神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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プロローグらしいプロローグが無かったので、追加です。


プロローグ

「被告人…罪状を言い渡す。主文後回し」

 

此の世には借金という言葉がある。借金、早い話…借りたお金だ。しかし、此の世には2つの借金が存在する。1つ、自分の意思で借りた借金。まあ、これは多いよな。俺の知人だって「ゲーム欲しいけど、お金がない!!お母ちゃん、お金貸して!!」と言う奴も居る。もう1つだが、それは理不尽で気が付けば背負っていた借金だ。

 

「汝、産まれた時から日ノ本の神々を揺るがしかねない神滅具を宿して産まれ…慈悲の元で殺そうとしても逃走し、更には我ら日ノ本の神々の宿敵とも言える鬼の血筋を受け継ぐ混血の家系に養子入りした」

 

理不尽で増えた借金は迷惑にも程がある。俺だってぶっちゃけ嫌だし、逃げたいし、踏み倒したい。だけどな、俺はこの理不尽な方の借金を押し付けられたんだよ。しかも国と退魔機関の上層部である元実家と愉快な仲間達から。

 

「よって汝、秘匿死刑である。但し、夜蛾正道一級呪術師及び天元様からの命により、新たな主文を言い渡す」

 

この借金。傍迷惑な物でな。借りてないのに背負っちまったんだよ。事業で失敗はしてないし…まあ、養父は色々あって帝愛地下帝国に行っちまったが。まあ、電話には出るから元気だろう。

 

「汝、義務教育を卒業すれば呪術高専東京校に入学せよ。呪術高専に入学し退魔師として働き、己の存在証明を果たせ。高専卒業まで汝と汝の妹の秘匿死刑は保留となる。

但し、汝…上層部五大宗家からの通達である。己の存在を証明するために2人合わせて4億の借金を返済せよ。但し、汝等の損害で借金が増えたならばそれも返済せよ」

 

俺に背おらされた借金は妹と俺の存在を証明するためのお金だってよ。それを返しきれなかったら死刑…借金が増えたらそれも返せ。うん、ヤミ金ですか?日本の退魔組織は。

 

因みに2億は日本の生涯賃金らしい。つまり俺と妹は高等教育が終る5年以内に2億…2人合わせて4億+αを返せと言うわけだ。借りた覚えは1ミリも無いけどな。

 

「ようこそ、呪術高専へ。すまん…俺と天元様だけじゃお前を庇えなかった。あれが限界だった」

 

訂正…良い人も居た。ああ、それにしても今日は月が綺麗だ。妹より速く入学できたし…アイツが楽できるようにお兄ちゃんは頑張るとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌年、俺の借金は日本政府と上層部に嵌められて十億以上にはねあがったとさ。山吹き飛ばしたのは俺だけど、いや、マジで笑えないよ…はは。それにしてもあの時と同じく月が綺麗だな。

 

「おーい!!そこの君、私を殺した責任とって貰うんだから!!」

 

これは借金返済しながら始まる物語である。

番外編 アンケート

  • 三大勢力VS人間側チーム(ネタバレ有り)
  • 借金返済変わったバイト
  • 借金返済危険バイト(合法)
  • 借金返済駆除バイト
  • FGOに殴り込み(さとるん、アルク)
  • FGOに殴り込み(埋葬機関)
  • FGOに殴り込み(高専1年生)
  • FGOに殴り込み(全員)
  • カニファン
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