神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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五条先生が復活したので、復活しました


遠野悟 覚醒

突如現れては火星ゴキブリ……テラフォーマを拳と蹴りだけで粉砕したmuscle アヴェンジャー(復讐者)のサーヴァント ベルザードという中年、そしてベルザードのマスターを名乗り悟達と同年代の少女 遠坂凛は呪術高専にやって来ていた。なんでも、大事な話が有るとの事で遠路遙々、九州の地方都市 冬木からやって来たということだ。

 

「責任者は居るか?思ってたよりも大事に成りそうでな……出来れば高専以外にも伝手がある人が良い。あっ、五大宗家は勘弁な?多分、アイツ等は耳を貸さんから」

 

とベルザードは悟に告げた。なんでもベルザードと悟達が出会った時にベルザードは教えてくれたが、冬木の大聖杯とやらが英雄を名乗る珍妙な連中+火星ゴキブリの大軍に盗まれたそうだ。しかし、冬木の大聖杯とは何なのだろうか?聖杯と言えばキリスト教のお話に出てきて、イエス・キリストの血を受けた盃、後はアーサー王伝説に出てきてギャラハッドが童貞のまま天に召された聖遺物であった筈だが。

 

「生憎と皆出てるからな。最近は行方不明者が多いし、なんか五大宗家の連中も先日に禍の団とかいうテロ組織が襲撃して、何故か多くの女性が行方不明と成ってたな。

元から呪術師は人手不足だし、埋葬機関の方々が手伝ってくれても手が足りなくてな……」

 

今、日本は深刻な人手不足。禍の団とかいうテロ組織は日本をピンポイントで襲撃するし、悪魔や悪魔と懇意の関係に有った人々が一斉に国外退去したこと、悪魔があえて残していった魔物と成り果てたはぐれ悪魔の事も有ってか、呪術師を含めた退魔関係は人手不足。五大宗家がボロボロになるし、日本の人口も五千万人を一気に下回るし、大変なのだ。

夜蛾学長は総理大臣との話合いで不在、他の高専教師も仕事で魔物を狩ったりテロリストや火星ゴキブリと戦っていたり、行方不明者の捜索などをしている為に……高専にいる人材は悟に秋葉と悠仁位なのだ。

 

「じゃあ、貴方達だけでも先に話を聞いてちょうだい。弟妹連れて先に此処に来たけど……道理で誰も居ないわけね」

 

とベルザードのマスターを名乗るチッパいな遠坂凛ちゃんが告げる。だが、凛ちゃんや……秋葉様よりデカイから気にすることではないぞ。

 

「弟妹?」

「ええ、まっ弟の方は血が繋がってなくて……この筋肉マッチョが散歩ついでに堕天使の研究所を潰して拾ってきたんだけど」

 

凛には妹と弟が居るようだ。1人は実の妹との事だが、幼い頃は間桐と呼ばれる魔術の名門の家系に養子に出されたが、第四次聖杯大戦の後に間桐の家が滅亡した為に遠坂の家に戻ってきたとか(てか、muscleが拉致した)。年齢は凛の1つ下の高1。

弟は全く血が繋がっておらず、堕天使の研究所で産まれたデザインベイビーとの事で『十数年前に死んだサブカルチャーが大好きだった魔獣創造の遺伝子』から作られた子供であり、此方は凛と比べて2つ年下の中3。

凛を含めた3姉弟は呪術高専には通っておらず、悪魔等の三大勢力とも関係を持っておらず、私立の学校に通っており、ベルザードは裏側関係無しの仕事で3人を養ってるとか。

 

「へー、アンタ。仕事何してるの?やっぱり、凄い筋肉だし……現場仕事とか?」

 

ふと、悠仁が筋肉の化身であるベルザードを見て聞いてみた。確かにサーヴァントとは言え、子供3人を養うなんて大変だろう。だが、ベルザードから帰ってきた言葉は……

 

