闇を駆けるヒーローアカデミア   作:シロロ少尉

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休みなんで3話目突入!(本編はまだこれで一話目だけど)



入学編
第一話:雄英高校入試


徒歩10分、電車で5分掛けて、到着した。

少年の新しい物語がここからはじまる。

 

 

「柄にもなく、楽しみになってきたな」

 

 

そう、少年は、小さくつぶやく。

期待に胸を膨らませ、少しだが、緊張もしてしまっている。

そうして少年は、会場へ向かっていった。

そこで目にしたのは、

 

 

『今日は俺のライブにようこそー!エヴィバディセイヘイ!?』

 

 

(来る場所を間違えたか?)

 

 

少年は困惑していた。いや、そうせざるを得なかった。他の者たちもかなり困惑している様に見えた。

あとなんか無駄に声がでかい。

 

 

『ん〜こいつぁシヴィー!』

 

 

目の前の人は誰も反応しなかったことに対して、全くめげずにプレゼントマイクは説明を続けていく。

 

 

試験内容は、点数が振られた3種類の仮想敵を行動不能、または破壊することで得点を獲得でき、その合計得点で競い合うらしい。

ただひとつ、0ポイントのお邪魔虫なるやつがいるらしいが、問題はないだろう。

 

 

『俺からは以上だ!最後にリスナー諸君へ我が校の"校訓"をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン・ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えてゆく者」と!"Plus Ultra"!それでば皆、良い受難を!』

 

 

ーーーー

 

 

「かなり広いな」

 

 

それもそのはず、なんと敷地内に市街地が作られていたからである。

 

 

しかもそれはここ以外にも複数あり、その数だけ、ここと同じような市街地たてられているのだろう。

 

 

そう考えるだけで、頭が痛くなってきた。資金の莫大さに驚くことしかできなかった。

 

 

周囲を見渡していると、多くの学生が準備体操や精神統一をおこなっていた。

 

 

狩迅(まぁ、それもそうか。多くの奴らは将来や夢の実現のために必死になっているんだからな。だが、俺とてここでつまづく訳にはいかない)

 

 

そう一人で静かに闘志を燃やしていたら、一つの声が聞こえてきた。

 

 

『ハイ、スタートー!』

 

 

その言葉と共に反射的に体が前に進んだ。

 

 

周囲の学生はポカンと困惑している中、狩迅はその間をくぐり抜け、いち早くに市街地にはいっていった。

 

 

『どうした!?実践にカウントダウンなんざねぇよ!走れ走れ、賽はなげられてんだよ!お前らがポカンとしてる間にリスナーの一人が既に試験会場に入ってったぜぇ?』

 

 

「え!?まじかよ!」

「出遅れちゃった!」

「やべぇ!急げぇ!」

 

 

ーーーー

 

 

『目標発見。ぶっ殺s「無駄だ…」』

 

 

他の学生よりも早く飛び出した狩迅は、的確に、そして迅速に仮想ヴィランを倒していった。3方向から仮想ヴィランがやってくるも…

 

 

「無駄だと言ったはずだ…」

 

 

仮想ヴィランはそんな狩迅を血祭りにあげようとしたが、刹那、襲ってきた仮想ヴィランが3体とも縦に綺麗に割れていた。

 

 

「…鎌鼬」

 

 

一瞬にして、仮想ヴィランを3体とも鉄くずに仕立て上げた。

この仮想ヴィランはそこまで強く設定はされていないように感じた。

 

 

そのまま他の学生を助けたりしながら仮想ヴィランを順調に倒していると、変な違和感が起きた。

 

 

「なんだ、この地響きは…」

 

 

突然地震が起きたかのような地響きが起きた。

だが、その正体は、すぐに理解することになった。

 

 

「なるほどな…確かに邪魔だな…」

 

 

そこに現れたのは0ポイント仮想ヴィラン。

大きさはビルなどをゆうに超えるほどの巨体、普通なら誰もが逃げ惑うが、狩迅だけは違った。彼の状況判断能力は別格。

すぐ下に足がすくんで立てない少女を発見した。

 

 

「おい…無事か」

 

「あんたは…」

 

「話は後だ…兎に角あの仮想ヴィランを倒す」

 

「倒す!?無茶でしょ!?向かっていったら潰されておしまいに決まってる!」

 

「無茶すんのがヒーローってもんだろうよ」

 

 

狩迅はそう言うと、足と腕を迅竜化し呟いた

 

 

「嚇眼…」

 

 

目が真紅に染まり、構えると同時に、その姿を消した。

その瞬間………

 

 

「竜の……」

 

 

「鉤爪!」

 

 

狩迅がそう叫ぶと、仮想ヴィランは見事に5枚おろしとなった

それを見ていた学生の皆は、目の前で起きたことを信じられないといった表情で彼を見ていた。

 

 

「ウッソだろ……」

「あんなでけぇのを!?」

 

 

反応はそれぞれだったが、皆が思ったことは一つ

 

 

ーーあいつ…………すげぇ!?ーー

 

 

何事も無かったかのような表情で近づく狩迅に対して足がすくんでいた少女は身構える。

 

 

「怪我はあるか?」

 

「い…いや、ない…けど……」

 

「そうか…なら良かった…」

 

 

去って行こうとする狩迅に対して少女は勇気を振り絞って口を開いた。

 

 

「ちょ、ちょっと!」

 

「ん?」

 

「ウチの名前、耳郎…耳郎響香…あんたの名前は?」

 

「狩迅…狩迅龍輝だ」

 

「えっと…その…あ、アリガト」

 

 

その言葉を聞いた狩迅は何も言わず、後ろを向きながら手を振って去っていった。

 

 

こうして無事に試験は終わりを迎え、結果を待つだけになったが、

 

 

(すっご……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




耳郎を何とかヒロインにしたいいいいいいいい!!!
私のちょっとした、欲です(*^^*)
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