真剣で姫に恋しなさい!   作:常磐

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第十九幕 姫新外道<ひめと あらたなげどう>

 

 

項羽の相手を義経と弁慶に任せた薫は、川神院本堂の屋根に上がり、マープルと対峙した。

マープルの両目は紫色に光り、口は妖しげな笑みを浮かべている。

 

 

「ここまでだ、外道衆」

 

「あら、気づいてたのね。流石は志葉家と言ったところかしら?」

 

 

マープルを操っている外道は、薫に見破られたにも関わらず余裕の表情だった。

右手を頬に当て、わざとらしく溜め息をつきながら言う。

 

 

「は~、せっかく余興として人間同士の争いを楽しんでたと言うのに、まさか志葉家の人間が割り込んでくるとは思わなかったわ」

 

「余興だと?」

 

「私、長い間封印されてて、つい最近解放されたの。それで久しぶりに面白いものでも見ようとこの世を探っていたら、この女を見つけたのよ」

 

 

外道は右手を頬から胸に移し、人差し指でマープルの体を指す。

薫は外道の一挙一動に警戒しながら問う。

 

 

「そしてその女性を操り、この騒動を起こしたというのか?ただ面白い余興を見たいと言う目的のために…」

 

「言っておくけど、今回の反乱はこの女が元から企てていたことよ?私は背中を押してあげただけ」

 

 

まるで自分は唆しただけで、実際に動いたのはマープル自身だという風に外道は言う。

しかし薫は、それが嘘だとすぐに見抜く。

薫がこの場に来た時から、マープルから外道の妖気が感じられた。

マープルをコントロール下に置いていたのは自明だった。

 

 

「今の世界が気に入らないからって過去の人間の模造品まで作るなんて、時代が変わっても人間の愚かさは変わらないわね。でも私、そういう愚かな人間って大好きなのよ。だって、見ていて飽きないもの」

 

 

外道は口角をより吊り上げながら言う。

 

 

「たった一人の欲望のせいで、親しかった者たちが敵同士になり、刃を向け合い、殺し合う。そしていずれは模造品による支配を拒む人間たちが、更なる反乱を起こして争う…クヒヒッ」

 

 

このままマープルの反乱が続いた時に起こり得る未来を想像したのか、外道はその身を震わせながら不気味に笑う。

 

 

「人間はどこまでも愚かで、でもだからこそ面白いわ。ああ、早く大戦(おおいくさ)にならないかしら」

 

「…もういい。喋るな」

 

 

薫は外道を睨みながら、怒気に満ちた声で言った。

 

 

「貴様の御託にこれ以上付き合うつもりはない」

 

「そうね。侍であるアンタに私の『外道』が理解出来るなんて思っていないわ」

 

「その女性を解放させてもらう。義経たちのためにも!」

 

「私に構ってていいのかしら?その義経ちゃんたち、結構危なそうよ?」

 

 

シンケンマルを構える薫に対してそう返す外道が指差す先、川神院の境内では四つの戦いが繰り広げられていた。

 

 

空中で激しくぶつかり合う百代とヒューム。

クラウディオの張り巡らせる糸を掻い潜り、二刀で斬り裂くあずみ。

一子、京、クリス、由紀江の四人は与一の援護射撃を受けながら合体マガツを徐々に追い詰めている。

 

しかし、義経と弁慶の二人は項羽の圧倒的なパワーに押されていた。

外道が利用したマープルの言霊によって暴走状態にある項羽に、流石の二人も苦戦を強いられている。

 

 

「あの様子なら、あと数分もかけずにあの二人は片付けられるわね。そのまま他の連中も…?」

 

 

戦闘を眺めながら、既に項羽の勝利を確信している外道だったが、薫が無反応であることを訝しむ。

見れば、薫は境内での戦闘には目もくれず、外道を睨み続けている。

 

 

「お友達のことが心配じゃないのかしら?」

 

「義経の実力はよく知っている。獣のように荒ぶるだけの今の項羽に負けはしない。そして…」

 

「そして?」

 

「戦っているのは、義経たちだけではない」

 

 

 

 

 

 

「ガアアアアア!!」

 

「ぐう!」

 

 

獣のような咆哮と共に放たれた矛先を、弁慶は錫杖で受け止めた。

衝撃に押され体勢を崩すが、すかさず義経がフォローに入り、項羽からの追撃を妨げる。

 

 

「弁慶!やっぱり金剛纏身の疲れが…」

 

「くっ…そうだね。まだ抜け切ってないかな」

 

 

弁慶が監禁部屋から脱出するために使った金剛纏身は、使用後に弁慶の体力を著しく消耗させる。

壁を破壊する一瞬のみの発動ではあったが、それでも現在の体力が万全の状態ではないことは否めない。

 

 

