神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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さっちんの領域展開ってサイラオーグ以外の悪魔即死じゃね?(笑)


期待の転入生!?その名前はさっちん!!

「じょうじ」

 

「じょうじ!!」

 

ワシントン。御存知、アメリカの首都であるが、そこは火星ゴキブリの皆様と英雄派の皆様が受肉させた大人気ゲーム モンスターハンターに出てくるモンスターの襲撃を受けていた。

 

「うて!!うて!!」

 

「コイツら……死んでも死んでも迫ってくる!!モンスターには銃は通じない!!ミサイルを撃ち込むんだ!!」

 

そんな迫り来る火星ゴキブリとモンハンのモンスター達。火星ゴキブリは胸の上部を破壊したり、近代兵器で四肢を破壊すれば動きは停められる。しかし、火星ゴキブリは知能が人間と同等かそれ以上に高く人間の武器を使うことは可能であり……更には曹操達の手で神器を宿された個体や曹操から特級呪具を渡された個体、他の動物の特性持ちの個体も居るのだ。それが数で攻めてきて、更には近代兵器が意味を成さないモンハンのモンスター達も襲ってくる。こんなの……どうすれば良いのだろうか?

 

「すまない、遅くなった人間達よ。後は我々が……」

「後は我々に任せよ!!か弱い人間よ!!」

 

だが、アメリカや欧州には彼等がいる。世界の守護者である三大勢力が守ってくれるのだ。最近では朱い月を撃退した英雄(という事に成っている)兵藤一誠や転生天使のアイドルコンビ イリナとゼノヴィアのCMのお陰か急激に転生悪魔や転生天使の数が増えており、戦力は充分だ。事実、アメリカの軍人の大半は転生天使か転生悪魔に変わっている。武器も神器のスペシャリストである堕天使と特級呪具量産の術を持つ天使が協力しあい、人工神滅具の量産も出来ている。そのお陰で衰退している日本と比べて、アメリカや欧州等のヨーロッパは国力が上昇しているのだ。

 

「英雄であるリアス姫達は里帰りをしている。だから、我々が変わりに守るんだ!!」

 

三大勢力と人間は力を合わせ、なんとか火星ゴキブリとモンハンのモンスターを撤退させる事に成功する。だが、その被害は甚大であり……モンハンのモンスターは古龍種や古龍に匹敵するモンスターが居なかったのが幸いだろう。

 

果たして、三大勢力はウルトラ魔改造された禍の団に勝てるのか!?なお、今回のワシントン襲撃だが禍の団は様子見の為かそこまで戦力は差し向けていなかった模様。

 

 

 

 

一方の総耶。そこでは悟が久し振りに幼少期から育った遠野の屋敷(グレモリー眷属が日本を出ていったので、ゲットした)の自室で久し振りに気持ち良い朝を迎えていた。

 

「良い朝だぜ。例えるなら、元旦の朝に冷蔵庫でキンキンに冷やした新品のパンツを履いたぐらいにな!!」

 

悟、久し振りに高級ベッドで寝たためか疲れが無くなっていた。呪術高専東京校の建物が先日の曹操と愉快な仲間達が襲撃して消し飛んでしまった為に、悟達は遠野の屋敷で朝を迎える事と成ったのだ。まあ、悟達……遠野一家は高専の建物が完全に復活しても遠野の屋敷で暮らすことに成りそうであるが。

長かった……長かった。この屋敷を追い出され、旧日本政府と悪魔政権に騙されて多額の借金を背おらされてからようやく戻ってきた屋敷。グレモリー眷属の手元に渡り、へんな改造を受けていると思ったがそんな心配は無いようだ。強いて言うなら…………

 

「さてと、どうやって刀崎の工房までアレを運ぼうか」

 

中庭に昨日、討伐されたミラボレアスとクシャルダオラの亡骸が置かれていること位である。

因みに刀崎は遠野の分家の1つであり、分家で有りながら退魔の家系ともコネクションを持っており……刀鍛冶を生業としてきた刀鍛冶の家系だ。刀崎の武具は全てが呪具であり、緋人の一族であった七夜一族とも懇意の関係であり、七夜一族に沢山の武具を提供した。刀崎は「これは……」と思うほどの素晴らしい武人に会うと、自分の骨から生涯最後の最高傑作を打つと言われている。そんな刀崎一族の腕が有れば、ミラボレアスとクシャルダオラの素材を用いてとんでもない呪具が出来上がるだろう。

