闇を駆けるヒーローアカデミア   作:シロロ少尉

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色々とゴッチャになってしまいましたがこれで体育祭は終わりです!つまらない作品ですが見てくださり感謝感激雨あられでございまする。



第十九話:体育祭終了&ヒーロー名決め〜 

激闘が終わり、結果発表に移る。花火が打ち上がり、観客の歓声も途絶えない。

 

 

「それではこれより、表彰式に移ります!」

 

 

地面から表彰台があがり、上位3名の姿が見えるようになるが………

 

 

「#$!$#-#$*#/$-*-**-?+#*/#?*$+#¶]≤9\0@9\!°$=€=$×$=≥×¢¶|¢}|∆¶!!」

 

 

「い…痛い……」

 

 

「た…立てん………」

 

 

見るも悲惨な光景が会場にいる全員の目に映る。爆豪は緑谷より下の順位と言う事を今更理解し、暴れ出したらしく拘束されていた。緑谷は体中に包帯が巻かれており、特に左足と

右腕の損傷が激しくグルグル巻きにされている。狩迅に関しては"極み駆ける"と迅竜の

合成形態は初めてらしく、消耗が激しい為膝をついて立ち上がれずにいた。

 

 

「絞まらねぇ終わり方だなぁ…」

 

 

「爆豪の顔やべぇww」

 

 

「{$`×=^{°}=$•{π√¶${$€¶£¶×~=|¶€[¶^¶^{•[∆¢✓¢±±¢{≥¢!!!!!!」

 

 

「何て言ってんだあれ?」

 

 

全員が呆れている中で、表彰式は始まった。

 

 

「何かちょっと思ってたのと違うけど、まぁいいわ!メダル授与!贈呈するのは勿論この人よ!!」

 

 

ミッドナイトが上空を鞭で刺すと、誰もが聞いたことのあるでかい自身満々の笑い声が響いた。

 

 

「HAHAHAHAHAHA!!!!」

 

 

「え?まじ!?」

 

 

「今年の一年オールマイトからメダル貰えるのかよ、いいなぁー!」

 

 

周りからオールマイトが来たことに驚きを隠せないでいた。そうしているとオールマイトが高く飛び上がり、こっちの方へ飛んできた。

 

 

「私がァァ!」

 

 

「我らがヒーロー!!オー「メダルを持ってきたァ!!」ルマイトォ!!」

 

 

見事に被った。微妙な空気になりながらも、謝りながらメダルを授与する。

 

 

「気を取り直して、爆豪少年!……っと初っ端からこれはあんまりだな!」

 

 

爆豪からはまるで獣のような叫びを上げており、オールマイトは口につけられている拘束を解くが……

 

 

「オールマイトォ…3位に価値なんざねェェェェ!!一位以外には価値なんざねぇんだよ!!しかも……俺が、デクなんざよりも……クソがァァァァァァァァァァ!!!!」

 

 

「oh……まぁ、今の世の中で不変の絶対評価を持てる者は少ない!受け取っとけ、傷として!」

 

 

「いらねぇっつってんだろうがァァァ!!」

 

 

オールマイトは爆豪が犬の様にグルグルと唸るが、構わず無理矢理メダルを渡す。そして次にオールマイトは緑谷の方に振り向く。そして緑谷にしか聞こえないような小さな声で話しかける。

 

 

「緑谷少年……」

 

 

「ごめんなさい、オールマイト…負けてしまいました…」

 

 

「いいんだ、君は良くやってくれたよ!私の自慢の弟子だ…」

 

 

緑谷はその言葉を聞いて、少し泣きそうになっていた。

 

 

「だけど、その泣き虫な性格は治していかないとね!」

 

 

「はいッ!」

 

 

緑谷に銀メダルを渡し、抱きしめる。そしてメダルを渡すのは最後である狩迅のみとなる。

 

 

「君も君で大変そうだね…」

 

 

狩迅は馴れていない力を発動させた反動で肉体がうまく言う事を聞いてくれなく、膝をついている。傍から見たらオールマイトに跪いている様にも見える。

 

 

「申し訳ない、こんな不格好な状態で」

 

 