「どうする義経?項羽を止めるなら、一気に仕掛けるしかないよ」

 

「でも、今の項羽さんは明らかに正気じゃない。マープルのように操られているのかも…」

 

「だからって、手加減して勝てる相手でもないでしょ」

 

 

義経は項羽を『倒す』ためではなく、『止める』ためにここへ来た。

いくら昨夜、自分たちを痛めつけた相手とは言え、長年共に暮らして来た相手を力尽くでねじ伏せることに、少なからず抵抗があった。

 

 

「項羽さん!こんなことはもう止めてくれ!義経はこんな戦いはしたくない!」

 

「ウオオオオオ!」

 

 

何とか平和的に解決したいと、義経は項羽に言葉を投げかける。

項羽は聞く耳持たず、雄叫びを上げながら方天画戟を振るおうとする。

 

しかし、項羽は突如動きを止めた。

 

 

「グ…ウウゥ…」

 

 

苦しそうに、何かに耐えるように唸り声を上げながら、その場に踏み止まっている。

 

 

「項羽さん…?」

 

「まさか…抗ってる?」

 

 

義経と弁慶が考えた通り、項羽は言霊による支配から逃れようとしていた。

そして、戦っているのは項羽だけではなかった。

 

 

(ぐうう…俺たち(・・)の体を好き勝手に使いおって…!!)

 

(全くだよね…すぐ…返してもらわなきゃ…!)

 

 

項羽、そして清楚。

一つの体に宿る二つの意識が、言霊の力に必死に抵抗している。

 

清楚の意識は項羽が目覚めて以来、ずっと心の奥底へと閉じ込められていたが、肉体が言霊の力に支配され、項羽の意識が内側に追いやられた際に、二人は初めて対面した。

 

操られる自分の体が、薫や駆け付けた義経、弁慶に襲い掛かる中で項羽は自分の行いを後悔した。

薫の言葉を受けて、自分がやって来たことが過ちだったと理解したばかりだと言うのに、今またこうして利用され、義経たちを再び傷つけようとしている。

自分の情けなさに涙すら流す項羽に対し、清楚は言った。

一緒に止めよう、と。

二人は協力して体を取り戻そうとしたが、言霊の支配に打ち勝つことは容易ではなかった。

あのヒュームやクラウディオですら、未だに体を取り戻せずにいるのだ。

 

しかし、二人は先ほど義経の言った言葉を聞いた。

自分たちを叩きのめした相手であろうと、無意味に争いたくないと言う義経の思いが、二人を奮い立たせた。

 

 

(これ以上、妹分たちを俺の手で傷つけるわけにはいかん!!)

 

(絶対に止めよう。そして、ちゃんと謝らなきゃね…!)

 

 

項羽と清楚の意識は何とか体の暴走を食い止めているものの、体を完全に取り戻すには力が足りなかった。

 

せめてもう少し力があれば…二人がそう思った瞬間だった。

 

 

「負けるな、葉桜君!」

 

((…!!))

 

 

突如聞こえたその声が、二人の心に強く響いた。

 

 

「葉桜君、君は強い。その程度の言霊に負けはしない!」

 

 

声が響く度、二人は不思議と力がみなぎって来るのを感じた。

 

 

「支配に抗え!そして打ち勝ち、帰って来るのだ!葉桜君!」

 

「ウ…うおおおおお!!」

 

 

項羽の体が、その身を反らして天に向かって咆える。

そして握っていた方天画戟を手放し、地面に倒れ込んだ。

項羽と清楚の意識が、言霊の力を振り払い、体を取り戻したのだ。

 

義経と弁慶はすぐさま項羽に駆け寄り、抱き起す。

 

 

「項羽さん!大丈夫か!?」

 

「あ、ああ…」

 

「無事に戻ったようだな」

 

「京極…」

 

 

項羽と清楚を激励した声の主――京極彦一が歩み寄って来た。

和装に身を包み、その手に扇子を持つ青年は、清楚と同じ3-Sに在籍するクラスメイトであり、強力な言霊使いでもある。

 

 

「なんで京極先輩がここに?」

 

「直江に呼ばれたのだ。言霊で操られている者たちを助けてほしい、とな」

 

「大和が…なるほどね」

 

 

彦一の答えに納得した弁慶は、大和が隠れている方を見た。

そこには紋白と一緒に笑顔でサムズアップする大和の姿があった。

 

 

「しかし、よもや葉桜君が項羽のクローンとはな」

 

「…期待外れだったか?」

 

 

基になった人物の明かされていない清楚に対して彦一が興味を持っていたのは、項羽も知っていた。

誰もが文学系の偉人のクローンだと予想していたら、まさかの西楚の覇王だったのだ。

余りにも想像からかけ離れた正体だった上に今回のような騒動まで起きてしまい、幻滅されるかと思ったが、彦一は微笑みながら答えた。

 

