闇を駆けるヒーローアカデミア   作:シロロ少尉

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なんか変な方向に向かっていってしまってる………卍解アッチガウ挽回しなければ。


第十一話:障害物競走

「それでは早速始めるわよ!!第一競技、障害物競走よ!!計11クラスに総当たりレース!コースはこのスタジアムの外周、距離は4kmよ!そしてルールはコースを守れば何でもあり!!」

 

 

「全員のアキレス腱切ってもいいのか?」

 

 

「やめといたほうがいいよ、その全員の恨み買うから」

 

 

真顔で言う狩迅にツッコむ耳郎、今日も平常運転らしい。説明しながらミッドナイトがムチを向けた場所は、一つのゲートだった。二人は有利に進もうと、少し後ろからスタンバイする。ゲートの上にあるスタートのランプが点灯する。

狩迅は足を迅竜化させ、力を込める。そして全てのランプが点灯した瞬間、全員が一斉に飛び出していく。

 

 

「上がガラ空きだ…」

 

 

狩迅は立ち幅跳びの容量で高く飛び、スタジアムの上を通っていった。

 

 

「うっそ!?」

 

 

『マジかよ!?忍者ボーイ狩迅!!スタジアムの上をジャンプで通っていきやがった!?』

 

 

(今だ!)

 

 

轟は全員の視線が狩迅に向いているその隙に半冷の個性を発動させ、ほぼ全員の足を凍らせた。

 

 

「な…なにこれぇ!?」

 

「動けねぇッ!?」

 

 

プレゼントマイク「と思ったら開始早々轟がぶっ放したぁ!全員漏れなく氷漬けだぁ!!」

 

 

「飛んで正解だったな…ん?あれは………」

 

 

狩迅の目線の先にはなにやら見覚えがある物があった。

 

 

『スタートダッシュで先頭に立ったのはA組の轟だ!!さらに連続妨害で氷結を連発していく!!しかし実力者はそれを躱し轟を追いかける!!そしていきなり障害物だ!まずは手始め……第1関門ロボ・インフェルノ!!』

 

 

ヒーロー科の入試の時に出てきたお邪魔虫のヴィランが立ちはだかっていた。

 

 

「入試んときの0ポイントヴィランじゃねぇか!?」

 

「まじかよ!ヒーロー科あんなのと戦ったの!?」

 

「多すぎて通れねぇ!!」

 

「どこからお金出てくるのかしら……」

 

 

轟は冷静に分析している中、八百万はお金の出どころが気になっていた。

 

 

「だが、もっと凄いのを用意して欲しかったな。クソ親父が見てんだからな………」

 

 

轟は氷結で巨大ヴィランを凍らせ、そのまま走り抜ける。みんなはそれに便乗して

できた道を通り抜けようとするが、奥からどんどんと巨大ヴィランが出てくる。

 

 

「通れねぇじゃん!どうすんだよ!?」

 

 

峰田がそう叫んだ瞬間2つの声があがった。

 

 

「竜の…鉤爪!」

 

「フルカウル5%!スマッシュ!」

 

 

狩迅と緑谷である。緑谷はこの数日間で個性の出力を抑え、全身に"身に纏う"事に成功していた。

 

 

「この短期間に…流石に驚いたぞ、緑谷。」

 

 

「君の助言があったからだよ!」

 

 

二人は巨大ヴィランを切り裂き、殴り飛ばしたあとそのまま突き進んでいった。

 

 

『すげぇ!?流石はヴィランの襲撃を耐え抜いただけはあるぜ超新星共!!そして先頭が変わって轟に並んで緑谷と狩迅が追いついたァ!!そしてそうこう言ってる間に第二の仕掛けまで到達!!第一がそんなにぬるかったかぁ?ならこれはどうだ!!奈落に落ちたら即アウト!!ザ・フォール!!』

 

 

「問題無い……この距離なら!」

 

 

狩迅は嚇眼と亜種羅を同時発動させ、地面を蹴り思い切り飛んだ。

緑谷はフルカウルの上限を飛ぶ瞬間一瞬だけ10%にまで上げ、狩迅と同じように飛んだ。

 

 

『二人してなんだあの跳躍力は!?お前のクラスどうなってんの!?』

 

 

