神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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テレビ出演!!


テレビ出演

「さあ、いよいよ始まりますよ!!悪魔の英雄 おっぱいドラゴンが所属するグレモリーチームVS日本からやって来たサムライ軍団 呪術高専チームとの史上初!!国際レーティングゲームの告知番組です!!本日のスペシャルゲストは御存知、リアス姫率いるグレモリーチーム、ソーナ姫率いるシトリー眷属!!そして日本から遙々やって来た呪術高専チームです!!」

 

遂に始まった告知番組。番組を司会するのは大のレーティングゲームファンであり、更には貴族悪魔の大人達が行うレーティングゲームでの実況を担当するガミジン家の悪魔であるナウド・ガミジン(既婚)である。ガミジンはマイクを手に取り、本日の参加者であるグレモリーチーム、シトリー眷属、そして呪術高専チームの紹介を行っていた。

 

(でも、呪術高専チームなんなの!?弓塚さつきって女の子以外……気配が化物なんだけどおお!!)

 

ガミジンは実況として大勢のレーティングゲームの実況を行い、多くの猛者と知り合ってきた。その中には観光でやって来た北欧の神様の事もあり、神様レベルの存在も良く理解している。だが、呪術高専チームのさっちん以外は気配が開幕からヤヴァク、ゴゴゴと空間が歪む程の気配を放っていた。

まあ、これは楽屋からの扱いや早朝の出来事など……朝から不満しかないトラブル(一部は悪魔の手で意図的)に巻き込まれたというのも有るのだが。

 

「アメリカは刺激的な国だったよ」

 

と……皮肉を込めて悟が告げた。深夜からポルターガイストが起きるわ、堕天使がジーニアス目当てに闇討ちしてくるわ、深夜から堕天使ボコボコにして尋問するわ、ゴーストホテルにルナガロンとほぼ同じ大きさの玉犬渾が現れて堕天使をミンチにするわと刺激的な1日であった。

 

「そっそうですか!!テレビの前の皆さんはグレモリーチームとシトリー眷属の皆様は御存知では有りますが、呪術高専の方々は御存知ありませんので、自己紹介をお願い出来るかな?」

 

リアス・グレモリーとその眷属、ソーナ・シトリーとその眷属は三大勢力の庇護下にある国では英雄として称えられている。それ故に、アメリカ国内では知らぬ人々は居ない。だが、遠路遙々、日本からやって来た呪術高専のメンバーは海外では無名も良いところであり、自己紹介が必要だろう。

 

ガミジンは悟にマイクを手渡し、悟はマイクを受け取ってから咳払いを行う。

 

「アメリカの皆さん、はじめまして。日本語で通じるか分からないけど、あれだろ?天使と悪魔は言語の壁が無いから分かるか。

日本から来た東京都立呪術高専2年生の遠野悟だ。このさい、言っておく。やるからには……怨みっこなしだ。()()()()()()()()全力を出せ、温室育ちのお嬢様チーム」

 

と少し喧嘩を売るように告げた悟。それに対して、喧嘩を売られた側のリアス・グレモリー達は様々な反応を見せる。リアスは面白いわね……と笑みを浮かべ、兵藤は「返り討ちにしてやるよ、お前……俺の手で1度死んだだろ?」と迎え撃つ準備はバッチリと言えるだろう。

 

次に悟はアルクェイドにマイクを手渡した。

 

「はーい!!アメリカの皆?真祖のお姫様だよ?うん、やるからには潰すわね」

 

と告げて、直ぐに秋葉にマイクを手渡した。

 

「遠野秋葉です。以上、はい」

 

秋葉は悪魔に語る言葉は無いのか、直ぐに悠仁にマイクを渡した。

 

「おっす。1年生の虎杖悠仁です。宜しくお願いします!!」

 

と短く自己紹介を行った悠仁は流花に手渡す。

 

「櫛橋流花です。当日は宜しくお願いします」

 

短く自己紹介を行い、今度はさっちんに手渡す。

 

「あっ……弓塚さつきです!!呪術師に成って日が浅いですけど、宜しくお願いします!!」

 

さっちんは自己紹介を行うと、今度はナナミンに手渡した。

 

