育祭前に見ておきてぇんだろ。」

 

 

「偵察なんて意味ねぇからどけ」

 

 

爆豪は睨みながら、威圧感たっぷりで言った。すると人混みの奥から声が聞こえてくる。

 

 

「どんなもんかと見に来たが随分偉そうだな。ヒーロー科に在籍する奴はみんなこんななのかい?」

 

 

「あぁ!?」

 

 

緑谷達はその言葉に対して全力で首を横に振る。人混みの奥にはやけに気だるげな顔の生徒がいた。

 

 

「こういうの見ちゃうと幻滅するな。普通科にはヒーロー科落ちたから入ったって奴が結構多いんだ。知ってた?そんな俺らにも学校側がチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃ、俺達のヒーロー科への移籍を認めてくれるんだとよ。その逆もまた然り。敵情視察?少なくとも俺は、いくらヒーロー科とはいえ調子に乗ってると足元ごっそり掬っちゃうぞって宣戦布告に来たんだけど。」

 

 

 

大胆不敵な宣戦布告をする普通科の心操人使、そして奥からもう一人…

 

 

「隣のB組のもんだけどよぉ!!ヴィランと戦ったっつぅから話聞こうと思っていたんだがよ!!エラく調子づいちゃってんなオイ!!本番で恥ずかしい事になっぞ!!」

 

 

その後もいろいろとなにかいっていたが狩迅はくだらないといった様子で帰り際に

 

 

「そんな様子じゃ一生かかっても俺達には勝てないぞ?」

 

 

狩迅が挑発的な言葉を放つ。その様子に緑谷は驚き、周囲からは罵声を浴びせられたが

彼は立て続けにこう言った。

 

 

「俺達は常に個性に磨きを掛け、尚且実戦まで経験している。見ただけで勝てると思い上がるな。そんな事をしている暇があったら少しでも力を付けろ。そっちの方が合理的だ。」

 

 

『相澤先生みたいな事言ってる!?』

 

 

驚くA組を尻目に狩迅は去っていった。そしていよいよ体育祭当日。狩迅は音楽を聞きながらその時を待っていた。

 

 

「狩迅君何聞いてるの?」

 

 

「Life Will Change、ペルソナって言うゲームの音楽なんだが、これが良くてな、初めて聞いたときは鳥肌が立った。」

 

 

「僕も今度聞いてみようかな?」

 

 

「他にもRivers in the DesertやReach Out to The Truth、Mass Destructionもいいぞ。

 

 

「英語だと覚えづらいな………」

 

 

そんな他愛もない事を話していると、轟が緑谷に近づいてきた。

所謂宣戦布告と言うもの、狩迅は邪魔しない様にとそっぽ向いていたが、その標的は緑谷だけでは無く狩迅にもあった。

 

 

「そして狩迅、お前にも勝つ。」

 

 

「………俺も…負ける訳にはいかない。」

 

 

「オイゴラァ!!俺抜きでんな事話すなクソがぁ…いいか?この体育祭で勝つのは俺だ…てめぇらまとめて始末してやらぁ!!!」

 

 

1−A組のトップ4が互いに宣戦布告をし合う。

 

 

 

『雄英体育祭!ヒーローのたまごたちが、我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!どうせテメーらアレだろ?こいつらだろ!?ヴィランの襲撃を受けたにもかかわらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!』

 

 

『ヒーロー科!一年A組だろぉ!!!!???』

 

 

入場と共に大きな歓声が流れてくる。会場360度人だらけだ。

 

 

「す…凄い人が……」

 

 

「俄然やる気が出てくる…」

 

 

会場の中心に各クラス事に整列し、開会式が始まる。

 

 

「選手宣誓!」

 

 

「18禁なのに高校にいても良いものか……」

 

 

「いい!!」

 

 

即答、流石変態。

 

 

「選手代表!一年A組、狩迅龍輝!」

 

 

「委員長の飯田か、誰かじゃないのか?」

 

 

「えぇ!?アンタなの!?」

 

 

「まぁ入試一位通過だからな……」

 

 

「まぁいい…行ってくる。」

 

 

「ほらほら早く!飽きられちゃうわよ?」

 

 

「分かっていますよ」

 

 

狩迅はそう言うとマイクの前に立ち、選手宣言をする。

 

 

「まず一言。ここにいる奴らは、人一倍何かを努力し、励んできた。だからここに立っているんだろう。」

 

 

予想外の発言に会場全体が静まり返る。

 

 

「だがそこには、ヒーロー科や普通科、サポート科などと言ったものは関係ない。その諦めなかった過程に俺は全力で敬意を払いたい。」

 

 

「だからあえて言わせてもらおう。宣誓!!俺は、油断も隙も見せない。全力でぶつからせて貰う。一人一人、強敵として。」

 

 

刹那、会場から歓声があがる。ヒーロー科だけでは無く、全ての科からも声があがった。

ヒーロー科は爆豪の件で他の科を舐め腐ってると言う噂を全て掻き消した。

 

 

「ん〜ッそういうの…………本っ当に好み!!!さて興が醒めないうちに、早速始めましょうか!!」

 

 

遂に始まった雄英体育祭、果たして優勝のメダルを掲げるのはいったい誰なのだろうか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ソーラン節のとこも変えました。それでなぜペルソナかって?好きだからだよ(*^^*)
あとスクランブルのCounter Strikeもいいゾ。
一回プレイしてみ?飛ぶぞ?俺飛んだぞ?
ちなみに優勝するの誰だと思います?(^o^)実はねぇ………………
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