本当はコロナモンにするつもりでしたが、大人の事情によって差し替えました。
二次創作で気にする必要あるのかと思いましたが念のため。
あと、ハジメの豹変後の顔と、ガジモンがフンイキニテルトカオモッテナイヨ?
ハジメ「いい度胸だ」カチャッ
作者「\(^o^)/オワタ」
因みに進化ルートはデジモンチャンピオンシップから…ガクリ
進示視点
「フフフ…、色は違うけどお揃いね、このジャケット」
「私の服も拘りがあって仕立てたのだと分かるぞ」
現在俺は俺自身で仕立てた旅装束に着替えている。
杏子と優花の装束も俺が仕立てた。
なお、ハジメとユエの分も仕立てようかと思ったが断わられた。
流石にそれは自分でやりたいらしい。
俺はジャケットからチノパンのような生地のズボン、ブーツに至るまで真っ黒だが、ジャケットとブーツだけはアルファモンをイメージするカラーリング(金と赤)のアクセントを入れてある。
あと、指ぬきのグローブもある。
それを見た杏子がその意味に気付いて笑ってくれたのは嬉しかった。
優花の旅装束も基本俺と同じフォルムだが、基本の色は白、そして、まだ到達してないし、違うデジモンになるかもしれないが、彼女のパートナー…の究極体(恐らくはデュークモン)のカラーリングアクセントを入れてある。
優花には新しい武器として白兵戦にも投擲用の武器としても使える白銀の槍、グングニルと名付けた槍がある。
そもそもデュークモンの槍の名前が【グラム】だ。
グラムは北欧神話の武器なので、それにふさわしい北欧関連の槍と言えばグングニルやミストルティンくらいしか思いつかない上に、ミストルティンの方はそもそも武器ですらない。
そして優花の投擲技術を考慮すると、投げる槍として適性の名前はオーディンの槍、グングニルしかない。
オーディン繋がりでスレイプモンの元ネタである、オーディンの狩る馬、スレイプニルがいたな。
ある程度槍術も教えたが、俺は基礎以上の事は教えられないし、優花も投擲と体術を主にして戦うことにしたようで、槍術は基礎以上のトレーニングはしていない。
まだ戦歴が浅い中で無理にアレコレ教えても身につかないし、武器を紛失するリスクを想定した上で無手の体術を学ばせたのだ。
杏子の服は、ワイシャツよりやや厚めの白い上着(胸元は閉めてある)、足とお尻のラインが分かるややぴっちりめの黒い長ズボン、ハイヒールは流石に危ないのでブーツにしてあるが、あとは黒い手袋にジャケットにも変化する黒と金のストール、「コレ、どういう構造してるの?」頭には複数のギミックを仕込んだ多機能ゴーグルだ。
露出とブーツ以外は完全にサイスルの杏子の私服である。
勿論全員の服には物理、魔力、状態異常に対する防御を思いつく限り仕込んだ。
ハジメにも魔法防御などのギミックを服に仕込む際はハジメにも多少アドバイスした。
「胸元もご要望とあらば開けるが?」
「それは…俺が杏子の胸でくつろぐ時にしてくれ」
「フフフ…了解だ」
「私もいつでもいいからね」
二人から迫られた形と俺が弱音を吐いたのがきっかけで関係を持つに至ったが、もうスキンシップには遠慮しないことにしたし、二人もそれを受け入れた。
地球では後ろ指刺される関係だが、俺達はもう止まる気はない。
優花もこんな非常識な経験をして忘れろという方が難しい。
ハジメには白崎とユエを引き合わせてしまったら修羅場になると予想したが、これも成り行きに任せるしかない。
ちなみにストーカーまがいの事はしているのに、告白してない白崎…まあ、学校での自分の言動が周りにどう影響を与えるかも考慮してなかった。白崎がハジメに話しかけることで天之河のやっかみや檜山達のいじめの原因になる事に気付いていなかった辺り恋は盲目と言ったところか。
…俺も気を付けないとな。
だが、正直俺も他に心当たりがある。
「進示も結構タラシなのね…あなたたちの関係に割って入った私が言える事じゃないけど」
「…一番可能性が濃厚なのはガラテアか」
「進示のメイドさん…」
「ああ、まるで昔から面識があるかのような感じだった。本人は隠してるつもりだったようだが、フェーに顔が似てるんだよなぁ」
「あのエルフの王女様か…表向きは姉妹はいない感じだったが」
「…表舞台から消さざるを得なかったか」
アレコレ可能性を考えるが情報が少ないので本人に確かめるしかない。
「八重樫も微妙…」
「うそっ!?いつの間に」
