デジモンと命を共有する転生者   作:銀の弓/星の弓

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杏子(新)の設定はかなり迷いましたし、杏子にせず、普通にドルモンにしようかとも思いました。しかし、デジシンクロの設定を作るために、テイマーズ式進化にし、あえてサイスル本編後のアルファモンをチョイスしました。
だからこそ暮海杏子のタグをつけるかも迷いました。
そして察した方もいるでしょうが、ロードナイトモンも登場確定です。

※1話である単語を文字化けさせた台詞にしましたが、こちらは修正していません。勿論意味はあります。(ヒント、人間と天使の違い)


第2話 トータス召喚

樹視点

 

 

夜中遅くまでパソコンをいじっていたが、自身が仕えてる主の通う高校から揺らぎ反応が出た。

 

「…まさか…」

 

表向きの仕事と、本来の仕事を同時にこなしながら、パソコンから出た結果に驚く。

何度か見直したが結果は同じ。

 

「…」

 

我が主は既に就寝中なので起こしに行くわけにはいかない。

先ほど杏子ちゃんが裸ワイシャツで進示様の部屋に行った気がするが、特に止める理由もないため、杏子ちゃんには何もせず、非常食や進示様の武装の準備やメンテナンスを行う。

武器のメンテは進示様本人でもできるが、そこまで時間はない。

 

スマホの通信アプリを起動し、メッセージも送る。同僚の天使や転生者の皆様にも…早ければ明日にも動き出す。

 

「…あら、ガトリングガンも造っていたのですか…実弾をそのまま使うのではなく、魔力を実弾にするシステム…他にもギミックがいくつも…オーバーテクノロジーにも程がありますね」

 

でも止めない私。

これまでの経験上必要になると感が告げている。

 

ファンタジー世界で手に入れた赤黒い龍の形をしたデザインの杖、SF世界で作り上げた…正確には改造したメカメカしい片刃の大剣。

大剣にはモードチェンジもあり、スナイパーライフルとレールキャノンを足して割らない巨大なライフルにも変形する。

カラーリングはドルゴラモンをイメージさせるがちょっと凶悪なフォルムだ。

 

 

でも止めない私。

 

 

 

 

…この世界そのものが宇宙にとってのジャンクデータある可能性がある以上この世界はイーターに限らず、データを捕食する存在にとっては【毒】だ。

 

「二次創作とはよく言ったもの。そもそもヒトの空想が全て現実になる可能性がある以上、破棄されたデータも破壊されたデータも宇宙に溜まる。進示様達はこの世界の元ネタをご存じないですし、そもそも私が知ってたとしてもルール上開示できません。…いえ、私もデータにブロックがかかっていて、閲覧できないのですが…パソコンをチェックしていなければ明日が召喚日と気づくことさえできなかったでしょう。

 

…いえ、そもそもブロックなの…?…データが喰われている…?

 

…意図的に情報に規制がかかているのか、データが喰われて情報が抹消されているか…もし後者だとしたら、私のような大天使を派遣する理由も納得です」

 

 

私は深い溜息を吐くと

 

 

「我々が戦う相手はイーターより悪質なもの…デジタルモンスターという媒体をカウンターに選んだのも納得がいきます。転生者にとっては、全く未知の力より、ある程度既存の元ネタがある力の方が使いやすいし、デジモンはネットワークの力。高次元の世界に進出するにはうってつけですもの」

 

まもなく夜が明ける

 

『「スピリットでエボリューションするからテイマーズの世界かと思ったけど、この世界に関連する人とか組織とかないのに!?」』

 

 

「大和田さんがテンパっていたとはいえ、デジモンという媒体を知っている彼らがシリーズを間違える…?…駄目ね、考察するにしても情報が足りない」

 