「俺に聞くな、彼奴等が勝手に火をつけ合ってんだろうが…」

 

 

『とやかく言っているうちに第二関門突破ァ!!ん?なんだ?後ろから誰かが猛烈な追い上げをしている!!』

 

 

三人は後ろを振り向くと同時に少し冷や汗を掻いた。そこにいたのは…

 

 

「まてやこのクソ共がァッ!!!!」

 

 

爆破の推進力で一気に追いついてきた爆豪がいた。それを見て緑谷はフルカウルを8%に引き上げ、轟は更に個性の威力を上げていき、狩迅は腕も迅竜化させ四足歩行型へとそれぞれが己を鼓舞させていった。

 

 

「狩迅何だ…それは、猫みたいだな…」

 

 

「今思ったんだが、二足歩行より四足歩行の方が速いに決まっていたな」

 

 

「確かに!?」

 

 

「てめぇらふざけてねぇで真面目にやれぇ!!!殺すぞッ!!!」

 

 

『四人とも一気にギアを上げてきたァ!!!このまま最後の第三関門へ突入!一面地雷原!怒りのアフガンだ!!!ってあれぇ!?』

 

 

緑谷と狩迅はジャンプで、轟と爆豪は個性を発動させ空中を進んでいった。

 

 

『忘れてたのかよ、あいつら方法は違えど"飛べるぞ"…』

 

 

『そうだった!!!あそこだけ次元がちげぇ!?』

 

 

実況席、会場ともにその接線に目を離せなかった。そのまま通路に入っていく。

 

 

「ッ!!加速しろッ!!」

 

「負けるかァァァァ!!!フルカウル上限12%!!!」

 

「俺がナンバーワンだァァァ!!!!爆速ターボ!!」

 

狩迅「………………」

 

 

それぞれが自分の最大限を出し勝利を取りにいった。

会場にはほぼ全員同時到着だった。

 

 

『ゴーーーーーール!!っておい!?誰が勝ったんだ!?』

 

 

『ミッドナイト、ビデオを…』

 

 

「えぇ、それではビデオ判定に入ります!画面にご注目!!」

 

 

ビデオが映し出され、会場の全員が目を向ける。コンマ何秒かの差でその場を制したのは…

 

 

 

 

 

「これは………一位通過は、緑谷君!!」

 

 

「えっ?えぇっ!?僕ぅ!?」

 

 

「クソがァァァァァァァァァァッ!!!!」

 

 

「負けたか…だけど次は勝つぞ…」

 

 

「凄いな緑谷、完敗だ。」

 

 

「う…うん!ありがとう。」

 

 

会場全体が緑谷に対する称賛の声で溢れている中、緑谷は一人考えていた。

 

 

(なんで、狩迅君はあの白い姿を使ってこなかったんだろう。)

 

 

その後も続々とゴールをする一年生。42位までゴールし、中央のスクリーンに結果が映った。

 

1位緑谷出久

2位狩迅龍輝

3位轟焦凍

4位爆豪勝己

5位塩崎茨

6位骨抜柔造

7位飯田天哉

8位常闇踏陰

9位瀬呂範太

10位切島鋭児郎

11位鉄哲徹鐵

12位尾白猿尾

13位泡瀬洋雪

14位蛙吹梅雨

15位障子目蔵

16位砂糖力道

17位麗日お茶子

18位八百万百

19位峰田実

20位芦戸三奈

21位口田甲司

22位耳郎響香

23位回原旋

24位円場硬成

25位上鳴電気

26位凡戸固次郎

27位柳レイ子

28位心操人使

29位拳藤一佳

30位宍田獣郎太

31位黒色支配

32位小大唯

33位鱗飛龍

34位庄田二連撃

35位小森希乃子

36位鎌切尖

37位物間寧人

38位角取ポニー

39位葉隠透

40位取蔭切奈

41位吹出漫我

42位発目明

 

 

「ヒーロー科ばかりだと思っていたが、普通科とサポート科が一人ずつだがいるな」

 

 

「あ?大方まぐれだろ。雑魚には興味なんざねぇよ」

 

 

「さぁ…………どうだろうな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんなんか余っちゃった。

 




んな事は置いといて、次回からは騎馬戦か…………どうしよ……
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