「確かに凛が小さい頃は現場仕事をしてたな。今は話題のVTuberで生計を立ててる。自慢じゃないが登録者4000000人で、大手事務所 ごじろくじに所属している」

「VTuber!?しかも登録者4000000人!?」

 

VTuberであった。しかも登録者4000000人。

 

「因みに凛達が昨日食べたハンバーグは……おじさんが雑談配信で稼いだお金で材料を購入し、英雄王ギルガメッシュとの死闘でぶっこわれた遠坂の屋敷は俺がモンハン配信で稼いだお金でローンを払った。だけど、税金で結構持っていかれるんだよな……悲しいことに」

 

とmuscleは告げてスマホの画面を見せる。そこには『ごじろくじ所属VTuber ベルモンド・レジェンド』と紹介されており、バーチャルの姿もイケテるおじ様であった。

 

「「「なにー!!こんなナリでVTuber!?」」」

「おう。因みにジーニアス……凛の弟で俺が拾ってきた小僧も誘ったんだが、ちょっと事情が事情だからな……断られたよ。因みにジーニアスは格ゲー専門のeスポーツプレイヤーだ」

 

なお、凛の弟もネット関係のお仕事 eスポーツプレイヤー(格ゲー限定)だとか。お金は凛ちゃんが責任を持って管理してるとか。

 

「桜はノリノリでVTuberに成ってくれたよ。この前もノリノリでローションカーリングに参加してくれたしな!!凛、お前もVTuberになれよ!!プロデューサーには俺から言っておくぜ!!」

「いやよ。私、パソコン触れないんだから」

「「「ローションカーリング!?」」」

「おう、YouTube見てくれ。俺のチャンネルじゃないが、面白いぞ?色んな意味で死にかけたわ」

 

だが、このままでは話が進まない。悟と悠仁もベルザードが超有名VTuberだとしり、ワクワクしながら話を聞き出している。これは不味いと判断した秋葉はゴホンと咳払いした。

 

「兄さん、そろそろ中に入りません?」

「おっ、そうだった。食堂で良いか?食堂なら誰か帰ってきたら来ると思うし」

「おう!!そうだな」

 

 

場所は変わって食堂。そこでは既に暇だったのか、凛の弟妹だと思われる1人の少女と1人の少年が席に座ってジュースを飲みながら待っていた。

少女の方は紫色のロングヘアーでアルクェイドに匹敵する程の巨乳をしており、スタイルは抜群だ。多くの悪魔が『巨乳!!それに美少女!!眷属に欲しい!!』と思うことは間違いないだろう。

少年の方は白髪だ。白髪で、長い髪の毛が特徴だ。体型は少し華奢気味で線が細く小柄だ。身長も育ち盛りの中3の平均男子と比べると少し小さいだろう。そして何より目元を包帯で巻いており、隠している所だ。しかし、日常生活には問題ないのか普通にジュースを飲んでいて……触ると音声が読み上げてくれるスマホを触っている。

 

「あっ!!凛お姉ちゃんだ!!ベルさんも居る!!」

「姉さん。ベルさん見付かったようですね」

 

と……2人は悟達を見ると、声をかけてきた。

 

「妹の桜と弟のジーニアスよ。因みにジーニアスの名付け親はこの筋肉よ」

「おう。どんなに辛い過去が有っても、天恵の才能に恵まれますようにとな」

 

巨乳少女は遠坂桜、白髪少年は遠坂ジーニアスと言うようだ。

 

「どうも、呪術高専の遠野悟だ」

「同じく遠野秋葉よ」

「虎杖悠仁です」

 

と悟達も自己紹介を行う。

 

「その目はどうかしたのか?」

 

気になるのか、悟はジーニアスの目元の包帯を見て問う。すると、ジーニアスは包帯を上に上げた。そこには本来ある筈の眼球が2つとも存在しておらず、空洞だったのだ。

 

「こんな感じだよ」

「この子は5年前にサタナエルという堕天使が運営してた研究所に居てな。俺が助けた時には既に魔眼が抉り取られていてな……今、その魔眼はサタナエルの死後、アザゼルが持っているって噂だ」

