神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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いざ、アメリカに出発


国際レーティングゲームのお知らせ

羽田空港。それは東京都にある国際空港であり、その国際空港で悟達呪術高専の呪術師の生徒達(シエルは除く)と引率の七海先生は海外に向かう準備を行いながらロビーの喫茶店で話ながら時間を過ごしていた。

 

「引率が七夜先生ではなく、私ですが宜しくお願いしますね」

「宜しく頼みますよ、七海先生。七夜先生は海外で大暴れしてるしな」

 

なぜ、引率が七海先生ことナナミンなのかと言うと訳がある。普段の引率担当であり、埋葬機関最強の七夜先生は現在……海外で急増して理性を喪った怪物と成り果てたはぐれ悪魔の討伐等で忙しく海外にいるのだ。今頃は嫁であるモルガンやマルタにアーシアと共にはぐれ悪魔をボコボコにしている頃だろう。

しかし、どうして悟達が空港に居るのかと言うと……正式な手続きで今からアメリカのニューヨークに飛ぶことに成ったのだ。なぜなら、今から数日前に三大勢力からの手紙が届き……中を確認してみると『三大勢力が誇るグレモリー眷属のチームと呪術高専の生徒達で国際レーティングゲームを行う事にしましたから、参加しろ』と……こんか感じで手紙が来たのだ。無視しても良かったが、悟達は『よし、合法的にボコるか』と決め込んで参加したのだ。

 

「レーティングゲームの4日前に現地での告知番組に出演です。私はビジネス英語なら話せますが、皆さんは大丈夫ですか?」

 

シエルは現地合流だとして、今からアメリカに向かう悟達の言葉の壁は大丈夫だろうか?アルクェイドはサムズアップを行う、彼女は海外暮らしがメインだったし問題はないだろう。しかし、他のメンバーはどうだろうか?悟と悠仁は視線を反らし、さっちんはアメリカの観光雑誌を読んで頭から煙を出しており、秋葉も上の空と成っているし、流花は古代ギリシャサイボーグと成った体質を用いてこっそりとインターネットで英語を調べてダウンロードしている。つまり、東京校はアルクェイドとシエルを除いて全員、喋れないのだ。

 

「私は喋れるよ!!」

「アルクェイドさんは流石ですね。遠野君と虎杖君は?」

「「ナナミン!!俺達、英語分かりません!!」」

 

英語はぶっつけ本番!!どうする、悟と悠仁!!

 

「ブラザーとその学友達よ!!早いではないか!!」

 

すると、その声が聞こえて悟達は声の方を見る。そこにはキャリーバッグを引き摺り、『I Love高田ちゃん』とデカデカと書かれたTシャツ姿の大男……京都校唯一の生徒である東堂がやって来たのだ。そう、このアメリカ出張は東堂も一緒に行くのだ。東堂の術式はサポートに向いており、心強い。

 

「東堂君。貴方は英語は大丈夫ですか?」

「ふっ、ミスター七海。俺は英語とドイツ語、イタリア語にフランス語に中国語に韓国語は話せるぞ?高田ちゃんが海外ライブをするかも知れないからな!!」

「「「7国語話せんの!?」」」

 

東堂葵は戦闘だけではない、勉強も優秀であり、座学の成績は東京校と京都校合わせて座学一位の成績優秀な男でもあるのだ。

 

「ナナミン。これで全員?」

「いえ、もう1人居ます。グレモリー眷属は転生天使2人、兵藤一誠の取り巻きのドラゴンを+αで参戦させるようなので、此方も来年度東京校に入学する新入生を呼んでいます。虎杖君も知っている筈ですよ」

 

グレモリー眷属の国際レーティングゲームでのチームはグレモリー眷属だけではない。グレモリー眷属+転生天使のイリナとゼノヴィア、更に兵藤一誠の舎弟を名乗る最上級悪魔でドラゴン タンニーンの息子 ボーヴァが参戦するのだ。ならば、呪術高専側も追加メンバーとしての+αとして来年度の新入生を入れても構わないだろう。

 

「噂をすれば……ですね」

 

その時……窓から差し込む光に影がさす。何事かと思う人々であったが、窓に飛竜タイプの黒き龍が映りこんだ。

 

