「うっうう…此処は?」
虎杖悠仁は意識を失っていたようだが、何とか覚醒する。なんとか起きた悠仁は周囲を見回す。彼が倒れていたのは呪術高専の敷地内のようだが、修練場は凄い荒れ模様であり…そこには…
「ゴゴ!!」
「ラッシャイ!!」
「なっしー」
現実には存在しない。だが、世界的な知名度を誇る大人気サブカルチャーの存在。ポケモンが何食わぬ顔…我が物顔で呪術高専の敷地内を歩いていたのだ。
「えっ?」
なんでポケモンが居るのだろうか?どうしてポケモンが此処に居るのだろうか?悠仁は落ち着いて先程までの記憶を思い返す。そして彼は完全に思い出した。
「これ……メレムの術式じゃんかよ!!」
そう、ポケモンとは本来は現実には存在せず、ゲームの中の住民達。それをメレムが自身の術式を使って、都古の夢であった『ポケモン達が現実に居たらな…』を現実の物にしてしまったのだ。
本来、メレムが術式で産み出した物はメレムの言うことは聞く。だがそれは名前がないオリジナルの脚色を加えられた存在や元から名前が存在しないオリジナルの存在の話。ポケモン達には元からイシツブテ、ゴローニャと名前が有るためか産み出された瞬間から自由でありメレムの言うことなんか聞くわけがないのだ。
「ジムバッジが…足らなかったぜ、がふ」
「どうして…こんな事に。誰か…可愛いポケモンちょうだい」
そんな声が聞こえ、悠仁は声の方を見る。そこには何者かにフルボッコにされたと思われ倒れたメレムとノエル先生が倒れていた。
「メレム!!ノエル先生!!」
「やあ……ポケモンってヤヴァイね。アルセウスを捕獲しようと挑んだら、ボコボコにされたよ。がく…」
「私は…巻き添えです…ガク…」
なんと言う事でしょう。メレムが現実に受肉させてしまったポケモンの中にはポケモンの中でも神様(マジ)と言えるアルセウスと呼ばれる絶対的頂点が居たのだ。タイプは自由に変えられ、巨大隕石さえも破壊できるアルセウス様。その強さは埋葬機関第5位でも返り討ちに出来るのだ。
「虎杖…お前は未だ此処に居たのか」
「学長!!………えっ?」
だが、そこに悠仁を探していたと思われる夜蛾学長が都古ちゃんを連れて現れた。しかし、夜蛾学長は何故か白衣を羽織っており、その手には3つのモンスターボールが握られている。そして、都古ちゃんはポケモンのドル箱と言える可愛い電気ネズミ ピカチュウを抱っこしていた。ピカチュウは可愛い、異論は認める。
「折角だから形から入ろうと思ってな。ほら、モンスターボールだ。中にはさっき、悟が捕獲してくれたポケモンが入っている。お前の助けに成るだろう」
「モンスターボールも実体化してるの!?メレムの術式スゲーなおい!!」
「いや、これはアルクェイドが術式で作った」
「空想具現化もチートだ!!」
メレムの術式は無機物は作れない。まあ、無機物の特性を持つロボット生命体なら作れるかも知れないが、それは誰かがイメージしてくれないと出来ないのだ。だが、アルクェイドの空想具現化なら何でも作れる。アルクェイドはそれでモンスターボールを作っては、既に悟達と共にポケモンの捕獲を行ってるようだ。
「虎杖。急だが、このポケモンを使って悟達の手伝いをしてくれ。悟達は既にポケモンの保護を行ってくれててな、保護したポケモン達は呪術高専の敷地内にいる」
夜蛾学長の言葉を受けて悠仁は周りをみる。確かに呪術高専の敷地内に居るポケモン達は殆どが寛いでおり、此方に敵意は感じられない。
「分かりました!!行きます!!」
「良い、返事だ。それでは、この子をお前に託そう」
悠仁は学長からモンスターボールの1つを受け取り、そのポケモンをボールから出した。そのポケモンは……
「マカセロス。キラリンチョ」
黄金の角を輝かせ、紫色の胴体を持ち。口は気持ち悪くモゴモゴと動いている。いまや、某実況者のお陰か世界で最も愛された珍虫。メガシンカを剥奪されても、それでも人々に愛されるカントー珍獣御三家の一角。
「カイロスじゃねぇぇぇぇか!!」
「マカセロス」
「しかも、色違い!!」
そう、カイロスさんである。
「保護したポケモンは流花とパンダに渡してくれ」
「あの2人が見てくれるんですね。了解っす」
そして保護したポケモンは流花とパンダが見ていてくれてるそうだ。
「頼んだぞ…」
夜蛾の言葉に対し、悠仁はサムズアップし、カイロスさんと都古ちゃんと共に旅立った。
「うわ…凄いな、マジで」
「町にもポケモンが沢山!!」
「ボーマンダ、ユルサナイロス」
