神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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アメリカ国民は多くが悪魔と天使に成ってます。


アメリカは三大勢力の国

アメリカ合衆国ことアメリカに到着した悟達。なお、悟達は貴重品は自分で持つことにしたが、衣類等の最悪なんとでもなる荷物はジーニアスに預けて空港からアメリカの町に出てきた。

 

「ジーニアス。良いのか?」

「大丈夫!!僕の術式、影が四次元ポケットになるから!!」

 

 

術式の解釈を広げた十種影法は自身の影を操って相手を切り裂いたり、自分の影を四次元ポケットのように使う事も出来る。その為に悟達は自分達の荷物をジーニアスに預け、ジーニアスの影の中に収納したのだ。と言うのも、これには訳がある。何故なら、ここは三大勢力の国アメリカであり、アメリカは日本と比べて治安も悪い。地下鉄で寝ていただけで財布をすられたりするのは日常茶飯事なのだから。

ならば盗まれる可能性が少しでもある、自分達で持ってたり、ロッカーに預けるより、ジーニアスの影に仕舞った方が確実なのだ。ジーニアスが死亡しないかぎり、荷物がなくなる心配は無いのだから。

 

「む?願書に書いてましたが、ジーニアス君。貴方の万華鏡は神威でしょ?神威ならば神威空間に収納するという方法も有るのでは?」

 

七海は年齢的に丁度のNARUTO世代だ。その為に悟や悠仁達と比べて、NARUTOやBLEACHの事は非常に詳しい。故に、ジーニアスの万華鏡である神威の力も知っており、その有能せいも充分に理解している。

 

「あ……その事なんだけど。多分、何処かの誰かが本来の僕の眼を使ってる。この前、神威空間を見たら良く分からないエッチな本やおっぱいの大きなお姉さんのエッチなDVDが沢山有ったんだ」

 

神威の力は物体を神威空間と呼ばれる空間に送り込む事が出来る、時空間の力だ。片方の神威はピントを合わせた物体を神威空間に転送したり出したり出来たり、もう片方は自身に適応させて『すり抜け』を使うことが出来るのだ。

ジーニアスは先日、神威空間に来てみると……そこには大量の巨乳アダルトビデオやグラビアアイドルの写真集が沢山有ったのだ。当然ながらジーニアスは神威空間にエロ本を転送してないので、1つの真実が明らかに成ったのだ。それは誰かがジーニアスの本来の万華鏡写輪眼を移植し、神威を用いてエロ本やアダルトビデオを神威空間に格納したのだ。

誰かが神威を使うならば、神威空間に物質を格納するのは出来ない。何故なら盗まれる可能性が非常に高いためだ。ならば、神威空間を用いた収納は諦めた方が良いだろう。

 

「まあ、良いでしょ?ソイツをぶっ殺したらジーニアスは万華鏡を自由に使えるようになるんでしょ?だったら良いじゃない!!」

「年下の子供から奪った万華鏡の力を、エロ本を隠すために使うなんて……なんて不潔!!兄さん、その犯人をボコボコにしましょう」

 

とアルクェイドと秋葉はジーニアスの万華鏡を悪用した犯人をボコボコ……というか殺すつもりのようだ。果たして、その犯人は誰なのか?判明した瞬間に全員ヤル気MAXに成るのは余談である。

 

「2人とも落ち着けよ。アメリカの町を満喫しようぜ、折角海外に来たんだしよ」

 

だが、今は人生初のアメリカを満喫するのが良いだろう。アメリカ……ニューヨークは物価は高いが、大都会であり毎年大勢の観光客が海外や他州からやって来る。そんなニューヨークの町並みを見上げた悟であるが、彼の目に入ってきたのは……

 

『子供向けドラマ おっぱいドラゴン!!好評放送中!!』悪魔の英雄 兵藤一誠を主役とした子供向けのドラマ おっぱいドラゴンの広告。なお、おっぱいドラゴンは兵藤一誠が世界の平和の為に戦い、リアスの胸をつついてパワーアップを行い、邪悪な敵と戦うのだ。なお、グレモリー眷属+イリナとゼノヴィアにボーヴァはメインキャラクターとして出演。