「東京都立呪術高専の1年担任の七海です。此度のレーティングゲームでは我が校の生徒達をお願いします」

 

大人オブ大人な大人気先生ナナミン。大人な対応で自己紹介を行う。こう見えて神器の無い人間の中ではトップクラスに対人戦が強いのは内緒である。

 

そしてナナミンは東堂にマイクを手渡した。

 

「俺は京都府立呪術高専の東堂葵だ。所で、そこのお前……好きな女のタイプはなんだ?」

 

東堂は自己紹介を行うと、兵藤を指差した。そう、東堂恒例の「好きなタイプを聞く」アレである。

 

「俺!?」

「そうだ。俺は出会った男に好きな女のタイプを聞く事によって、その男がどんな男なのか分かるんだよ」

 

そして、東堂は着ているTシャツを脱いで上半身裸になる。本来ならビリビリに破って脱ぐのだが、今回は高田ちゃんが見ている可能性もあり、高田ちゃんTシャツなので破くわけにはいかないのだ。

 

(((何故脱ぐ!?)))

 

東堂の事を御存知ではないグレモリー達、ガミジン、シトリー眷属は唖然としながら東堂の鍛え抜かれた強靭な肉体を見てしまう。

 

「因みに俺はケツとタッパのデカイ女がタイプです!!」

 

どやぁ!!とアメリカ全国放送……しかも生放送で告げる東堂。それに対して、兵藤の答えは……

 

「そんなの決まってるさ。おっぱいの大きな女の子に決まってんだろ!!柔らかいおっぱい、大きなおっぱい!!弾力のあるおっぱい!!おっぱいは素晴らしいんだよ!!

俺はハーレム王になる男だからな!!」

 

と安定のおっぱいであった。それに対して、東堂の答えは……

 

「失望したよ……これが英雄か。笑わせる。お前は女を見ているかも知れないが、ハーレムを築くなら産まれた子供はどうする?」

「そっそれは…………全員幸せにするさ!!」

「ハーレムを作るのは良い。それはお前の勝手だ。だがな、そんな思いで家族が幸せになれるか?つまらん男だと言うことは分かったよ」

 

失望であった。東堂は高田ちゃんが見ているかも知れないので、再びTシャツを着るのであった。そして、最後は来年度入学予定のジーニアスである。

 

「ごじろくじ所属の遠坂ジーニアスでーす!!リスナーのお姉さんお兄さん見てる?今日はアメリカに着てるんだ。

そうそう、皆は僕のこと顔バレしてるeスポーツプレイヤー兼ライバーかと思うよね?だから今日は本当の事を話すよ」

 

と告げて、グレモリーチームの監督である堕天使総督であるアザゼルを指差すジーニアス。

 

「僕は両親に愛されて産まれた子供ではありません。そこの堕天使総督と配下の手で、亡くなった両親の遺伝子を掛け合わせて産み出された人間です。言わば、実験サンプルだね」

 

ジーニアスの瞳が写輪眼に変化する。それを見てリアス達は「イッセーと同じく写輪眼!?」と驚くが、ジーニアスは更に続ける。

 

「僕は5歳の時に両目をくり貫かれました。そこの堕天使総督が言うには僕の魔眼は特別との事で万華鏡に成った瞬間にくり貫かれて、その後は色んな人体実験を受け続けました。その後、用済みに成ったのかサタナエルって堕天使に譲られてそこでも色々されました。廃棄処分の前に、今の保護者とプロデューサーに助けられて遠坂の名字とジーニアスの名前を貰いました「誰か……アイツを黙らせろ!!」まだ話の途中だよ」

 

アザゼルが叫ぶが、ジーニアスは瞬時に影絵を作り出し、3体の玉犬が瞬く間に現れる。玉犬白、玉犬黒、そして主戦力の玉犬渾が現れてはアザゼルが差し向けた堕天使達を瞬く間に鎮圧させる。

 

「放送を停めろ!!今すぐだ!!」

「アザゼル様!!外部から操作されてます!!放送が停められません!!」

 

アザゼルは放送を停めようとするが、外部から操作されたのか放送が停めることが出来ない。

 

