一つ訪ねたいことがあります…………タグの付け方誰か教えて下さい………
「狩迅君…その姿は……」
「白い痣だ!」
「痣じゃなくて紋章って言ってほしいんだが…まぁいい」
「この姿にはあまり慣れてない。そして尚且制限時間は体感だが恐らく8分程度、
この騎馬戦の残り時間はあと9分…あとの1分は何とか考えておいてくれ!」
狩迅はそれだけを言うと他の騎馬へ一直線に向かう。そのスピードはオールマイト並、
誰も目で追うことは出来なかった。
「はっや!?見えなかったぞ!!」
「確かに速い、だけどオイラのもぎもぎの前には速さなど無力よ!」
「そういう事は自分のハチマキを守りきってから言うんだな」
「おい!お前ハチマキはどうした!?」
「いつの間にか無くなってる!?」
「いやどうやったんだ!?」
「なッ!オイラのハチマキが!!」
「俺のも、ねぇ…!」
「あんのシマシマ野郎ッッッッ!!!」
いつの間にか狩迅によって全てのハチマキが回収されていた。冷静に解析する者もいるが、
大抵が大焦り、すぐに狩迅の元へ奪い介しに行く。
「僕達以外のポイントが、0になってる!なんでみんなのまで!?」
『オーっとォ!!ここで緑谷チームが怒涛の反撃!まさかの全ポイント奪取!!まじではえぇ!!!合計10004305ポイントだぁッ!!』
「爆豪と同じ意見になるが、勝つんなら圧倒的な勝利がいいだろ?」
「そんな無茶な!?」
「俺が漆黒のヒーローなら、差詰お前は白銀の戦士か!悪くない…」
「みんなの目が更に殺意増々になっとる……」
「変な異名をつけるな!喋ってる暇は無いぞ…!」
緑谷達が会話をしている間にも刻一刻と全ての騎馬がやってくる。
「返して貰うぞッ!」
「デェェェェクゥゥゥゥッッ!返しやがれぇぇ!」
「ひっ!?か…かっちゃん!!」
「憎きA組め……そこまでして目立ちたいか!いいだろう、受けて立ってあげるよ……
B組全員、一時休戦だ!」
「お前の言うことはあんま聞きたくないけど、そう言ってる場合じゃないね……しょうがない…手伝ってあげるよ!」
「ぬぉぉぉぉァァァッ!!負けるかぁァァァ!!」
「みんなこっち来る!狩迅君、お願い!」
「耐えるぞ、ここが正念場!」
騎馬戦終了まで残り7分………
「ならもう一回!離れてて!」
「行って!爆豪!」
「わかってらぁ!!」
「塩崎、頼む!」
「お任せを、神のご加護があらんことを……」
「障子!急げぇ!」
「分かってる、クソッ!」
四方八方から先程の様な攻撃が飛んでくる。狩迅はこの状態では状況判断がうまくできなくなる為、できるだけ素早く済ませ、黒影に指示を出した。
「2度はくらわん!!すまない、黒影!緑谷達を抱えてくれ!」
『マカセロ』
「何を言って…うわ!?」
緑谷達を上方向に投げ飛ばし、周囲の目線が上に向く。全員に一瞬の隙ができ、狩迅はそこを突いた。
(竜の………)
大きく息を吸うと、腰を低く落とし態勢を作る。それにいち早くに気づいたのは葉隠達だった。
「耳郎ちゃん!狩迅君が!」
「まずいね…砂糖、地面思いっきり殴って!」
「あ…あぁ、分かった!」
耳郎は地面に自身のイヤホン・ジャックを刺し、砂糖に地面を殴らせ、竜の咆哮を相殺しようとしていた。
(咆哮!)
「GAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
狩迅の竜の咆哮と耳郎のイヤホン・ジャックを応用した技は、始めは互角かに見えたが、
すぐに耳郎の音が掻き消され、もろにくらってしまった。
「うっぐッ…これは、私のベイビーでもどうしようもできません……!」
「なんでッ!?前のとは比べ物にならない!」
(そりゃそうだろう。なにせ"白疾風"の影響で更に強化されているんだからな。自分の耳ですら痛え!)