 

「いや。予想を上回る答えだったのでな。むしろ今まで以上に、君に興味がわいたよ」

 

「…はは、本当に、変わった奴だ」

 

 

項羽が少し安心したように瞼を閉じると、静かに寝息をたて始めた。

操られている間、体は一切加減なしで暴れ続け、心はその体を取り戻そうと戦っていた。

肉体的にも精神的にもひどく疲弊していたのだ。

 

 

「さて、向こうの二人も解き放たなければな」

 

 

項羽が眠ったのを見届けると、彦一はヒュームとクラウディオを解放するべく歩み出した。

 

 

「向こうは片付いたようだな…こっちも終わらせるぜ」

 

 

川神院の門の屋根で、与一は義経たちの様子を見ていた。

項羽を無事に止めることが出来たのを確認し、一子たちと対峙する合体マガツに視線を向ける。

既に一子たちによってほとんどの腕を斬り落とされているが、リモコンの命令に従うだけのロボットであるがゆえに、どれだけ損傷しようとも動き続けている。

 

 

「哀れな傀儡だ…お前は俺が解き放ってやろう」

 

 

与一は愛用の弓『ソドム』に新たな矢をつがえ、合体マガツに狙いを定める。

その鋭い視線は決して標的からブレることはなく、呼吸を整え、全神経をその一撃に集中させる。

 

 

「闇に囚われし者に、終わりなき安らぎを与えん…奥義、輝ける安寧の日々(ゴールデン・ウィーク)!!」

 

 

限界まで引き絞られた弦が解放され、神速の矢が撃ち出された。

ボディの中心を貫かれ、内部で爆発が起き、合体マガツはついにその機能を停止させるのだった。

 

 

 

 

項羽の暴走は阻止され、合体マガツは破壊された。

ヒュームとクラウディオも彦一の言霊によって元に戻るだろう。

 

境内での戦いが終わりを告げる。

思いがけない展開に、外道はガッカリしたように息を吐いた。

 

 

「あらら、終わっちゃったわ」

 

「当てが外れたようだな」

 

「こうなると分かっていたのかしら?」

 

「信じていたのだ。私の友をな」

 

 

マープルとは違い、項羽とヒュームとクラウディオからは外道衆の邪気が感じられなかった。

そのため薫は、三人を操っているのが外道衆の術ではないことに気づいていた。

外道衆の術でなければ、モヂカラ以外の方法でも対処は可能。

そして薫は、川神市の中で三人を解放する術を持つ人間として、かつて川神学園を案内された際に紹介された彦一のことを思い浮かべていた。

言霊によって他者に暗示をかけるという彼の力なら、三人を救えると判断した。

薫はマープルの方へ向かう時、彦一を呼ぶよう大和に指示しようとしたが、大和は既に携帯で連絡を取ろうとしていた。

大和が自分と同じ結論に至っていたことに驚き、同時に彼の状況判断力に感心した。

 

 

(軍師の名は伊達ではない、ということか)

 

 

薫は風間ファミリーの面々が大和をそう呼ぶ理由を理解した。

そして笑みを浮かべていた表情を引き締め、言った。

 

 

「残るは貴様だけだ、外道衆!」

 

「…そうね。なら、余興の仕上げといこうかしら!」

 

 

外道は薫に振り向くと、右手を正面にかざした。

するとその掌に気が集中し、弾丸のように発射された。

薫はシンケンマルを振るい、気弾を明後日の方向へと弾き飛ばす。

 

 

「その技は!?」

 

「この体が元から持ってる技よ。この若返りと言い、中々面白い人間よね、コレ」

 

 

外道がマープルの両腕を正面に伸ばす。

両手の間に、先ほどの数倍以上の気が収束されていく。

 

 

「食らいなさい!散弾気砲(ショットガン)!!」

 

 

気の塊が拡散し、その名の如く散弾のように放たれた。

無数の気弾が薫に襲い掛かる。

しかし、薫は気弾の雨に怯むことなく前進した。

シンケンマルによって気弾を弾き、時には身を反らして回避しながら外道へと接近する。

大量の気弾による攻撃は、つい最近の百代との決闘で経験したばかりだったため、対処は万全だった。

外道は散弾気砲を放ち続けるも、その全てが意味を成さず、ついに薫は外道の目前へと迫った。

 

 

「人間を斬れるのかしら、志葉の侍!?」

 

「斬りはしない。貴様を叩き出すのみだ!」

 

 

薫はシンケンマルを左手に持ち、右手で懐からショドウフォンを取り出した。

そして素早く、マープルの体に向けて『反』の文字を書く。

対象を弾き返す『反』のモヂカラによって、マープルを操る外道衆の術を吹き飛ばすのである。

 

 

「ああああ!!」

 

 

外道に操られるマープルの体が悲鳴を上げた。

モヂカラは外道衆に対して絶大な効力を発揮するが、人間に対しては強すぎるため、下手をすればマープルの命を奪いかねない。

 

 

(耐えてくれ…!)