「それだけ頑張ったってことさ、それにしてもいい戦いぶりだった!思わず私も手に汗握ってしまったよ!君はあの時、轟少年の様にどこか吹っ切れた様になっていたね。何かきっかけはあったのかい?」

 

 

「………俺はずっと濁流に呑まれていました。何処からともなく現れる不安に、ずっと押しつぶされそうでした。だけど…彼に、緑谷に救われました。緑谷は俺を友達と言ってくれました。その時、体に纏わり付いていた物が解けた様に、スっと軽くなったんです。本当に、ヒーローらしい性格だと思いましたよ。あなたが一目置くだけはある…感謝したいんです。おかげで俺は、また一つ強くなれた。」

 

 

オールマイトは何も言わずフッと微笑み返し、その言葉を狩迅に向ける。

 

 

「もうなにも言うまいね。優勝おめでとう、狩迅少年!」

 

 

狩迅は無意識に微笑んでいた。オールマイトは狩迅の首に優しく金メダルを掛ける。そして振り向き、大きく叫ぶ。

 

 

「さぁ皆さん!今回は彼らだった!!しかし、この場の誰にもここに立つ可能性はあった!競い合い、高め合い、次代のヒーロー達は確実に芽を伸ばしている!それでは皆さん、ご唱和ください!せーの……」

 

 

『プルス・ウルt……』

 

 

「お疲れさまでしたァァァ!!」

 

 

『えぇぇぇぇッ!?!?』

 

 

『そりゃねぇーだろオールマイト!』

 

 

『そこはプルスウルトラでしょ!』

 

 

周りからブーイングが飛んでくるが、次第にそれは笑いに変わっていく。こうして激闘が巻き起こった雄英体育祭は無事に終わりを迎える事になった。一人を除いて……

 

 

「クソがァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日〜

 

 

生徒は全員二日間の休みを与えられた。各々ゆっくりと羽を休め、今回の体育祭の反省をしていた。そして登校の日がやってくる。狩迅は相変わらずに過ごしていた。

 

 

(眠い……永遠に夜が続けばいいのに)

 

 

狩迅は動かない体に鞭を打ち、学校へ向かう。電車に乗ったあたりからなにやら声が聞こえ、視線も感じる。

 

 

(なんだ…?またヴィランの襲撃でも起こったのか?)

 

 

否、それは全て君に対する興味の声である。雄英体育祭はいわば、オリンピック代わり…全国の市民が彼らを見ていた訳である。そして尚且狩迅は、インパクトのある個性&優勝者の肩書を手にしている。街行く人に、次から次へと声をかけられるのは必然だった。

 

 

「あの人って体育祭で優勝した……」

 

 

「2位の人とすっげぇ戦いをした人だ!」

 

 

「まじか!?すげぇ!」

 

 

周りからいろいろ聞こえる。悪い気分では無いが………意外と恥ずかしいものであった。そんな狩迅の元へ一人の少女が話しかけてくる。

 

 

「えっと、た…体育祭すごかったです!恐竜さんかっこよかったです!」

 

 

見た目からして恐らく5歳から6歳前半くらいだろうか、狩迅はこんな女の子も見ていてくれたのかと嬉しくなる。

 

 

「ありがとよ…」

 

 

狩迅はそれだけ言い、微笑みながらそっと頭を撫でる。そこで一瞬、"カシャ"と言う音が聞こえた気がした。

 

 

(ん?……気のせいか?)

 

 

少し戸惑いながらも気にせず、女の子を親の元へ返した。めっちゃ親御さんに感謝された。そのまま電車を降りて登校をしようとするが、世間と言う物は思った以上に厄介らしい。

 

 

学校につくまでに恐らく100は超える回数話しかけられたであろう。体力はあっても精神力が保たない。やれファンになっただの、やれ握手してほしいだの……まるで有名人のようだった。

 

 

(実際有名人になったらしいが……ようやく学校についた……)

 

 

「まぁ…俺が受け入れられていると考えるのがいいか」

 

 

そんな事を考えながら、校舎内に入っていった。教室に入ると、皆が声をかけられた事に関しての話で持ちきりだった。

 

 

「チョー声かけられたよ!!」

 

 