「黒影!こっちに戻れ!」
『オッケー、あとお前うるせぇ』
「それは悪かったな!」
上に投げていた緑谷と常闇と麗日を回収し、すぐさま撤退する。
「私に言ってくれればよかったのに…」
「麗日は無重力ってだけで、そこまで速度は無い。上手く立ち回れなくて悪かった…」
「大丈夫!このまま行っちゃおう!」
騎馬戦、残り時間3分…
「緑谷!残り一分のときの作戦は思い付いたか!」
「ごめんまだ!」
(狩迅君がダウン状態の時、無個性の人と同等のレベルになる事を仮定して…
麗日さんのゼログラビティで空中へ……いやかっちゃんや轟君にやられるのが目に見えてる。なら僕の個性で敵をふっ飛ばす?駄目だ、これも悪質な妨害として扱われる可能性がある。なら…いったいどうすれば………)
「まずいぞ緑谷、狩迅の息があがってきている。」
狩迅の活動限界時間まで残り2分、絶望的な状況の中で一人の救世主が囁いた。
「デク君!私に…考えがあるの…」
「ッ!是非、教えてほしい!」
麗日は自分なりの考えを話した。
「本当に上手くいくのか?」
「ここまで来たら、やるしかないよ…」
「……………頼んだ」
「まず、時間になったら常闇君の黒影で狩迅君の周りに張り付いて黒いオーラみたいにしといて、その次にデク君が後ろでバレないようパンチか何かで風を起こして!最後の仕上げに私が狩迅君を浮かす!黒影は飛んでいかないようにつかんでて!」
「そして狩迅君は"お遊びは終わりだ"みたいな事言ってまだ変身できるアピールをする!これで行くよ!でも、もしもそれでも駄目だったら………」
ここまで聞いて分かったとは思うが…これは周りの人が狩迅の持続時間に気づいていないからこそできる芸当、つまりは"ハッタリ"である。
(残り………5秒、4、3、2、1!)
「残り一分!」
その声と共に作戦は実行された。
「さて……お遊びはここまでだ。」
狩迅は殺意を最大限に込めて言い放った。その言葉に周囲がざわつく。動きを止め、冷や汗を流す。
「お遊びって……まさかあれで全力じゃねぇのか!?」
「まさかあれですら、力の一端だと言うのですか!」
「確かにあの白い姿を使っていねぇし、やつの今の姿は不気味な程何故か黒い………チッ…迂闊に近づけねぇ」
残り三十秒………
「だけど……だからといって、恐ろしいからと言って引き下がるわけにはいかない!轟君!今から奥の手を出す!しばらくの間、俺は使い物にならない!頼んだよ!」
残り二十秒……
「んなもん関係ねぇ!瀬呂!」
「言うと思ったよ、畜生!ぜってぇ取ってこいよ!」
「レシプロ……」
「爆速……」
残り十秒……
(だと思ったよ……これくらいじゃあ、お前らが怯む訳がなかった…)
「バースト!」
「ターボォ!」
「だからこそだ………緑谷!!」
「黒影!二人を守れ!」
『アイヨ!』
「いくよ、デク君!」
「スマァァァァッシュゥゥゥ!!」
緑谷は麗日の個性とタイミングを合わせ、指を全力で弾き空高く飛び上がっていった。
指は怪我をしてしまうが、最早関係ない。リカバリーガールに治してもらえればいい。
(もしもの事を考えて正解だった、…あの距離は、残りの時間じゃ誰も追いつけはしない!)
「囮か!」
「まてよ…俺はまた…てめぇに!」
そして時はやってくる。
『タイムアップ!激戦の中勝利の栄光を手に入れたチームは、開始早々のピンチからのどんでん返し!その力と頭脳で全てのポイントを根こそぎ奪い尽くしたクレイジー野郎共!!緑谷出久チームだァァァ!!』
(緑谷の奴…泣きながら笑ってやがる)
宙に浮きながら、緑谷は心のなかでオールマイトが言ったことを有言実行できた事を途方もなく喜んでいた。
(オールマイト……僕がいるって事、世界に伝えられたよ!)
観客席からは盛大な拍手と称賛の声で溢れかえっていた。オールマイトを含め、その5人は微笑み合いながら喜び合っていた。
保険として:狩迅君は基本的に短期決戦型で、長い間全力で戦うことが出来ません。
他にも何か、欠点やおかしな部分があったら教えて下さい。ふぅ…ツカレタ
あといくつかの話を編集したので、厨二臭い発言はあらかた片付けた…………はず……