私は進示様から預かった亜空間倉庫の点検を終え、武装と非常食、それから性に関する薬と道具も入れる。非常食は3か月分を想定。

杏子ちゃんは時間の問題の気もするが、他の女性とも関係を持つ可能性は高いだろう。

神側の思惑としては、高い資質を持つヒトの子…とくに強い精神力を持つ子が減っているので、たくさん生まれてほしいという狙いもあってハーレムを禁じていない。…ディストピア的な思想で一般人からは忌避される価値観だが、そこまでは進示様に言う必要はない。…お気づきかもしれないが。

…私も実のところ妾の子ですし。冷遇はされていなかった。まあ、修行時代は厳しかったですが。

 

「考えられるとすれば、デジモンは人間の精神に大きく影響される種族…、ロードナイトモンも岸部リエの精神に大きく浸食されていた…だとすると、人によってはデジヴァイスという媒体すら必要なく進化できる可能性もある…まさに精神【スピリット】ね」

 

デジモンフロンティアに登場する【スピリット】とはまた違う意味になるが、精神ならスピリットと呼ぶにふさわしい。

 

 

「…通信アプリ?金城明音さんね?出口さんとは上手くいっているのかしら?」

 

金城明音(きんじょうあかね)さんは進示様ではなく、彼のご友人の転生者の恋人だ。

この世界の出身…かつ、一般の女学生でありながら、聡明で、ハーレム容認派という珍しい女性だ。複数の女性と交際すると大体トラブルになるのだが、彼女はこちら側に踏み込む前からこういう寛大な方だ。

しかし、重度のミリタリーマニアで、ハワイでもマシンガンを撃っていたんだとか。

しかも、実在架空問わず、あらゆる重火器を愛しているのだとか。

…進示様にガトリングのヒントをくれたのもこの方ですし。

 

アウトドア全般は行けるらしいが、やはりサバゲーが好きらしい。

そして、転生者を除いてこの世界初のデジモンテイマー。ウイルス種のアグモンをパートナーにしている。

出口さんの究極体はクーレスガルルモンなので…アレが出来ますね?まだ先の話でしょうが。

 

内容は

 

『偶然ですが、以前お話し頂いた露出の高いスーツを着た女性を見つけました。

…深追いは出来ませんでした』

 

 

…送られた情報に目を見開く。

 

『分かりました、よく引き返してくれました。暫くは動きはないはずです。出口さんと、シュトース…守里さんから離れないでくださいね?』

 

と返しておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

進示様が家を得る直前に呼び止め、彼を抱きしめて唇を奪う。舌も入れようかと思ったがそうすると止まらなくなる気がするので止めておく。

 

「…ん?どうした?」

 

いきなり抱擁され、キスまでされた進示様は不思議そうに問いかける。

この感が正しければ暫く…もしかしたら年単位で触れられないかもしれない。

通信は出来ても、直接は合えないからだ。

そして、事態の発生阻止も非推奨。

…正直転生者と私たち天使だけ強くてもこの先の災害を越えられない。

「亜空間倉庫をお返しします。…武装、デジヴァイス…Dアーク…呼び方はどちらでもいい気がしますが、それと、3か月分の非常食を入れておきました」

 

「!?」

 

進示様はその意味を察したのか目を見開く。

杏子ちゃんが不思議そうに…、しかし、一瞬だが寂しそうで羨ましそうな顔をしていた。

 

「いつ動く?」

 

「早ければ今日にでも…正直未知数ですが、今回は一般人が確実に巻き込まれるでしょう。高校…というよりある生徒に地球ならざる反応があります」

 

「分かった…そもそもその監視のための入学だしな…アレから1年…動き出すか?」

 

「…ご武運を」

 

 

 

 

杏子ちゃんも私の雰囲気からただ事ではないと察したのか、2人とも神妙にうなずいた。

 

 

そう言えば杏子ちゃん、ミステリー小説とかオカルト雑誌とか読み始めているけど…あの様子ではまだ記憶は戻ってないようね。

本能…かしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点

 

 

 

 

「へぇ~追っては来なかったんだ…冷静じゃない♪」

 

謎の露出の高いスーツを着た女性は猫なで声で感想を口にする。

 