「まだ確信は持てないぞ?カウンセリングをしてみたが、少なくとも天之河の前で吐かない弱音を吐かれた」
「ああ、クラス全員にやろうとしてた奴か。…彼女は確かに人前で弱音を吐かないし、【ソウルシスターズ】なるものが結成されるほどナイトのような振る舞いをしていたが…彼女は進示と似たようなタイプだ」
「…弱音を吐きたいのに吐けない…ところとか?」
「まあ、近いな」
「…そっか」
優花はなんとなくではあるが察したらしい。
すると杏子が、
「しかし、キミは責任感が強い女性を惹き付けてしまうのか?」
「え?」
などと言ってきた。
「樹も責任感の強い者だ。神の都合に付き合わせている君に負い目を感じてもいるだろうが。まあ、責任感の弱い天使に大天使は務まらないな」
神のシステムは分かっている半で優花やハジメ達にも説明してある。
「男をダメにするタイプの女性もいるが…キミはそういう女性を作ってしまったり惹いてしまうのかな?」
「…そう言うと俺が悪魔の男に聞こえるぞ」
「…冗談だ。まあ、キミがあまり完璧超人過ぎても、私や女性の存在意義がなくなってしまうからな。互いの欠点を補い合える関係がベストバランスだろう」
「その理屈で言うならリリアーナ王女も危なくない?」
「…………………ないとは思いたいが、彼女からよく政治や経済の学術書を借りていたし、王女はこの世界の神に対して少なからず疑問を持ってたから、やり方次第でこちら側に引き込めると思って、探りは入れていた」
まあ、出来ればラッキー程度だったので、メルド団長もこっち側に引き込めないか探りを入れてみたのだ。
「ほら、こっちでは神の使途という名目で国から後ろ盾は得ていたが、本当のところどこまで通用するかは怪しい」
「確かにな。後ろ盾があるとないとでは、行動にも大きく差が出るかもしれん…このような宗教国家ではなおさらな」
「王女は魂の色で邪念がないことは確認済み。絶対ではないが洗脳の類も受けにくいだろう」
「魂ってそんなことまでわかるの?」
優花の疑問は最もだ。
「元々ジールで学んだ技術だったが、杏子とデジシンクロを起こしていなかったら気づかなかった可能性も高い…それに」
「それに?」
「…お前たちを抱いてから精度が上がった。より遠くの魂の位置を捕捉出来たり、コンディションが細かくわかるようになった」
「…そう言えば私も抱かれてから、体のコントロールがスムーズなのよね」
「私も技のバリエーションが増えたな。人間体のままでも使える技がいくつかある」
「…なんてエロゲ?」
「いや、日本にも古来より房中術があるだろう。案外否定できないかもしれない」
俺と杏子は問題なくそういうトークが出来るようになった。
優花もまだ少し恥ずかしさはあるものの、もうついて来れる。
「それとギルモン、杏子やハジメやユエのガジモン、ルナモンがはぐれてもそれぞれのデジヴァイスで居場所を把握できるし、デジモンを隠して移動するときは、デジヴァイスに格納する機能もつけた。これで状況を顧慮しながら行動できる。ずっとデジヴァイスに閉じ込めるのもストレスが溜まるから、出来るだけ表に出すようにはするが」
「私は見た目は人間だが、他のデジモンはそうはいかないからな」
「うん!これなら隠れながら移動出来るようになるね。僕たち見た目は魔物だし」
「おーい、もう出発するぞ」
ハジメからの呼び声だ。
乗り物の最終チェックは終わったらしい。
ハジメから預けていた銃やガトリングを返してもらう。
「色々参考になったぜ」
「そうか」
「ん」
因みにユエからは、性病予防薬や避妊薬の件で感謝された。
遠慮なくハジメを食える(意味深)からだろう。
…ハジメからは微妙な顔をされたが。
因みに俺と杏子と優花、ハジメとユエがそれぞれのカップルごとに同じデザインの指輪をしている。
勿論指輪にも多数のギミックを仕込んでいる。
『…杏子、優花…いつまでも俺と一緒にいてくれ』
『も、勿論よ…!嬉しいわ』
『おや、樹を差し置いて貰えるとは…私は勿論記憶が戻った今も君と一緒にいる意思は変わらない。帰ったら樹にも指輪をやるといい』
『…【彼】は?』
『気にならないといえば嘘になるが…、キミは【彼】と再会させようとしてくれているのだろう?それに真田アラタや白峰ノキア、神代悠子達もあれからどうなったのか気になるしな』
『…ああ、何故その世界を今認識できるのかは気になるが、あの世界の東京・中野にもう一度…行けるのは改変後の世界だろうがね』
