闇を駆けるヒーローアカデミア   作:シロロ少尉

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今回から本格的に戦闘訓練が始まります!
爆豪達と狩迅果たしてどっちが勝つのか!
それではどぞ〜


第五話:戦闘訓練

『俺と戦え!』

 

 

その言葉は皆の注目の的となった。それもそうだろう、狩迅は以前個性把握テストでプロヒーロー顔負けの大記録を叩き出した。

そんな彼に挑むのは、余程自信があるのか、もしくは命知らずだけだろう。

だが、みんなは二人の顔を見て少し納得してしまったようだ。

爆豪はその爆破と言う個性でかなりの好成績を残しており、入試は狩迅に次いで2位。

轟は推薦入学で入ったほどの実力と個性。

 

 

「あの二人が組むのかよ…流石の狩迅でもやばいんじゃねぇか!?」

 

 

「ですが狩迅さんはあの二人の成績を大きく上回っている。2対1とはいえ、油断は出来るはずはありませんわ………」

 

 

「こりゃ……どっちが勝つかわからねぇな………………」

 

 

周りから3人の勝敗を予測する声が聞こえてくる。人数有利で汎用性の高い二人が勝つやら

、その二人を真正面からねじ伏せて狩迅が勝つやら……

その声とは関係なく、3人の間には見えないが稲妻が走っていた。

 

 

「お前等が相手か………」

 

 

「あぁ!?俺一人で十分だわ!!半分野郎は引っ込んでろっ!!」

 

 

「俺にも…引けない理由がある。」

 

 

「た…対戦相手は決まったようだね!よしじゃあ早速戦い合うペアを発表するぞ!」

 

 

         ヒーロー                ヴィラン

第1試合    緑谷&麗日                爆豪&飯田

 

第2試合     轟&障子                尾白&葉隠

 

第3試合    蛙吹&常闇                切島&瀬呂

 

第4試合    上鳴&耳郎                八百万&峰田

 

第5試合    青山&芦戸                佐藤&口田

 

第6試合     狩迅                  爆豪&轟

 

 

結果から言うと、第1試合は緑谷達の勝利だった。半分反則のような物と八百万が言っていたが負けは負け…

爆豪はかなり精神的に来ているように見える。

 

第2試合は轟達の圧勝。一面を氷漬けにし、葉隠達を行動不能にし、そのまま核兵器に触れた。

 

第3試合と第4試合は共にヒーローチームの勝利。第5試合は佐藤達の勝利で終わった。

 

そして始まる第6試合……………

 

 

「3人とも、準備はいいかい?」

 

 

『あぁ』

 

 

「準備なんざ必要ねぇ!正面から叩きのめしてやる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、どう攻めようか……轟は半冷半熱…爆豪は爆破だったな…」

 

 

そう言うと狩迅は静かに中へと入っていった。そこはこれから戦いが始まるというのに恐ろしいほど静かだった。

とにかく上を目指すため階段を探す。

 

 

(とにかく一人をおびき寄せてから確保してもうひとりを倒しに行くのが妥当か……)

 

 

そう考えているといきなり目の前から爆豪が姿を表した。緑谷に負けたからか、落ち着きが無いようにみえる。

 

 

「死ねぇええええええええ!!!!!!」

 

 

「緑谷の時の戦法か…甘い!」

 

 

狩迅は既に対緑谷の時に爆豪の戦闘スタイルを見抜いていた。最初は右の大振り、その次はこっちに向かって突進してくる。

 

 

「亜種羅!」

 

 

狩迅はまるで爆豪がそこにいるのがわかっていたかのようにバックステップでギリギリでかわす。

 

 

「なっ!?」

 

 

「お前の位置は既に"嚇眼"で見抜いている!」

 

 

嚇眼はただ身体能力が上がるわけではない。視覚、嗅覚、聴覚と言った五感全ての感覚が研ぎ澄まされ、相手の位置を特定する事やその人数、どんな武器を持っているかも感知することができる。

 

 

「轟は……核兵器のところか…」

 

 

「あんな半分野郎のことなんざどうでいいだろうが!!舐めてんのかぁ!?」

 

 

爆豪はそう言うと、腕についてあるピンを抜こうとした。

 

 

ーーーー

 

「まさかっ!?やめろ爆豪少年!!」

 

ーーーー

 

 

「威力はデクの時程じゃねぇよ、だが……充分だ!!!」

 

 

爆豪はピンを外し、狩迅に向けて爆破を解き放つ。

 

 

「くたばれぇええええええ!!!!」

 

 

その爆破は見事に狩迅に直撃した。普通ならもう立つことはできないだろう。

 

 

ーーーー

「爆豪の野郎っ!?マジでやりやがった!?」

 

 

「なんてことを!?」

 

 

「あんの馬鹿!?マジで撃つやつがいるかぁ!?」

 

 

(…………………………)

 

 

耳郎は心配そうに見ていたが、何故か心の奥底で"大丈夫"と言う文字があった。

たしかに爆豪は強いが、それは狩迅だって同じ。それに彼が"あれ程度で"負ける程、弱くないと確信していた。

この矛盾した感情は、耳郎自信にも理解できなかった。

 

 

ーーーー

 

「終わりか……随分と呆気ねぇな………」

 

 

爆豪は後ろを振り向き、教室へ戻ろうとするが…………

 

 

『悪くはない…だが詰めが甘いな。』

 

 

「だと…思ったぜ…忍者野郎」

 

 

煙が少しずつ晴れていく。爆豪は柄にもなく、少しばかり恐れを抱いていた。

そこには、傷一つ無く、平然と立っている狩迅の姿があった。

 

 

「チッ!」

 

 

爆豪は余っているもう片腕のピンを外して迎え撃とうとしたが、時はもう既に遅かった。

 

 

「言っただろう…………"詰めが甘い"と……」

 

 

その瞬間爆豪の視界は……黒に染まった。

 

 

「とどめを刺したあとはちゃんと確認しておけ。あとは……………轟か…」

 

 

 

 

 

 

 

 




ナルガクルガの完全体は体育祭辺りで出すとしましょう。本戦ぐらいだとおもいます。
それではまた次回で〜
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