「それにしてもぉ、記憶を無くしたアルファモンとそのテイマーがターゲットと、私のテイマーの近くにいるなんてぇ、ラッキーかも♥そう思うわよねぇ?7人目の転生者さん?」

「…恐らくその世界は【ハズレ】だ。経験は詰めるだろうが、災害に立ち向かうには到底足りん。それこそ、演算処理能力で言えば、この世界とデジタルワールドの救済だけでも、イグドラシル100基分必要だ。宇宙全ての救済であれば、億あっても足りん」

 

そこにいた女に話しかけられた男は答える。

すると女はいきなり真剣な顔になり、

 

「…貴様とはそこそこ長い付き合いだが、貴様が虚言を吐くとも思えぬ。忌々しく醜い人間だが、貴様のその慧眼さは一目置く美しさだ」

 

「褒めているのか?」

 

「業腹だがな。貴様は仮にもエグザモンのテイマーになった。…こちらには協力するのだろうな」

 

「契約は守るさ。そこから先は知ったことではないが。

この世界に出現したデジモンはテイマーがいなければ満足な活動が出来ない」

 

「それこそが忌々しい…。我がテイマーとなった娘と命を共有したことも忌々しい。…が、奴の母親の醜さはなんだ?」

 

女は人間の業を憎悪するような顔になる。

 

「…人間誰しも強い心を持てるわけではない。千差万別の成長をするからこそ、多様性が生まれ、強いものも弱い者も、善も悪も現れる…デジモンもさまざまな種族と個体差があるだろう?それを知りえず、一側面しか人間を見れなかったが故に、貴様は以前の世界で負けた」

「…!!」

 

女は怒りで身を震わせたが、事実なので言い返せない。

 

「ヤツの母は精神が弱く、死んだ夫に依存していた。逆に夫の方が精神が強く、女を守れるほどだった…子供を庇うほどににも強かった」

 

「…」

 

「夫の方が死んだのは運が悪かったに過ぎない。誰のせい…厳密にはタイミングのせいだが、母は誰かのせいにせずにはいれなかった」

「…」

 

女は俯いている。

男は黙々と口を開く。

 

「納得がいかないか?」

「当然だ」

「ならば今回の異変時の戦い…ハズレである以上契約外だが、貴様と貴様のテイマーに助力してやろう…確かめたいこともあるしな」

「ほう…?」

 

女は値踏みするように男を見る。

 

「デジモン界ではイグドラシルとオリンポス。人間の神話ではユグドラシルとオリュンポス…災害はデジモンやイーター、人間とは限らないぞ?」

 

「…なに?」

 

すると男は初めて口元を吊り上げ

 

「高度な情報処理能力を持つものなら、デジモンにこだわる必要はないということだ…イグドラシルは俯瞰的すぎる視点から極論に走るが…それは【向こうも】同じだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八重樫雫視点

 

昨日はクラスメイトである榊原君から電話があった時何事かと思ったが、香織が南雲君の家で夜から出待ちしていたという。

 

流石にそのままでは香織が不審者に思われので、一番引きずりやすい私に香織を引き取ってくれると頼まれたのだ。

そのせいか、香織が恨めしげな視線で榊原君を見る。

榊原くんといつも一緒にいる杏子はその愛らしさから香織と並んで学園の女神扱いされている。…私は違うと思いたかったが、私も女神扱いされてると知った時は頭を抱えた。

 

 

光輝は授業態度はあまりいいとは言えない南雲君と榊原君にいちゃもんをつけているが、見る人が見れば香織と杏子を引き離そうとしてるようにしか見えない。

 

榊原君も寝ている時と寝てないときがあるが。

 

二人ともそれぞれ違うベクトルで光輝をあしらっている。

 

「天之河、俺らに苦言する理由は大体想像できるが、せめて杏子と白崎の態度がどこを向いてるか考えような?…最も、お前にはこれから非常識な艱難辛苦が待ち構えているだろうがな」

 

突然榊原君がいつもはしない言動を始めた。

 

「な、なに?」

「…自分以外の価値観と自分自身の価値観を見つめ直せ。お前がどのような願望を持とうと構わないが…お前はある意味特別だ。頂上の存在から気に入られている…という点は」

 

私には榊原君が何を言っているのか、その真意を測りかねている。光輝が特別?頂上の存在に気に入られている?