『私が憑依していない本来の暮海杏子がいる世界か。…岸部リエも気になるな』
そんなやり取りを思い出す。
ユエはややアンバランスな服装に頭に黒いリボン。
ハジメは眼帯に黒いコート、メタルな義手と、厨二全開な服装だが俺も人の事は言えない。
「俺たちの装備やデジモンはこの世界では異端だ」
「ああ、場合によっちゃ、略奪、異端審問、その他諸々の問題が起きる」
「まさに、世界中を敵に回すかもしれない旅だな。教会や各国を敵に回す可能性は高い」
「でも、今更そんなんで止まらないわ」
「ん、私たちが揃えば最強」
「私たちも強くなったし」
「俺達は強い!」
「僕たちは強い!」
上からハジメ、俺、杏子、優花、ユエ、ルナモン、ガジモン、ギルモンだ。
俺達は背中を組んで円陣を組む。
某青春バスケットボール漫画みたいなネタになったが、やってみたかったネタだし、ハジメも反対はしなかった。っていうか知ってたのなスラ〇ダ〇ク。
「「「「「「「「俺【僕】【私】達は強い!!!」」」」」」」」
因みにギルモン達は高さ的に円陣を組めないので、それぞれのパートナーの背中に乗って叫ぶ。
優花は若干恥ずかしそうだったが、杏子は意外とノリノリだった。
ユエもノリノリだが、ハジメの趣味に合わせるためだろうか。
オルクスの隠れ家にはやはり地上にワープする仕掛けがあり、オルクスの指輪を使って、地上に脱出する。
隠し通路のようになっていたので地上に直通ではなかったが。
資料を見たこともあったが、ライセン大峡谷は処刑場だ。
断崖の下はほとんど魔法が使えず、多数の強力にして凶悪な魔物が生息する。
因みに試してみたが、魔力を持たない杏子やデジモン組は一切弱体化しない。
まあ、魔力が使えないことを弱体化というべきかは微妙だが。
深さの平均は1.2km、幅は900mから最大8km、西の【グリューエン大砂漠】ら東の【ハルツィナ樹海】まで大陸を南北に分断するその大地の傷跡(のように見える)。
それが【ライセン大峡谷】。
「…魔力が外に出すのが効率悪いだけで、身体能力の強化なら影響はないな」
「って言ってる間に魔物のお出ましか」
いつの間に魔物が出てきたか。
「魔力は分解されるけど力づくでいく…10倍くらい効率悪いけど」
「なら、ユエは今回見物してなさい。魔力はいざという時のために温存するの」
そういうとユエは渋々引き下がる。
「そら!」
ハジメがドンナーを発砲。
「シッ!」
優花がナイフを
「ヴォルケナパーム!」
杏子が新しく会得した技の中で人間体でも使える【ヴォルケナパームⅠ】を放つ。
ヴォルケナパームは魔法ではないのでこの環境でも分解はされない。
「弱っ!?」
魔物はあっさり爆散した。
奈落の底にいた魔物の方が強すぎるだけでコレがスタンダートなんだろうか。
「手ごたえねぇな」
ハジメがやや物足りなそうに言う。
「タイラントバスター撃ちたいなぁ」
「お前の場合は魔力が分解されなかったら間違いなくこの程度の魔物じゃオーバーキルすぎる」
「キミもデジモンなしでも完全体と戦える事を自覚すべきではないか?…いや、体への負担を度外視すれば究極体ともそれなりの戦いは出来るぞ」
ハジメと杏子に突っ込まれた。
「今はお前たちがいるからそうそう限界超える必要もない…限界を超える事態が来ないことを祈りたい。忘れてるかもしれないが本来俺はそんな面倒ごとは嫌いなんだ」
俺はそう言うが
「フフフ…今は私たちがいるからこそ、だろう?私たちを守るために限界を超えてしまう事もあり得る」
「そんな事態に私たちがさせないわ」
…これは喜んでいいのか。
限界超えることを無くして成長もしなくなる恐れもあるが…ままならないな。
「…一先ずどっちのルートを取るかだが、樹海側に向かおう」
「ハルツィナ樹海?」
「ああ、いきなり砂漠横断はキツイし、樹海側の方角には町もある」
「そこを一先ずの拠点にするのか」
「そう言うことだ」
ハジメの言葉には誰も反対しない。
町で物資の補給が出来るようになれば、旅の途中での食料なども計算しやすくなる。
隠れ家では自家菜園もやってたし、携帯食も作ったが、やはりそれでは味気ないというのが本音だ。
「決まりだな」
そう言うとハジメは宝物庫の指輪から魔力駆動四輪を出す。
俺も車やバイクは作っているが、今は分乗する必要はないし、ハジメが運転したそうにしていたので、今回は任せることにする。
