呪術高専にも夏休みがやって来た。京都事件は無事に解決し、大聖杯は蓄積されたエネルギーを使いきってから結局の所解体される事に成ったのだ。大聖杯が蓄えていた莫大なエネルギーは生き残りのサーヴァントを受肉させるのに使われ、余りは大規模な戦闘で荒れた京都市内の再生に使われた。因みに、サーゼクスホテルとセラフォルーホテルは当然ながら修復されなかった……うん、悪魔が日本から完全退去したから当然だろう。
「夏休み、なにしようか?」
借金に悩まなくていい夏休みが中学生以来にやって来た為か、悟は嬉しそうに中庭で浮かびながら空中に寝転がる。その手にはスマホが握られており、悟はニュースをスマホで見る。
『悪魔領土で世界初の神話サミットが開催!!英雄兵藤一誠は努力でのしあがった天才!!』うん、日本は関係ないからどうでも良いだろう。これ、海外が流したニュースだしな。
『日本のジャーナリストは見た!!欧州では行方不明者とはぐれ悪魔が急増!!』うん、悪いが助けにいけない。悪いな、俺は日本人だから。
『遠坂ジーニアス。眼球移植手術が成功し、ごじろくじ所属のVTuberとネットタレントデビュー。Vモデルはプロデューサーが事前に作ってた模様で、来年度に呪術高専入学予定』ジーニアス、VTuberにもなるのか。顔ばれしてるけど、良いのか?あと、ようこそ呪術高専へ。
『遠野悟。史上初、特級呪術師に昇格!!』俺のニュース!!
そう、ニュースにも成ったが悟は史上初の特級呪術師に昇格したのだ。特級は呪術師最強の称号であり、今までは三大勢力が判断した単独での国家転覆が可能な人間という位置付けだったが……今後は正に規格外の呪術師という事に成ったのだ。三大勢力は基本的に人間を見下しているので、必然的に特級呪術師は現れない事に成っていたが……それは良いだろう。
あと、悟の他に七夜緋人、九十九由基が特級呪術師に認定された。む?流花と悠仁はどうしたって?経験不足で一級止まりだ……特級レベルだが。
「む?悠仁からだな……てか、同じ屋敷にいんだから直接言えよ」
悠仁は帰る家がない、流花は実家を追い出された。その為か夏休み限定で遠野の屋敷に滞在しているのだ。しかし、そんな悠仁からURL付きのLINEメッセージが届く。内容は『悟先輩!!これヤバイっす!!』との事だ。URLを見てみると、それはYouTubeのライブ配信のようで……配信者は『ガッチャマン・グランスルグ』と名乗り、ライブ動画を見てみると。
「あっ……朱い月のおっさん、乗り込んで大暴れしてんな」
朱い月が神話サミットに乗り込み、三大勢力+神話連合相手に無双を繰り広げていたのだ。
悪魔の旧首都ルシファード。そこは世界初の神話サミットが開かれ、日本以外の世界各国から英雄達の御披露目は勿論のこと、世界中(日本以外)から集った神々を一目見ようと大勢のメディアが集っていた。
北欧神話、インド神話、須弥山、ギリシャ神話(アレス達以外)、他には聖書の広まりと共に歴史の影に消えたが神秘の公と共に表舞台に出てきた神話の方々も集まっていた。平和な式典で終わる筈であり、英雄兵藤一誠とリアス・グレモリー姫にソーナ・シトリー姫とその眷属達の公な御披露目となる筈だった。
「ハハハハハ!!どうした?その程度か?世界の守護者なのだろう?私は此処だ……来るがいい!!英雄とやら!!」
撮影グランスルグ・ブラックモアで行われた朱い月のブリュンスタッドによる、ドキドキ!!神話サミットに殴り込み!!が行われていたのだ。
朱い月の背後では肉片に変わった数多の堕天使、天使、悪魔、そして様々な神話の神々が連れてきた神兵達の亡骸が転がっている。いや、亡骸が有るのはまだましだろう。何故なら……
「かかれ!!」
空から迫り来る悪魔の軍勢。三大勢力の戦いかたは主に圧倒的な火力で粉砕だ。その為か、上空から迫り来る悪魔の軍勢は莫大な魔力に物を言わして破滅の雨を降らせる。それがもし、日本で射たれたら地形が変わってしまうだろう。
「そう言えばお前達、三大勢力の美学は圧倒的な火力だったな?良かろう」