 

考えるのは後だ。悟は着替え、自室を後にする。呪術高専の建物が全部吹き飛んだ為か、自宅が別にある夜蛾学長と七海先生以外の呪術高専メンバー全員+冬木御一行が泊まっている。

遠野の屋敷は広いが、悟は迷うことはない。琥珀さんが朝食を作り終え、準備をしていると思う食堂に向かう……そこでは……

 

「ハハハ!!ちっパイのお姉さんどうしたの?ハハハ」

「貴方、本当に眼が無いの!?糞っ!!此方は本気でやってるのに!!」

「波動拳が当たるまでの時間で距離を確かめてるんだ」

 

秋葉が眼球摘出ボーイことジーニアスとストリートファイターで勝負していた。因みにジーニアス曰く、波動拳等の遠距離攻撃で相手の距離を計り、音で敵のサイドを把握しているとか。その為か、ジーニアスはストリートファイター等の格闘ゲーしか出来ないそうだ。

 

「狩りなんて久し振りだね。私はソロプレイ中心だから」

「埋葬機関以外でマルチは新鮮だ」

「参加型配信に来てくれても良いんだぞ?」

「ヘビィボウガンこそが最強!!」

 

九十九、緋人、muscleVTuberことベルザード、メレムはモンスターハンターサンブレイクを絶賛プレイ中。なお、全員、ハンターランクは999を超えている。九十九はチャアク、緋人は弓(攻撃全振りの紙装甲)、ベルさんはカウンター型大剣、メレムはヘビィボウガンである。

 

「モンハンは初めてだな……」

「俺もだよ。爺ちゃんと暮らしてた時もゲームとか買わなかったしな」

「私も」

「あっ、私は姫様参加型配信だったので、期待しないで下さいね?」

 

悠仁、流花、そして日本語をマスターしたアーシア。登録者300万人のVTuber(バーチャルネーム BB・ブロッサム。ごじろくじ所属)の桜と共にモンハンを初めてプレイ。なお、Switchとモンハンはベルさんからのプレゼントである。

 

「ねー、シエル。コカビー弱くない?」

「コカビエルさん、三乙ですか。ノエルもさっき三乙しましたよね」

「バルファルク怖いんですけど」

 

そしてアルクェイドとシエル(あとノエル先生)までモンハンをしている。因みにシエルのハンターランクは998である。なお、ネットプレイでコカビエルを手伝っている模様。

 

「えっ、なにこれ?」

 

呪術高専……筋肉VTuberの手でモンハンブームがやって来たようだ。恐らくだが、モンハンをしながら禍の団が差し向けるモンスターの特性を知るためだろう。

 

「あっ!!さとるん。来週、全員で京都に出張するよ?もしかしたら、僕のお嫁さんを紹介するよ」

 

と……悟の事に気付いた緋人がそう告げた。

 

「お嫁さん?」

「うん。第二次聖杯戦争の時に会って、向こうから告白してきた。モルガンって言うんだけどね……会うためには大聖杯に触れて、予備システムを起動させないといけないけど」

「「「嫁さん居たの!?初耳なんですけど!!」」」

 

緋人の爆弾発言に呪術高専メンバー全員が盛大にツッコミを入れるのだった。

 

 

 

朝食後。

 

「さてと、刀崎の工房はあっちか」

 

悟は刀崎家に連絡を入れ、呪術高専メンバーと共にミラボレアスとクシャルダオラを引き摺りながら工房に向かっていた。

ミラボレアスは覚醒し、霊器も肉体も進化した悟が片手で軽々と引き摺り……クシャルダオラは鍛練の為に悠仁と流花が2人がかりで引き摺っていた。

 

「クシャルダオラってこんなに重たいの!?」

「モンハンって全長しか出てないからね。金属で甲殻出来てるし、しょうがないよ」

 