 

そう、空洞なのは訳がある。なんでもジーニアスの両目には特別な魔眼が存在していたが、残念な事に堕天使の研究所に囚われていた時にくり貫かれてしまったのだ。

 

「NARUTOって漫画が昔に有ったでしょ?その漫画に出てきた写輪眼……その写輪眼がジーニアスの魔眼よ。万華鏡まで開眼出来たけど、その瞬間にくり貫かれて殺処分寸前だったみたい」

 

凛が教えてくれたが、なんでもジーニアスの魔眼はJUMPの漫画 NARUTOに出てきた写輪眼。その写輪眼の上位存在 万華鏡写輪眼を開眼出来たが、残念な事にその瞬間に薬で眠らされて万華鏡写輪眼をくり貫かれて奪われたのだ。恐らく、その万華鏡写輪眼はアザゼルが研究用に持っているのだろう。

 

「えっ!?写輪眼!?実在したの!?」

「父親が特別だったのよ。この子の父親は先代の魔獣創造で、生前はサブカルチャーの存在を作りまくり……憧れからか自分の肉体さえも改造して写輪眼を再現したそうよ」

 

本来なら写輪眼は空想上の存在だ。しかし、今から十数年前に死んだ先代の魔獣創造は頭のネジが外れたオタクだったの事で、サブカルチャーの存在を再現しまくっては写輪眼を再現してしまったのだ。その結果、死後に遺体を様々な組織に利用されてはジーニアスのように写輪眼を持って産まれた子供が出てきたという事だ。

 

しかし、立ち話もあれだ。ベルザードと凛は桜とジーニアスの隣に座り、悟と秋葉に悠仁はベルザード御一行と向かい合うように座った。

 

「さてと……本題だったな。奪われた大聖杯ってヤツは」

 

ベルザードがそう告げた瞬間、莫大な突風が瞬間的に吹き出して食堂を一瞬で吹き飛ばした。余りの事に凛と桜、秋葉は唖然としており、悠仁は驚いた顔で周囲を見回す。だが、悟とベルザードは至って冷静であり……悟は瞬時に空間制御のバリアーを展開してその場の全員を守る。そのお陰か、悟達は暴風の被害を受けずにすんだが、呪術高専の木々や建造物が吹き飛んでいる事から、台風を通り越してアメリカ等で発生する巨大竜巻程の災害だと言えるだろう。

 

「噂をすれば……犯人が仕掛けてきたか」

 

低いトーンでベルザードが告げる。その瞬間……悟達の視線の先、ベルザード達の背後から暴風を纏ってモンスターハンターに出てくる古龍種モンスター クシャルダオラが襲ってきたのだ。

 

「クシャルダオラ!?えっ!?クシャルダオラ!?えっ!?実在したの!?ここ、何時からカムラの里に成ったの!?」

 

悠仁がクシャルダオラを見て叫ぶ。考えてほしい、大人気ゲーム モンスターハンターに出てくる災害を引き起こすモンスター(国滅ぼせる)がやって来たら、驚くだろう。

 

「ふん!!」

「アギャッス!!」

 

だが、muscleはクシャルダオラを拳の一撃で怯ませ、頭部に更に一撃を与えて……力の源である角を脚でへし折ると、そのままの勢いでクシャルダオラの首を剛力で閉めて窒息死させてしまった。クシャルダオラ……討伐完了。

 

「すげえ……」

「神器を使わずに倒したわね」

 

その早業に悠仁と秋葉が感心していると、クシャルダオラが倒れた為か風は止んだ。風が止むと、呪術高専の建物は全てが吹き飛ばされており、残っているのは森と建物が消し去った後の草原だけであった。

 

「来るぞ。小僧達、漫画は読んでるか?」

「「「えっ?漫画?」」」

 

その時だった。

 

「じょうじ」

 