朱い月は右腕を上に掲げ……右の掌から圧倒的な呪力放出と魔力放出を用いて呪力砲を解き放つ。その破壊力は三大勢力の砲撃を打ち消して上空に居た三大勢力を全て消し飛ばした。
「貴様……なにが目的だ!!」
すると、そこに1人の魔王が現れた。その魔王はアジュカ・ベルゼブブ。サーゼクス・ルシファーと並び、神さえも滅ぼす魔王と呼ばれている。
「誰だってフェイクニュースで侮辱されたら、こうもなろう」
朱い月は目にも見えない速度でアジュカの背後に回る。その瞬間、アジュカ・ベルゼブブは肉片に変わり、アジュカに遅れてその取り巻きも肉片に変化した。
「この化物がぁあ!!」
「ああ、貴様は偽者のゼウスか。本物のヘファイストス、本物のアレス、本物のヘスティア、本物のアストレアは居ないようだな……まあ、当然よな」
次に朱い月の標的に選ばれたのは……朱い月曰くの偽者のゼウス。そのゼウスは朱い月の手で頭部を掴まれ、脊髄を引き抜かれて即死した。
やがて……朱い月は英雄 リアス・グレモリー姫とその眷属、英雄兵藤一誠の前に現れた。
「出たわね……行くわよ!!「名誉毀損だぞ」ひでぶ!!」
「部長!!「なぜ、光を使わん?」あんびゃー!!」
リアス、朱乃、小猫、木場、レイナーレ、そして眷属ではないが兵藤の舎弟と成ったドラゴンのボーヴァ、転生天使のイリナと転生天使のゼノヴィアは倒された。最後に残ったのは兵藤だけだ。五体満足で生かしたのは、フェイクニュースが明らかに成ったときの為の辱しめの為だろう。
「お前……良くも!!」
「それで最強の赤龍帝を名乗るか。見る目はないな、赤蜥蜴」
そして……朱い月は兵藤の両目を潰し、その場から去った。撮影グランスルグの手で行われた朱い月の神話サミット襲撃。それを受けて、日本以外の国は少しは三大勢力に対して首を傾げるのであった。
「イッセー!!目を潰されたか…………待ってろ!!あの実験サンプルから抜き出した万華鏡写輪眼をお前に移植する!!あと、アヴァロンもだ!!」
兵藤は抑止が味方をしたのか、アザゼルの手で救助された。失った目の代わりにジーニアスから抜き取った万華鏡写輪眼が与えられ、更にエクスカリバーの鞘を与えられるという優遇ぷりである。
「くそ天使から着信と鬼LINE五月蝿いな。着信拒否っと」
あとミカエルとセラフォルーは緋人に救援を依頼したが、緋人は全部拒否。ミカエルは着信拒否にされたのだった。
「そこまで堕ちたか。もう、貧しい者は良いのか?転生悪魔の待遇は上げないのか?」
イタリア某所。そこでは天与呪縛により、魔力が生まれつきない悪魔。純血悪魔なのに魔力で肉体が構成されておらず、魔力と呪力がない肉体を持った男 サイラオーグが醜い怪物と成り果てたはぐれ悪魔の群に向かい、単独で戦いを挑んでいた。
「もう転生悪魔の事は良いのだな!?貧しい民の事は良いのだな!!なら、好きにさせてもらう!!」
天与のmuscleが悟達と出会うのは暫く時間がかかるようだ。
兵藤、与えられ強化が続く。サイラオーグさん天与呪縛のお陰か悪魔であって悪魔ではない。
因みにジーニアスの万華鏡写輪眼はスタミナ消費が激しい神威です。そのまんまの神威は強すぎる(笑)
ジーニアスの神威、赤龍帝の透過(極めた場合)、直死の魔眼を使えば転生悪魔or転生天使の駒&カード破壊できます。つまり?
三大勢力の扱いどうする?
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他国では優遇すべき
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容赦はするな
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宿儺&朱い月「がんばれがんばれ」
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おっぱいドラゴンは最強なんだ!!
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せめて……一部のキャラは救済を