なお、クシャルダオラは全身が金属の外骨格の為なのか……思いようだ。

 

なんとか刀崎の工房の前に辿り着くと、遠野の分家の1つである刀崎の当主であり刀鍛冶の職人が待っていた。

 

「えっ……なにこれ?」

「ミラボレアスです。あとクシャルダオラです。これで武器作れる?」

「ガンランス作れる?」

「スラアクは?」

「チャアクは出来るかい?」

「あえてのガンブレード出来る?」

「私、刀鍛冶よ?普段は包丁やハサミ、呪術師向きに刀しか作っておらんよ!?」

 

取りあえず、悟の為にミラボレアスの骨から打刀を作ってもらえる事に成った。ガンランスや他の武器は少し、勉強させて欲しいとの事である。

 

「ふむ……片手剣と双剣、後は太刀と大剣は作れそうだな」

 

職人気質なのか、刀崎さんはスマホでモンハンの武器を調べては勉強してくれた。この世界初のガンランス誕生までもう少し!?

 

その帰り……

 

「あれはさっちん?」

 

ミラボレアスの骨刀の製作を依頼し、その帰り道。悟は路地裏で1人の少女を見る。その少女は茶髪でツーサイドアップの少女 弓塚さつきであった。悟の中学生時代の同級生であり、中学卒業後は地元の総耶高校に進学した筈だ。

 

だが、さっちんの様子はへんだ。六眼で見てみると、さっちんは成り果ての吸血鬼に変質しており……様子が変だった。

さっちんは鳩の生き血を吸っており、自分の腕にも噛みつこうとしていた。

 

「遠野君……お願い……殺して。遠野君は凄いんもんね」

 

弓塚さつきは涙を流しながら、自分の腕に噛みついて自分自身を傷付ける。

 

「さとるん。どうやら、彼女はロアに寄生されたようだな。本来なら僕かアルクちゃんが介錯するけど。

さとるん。彼女を助けたかったら……直死の魔眼を使うんだ。六眼と併用して使って、ロアの魂だけを壊すんだ……出来るね?」

「七夜先生。無茶言うなよ……でも友達は助けてやるさ」

「そうよ、悟!!ロアの魂だけぶっ殺しなさい!!」

「アルク、口調悪くね?」

 

そして悟は左目だけ直死の魔眼に変化させ、六眼と併用して気合いでロアの魂の弱点だけ見る。そして天逆鉾で貫いた。

 

 

 

 

 

 

 

弓塚さつきことさっちんが眼を覚ましたのは夕方だった。

 

「此処は?」

「俺の家」

 

さっちんは起きてすぐに、周りを見回す。どうやら自分は客室のベッドに眠らされており、側には悟、アルクェイド、あと緋人が居たのだ。なお、緋人の手には書類が握られている。

 

「やあ、弓塚さつきさん。親しみを込めてさっちんと呼ぶよ。

僕は七夜緋人。さとるんとアルクちゃんの先生で、魔物退治の専門家だ。君の中に居た吸血鬼の魂はさとるんが壊したよ。だけど、思ってたよりも肉体の変質が進んでいてね……君は吸血鬼と人間の良いとこ取りに成ってしまった。普通に暮らすのは今後も難しい……そこで」

 

七夜先生はさっちんに書類を突き出す。

 

「転入おめでとう。今日から君は呪術師だ」

 

さっちん、転入決定!!なお、さっちんの領域展開は悪魔&吸血鬼特効である。




さとるん「あれ?七夜先生は?」
シエル「先に京都に行きましたよ。予備システムがどうだらこうたらと」

七夜先生VS魔改造英雄派

七夜先生「悪魔の実も再現してるじゃん。えっ?ヒトヒトの実クリプトン星人ってありなの?」


???「久し振りですね。我が夫」

モルガン様降臨。

英雄派の皆さん、日本から敗走するけどどうする?因みに英雄王とモルガン様の怒りを買った曹操とアーサーは決まってます

  • 原作通り三大勢力と和解する
  • 落ちぶれて国際大会で再び
  • ドドリアンボム
  • 逮捕からの謝罪会見
  • それは……私のおいなりさんだ
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