空間転移を用いて、数多の火星ゴキブリ……テラフォーマか現れたのだ。しかも唯のテラフォーマだけではない。パラポネラ型、カマキリ型、シャコ型、鬼蜻蜒型は居るわ

 

「じょうじ!!《Boost》」

 

どういう訳か赤龍帝の籠手を宿した個体まで居るわと、様々であった。

 

「神器宿しとる!!」

「聖遺物の聖杯と遺伝子が有れば、神器のコピーなんて出来るからな。墓でも荒らしたのか、現代の赤龍帝の使用済みティッシュを使ったんだろ」

 

いや、それだけではない。進撃の巨人に出てくる無垢の巨人まで沢山居るではないか。

 

「巨人までおる!!」

「進撃の巨人最終形態+じならし来なくて良かったな」

 

その敵の数……合計300を越えており、その軍勢を率いるのは

 

「やあ、俺は英雄王を越えし新たなる英雄の始祖 曹操だ。早速だが、君達には死んで貰うよ。悪魔が抜けたこの国を滅ぼせば、拠点が1つ出来るしな」

 

金色の鎧を纏い、右手には最強の神滅具と称される神器 黄昏の聖槍を握った男 禍の団が三大勢力以上に強化された元凶が空に浮かんでいたのだ。

 

「まあ……俺が直接手をかけるまでも無いだろう。まあ、女どもはゴブリンの孕み袋にするために手足をもぐか。やれ!!」

 

曹操の言葉を受けて、一斉に火星ゴキブリが悟達に襲い掛かる。

 

「えーと、小僧……悟だっけ?凛と桜を頼むわ。此処はおじさんに任せておけ」

「おっさん。ジーニアスは良いのか?」

「それなら問題ない。あの子は目が見えてなくても……戦えるように仕組んだ。音と匂いと肌の感覚で見えているように分かるからな」

 

とベルザードが告げて、ベルザードが指差した方向を見る悟達。そこでは火星ゴキブリをかかと落としで怯ませ、火星ゴキブリの頭部に手を当てるジーニアスの姿があったのだ。

 

「じょうじ!?」

「はい、ゴキブリ脊髄剣」

 

とジーニアスが告げた瞬間、火星ゴキブリは「じょっじょうじー!!」と断末魔を挙げて肉体が作り替えられていき、ジーニアスは火星ゴキブリの頭部が変形して現れた柄を握り……一気に引き抜く。すると、火星ゴキブリの頭部が鍔となり、火星ゴキブリの背骨が剣と成った武器が出来上がったのだ。

 

「アイツの術式は触れて自分の物と思った存在を武器に作り替える能力だ」

 

とベルザードが説明すると、ジーニアスはバサバサと火星ゴキブリを切り捨てていき、火星ゴキブリの飛んだ頭を掴むと……それを手榴弾に作り替えて投げてしまい……無垢の巨人の上半身を吹き飛ばした。

 

「……じゃあ、大丈夫だな」

「後はおじさんに任せて「すまないね、第四次のイレギュラー。君の相手はこのミラボレアスだ」へ?」

 

だが、曹操が指パッチンすると……空間を飛び越えて1体の巨大な龍が現れた。その龍は古龍種の王とも言える存在であり、その強さは最盛期の二天龍が裸足で逃げ出す程の怪物であった。モンハンが誇る禁忌の存在、カプコンさえも攻略本等では存在を隠してきた存在 黒龍ミラボレアスである。

 

「「アイツヤヴェェェェエーー!!」」

 

六眼の力でミラボレアスを見た悟、長年の経験からミラボレアスの強さを理解したベルザードが叫ぶ。そう、それ程にこのミラボレアスは恐ろしい存在だったのだ。

 

分かりやすく言うと、このミラボレアスを放置すると日本が瞬く間に滅ぶ程の存在である。そんなミラボレアスを停めるためか、ベルザードは瞬時に赤龍帝の鎧を纏い……ミラボレアスに急接近する。

 

「小僧!!すまないが、頼んだぞ!!領域展開!!」

 