「兄さん!?あの龍って!?」

「あれはドラゴン?いや、六眼で見たから分かる。あれは術式で具現化された式神だ。拡張術式を使ってるな」

 

秋葉がその龍を見て驚き、悟が六眼の力で分析して告げる。そのドラゴンは術式で顕現された物だったのだ。やがてドラゴンは天窓に降り立つと……影となって崩れるように消えた。そして天窓には万華鏡の瞳を輝かせたジーニアスが立っていたのだ。

そう、追加メンバーとはジーニアスの事であり、ジーニアスは万華鏡写輪眼 神威の力で天窓をすり抜けて、すり抜けると万華鏡を解除して重力を感じさせない動きで床に降り立った。

 

「パイセン!!パイセンおはよ!!」

「ジーニアス。さっきのドラゴンはなんだ?」

「ガブリエラのこと?拡張術式で作ったんだ。お父ちゃんが残したサブカル参考書を元に作ったんだ」

 

拡張術式は想像力が大きな力となる。想像力を働かせ、術式への理解を深めて術式の理を拡張させる。それで生まれるのだ。

ジーニアスはエンマが遺したサブカル参考書を読み漁り、それで得た実父譲りとごじろくじの事務所譲りの発想力で拡張術式を増やしまくり、現在ではオリジナルの式神も多数産み出せ……術式順転(本来の使い方)と術式反転を組合せ更に高度な拡張術式を合わせて本来は出来ない『完全に破壊された式神の完全顕現』と『破壊されていない式神同士の融合』を完成させたのだ。かつて、最強と称された十種影法の新たな可能性を出したのだ。

 

「あと、摩虚羅調服出来ちゃった!」

 

因みに悟達はジーニアスが願書を出してから、十種影法の資料(めちゃくちゃ古い)を一通り読んだことがある。

十種影法は拡張術式を除けば十種類の多彩な能力を持つ式神を自身の影から産み出し、使役する術式。最初は白と黒の玉犬が与えられ……その後は調服の儀を行うことで使う式神が増えていく。完全に破壊された式神は2度と顕現出来ず、その場合は力と呪力が他の式神に引き継がれる(ジーニアスは拡張術式+術式反転+術式順転で解決)。そして最強の式神 異戒神将摩虚羅は歴代誰も調服が出来ず、様々な事象に対応出来るバケモノである。そんな摩虚羅をあっさりと、ジーニアスは調服出来てしまったのだ。

 

「「「悪魔終了のお知らせぇぇえ!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

「ドライグ!!自由に出てこれるように成ったな!!」

「お前のお陰だ、相棒。イッセー、お前は最強で最高の相棒だ!!」

 

一方のおっぱいドラゴン。兵藤はDr.アラクの薬を多用した作用で、聖書の神が施した封印がガタガタにユルユルに成ってしまい、そのお陰か短時間だけだがドライグが外に出れるように成ったのだ。

しかし、その欠点として兵藤はドライグのサポートではなく自身で神器のコントロールをしなければ成らないこと。これは複雑な操作を必要とする透過は出来なくなるが、倍加なら問題はない。あと、アヴァロンの繋がりが万が一切れた場合は兵藤単独では再接続が困難という事だろう。

 

摩虚羅VSドライグ、確定した瞬間であった。

 

三大勢力は知るだろう。日本人、ヤヴェーなと。




アメリカに降り立ったさとるん達。

さとるん「兵藤やグレモリーの広告ばっかだな?アイツ等、ここじゃ芸能人みたいな感じなんだな。てか、国民の大半が悪魔か天使!?」

悠仁「ホテルぼろ!!お化けでそう!!」
ナナミン「ここは実際に、ホラースポットとして有名のようですね」

アメリカ編はっじまっるよー!!

因みに摩虚羅の剣や円鹿の術式中和タックルを純血悪魔(サイラオーグは別)が受けたら、身体を構成する魔力が中和されて即死する恐れが(笑)

三大勢力の扱いどうする?

  • 他国では優遇すべき
  • 容赦はするな
  • 宿儺&朱い月「がんばれがんばれ」
  • おっぱいドラゴンは最強なんだ!!
  • せめて……一部のキャラは救済を
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