 

「俺も出来るだけ…手助けはしてやるが、絶対守れる保証はない。それに、何人死ぬことになってもまだ俺は死ぬわけにはいかない。俺は自分と杏子の身が最優先だからな…例え地球が壊れても杏子と俺はお互いを守りあう」

「うん!私も進示を守るよ!」

 

その時、男子たちからは嫉妬と殺意、女子からは黄色い悲鳴が上がった。

 

…これ、なんかすごくとんでもないこと言い合ってないかしら!?

しかし、実はお姫様願望がある私にとっては凄く言ってもらいたいセリフでもあった。…恥ずかしくて口にはしないけど…。

 

榊原君君の信念が実は非常識な意味でそのままの意味でもあることを知るのは少し先の話。

 

榊原君とは学校以外であまり接点はないけど、私が生徒会の仕事で忙しくしていた時にも何度か手伝ってもらったし(やけに手際がいいし)

他にも…光輝がトラブルを起こした際は私がフォローしていたけど、何回か愚痴に付き合ってくれた。

 

…そう言えば二人揃って優花の洋食店にも顔出してるわよね?

 

その時優花は

『うん、榊原はまだいい。杏子ってスゴイ味覚音痴?…コーヒーに合わない調味料とか入れるし…』

とか言ってた。

 

いったい何があったのか気になるわね。

 

それに、光輝や龍太郎は気づいていないけど、彼、重心がブレないし、帰宅部で何か部活や格闘技をやってる話は聞かないけど、それにしたって、体はよく引き締まっている。

 

「…いかん、少し気が立ってた。そろそろ授業だ。準備の邪魔は謝罪しよう」

 

榊原君はそう言って軽く頭を下げる…妙なところで律儀ね。

 

光輝はその迫力にただ圧倒されたいた。

 

香織はさっきの告白を羨ましそうに目を輝かせ、南雲君は榊原君の言葉に圧倒されたようにただ彼を見ていた…その顔は少し羨ましそうだった。

 

 

…ふと、榊原君がスマホを見る。

 

「…今日異世界に召喚される方に66兆2000億?実際は飯代だろ…っていうか誰も心配してねぇ…いや、信頼か?」

 

というつぶやきが聞こえた。

それを聞いた南雲君は「それ、何で〇京さんなの?え?異世界召喚?」と言っていた。

…確か霊能力を持った探偵が戦う話よね?

 

って異世界召喚て何?創作よね?っていうか誰も心配してないって何!?しかも賭けの対象なの!?

 

 

 

 

 

 

そして昼休み、香織が南雲君のお弁当?が携帯食であることを知り、それを知った香織が一緒に食べようとするが

光輝がいつも通り南雲君を香織から引き離して香織のお弁当を食べようとしてたけど、「寝ぼけたまま香織の弁当を食べるなんて俺が許さないよ?」と言ったら

「え?なんで光輝くんの許しがいるの?」

と言って、何人かが噴出した。

 

榊原君がいつもと違って落ち着かない…何かを警戒しているような…。

 

その時…

 

床が…床全体が光だし、魔法陣が出現した。

光輝の足元を中心に。

 

「みんな!教室から出て!」

 

愛ちゃん先生(社会担当)が叫ぶが、教室の扉は開かない。

 

ふと視線をずらした。

 

そこには、自分のカバンを手にした杏子と榊原君、

しかし、榊原君はどこに隠し持っていたのか、赤黒い龍の形をした…それこそファンタジーの世界にしかないような杖を床にたたきつけている。

その光景は南雲君や優花も見ていたようで、目を見開いている。

 

「クソッ!!術式を破壊できねぇ!!解読も時間が足りねぇ!!」

 

 

…まさか!今朝の言動はこれが原因なの!?