いざ、高専の敷地を出て街に出れば街にも沢山のポケモンが闊歩していた。しかし、ポケモンは知能が物凄く良いのだろう。信号等の交通機関のルールを見ただけで把握し、ちゃんと護っている。
「さてと…誰から保護しようか」
しかし、此処まで数が多いと誰から保護しようかと本気で悩む。そんな時だった…
「ふっふふ、そこのお兄さん。優秀なポケモンをお探しだっピ?」
そんな声が聞こえ、悠仁と都古は声の方を見る。そこにはピンク色のポケモンが立っていた。年頃の少女であり、良くゲームを行う都古ちゃんは勿論、そのポケモンは悠仁も知っている。初代から存在する…任天堂がアイドルにしたかったが、某ギャグ漫画のお陰かアイドル路線が見事に崩壊した一種の被害者 ピッピである。だが、明らかに普通のピッピよりもメタボであり、間違いなく他のピッピのアイドル路線を木っ端微塵に破壊したギエピーと呼ばれる伝説の存在だろう。
「あっ、ギエピー。コロコロで見たぞ」
「それは嬉しいっピ!!今なら僕が力を貸してやる「キュレム!!絶対零度!!」ギエピィィィィイ!!」
だが、突如としてギエピーは何者かの攻撃で凍り付けにされてしまう。咄嗟に悠仁はカイロスさんと共に、都古ちゃんとピカチュウを背後に隠す。そして…ギエピーを凍結させた存在が明らかに成った。
「虎杖君。貴方、未だカイロスしか捕まえてないの?」
それは……伝説のポケモン 氷・ドラゴンの2つのタイプを持ち、フォルムチェンジする事で電気と炎技も使える伝説のポケモン キュレム。そしてキュレムの背に股がった秋葉であった。
「秋葉!?」
「お姉ちゃん!?」
「私は既に6匹全部捕まえたわ。手持ちは全て氷タイプよ。トレーナーとトレーナーが目を合わせたら、勝負よ!!来なさい、虎杖君に都古…私が格の違いを教えてあげる!!ポケモンしたくても買えなかったから、その反動を見せてあげるわ!!」
「嫌です!!」
なんと言う事でしょう。秋葉は伝説のポケモンさえも捕まえてしまったのだ。
「おっ!悠仁に都古」
「あっ!悠仁じゃん!!」
「虎杖君。貴方も来たんですね?」
更に声が響く。すると、伝説のポケモン 空間を操る権能を持つドラゴンのポケモン パルキアに股がった悟、月を司るアローラの伝説 ルナアーラの背に乗ったアルクェイド、ルナアーラの遂になる太陽のポケモン ソルガレオに股がったシエルが集まってきたのだ。
「なんで…なんで皆、伝説のポケモンゲットしてるの!?」
「「「「拳でゲットした!!」」」」
「皆、スーパーマサラ人!?いや、スーパー総耶人だったの!?」
「ディアルガは絶対にゲットすんぞ!!日本政府と三大勢力のくそな証拠を暴くのに必要だ!!」
「「「おー!!」」」
「お願いだから、伝説のポケモン乗り回さないで!!マスコミとか、めっちゃ集まってるから!!」
その後、ディアルガは無事に捕獲された。
一方その頃。
「誰も白銀山(富士山)に来てくれない」
七夜緋人先生。浄眼の力でポケモン達が人間には危害を加えないと知り、悟達だけで事態の鎮圧がほぼ完了した為か…白銀山(富士山)の山頂で原点にして頂点なトレーナーのコスプレをして待っていた。
なお、手持ちはリザードン一匹。
次回はアンケート番外編。三大勢力代表VS人間側代表。
ネタバレ有りと書かれていたので、今後の展開のネタバレが書かれてますが気にしないでね?一応、時系列は10月から11月位で…悟、悠仁、流花、秋葉の4人は覚醒済みに成ってます。
あと、…あのキャラとあのキャラも居る。
「行くぞ、ブラザー!!高田ちゃんが見ている!!」
「アンタ、本編に出てくるの未だ先ですけど!!」
「沖田さんも行きますよ…ごは!?」
「吐血した!?」
ヒロインどうする?なお、アルクェイドは確定
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アルク一筋
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此処はシエルも入れよう
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D×Dキャラ
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ハーレムは原作主人公で充分だ
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月姫ハーレム!?