そしてベルザードは手で印を結び、ミラボレアスを結界の中に閉じ込めた。

 

「領域を使うか……ふむ。ミラシリーズは量産が難しいが、オリジナルに強さは近いようだな」

 

曹操はニヤリと笑みを浮かべており、視線を悟達に向ける。

 

「お手並み拝見だ。まあ、先代の絶霧の遺伝子は手に入れてるから別に要らないけどね」

 

その瞬間、曹操の周囲に数多の黄金の波紋が出現し、その波紋から刀剣、槍、斧、様々な武具が出現する。その武具はどれもが特級呪具であり、なんと羨ましい事だ。

 

「あれ、全部特級か。まさか……」

 

その瞬間、曹操はその武具を贅沢にも砲弾のように悟達目掛けて射出したのだ。射出された武具は音速を遥かにこえ、瞬きよりも早く着弾する。だが、悟は空間操作のバリアーを使えるので、残念ながら悟達には届かない。その攻撃の余波で周囲の火星ゴキブリと巨人も消し飛んだが、気にしてはいけない。

 

「贅沢なヤツだな」

「ふっ……君と違って無限の財宝が有るのでね(これで防御出来ると刷り込みは出来たな。殺すか、君のような相手は簡単に殺せるよ)」

 

だが、これは曹操の計算の内だった。曹操の武具の中には術式効果を無効化する物が含まれており、曹操はそれをセレクトして波紋から放出する。放たれたのは赤い槍と蒼色の短剣。赤い槍は悟の心臓を貫通し、短剣は急所である喉元に突き刺さる。

短剣は天逆鉾、槍はゲイジャルグ。どちらも術式や魔の効果を打ち消す力を持つのだ。これが有れば、空間操作なんて意味がないのだ。

 

「ガハ!?な……ん……で」

「君のような術式だよりはダメだね」

 

そして降り注ぐ宝剣の雨に撃たれ、悟はそのまま後ろに倒れてしまった。

 

「兄さん?」

「悟先輩?」

 

だが……

 

ドクン

 

「バカな?なんで生きてる?心臓は破壊した?」

 

ドクン

 

「ひぇ!?システムから絶霧のデータが消えた!?どうなってるの!?」←駄天使ミカエルさん

 

ドクン

 

「!?日本から無限の反応だと!?だが、この無限はオーフィスと波長が違うだと!?」←アザゼルさん

 

ドクン

 

「イッセー。此処が私の実家よ」←なにも知らないリアス姫

「はい!!部長!!凄く大きいです!!」←同じくなにも知らない悪魔の英雄 おっぱいドラゴン

 

ドクン

 

「おめでとう……さとるん。ようこそ、こちら側へ!!」

「副長?」

 

 

 

世界中で、なにやら異変を感じた者と感じなかった人物が居たようだ。その時、動かなくなった悟から莫大な魔力と呪力が吹き上がり、悟を突き刺していた武具は魔力と呪力の奔流で吹き飛び……悟は何事もなく立ち上がる。

 

『おめでとう。この世界での2人目の臨界者よ、私は聖書の神だ。実際には神と呼ぶには不出来な存在だがね。君の霊器と肉体は人間から進化した……寿命も伸びたのは気にしないでくれ。臨界者全員がそうだから』

 

『権能型の神器で初めて臨界を迎えたのは君が初めてだね。すまない、私が作った神器で不幸な過去を思ったのだね。なに、君がこれからミカエルやアザゼル達を殺そうが私はなんとも思わないよ。君が人間を守ってくれるならね』

 

『あっそうそう。君は先ほど、死に近付きすぎた為か……直死の魔眼も開眼したようだ。六眼と使い分け出来るようだから試してみたまえ。なんでも殺せるさ、神でもね、部分的でもね』

 

なにや、聖書の神の言葉が聞こえたが悟は眼を開く。

 

「やヴぇ~な。今ならなんでも出来そうだ」

 