 

杏子は榊原君の腕をつかみ目を閉じる。

 

「頼むぞ…樹」

 

彼のそんな声が聞こえた後周りが真っ白になった。

 

 

 

 

 

樹視点

 

 

 

「よっしゃー!!66兆2000億!!」

「いや、飯代だから」

 

「オイラと関原の勝ちだな!」

「くそー…今回は驕りか…」

「どこ行く?焼肉?」

 

「…誰も心配してないんですね」

明音が冷や汗をかきながら呟く

「全員異世界召喚に慣れ過ぎましたからね…関原さん?」

 

「ああ、反応はもう追ってる。けど今回はちと遠いし、また見たことない術式ですねぇ?」

「ああ、うん、こっちと向こうで術式解読して波長合わせないと通信すら出来ないかな。いつものことだけど」

 

 

賭け事はしていても、しっかり仕事をする彼等には頼もしさを覚える。

 

「さあ、現場検証と、工作、公安や政府へのアレコレ、被召喚者たちの保護者をまとめましょう」

 

私はすぐに行動に移ろうとするが。

 

「なあ、榊原がハーレム人つくるか賭ける?」

「3人に66兆…」

「それはもういいから」

「普通にカラオケ代でいいんじゃない?」

 

「よし、焼肉行くぞー」

「アルラウモン達用にテイクアウトもしようぜー」

「ガブモンよく肉食うしなー」

「インプモンもなー」

「アルマジモン何喰う?」

「ゴマモンは?」

 

 

…うん、頼もしいですよ(汗)

 

 

 

 




人物紹介2
トレード=双葉樹。

トレードは大天使としての名前、双葉樹は人間社会に紛れ込むための仮の姿で、進示と杏子の建前上の保護者。転生者をサポートする今作の天使たちのまとめ役。

非常に高い能力を持ち、器量良し、容姿、スタイルもよし、性格もほぼ完璧な大和撫子型。
思考回路が優れすぎてほぼ全ての人に物腰柔らかく接するが、天才的・完璧すぎるが故に天使たちの間で孤立し、やっかみを受けることも少なくない。
また、転生者たちの間ですら誰もその頭脳に追いつけないため、度々疑われることも。

主な役割は情報処理や裏工作などのバックアップ、転生者の肉体・精神の慰撫、激励。必要に応じて戦闘など役目は多岐にわたる。
というか、宇宙崩壊案件が迫ってるのに、転生者だけだったら確実に詰んでる。



実は進示にも伝えていないが、デジモンも含むの彼女より魂が弱い人や神の心を読むことも可能であるため、それが知られたらと思うとちょっと心配でもある。

最も、読心能力が無くても大体目や仕草などで大体読めるのだが、そのせいで彼女に対し、隠し事はほぼ不可能。政治家や公安の天敵である。が、彼女にはそれらを潰す意図は進示の指示以外ではしないし、進示も彼らを潰す理由はない。


多夫多妻が当たり前の天界で育ったため、恋愛・婚姻感覚は人間とはかけ離れている。人間の価値観は理解しているが、感性は別。

初対面でいきなり進示に依存宣言をされたが、心を読める彼女は彼の潜在意識を鑑みた上で彼の言うことを即答で受け入れた。

なんだかんだ言いつつも、やるときはやる進示達を見守り続けてきているので、彼らは膝をついても諦めないことは知っている。

トレードの上司である女神から進示の性癖その他も考慮されて選ばれているのは推測されてはいたが、マジでその通りである。

…実をいうと天界も切羽詰まっているので、見込みのある転生者の待遇を上げざるを得ないという厄介な事態になっているが、良すぎるサービスをしてでも転生者を育成・勧誘しなくてはいけなくなったのは、先代の神の王のサボタージュも原因の一つである(天界の戦士の育成をサボった)。

リリアーナはどちらのヒロイン?

  • オリ主(榊原進示)
  • 南雲ハジメ
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