 

「こんな……下品な内容が子供向けだと!?」

 

大型モニターに映るおっぱいドラゴンの映像を眺め、悟達は唖然とした。兵藤がリアスの胸をつついたり、朱乃に指をしゃぶられたりしてパワーアップして邪悪な敵を倒す物語が映り出す。

 

「はっ!?悟先輩!皆!!あれを見てください!!」

 

ふと、流花が何かに気付いて別の大型モニターを指差す。そこには写輪眼を輝かせた兵藤が映りだし『おっぱいドラゴン 2期製作決定!!』と広告が映り出されていたのだ。これで兵藤がジーニアスの眼を移植された人物であることは確定と言えるだろう。

 

「「「アイツかぁぁあ!!」」」

「僕の眼を返せよ!!」

 

だが、広告は兵藤だけではない。兵藤の主人であるリアス・グレモリー姫やソーナ・シトリー姫の広告が様々な所にあり、リアス達は超有名モデルや映画俳優のような扱いをされているのだ。

 

「まて……どうなってやがる!?ここの町の人達、殆どが元人間の悪魔と天使だ」

 

そして、この町の人間は全員が天使或いは悪魔に転生していたのだ。

 

「見てみて、まだ人間が居るわよ」

 

「ほら、見てよ。日本の呪術高専の生徒達よ?」

 

「じゃあ、私達の英雄イッセー様の踏み台になる可愛そうな人達ね」

 

アメリカは多くの人々が既に悪魔に変わった後だった。

 

 

 

 

 

 

一方のアザゼル。

 

アザゼルは湖の妖精を殺してゲットしたエクスカリバー(マジ)を調整し、兵藤へのお助け武器にしようとしていた真っ最中だった。アザゼルは世界の平和を守るために、兵藤を含めた精鋭達を正真正銘の英雄に育てようとしていた。その為には多くのお助けアイテムの支給は惜しまず……この前は完成したばかりの人工神滅具『魔獣創造の杖(材料、ホルマリン漬けにした魔獣創造を宿した子供)』を2つ作成してはリアスとソーナに託した程だ。

 

「状況を説明しろ!!」

「アザゼル様!!侵入者です!!」

 

だが、エクスカリバーを保管していた研究施設はたった2人の男女の襲撃を受けてほぼ壊滅状態。男女は2人ともフードを被り、素顔が分からない。

 

そして……

 

「悪いな、嫁の武器を奪ったお前達が悪い」

「ええ、私のエクスカリバーは返してもらいますよ」

 

男女はエクスカリバーを奪い、何処かに去っていく。

 

「お前!!それはイッセーが使う聖剣だぞ!!」

「グランド・セイバーとして忠告だ。人間をこれ以上、資源として扱うな。地球から手を引け。良いか?忠告はしたぞ」

 

自身をグランド・セイバーと名乗った男はエクスカリバーを握った女を連れて、施設を後にした。

 

 

「ちっ!!エクスカリバーが奪われたか……でも大丈夫だ。まだ建造途中の人工神滅具がある!!」

 

その時だった。コツコツと足音が聞こえ、アザゼルは足音の方を見る。そこには黒い犬……玉犬黒の仮面を被った白髪の男が立っていたのだ。

 

「誰だ……お前は?」

「グランド・ライダーだよ。人理のね」

 

男はグランド・ライダーと名乗り、両手を前に付き出した。

 

「ふらべゆらゆら……異戒神将摩虚羅!!」

 

最強の式神が降臨し、アザゼルはその研究施設に居た部下全員と建造途中の人工神滅具全てを失った。

 

 




次回はさとるん、アメリカのテレビに出演し、グレモリーチームと共演。

さとるん「俺達の楽屋……ショボくね?」←お菓子なし

リアス「もうすぐ出番ね!!」←高級洋菓子

三大勢力の扱いどうする?

  • 他国では優遇すべき
  • 容赦はするな
  • 宿儺&朱い月「がんばれがんばれ」
  • おっぱいドラゴンは最強なんだ!!
  • せめて……一部のキャラは救済を
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