悟は軽く手を振るう。その瞬間、空間全域に亀裂が入り、空間ごと火星ゴキブリ達が惨殺される。

 

「なっ!?なんだ……この力は!?」

「俺もわかんねーよ。でもよ、聖書の神様はお前にはくれてやらないかもな」

 

ニヤリと笑みを浮かべ、悟は落ちてきた天逆鉾をキャッチして右手に持つ。

 

「ラウンド2」

 

悟は笑みを浮かべ、大地を蹴る。その瞬間、大地は亀裂が出来て瓦礫と成り果てたが……余りの瞬発力と脚力故に悟はその場から消えたように移動し、曹操の眼前に移動する。その瞬間……進化した空間操作を応用してた収束反応を付加させた左ストレートか曹操の腹部に直撃し、黄金の鎧を一撃で砕き……黒き閃光が走り、曹操の腹部を破壊した。

 

「あがぁあ!?」

 

腹部を破壊され、内臓が損傷した曹操は瞬時に反転術式を用いて傷を治す。だが、その刹那……悟の瞳が碧色から光彩に虹を含ませた青色に変化し、悟の視線に曹操の身体の脆い部分が分かるように成った。

 

(これが死か……)

 

そして悟は曹操の左腕の脆い部分……線を天逆鉾でなぞり、曹操の左腕を殺した。

 

「反転術式で治せない!?治せないだと!?」

 

曹操は瞬間移動の武具で速やかに離脱し、万能の回復薬エリクサーを服用する。だが、殺された左腕は再生しない。

 

「エリクサーでも治せない!!お前……まさか……俺の手を部分的に殺したのか!?」

「だから?えっ?人を1回殺しておいて良く言うぜ」

 

悟の瞳が直視の魔眼から六眼に戻る。

 

「しっぽ巻いて逃げたら?あと、六眼で見たけど。お前の中の誰かは激おこだぞ?力を貸すつもりはないってよ」

「ふっ、何度でも言え。俺は英雄王を越え、この世界の真の英雄を超える」

 

曹操はそう告げて、霧に包まれて何処かに消えた。

 

「お前も生前の俺と同じく、臨界者に成ったか」

 

一方のmuscleVTuberもミラボレアスを倒し終えたのか、ミラボレアスの亡骸を引き摺りながらやって来た。だが、その鎧は普通の赤龍帝の鎧ではなく、脚部はブーツ状だが、翼は翼腕と成っており……凶悪なデザインと成っていた。

 

「おっさん」

「ミラボレアスの素材はやるよ。俺は拳一筋だし……使うのは親父の形見のデュランダルで充分だ。

そうそう!!臨界者の周りの神器使いも、人間のままだったら臨界者に成りやすいぞ!!そういう副次効果も有るからな!!」

 

鎧を解除して言う筋肉VTuber。もしかしたら悟が臨界者に覚醒できたのは七夜緋人やベルザードと出会ったのも有るのかも知れない。

 

 

「姫様、喜びな!!さとるんと長く居れるよ!!10000年位ね!!」

「九十九、それ本当!!」

 

一方の任務から帰ってきて、悟覚醒からの曹操フルボッコを目撃した九十九とアルクェイドであった。




無量空処いつ出すの?強化グレモリー眷属VSの時に出しますよ。おっぱいドラゴンは原作以上の与えられるパワーアップしますからね……抜き取られた写輪眼の行方も有るし

次回、さとるん達、ミラボレアスとクシャルダオラの遺体を引き摺って刀崎家に行くってよ

さとるん「これからガンランス作れる?」
刀崎当主「マジで言ってる?」

あと、さっちん出てくるよ

英雄派の皆さん、日本から敗走するけどどうする?因みに英雄王とモルガン様の怒りを買った曹操とアーサーは決まってます

  • 原作通り三大勢力と和解する
  • 落ちぶれて国際大会で再び
  • ドドリアンボム
  • 逮捕からの謝罪会見
  • それは……私のおいなりさんだ
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