 

 

薫は全力をもって『反』のモヂカラを制御した。

やがて、外道衆の邪気が完全に弾き出されると、マープルの姿は若々しい女性から元の老婆に戻り、前のめりに倒れてきた。

薫はそれを受け止めると、静かに屋根に寝かせる。

気を失っているが呼吸は安定しており、命に別状はない様子だった。

 

 

「強いわねぇ。流石、志葉家の侍と言ったところかしら?」

 

「!!」

 

 

無事にマープルを救えたことに安堵していた薫の背後から、突然声が響いた。

薫が振り向くと、一部の瓦の隙間から赤い妖光が漏れていた。

 

その光は、この世と三途の川が繋がっている証拠である。

先ほどの声は、その隙間の向こう側から聞こえて来たのだ。

 

 

「余興は中途半端に終わってしまったけど、まあまあ楽しめたわ。これからも期待出来そうね」

 

「貴様…ただのアヤカシではないな」

 

「あら、察しがいいわね」

 

 

アヤカシとは三途の川に棲む怪物たちの総称である。

その中には外道衆の総大将『血祭ドウコク』、その一味である『骨のシタリ』、クサレ外道衆という一派を束ねていた『脂目マンプク』など、アヤカシよりも強大な力を有する外道が存在していた。

薫が隙間の向こうから感じる妖気は、先述した外道に匹敵するものだった。

三途の川から話す外道は、嬉しそうな声で己の名を告げた。

 

 

 

「私の名は、『逆神(さかがみ)ムクロ』。クヒヒッ、近いうちにまた会いましょう…志葉、薫…」

 

 

その言葉を最後に、瓦の隙間から妖光が消えた。

三途の川との繋がりが切れたのだ。

 

 

「逆神ムクロ…」

 

「おーい!薫さん!」

 

 

外道衆が再び動き出した。

その事実を重く受け止める薫に、境内から声が掛けられた。

薫が見下ろす先、戦いを終えた皆が集まっており、その中で大和がこちらに向かって手を振っている。

 

 

「こっちは全部片付いた!そっちは!?」

 

「こちらも終わった。マープルも無事だ!」

 

 

薫の答えを聞いた義経や弁慶が笑顔を浮かべた。

与一はすました顔をしているが、心の中では安堵しているのだろう。

ちなみに項羽は未だ眠っており、百代に満面の笑みでお姫様抱っこされている。

 

仲間たちの様子を見て、今回の騒動がひとまず終結したことを実感した薫は、皆の下に向かうべく眠るマープルを抱きかかえるのだった。

 

 

 

 

 

 

―――三途の川―――

 

 

薫との会話を終えた逆神ムクロは、賽の河原の岩場から腰を上げた。

 

ムクロの頭からは、立ち上がった状態でも地面に着きそうなほどに長い髪が伸びており、顔も前髪によってほとんど隠されており、鋭い牙を持つ口元だけが見えていた。

その身には、表面が蛇の鱗状になっている羽織を纏っており、今まで座っていた岩のすぐ傍には、ムクロの身長を越える巨大なメイスが突き立てられていた。

 

ムクロは背後に佇む巨大な一つ目のような頭部を持つ怪物に振り向いた。

 

 

「『ヒトミダマ』か…中々楽しめたわ。戻りなさい」

 

 

そう言って、ムクロは身に纏っている羽織を広げた。

すると、怪物の姿がヒトダマのような形に変わり、羽織の裏面へと吸い込まれていった。

羽織の裏面はどす黒く染まっており、そこにはいくつものヒトダマが宿っていた。

 

 

「さて、次は昔馴染みの顔でも見に行こうかしら」

 

 

ムクロは巨大なメイスを地面から抜き、三途の川沿いを歩き出す。

 

 

 

逆神ムクロによって引き起こされた騒動は、始まりを告げる狼煙に過ぎなかった。

 

 

侍と外道の戦いの幕が再び上がる日は、もうすぐそこまで近づいている。

 

 

 

 




お久しぶりです。常磐です。

長らく更新が止まってしまいすみませんでした。
今年から新生活に突入し、環境が色々と変わって忙しかったもので
中々書く時間がとれませんでした。

今回から更新再開します。
以前と同じく不定期となりますが、今後もどうぞよろしくお願いします。

さて、『真剣で姫に恋しなさい!』略して『まじ姫』は次回で第一部終了。
次々回から第二部に突入する予定です。
第二部からは今回名前が明らかとなったオリジナル外道との戦いが本格化していきます。

それではまた次回お会いしましょう。
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