車に乗って周りへの注意はしているが、思い思いに談笑していると、
ピピピ…
「デジヴァイスに反応?デジモンの気配がある」
「何!?」
頭が二つあるティラノサウルスのような魔物に追いかけられてるのは兎人族の少女と、その頭に乗っているのは
「パタモンだな」
「あの女の子の頭に乗ってるってことはパートナーなのかしら?」
「…これはいよいよ異常事態だな。本来この世界に存在しないはずのデジモンが複数いる時点で嫌な予感はしてたが」
「仕方ねぇ、助けて恩売って、色々吐かせるか」
ハジメが凶悪な顔をして『恩を売る』とか言っちゃってるけど、性格変わったなぁ。
まあ、元々事なかれ主義なので見捨ててた可能性もあるだろうが。
「とは言え、今俺は運転中だ。ユエ、園部」
「あのティラノサウルスのような魔物、成熟期でも十分だろう」
ハジメと杏子の言葉に優花とユエはデジヴァイスにカードをスラッシュする。
テイマーズ式の進化ではあるが、大迷宮で俺がやったように、魂だけで進化させる方法もいずれ確立しておく必要がある。高次元世界に進出するためにはカードに頼った進化では恐らくダメだ。
しかし、まだカード無しで進化は出来ないしな。
…カード持ってきててよかったぁ。
「ルナモン進化…レキスモン!」
「ギルモン進化…グラウモン」
それぞれのパートナーが成熟期に進化し、兎人族の少女とパタモンを助けに向かった。
魔法が分解されるこの環境でもデジモンに一切影響はないしな。
とある大迷宮
「んもう、キミが来てからトラップの増築は楽になったけど、その歌唱力はお世辞にも高いとは言えないよ」
「んま!失礼ね!アチキの歌は渋谷じゃ(それなりに)評判良かったのよ!!んまあ、【あの】渋谷も玲子ちゃんも歴史が改変された以上もういないんだけどぉ…アチキと出会ったこともなかったことになっちゃってるし」
「イロイロ複雑な事情があるんだね…っていうかキミの歌が評判いいってそのチキュウって世界の文化はどんだけなんだい!?」
そこの最深部の部屋には魂をゴーレムに移していた頃とは違う【本来の肉体】の金髪ポニーテールの少女と猿のような外見にサングラスと、腰にクマのようなぬいぐるみを付けたオネェ言葉で喋る謎の物体Xがいた。
「さて、外の様子を見ますかっと…」
ミレディが洞窟に仕掛けてある遠見の応用でライセン大峡谷周辺の様子を見る。
すると、一人の兎人族の少女を助ける集団がいた。
「うわ、アレ乗り物なのかな?…随分高度な技術だね。それにあんな変身する魔物みたいなやつ、言葉は喋るし、彼らに従ってるみたいだし」
「あら、車じゃない。トータスにはあんな技術はないし、それにアンタの言う変身する魔物はアチキと同じデジモンよ」
「…なんだって?」
少女が驚いたようにサル…エテモンを見る。
「…ミレディちゃん。いよいよこの世界の歴史が動くわよ。…いい結果か悪い結果かは分からないけど」
「…そっか、いよいよか…長かったなぁ」
少女は感慨深げに呟く。
と、エテモンが車から降りたゴーグルをかけた金髪の少女に気付く
「…あらぁ?暮海探偵事務所にいた女所長じゃない?ちょっと若返ってるけど」
歴史は…すでに狂っているが、彼女の認識では今、大きく動き出した。
以前言った通り、オルクス大迷宮が終わったので、リリアーナ王女ヒロインアンケートは締め切らせていただきます。
進示君が約70%だったので、進示君に決まりました。
ミュウに関しては今のところハジメパパが多数ですね。
超子煩悩のハジメパパはドラマCDでも割ととんでもないもの作っちゃってますしねw
追記
エテモンが登場しました。サイバースルゥースのサブイベントに登場した個体です。
迷宮で登場させた方がインパクトは強いのですが、私の脳ミソの都合もあってフライング登場です。
迷宮本番はどうなるか…フフフ、お楽しみを
ミュウにパートナーデジモンが出来るタイミング
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エリセン到着まで
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トータス編最終決戦あたり
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地球帰還後