「よくよく考えたら全国中継だもんな!」

 

 

(やはり全員声をかけられていたか。それにしてもよくあんなに元気でいられるな……俺はもうしぼんだ風船みたいになってるぞ…)

 

 

「狩迅!狩迅!やばいって!」

 

 

疲れ果てた様子の狩迅に耳郎が慌ただしく話しかける

 

 

「どうした、トイレか?一緒には行かねぇよ?」

 

 

「違うっての!これ!!」

 

 

耳郎が手に持ってあるスマホから、何やら画像のような物が映されております狩迅に見せつける。その瞬間…頭の中が真っ白になった。そこにあったのは電車の中であった少女とのツーショットが何故かネットにあげられて、何故かバズっている自分の姿だった。

 

 

「あんたいつこんなの撮られ……って、おーい?」

 

 

狩迅は無表情で、世間の闇を悟っていた。

 

 

(盗撮は駄目だろ…………てかあの時の音はこれかぁ…)

 

 

最悪…この一言に限る。

 

 

「トップヒーローはこんなの毎日くらってんのか……」

 

 

ちょこっと有名になった狩迅君であった。少し時間が経ち、相澤が教室に入ってくる。

わいわい賑わっていた皆は、その瞬間無言で即座に席に座る。

 

 

「今日のヒーロー情報学はちょっと特殊だ」

 

 

『特殊………!』

 

 

(テストか!?テストなのか!?)

 

 

(ヤダァァァァァァ!!!)

 

 

ヒーロー情報学はヒーローに関するルールのような物が事細かく授業される。

恐らく苦手な分野に属する生徒は一番多い。A組のおバカトップ2の二人は絶望していた。

 

 

「コードネーム、つまりはヒーロー名の考案だ」

 

 

『胸膨らむやつ来たァァァァ!!』

 

 

「静かにしろ…」

 

 

どうやら体育祭の活躍を見ていたプロ達から指名が入り、それを元に職場体験に行かせるのが学校の考えらしい。

 

 

「指名が本格化するのは2・3年生…つまりは即戦力になってからだ。1年は大体将来への興味によるもので、情けない姿を見せれば一方的にキャンセルも珍しくない。」

 

 

「で、肝心の指名の集計結果がこれだ。」

 

 

黒板から映像が表示され、そこに名前と指名数があり全員が意識を向ける。

 

 

ーーーー指名数

 

 狩迅:4618

 

 緑谷:4271

 

  轟:3179

 

 爆豪:2705

 

 飯田:1425

 

 常闇:976

 

 上鳴:79

 

八百万:62

 

 切島:59

 

 麗日:31

 

 芦戸:24

 

 瀬呂:11

 

 

「例年はもっとバラけるが、今回は特出した連中が多くてな。四人に偏った。」

 

 

「あれ?なんで3位の爆豪より轟の方が多いんだよ?」

 

 

「そりゃあ推薦入学者だし、瀬呂が瞬殺されたの見たろ?」

 

 

「忘れろ!!」

 

 

(僕に指名がこんなに!?)

 

 

「なんで俺がこれっぽっちなんだよ!!」

 

 

「お前最後顔怖かったからじゃね?」

 

 

「ビビんなプロがッ!!!」

 

 

指名が多いことに嬉しく思う狩迅、意外にも指名が多すぎてビックリする緑谷、無表情の轟、怒る爆豪、煽る切島…それぞれがプロの評価に目を見張っている。

轟に関しては緑谷との試合が凄まじく、体育祭2位をあと一歩まで追い詰めたのがトリガーとなったらしい。

 

 

「ネットでも現実でも偉いことになってるねぇ?」

 

 

「その事は忘れてくれ……」

 

 

「指名数分けろ!!」

 

 

「見る目ないよね☆」

 

 

騒がしくなっていたクラスを相澤が一喝し、話を進める。

 

 

「まぁつまりは職場体験…プロの仕事を実際に体験させるという事だ。それで必要なのがヒーロー名だが、適当なもんつけちまうと……」

 

 

その瞬間教室のドアが勢いよく開く。そこから入ってきたのは…

 

 

「地獄を見ちゃうよ!!」

 

 