「まあ、僕はこんな人間でーす。ねえ、なんで僕の兄弟にあんな事をしたの?なんでお父ちゃんの遺体を弄んだの?」

「十種影法だと!?まあ、お前の両親を人体実験したのは認めるさ。だがな、それは世界のためだ。今、この世界は混沌に満ちている……禍の団を筆頭とした敵対組織と力を合わせて戦わなくちゃならない」

 

アザゼルはそう告げて続けた。

 

「お前の両親……父親は世界の抑止力に消された男で魔獣創造を宿した愚かな男さ。抑止力で呼ばれたグランド・サーヴァントの手で死んだから、死んで当然だったのさ……世界の為にな。

今、世界は英雄を求めている。それはお前じゃない。神器だけが……神滅具こそが全てを凌駕する。イッセー達が英雄なんだよ。あの時、お前の父親を倒したグランド・サーヴァントは赤龍帝と白龍皇だったしな」

 

そして、放送は早めに終わることと成ったのだ。

 

 

 

 

 

 

レーティングゲーム当日。

 

アザゼルは手を打ってきた。自分が過去に人体実験、それも自分達の都合で産み出した子供達に行った事が明るみに成ったがそれらがどうした?世界のためだから仕方がない。

しかし、十種影法と写輪眼。2つの素質を持つジーニアスの遺伝子は何としてでも確保したい。故にアザゼルは運営と話し合って決めたのだ。

本来、レーティングゲームは戦闘不能に成れば医務室に搬送されるが、ジーニアスの場合は三大勢力の研究施設に直行。その後は性的に飢えた女性にジーニアスを逆レイプさせたり、遺伝子を採取させる……もし、ジーニアスの素質である写輪眼と十種影法を両方遺伝しつつ更に神器(神滅具だとなお良い)を宿したハーフ悪魔やハーフ堕天使が産まれれば完璧だ。間違いなく、イッセー達の次代の英雄と成るだろう。

 

「後は……何としてでも実験サンプルを倒してくれよ?」

 

アザゼルは教え子に期待し、VIP観客席に座る。そんな時だった。

 

「よお、堕天使久しぶりだな」

「ええ、まだ懲りずに地球に居るんですか?」

 

と声が聞こえ、アザゼルは後ろを振り向く。その瞬間、アザゼルの喉元に紅いアルテマウェポンの凶悪デザインな特級呪具兼特級呪物の槍 ロンギヌス(マジ)とエクスカリバー(マジ)の切っ先を喉元に突き付けられたのだ。

 

「お前は……ギャラハッド!?それにアーサー王!?なんで…」

「所属ライバーの活躍を見に来て何が悪い?あと、あの子に何かしてみろ。お前を含め、堕天使を皆殺しにする」

「ええ、此処では大人しろ。さもなくば斬る」

 

アザゼルさん、ジーニアスの背後の人物を知る。

 

「これからは人の時代だ。人と歩調を合わせないなら、速やかに消えろ。元々を言えばお前達が人間に手を出すから、禍の団が出来たんだろう」

「魔法使いと共に朱い月の肉体を破壊したお前がまだ生きているとは思わなかったよ……手を組もうぜ?円卓最強、お前なら朱い月を殺せるだろう」

「寝言は寝てから言え。お前達が人間を巻き込むなら、俺は再び表に出るぞ」

 

ギャラハッドはそう告げてアルトリアと共に、アザゼルの前から去っていった。

 

「グランド・ルーラー……()()()()()()()()から伝言だ。この美しくも残酷だが、人々の旅路から去れとの事だ。伝えたぞ」

「過去の亡霊が言うなよ。それはお前もだろ……円卓の騎士」

 

去り際にこう会話し、これ以降2度とギャラハッドとアザゼルは出会うことはなかった。

 




次回はいよいよ、レーティングゲームスタート!!

新宿で行われる大規模レーティングゲーム!!果たして、勝つのはどっちだ!?

三大勢力の扱いどうする?

  • 他国では優遇すべき
  • 容赦はするな
  • 宿儺&朱い月「がんばれがんばれ」
  • おっぱいドラゴンは最強なんだ!!
  • せめて……一部のキャラは救済を
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