『ミッドナイト先生!?』

 

 

「この時に付けた名前がそのまま認知されちゃって、プロになってる人も多いからね!」

 

 

「そういう事だ。俺には無理だからその辺はミッドナイトさんに頼んだ…」

 

 

相澤は持っていた寝袋に入り、主導権はミッドナイトが握る。

 

 

「さぁ!早速やるわよ!名前は自分の未来へのイメージ!変な名前にすれば全て自分に返ってくるから真剣にやりなさい!!」

 

 

「ヒーロー名かぁ…」

 

 

「まぁ…大切だろうな。オールマイトのヒーロー名が筋骨隆々マンとかだったら嫌だろ?」

 

 

「筋骨隆々………!」ブフゥゥ!

 

 

「吹くな」

 

 

ヒーロー名は発表形式になり、それぞれが前で発表することになる。約20分の考えの末、トップバッターの青山と芦戸が先陣を切る。

 

 

「I can not stop twinkling☆」

 

 

「エイリアンクイーン!」

 

 

二人のせいで大喜利みたいになってしまった。青山に至っては最早短文である。キラキラが止められないよ☆

 

 

その後はなんとか梅雨ちゃんが流れを戻してくれた。

 

 

「梅雨入りヒーロー フロッピー!」

 

 

「ウラビティ//!」

 

 

「テイルマン!」

 

 

お笑いの雰囲気になっていたがなんとか持ち堪えた。テンポ良く発表が進んでいき、いよいよ狩迅の番となる。

 

 

「次は狩迅君よ!」

 

 

狩迅が前に立ち、全員が注目する。そしてその名をに口にする。

 

 

「まぁ、これしかないよな。本当は嫌いだったが、戒めとして残しておきたい。」

 

 

「かつて人々を喰らってきた怪物、俺はこの力でヴィランの悪意を喰い尽くすヒーローになる。闇に走る赤い残光 迅竜ヒーロー"ナルガクルガ"、これが俺のヒーロー名だ。」

 

 

覚悟を決めた。いままでの全ての邪念を破壊し、次へと進む。そんな意志を胸に狩迅は

その名に恥じぬ闘いをすると誓っていた。

 

 

一瞬緊迫感に包まれたがそのまま続行、緑谷は頑張れって感じのデク、轟と飯田は自分の本名をヒーロー名にした。ちなみにだが爆豪はと言うと……

 

 

「爆殺王!爆殺卿!!爆殺!!!」

 

 

「どれも駄目ね」

 

 

「あぁん!?」

 

 

予想道理であった。

 

 

ーーーー

 

 

ヒーロー名が決まり、残るは体験先の選択だけだったが……

 

 

「流石に………この量は応えるな」

 

 

「えへへ//どのヒーローにしよ〜//」

 

 

狩迅はあまりの量に疲れ果てていた。一方緑谷はと言うと重度のヒーローオタク、まったく疲れているように見えなかった。

 

 

(末恐ろしい………)

 

 

「二人共すごい量ね」

 

 

「すげぇな……エンデヴァー以外のトップヒーロー全部入ってるぞ……」

 

 

「個人的には同じ竜個性のリューキュウの元へ行きたいと思ってるんだが、これは…

中々に迷う…」

 

 

「じっくりと考えていけばいいですわ。私達もお手伝いさせていただきます!」

 

 

「じゃあウチも〜」

 

 

「良かったら俺も手伝うぞ」

 

 

「あぁすまん…甘えさせてもらう。」

 

 

放課後しばらくの間候補選びに専念したが、それでも中々決まらずにいた。トップヒーローも勿論いいが、意外と知られていない実力のあるヒーローがいるかもしれない。

結局クラス全員で手分けして探すことになった。 

 

 

一方緑谷は……

 

 

「誰にしようかな〜…夢みたいだぁ………」

 

 

ヒーローの事が関連したら止まることはない、無尽蔵の体力でじっくりと観察していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




安心してください………緑谷はちゃんとグラントリノの所へ行かせます。
結局狩迅君の職場体験先どうしよ……


追記:リューキュウさん圧倒的過ぎる…ホークス9、ミルコ27、リューキュウ70以上て……
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